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2024年12月の記事一覧

12/18宮崎県アンサンブルコンテスト推戴式を行いました

12/21(土曜)新富町文化会館で行われる標記のコンテストに向けた推戴式を行いました。本校吹奏楽部の代表として管楽四重奏、打楽器三重奏の部門に出場する皆さんのすばらしい演奏を聴かせていただきました。コンテスト当日も堂々とした演奏を響かせてくれるものと期待しております。

12/18第2回Q-1グランプリを行いました

本日午前、第2回Q-1グランプリ(算数)を行いました。これは小5内容のキュビナ問題から50問程度をプレ問題として練習問題を解く期間を設け、今週中に20問(問題中の数値は変えて出題)を本番といとして15分以内に解くというもので、市内の全小・中学校で実施されています。第3回は1月に国語と算数、第4回は2月に国語、算数、理科を予定しています。

12/6人権集会を行いました

今週は人権週間です。昨日は人権に関する道徳、本日は人権集会を実施しました。

都城市地域振興課国際化推進室の中瀬 真美様を講師にお招きし、『多文化共生について』

という演題でご講話いただきました。

まずはこのような問いかけからお話が始まりました。

朝ごはんはお米ですか、パンですか? 西日本と東日本でちがうものは?

重要無形民俗文化財である神楽がある椎葉村では、

神様に祈ることで新年が迎えられるという風習があり、神様への信仰心が強い地域であるそうです。

 

また、これまでご経験されてきたさまざまな職業の中でのお話もありました。

実際に人づきあいしてみないとわからない。決めつけてしまっていることが意外に多いこと、

先入観で判断するのではなく、実際にその人をみて判断することが大切であることを実体験を交えて

お話いただきました。

本市に住む外国人の方々は 令和6年 2578人 H25から比べると3.2倍増えているようです。

ベトナムやカンボジアの方々、アフガニスタンの方々も増えていることも紹介されました。

ゴミを捨てる日という概念がない国もあります。日本では遠回しに伝えて気持ちを察してもらう

文化がありますが、国によっては、はっきり伝えることで成り立っているコミュニケーションも

あります。

食事のマナーも、中国、韓国ではごはんを少しだけ残すのがマナーです。人をもてなすときにたくさん

の料理を並べるため全て食べてしまうと、まだ足りないですよという意味になり、失礼にあたるからだ

そうです。だからお腹いっぱいになりましたと、ありがとうの気持ちを示すためにごはんを少し残すこ

とが文化として根付いています。

都城市に住む私たちは、日本のことを知らない人に手を差し伸べることができる人になること、異文化

を知ることから始めてほしい。アンコンシャスバイアス(無意識な先入観)ではなく、考えや、趣味志

向はそれぞれちがうことを理解してほしいです。自分の思い込みかな?と問うことで、他者理解が始ま

っていきます。

多文化共生のために大切にしたいちがいを認めることの大切さを意識させてもらえるエピソードを織り

交ぜながら、人権感覚を磨くことを教えていただきました。中瀬様、ありがとうございました。