SSH活動報告

SSH活動報告

MS科2年課題研究

10月27日(火)6限のメディカル・サイエンス科2年課題研究で、化学班の生徒は、九州保健福祉大学に研究へ伺って、研究への協力をお願いしてきました。副学長の黒川昌彦 教授と薬学部薬学科の甲斐久博 准教授にご助言をいただき、コラーゲンを分離精製するために必要な凍結乾燥機と遠心分離機を使わせていただけることになりました。生徒達は、研究の道筋がみえたようでさらに研究に邁進するでしょう。

延岡高校SSH事業では地域の大学や企業の方々に御協力いただきながら科学技術人材の育成に取り組んでいます。


黒川教授から助言を受ける生徒


凍結乾燥機の原理を説明する甲斐准教授


凍結乾燥機の使用方法を説明する甲斐准教授

1年普通科SDGsフィールドワーク エンジニアリングコース

10月16日(金)9時から16時まで、本校体育館で「普通科1年SDGsフィールドワーク」エンジニアリングコースを実施しました。「普通科1年SDGsフィールドワーク」はSSH事業として文部科学省から特例で認められた学校設定科目です。「エンジニアリングコース」「ナチュラルサイエンスコース」「メディカルサイエンスコース」を3日間に分けて行います。

当初の計画では、エンジニアリングコースは研究所や工場を見学する予定でしたが、コロナウイルスの影響で訪問ができなくなりました。そこで事業計画を変更し、学校に企業の社員の方々をお招きし、事業内容や心構えの講話をいただき、科学技術人材としての進路選択や課題研究に活かしていきます。



前日の18時30分からバドミントン部と卓球部の1・2年生が会場を設営してくれました。


ZOOMを利用した富士シリシア化学株式会社 研究開発グループ 笛田 佳之 様の講話


旭有機材株式会社 技術部 部長 甲正健二様による講話。ものづくりの面白さがよくわかりました。







東郷メディキット株式会社 様作成動画による留置針の説明


旭化成株式会社様による実習「マスクを設計してみよう」

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SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。


MS科1年SDGsフィールドワークメンター来校

10月14日(火)は、メディカル・サイエンス科SDGsフィールドワーク2回目のメンター来校日でした。研究の進捗状況をメンターに報告し、助言を受けることができました。
地域の科学技術人材と接する中で、生徒の視野が広がることを狙いとしています。










オープンスクール

10月10日(土)は、中学生向けのオープンスクールを行いました。SSHで1つの教室を貸し切って展示を行いました。


メディカルサイエンス科3年生の課題研究ポスター








SSH全国生徒研究発表会の動画を放映


科学に対する興味を持ってもらおうと、スズメバチの巣も展示

課題研究中間発表

9月29日にメディカル・サイエンス科2年生が課題研究の中間発表を行いました。
課題研究と総合的な探究の時間を利用して週2時間で研究を進めています。今年度はコロナで遅れましたが、12月のポスターセッションに向けて研究の追い込みを始めます。











MS科SDGsフィールドワーク

9月28(月)のメディカルサイエンス科1年生SDGsフィールドワークでは、企業メンターから提示された課題に対して、調査を行いました。SSH事業で科学技術振興機構から貸与されているラップトップPCを活用しています。







SSH支援事業において購入した物品は、科学技術振興機構(JST)から本校に貸与されています。

九州大学芸術工学部講演会

9月25日(金)の6・7限目に、九州大学芸術工学部准教授 池田 美奈子先生をお招きし「SDGsとデザイン」と題して1年生と2・3年生の希望者に講演をしていただきました。延岡高校SSH事業では、科学技術によりSDGsを達成する「STI for SDGs人材」の育成を目指しています。

講演内容紹介(九州大学より引用)

「サービスをデザインするってどういうこと?」と思われるかもしれませんが、いまやデザインの対象は車や家電、家具、文具といった物だけではなく、身の回りのあらゆるモノやコトに広がっています。駅やコンビニエンスストア、郵便局、銀行、病院、旅行代理店など、サービスはどこにでもあります。サービスを上手にデザインすることで、私たちはわくわくする経験や便利な生活、あるいは安全安心を手にすることができるのです。この授業では、少し未来にどんなサービスがあったらいいかを想像し、それを実現する方法を考えます。


講演中の池田先生


生徒の中に入って質疑応答する池田先生


デザインの例 風力だけで地雷を除去する Mine Kafon (動画サイトへのリンク)

川越校長も生徒と一緒に議論しました。


講演後の希望者のみが参加した懇談会。座席が足りず立ち見参加の生徒もいました。
生徒からの質問「池田先生がデザインするときに最も大切にしていることは何ですか?」
池田先生「人に喜んでもらうことです」

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SSH事業は、科学技術振興機構(JST)からの支援を受けて実施しています。

サイエンス同好会 九州発表会参加(オンライン)

9月19日(土)にオンライン上で行われた研究発表会に、サイエンス同好会1年生が参加しました。SSH予算で購入したラップトップとスピーカーフォンを利用しています。全国の高校生および研究者の発表を聴いて刺激を受けたので、来年は自分たちが発表できるよう研究を進めます。


オンラインで参加するサイエンス同好会


本校SSH運営指導委員 篠崎 尚史先生も講演者として参加されました。

MS科1年SDGsフィールドワーク メンター顔合わせ会

9月14日(月)6限に、メディカル・サイエンス科1年SDGsフィールドワークメンター顔合わせ会を行いました。5人の企業メンターをお招きし、自己紹介と生徒へ提示する課題について説明していただきました。

生徒は、それぞれ取り組む課題を選択し、来週から課題に取り組み、定期的に来校されるメンターからアドバイスをいただきます。


メンターの自己紹介1


メンターの自己紹介2


メンターの自己紹介3


メンターの自己紹介4


説明を聴く生徒1


説明を聴く生徒2


メンターによる質疑応答


メンターへの質疑


インタビューを受ける生徒1


インタビューを受ける生徒2

MSEC生徒研究発表会用の動画撮影

メディカル・サイエンス科3年生の希望者が、みやざきSDGs教育コンソーシアム(MSEC)生徒研究発表会用の動画撮影を行いました。MSEC加盟校の生徒がオンライン上で相互に視聴し合い、評価します。

2年次には外部評価者を前に発表した生徒達ですが、カメラを前に勝手が違うのか緊張していました。






MS科1年フィールドワークに伴うメンター打ち合わせ

台風9号の影響が懸念される9月2日(水)に、メディカル・サイエンス科1年フィールドワークに伴うメンター打ち合わせを行いました。当初、対面で行う予定だったのですが、台風の影響でオンラインに切り替えて行われました。

萌樹祭での課題研究展示

延岡文化センターで行われた萌樹祭では、メディカル・サイエンス科の課題研究ポスターを通路(foyer)に展示しました。



















萌樹祭のパンフレット

萌樹祭のクラス展示と劇をSDGsの枠組みで整理し、パンフレットに掲載しました。
SDGsのアイコンは世界共通なので、外国の方々が見てもおおよその内容が伝わります。延岡高校SSH事業では、科学技術によりSDGsを達成する「STI for SDGs人材」の育成を目指しています。


SDGsのアイコンが掲載されたタイムスケジュール(台風9号の影響でパンフレットから一部変更があります)


表紙は生徒が描いた萌樹祭テーマ「華」のイラスト



密を避けるよう間隔を保った座席配置も一目で分かります

スピーカーフォンが納品されました。

コロナウイルスの影響により、オンラインで外部との交流を行うことが増えました。
1対1であればパソコンやカメラ付属のマイクで十分なのですが、1対多(延岡高校側)の場合、発言する度にマイクの近くに移動する必要があり、スムーズな応答ができないことが課題でした。このスピーカーフォンを使用することで、スムーズで明瞭なやりとりが可能となります。

コロナ禍で企業から注文が殺到している商品なのですが、メーカー様が学校教育に理解があり、特別に早く納品していただくことができました。感謝いたします。


1台のスピーカーと5台のマイクをつないで使用します。1台のマイクあたり8人の生徒の声を集音できますので、40人クラスでも利用できます。


SSH支援事業において購入した物品は、科学技術振興機構(JST)から本校に貸与されています。


ポスタープリンタが届きました。

SSH職員室にA0サイズに対応したポスタープリンタが届きました。
研究発表会などではポスターのサイズがA0で指定されていることが多く、校内には大職員室に1台だけありました。

SSH職員室にプリンタがあることで、生徒自らがプリントアウトすることができます。A01枚印刷するのに、インク代と紙代で200円程度かかるので間違いが無いか良く確認してから印刷するよう指導します。


納品されたポスタープリンタ


SSH支援事業において購入した物品は、科学技術振興機構(JST)から本校に貸与されています。

メディカル・サイエンス科3年生ポスター掲示

メディカル・サイエンス科の3年生が作成した課題研究のポスターが階段に掲示されています。MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)の発表会で使用する予定でしたがコロナウイルスの影響でオンライン開催となりました。萌樹祭後に発表動画を撮影し、県の公式サイト(対象校の生徒のみ閲覧可能)にアップします。









全国SSH生徒研究発表会(オンライン)

8月7日(金)10時に、全国のSSH校に在籍する生徒に対して発表動画が公開されました。視聴を希望する本校1・2年生および代表として参加している3年生8名には、視聴に必要なIDとパスワードを通知しています。全国SSH校の研究発表を視聴して良い刺激としましょう。

発表生徒の肖像権保護のため、SSH校の生徒のみへの限定公開です。あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。



文部科学大臣の挨拶をYoutubeでご覧いただけます。

SSH事業用ラップトップ追加

8月6日(木)、SSH用ラップトップ11台が追加納品されました。これで合計21台になります。42名クラスでの授業では生徒2名に1台を使用できます。

また、宮崎県5月専決予算での県立学校ICT環境充実緊急整備事業により、通信速度が大幅に向上しました。臨時休業で生徒が登校できない間に、環境整備に取り組んでいます。