えびの市立飯野中学校

日誌

「えびの地震」からの学び

 2月21日は、「えびの地震」が発生した日です。

 1968年【昭和43年】2月21日午前8時51分に、宮崎、鹿児島、熊本県境付近を震源とするマグニチュード5.7の地震が発生しました。今から50年以上前に起こった地震ですが、えびの市でも死者や負傷者、建築物被害等が発生しました。

 今日、学校では当時の記録(写真等)を掲示して啓発をしたり、生徒指導主事が放送で災害発生時の対応について呼びかけたりしました。また、えびの市役所の2階ロビーに展示してあるパネル等についても紹介をしたところです。さらに、災害発生時に自分の身を守る「自助」、家族や地域住民で助け合う「共助」、行政機関が支援する「公助」についても伝え、まずは、自分の命は自分で守る「自助」の意識が特に大切であることを訴えたところです。

 

ペットボトルの収集について

 1年3組が自分たちで企画し、校内で「ペットボトルキャップ回収」を実施しています。目的として「身近にある福祉をみんなに感じてもらい、それと同時に世の中の役に立つことをする。」ことを掲げています。

 1年3組は、これまでにポスターを制作し回収を呼びかけたり、各学級で自分たちの取組を説明したりしてきました。その活動が周りの学級にも少しずつ広がりを見せています。キャップ1つは小さいですが、この活動は再資源化が促し二酸化炭素の発生を抑え、最終的には「世界の子どもたちのワクチン接種」に繋がります。集まったキャップは、えびの市社会福祉協議会にお届けする予定とのことです。

定期テストⅣ終了

 3日間に渡って行われていた定期テストⅣが終了しました。テスト期間中の生徒の登校の様子は全体的に物静かですが、1日を終えた生徒を見送っていると元気に帰って行く生徒が多いようです。達成感の表れだろうと受け止めているところです。今朝は氷点下まで冷え込みましたが、日中は暖かく、霧島連山の残雪も溶けてしまったようです。2月も後半に入ります。テストの反省をしっかりと行い今後に備えてほしいと思います。

第3回学校運営協議会

 2月6日(木)午後6時から委員の皆様をお招きし、『令和6年度第3回学校運営協議会』を校長室で開催しました。本会では学校評価について説明を行い、学校関係者評価等の流れを確認しました。意見交換では、生徒の自宅学習の現状や読書量について話題となりました。予測困難な社会変化に対応できる人材を育てるために、生徒の主体性の育成をあらゆる方向から支援し導いていく必要があると改めて確認することができました。委員の方々の評価や思いを今後の学校運営に生かしていきたいと思います。委員の皆様、ありがとうございました。

 

令和6年度 えびの市小中学生英語暗唱大会

 2月1日(土)午前に標記の大会が国際交流センターで行われ、本校の生徒2名(中学生の部の最優秀賞に平岡莉央さん、優秀賞に長谷川ららさん)が入賞しました。おめでとうございます。市内から12名の中学生がエントリーしていましたが、入賞の有無にかかわらず、発表者の姿は堂々とした態度で臨み素晴らしかったです。また、小学生の部でも各校から5・6年生14名が参加していました。それぞれの学校で英語表現の時間に基礎的な内容を学び、培われたの力を発表する場の一つが今大会となっているように感じました。チャレンジした児童・生徒の皆さんに元気をもらった時間となりました。

ジェンダー平等の学び(1年生)

 31日(金)の午後に、えびの市人権啓発室の企画で1年生が「男女共同参画口座」を受講しました。講師は「オフィスピュア」の髙﨑恵様です。発達段階に応じた知識の共有を通じて男女共同参画意識の醸成を図ったり、異なる属性や多様な意見を生かしていくためのコミュニケーション教育や多様性トレーニングを経験したりすることは意義深いことです。参加した生徒たちは、講師の髙﨑様から学びを得て、物事の見方や考え方に幅が広がったようでした。

 

一人一授業(英語)

 本校では、教師が授業改善の一貫で「一人一授業」に取り組んでいます。今日は、1年生の英語の授業公開がありました。授業では聞くこと、話すこと、読むこと、書くこと等の活動がリズム良く取り入れられ、生徒は、周りとのコミュニケーションも図っていました。また、今朝の飯野地区は冷え込みました。周りの山々もうっすらと雪化粧をしており寒い1日となっています。

令和7年度入学説明会

 本日午後2時から令和7年度4月に本校への入学を予定している児童と保護者を対象に標記の会を実施しました。65名の児童の皆さんは姿勢良く凜とした態度で臨んでくれました。奇しくも今日は、令和7年度県立高校推薦入試願書受付日でした。今日の説明会に参加した6年生も3年後は同じ舞台に立つことになります。そんなお話を交えながら4月に向けて一歩一歩『準備』を進めてほしいとお伝えしたところです。小学生から中学生へ。学校生活をスムーズにスタートできるよう今(時間)を大切にしてほしいと思います。

 

学校に寄付金をいただきました

 飯野中学校を昭和54年度に卒業をされた方々から、「寄付金」をいただきました。22日(水)の夕方、卒業生代表の方々5名(竹下竜太郎様、外赤隆志様、吉田尚美様、神田裕子様、篠原亜矢子様)が来校され、目録を頂戴しました。コロナ禍等の影響もあり、学校と地域との結びつきが希薄になりつつある現状ですが、母校である飯野中学校や通っている生徒のことを、地域から常々考えていただいていることを強く感じ胸が熱くなりました。いただきました目録は、学校や生徒の為に使わせていただきます。卒業生をはじめ関係者の皆様に感謝いたします。ありがとうございます。

  

調理実習1年生 地域ボランティア

 今日から明日にかけて1年生が地域の方々の協力を得て「調理実習」を行っています。今日は寒い中、6名の地域ボランティアの方々が生徒のために来校していただきました。ありがとうございます。そして、生徒はボランティアの方々のアドバイスを聞きながら、「蒸しパン」「みたらし団子」「フルーツポンチ」作りに挑戦しました。和やかな雰囲気の中、調理をしていましたが、ほとんどの生徒が3品を作るのは初めてのようでした。学校で習ったこことを今度は家庭で生かしてほしいものです。