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SSH&サイエンス科情報発信ブログ
ACT-LI2(2年普通科・リベラルイノベーション)の活動紹介
6/12(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。
4月からスタートしたACTの活動は、領域選択、メンバー編成を経て、アイデア出しからテーマ設定まで活動を進めてきました。
それぞれのグループで悪戦苦闘しながらも、皆で知恵やアイデアを出し合い、独創的で面白いテーマが設定されつつあります!
なかなかアイデアが出ず、テーマ設定に苦しんでいるグループも、何とかアイデアをひねり出すために、積極的に先生方に相談をする姿が見られ、活発な議論がなされていました。
宮崎北高校の探究活動では、今年度から先生情報シートを作成し、生徒と教員のコミュニケーション促進を図っています。
先生方にアドバイスをもらいながら、より良い探究活動にしていきましょう!
宮崎北高校の先生たちは、生徒の伴走者として共に探究活動を進めていきます!
皆、真剣に議論をしています。「ああでもない、こうでもない」と悪戦苦闘する姿が見られました。
この悩み、苦しむ時間が生徒の皆さんにとっての財産になります。
テーマ設定が終わったグループは、図書室で先行研究を始めています。
先行研究は主に文献調査になりますが、主体となるのは「本」です。
インターネットで調べれば大体のことが分かってしまう世の中だからこそ、本から得られる情報を大切にしてほしいものです。
もちろん、新聞も貴重な情報源です。最近の生徒たちはあまり新聞を読まないのでは…?
新聞に載っている情報も探究活動には必要不可欠です!
次回7/3のACTでは、外部から探究サポーターの方に来校していただき、様々な視点でアドバイスをしていただく予定です。より磨き上げられたテーマや探究計画が完成することを期待しています!
普通科1年生がコンセンサスゲームを行いました!
6月5日(水)、普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて、1年3・4組がコンセンサスゲームを行いました。
コンセンサスの意味は「合意形成」です。
この活動はブレーンストーミング・KJ法などのフレームワークを行い、ゲームを通して議論をする大切さを学ぶことを目的としています。
今回のゲームのテーマは「砂漠からの脱出!」
では、今回は1年3組がゲームに取り組む様子をご紹介します!
まずは、「砂漠で遭難した」という現状を把握するために、いつ・どのような環境にいるのか等の説明が書かれた文章を読みます。
なんと手元には12個のアイテムしか残されていない、、、という設定になっています。
今回のゲームは、この12個のアイテムに個人で優先順位をつけるところから始まります!
全員、とても真剣に考えています!
続いて、グループワークに入ります。
12個のアイテムの優先順位を決めるべく、付箋にたくさん意見を書いて紙に貼っていきます!
各グループ、非常に多くの意見が出ています!
この活動のポイントは、どのような意見でもオールOK!
自由に、誰の意見も批判することなく進めていくのがルールです。
最後に、先ほど個人で考えた12個のアイテムに対する優先順位を、今度はグループの意見としてまとめていきます!
どのグループもしっかり全員の意見を交換し、悩みながらもグループとしての答えを出していました!
では、いよいよ答え合わせです!
実はこのゲーム、専門家の模範解答があるんです。
個人で考えた順位と、グループで考えた順位。
どちらが正解に近かったか、全員一生懸命計算していました!
結果は・・・
半数近くの人がグループで考えた順位の方が模範解答に近くなりました!
実はこのゲーム、一人で考えるよりもグループで考えた方がより良い結果になるんだ!
と実感してもらいたいという意図があったんです。
どのグループも活発な議論が繰り広げられて、とても充実した活動になりました!!
普通科がマニュファクチャリングを行いました!
5月15日(水)は普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて
マニュファクチャリングを行いました。
マニュファクチャリングとは、「ものづくり」を意味します。
1年生は、探究活動スキルを身につけるため、デザイン思考をはじめとする
さまざまな思考方法を身につけるフレームワークや、
困難に対して試行錯誤の経験を積む活動を行っています。
こうして1年間のプレ探究活動を終えて、2年生から本格的に自分のテーマに取り組みます。
さて、今回は試行錯誤を行うための「マニュファクチャリング」です。
ペーパーバランスを行いました。
さて、どんな競技でしょうか?
今回のチャレンジャーは1年3組&4組。
2つの部屋に分かれて活動しています。
2クラスで約80名。4人1組の20チームが戦います!
さぁ、始まりました!
与えられた課題を解決するための、プランを練っていますね。
ものづくりの時間は60分!うまく時間を使わないといけません…。
プランができたら、いよいよものづくり!
協力して作っていきます!
その様子を見ていたクラス担任の先生も、じっとしていられなくなり
ものづくりを始めました!(笑)
ある程度形ができたら、試技を行います。
あ、今回のペーパーバランスはこんな感じのゲームです。
2本の糸を転がる構造物をつくります。
制限時間ギリギリ!
各班とも、ものづくりが佳境に入りました!
というわけで、全20チームの競技です!!
実はこのコース、吹き抜けの2階に設置しており全長は15メートルあります。
ギャラリー見守る中、各班の挑戦は続きます…!
さきほどの担任の先生もちゃっかり参戦!!
先生の奮闘に生徒のみんなも応援していました。
…え?
競技の結果ですか?
実は、大半が思った通りに行きませんでした。
しかし、それが狙いなのです。
まだ終わっていないクラスがありますので、明言は避けますが
このものづくりの授業には、学んで欲しい試行錯誤の極意があります。
それは…全てのクラスが終えたらお話しましょう。
最後に探究担当の先生から、まとめのお話があって、終わり。
ちなみに、ゲーム自体は各クラスごとに変えています。
次回は1組&2組。違うゲームでものづくりに挑戦します!
サイエンスイノベーションで研究中!(サイエンス科2年生)
5月14日はサイエンス科2年生のサイエンスイノベーションが実施されました。
サイエンスイノベーションはサイエンス科の探究活動のことです。
サイエンス科2年生は,1年生の時に,マンダラートなどのフレームワークを行いつつ,自分たちの頭でオリジナルの研究テーマを考え,研究計画書を書き上げました。
2年生では,研究計画書をもとに研究を進めていきます!
ブログでは,生徒の探究活動の様子をお知らせしたいと思います。
〇ヘドロの活用を研究しているグループ
↑ヘドロの成分分析に使えそうな古いキットを発見!本格的な実験ができそうです!
〇恒星が小惑星に隠れる現象(恒星食)を研究しているグループ
↑専門書を片手に赤道儀の使い方を勉強中!道具の使い方も自分たちで学びます!
むかばき宿泊研修3日目(サイエンス科1年生)
3日目の様子です。
朝には自然の家を退所して、旧日之影町役場前河原、フクトが浦、権現崎にてフィールドワークを行いました。
みんな元気に帰ってきました!
むかばき宿泊研修2日目(サイエンス科1年生)
2日目の様子です。
本日は行縢山フィールドワーク(登山)、振り返り講座です。
無事全員で下山しました!
昨日はこんな写真も撮れたようです。
むかばき宿泊研修1日目(サイエンス科1年生)
1日目の様子です。
探究活動講座、野外炊飯、天体観測がありました。
全員元気に頑張っています!
自動観測カメラを作ろう!サイエンス科プログラミング教室
3月9日にサイエンス科1年生の土曜講座が行われました。
プログラミング教室のつづきです。
今回も探究活動に使えるデータロガー作りを行いました!
RaspberryPiを用いた自動観測カメラ作りです!
RaspberryPi専用のカメラモジュールは、小型ながら800万画素の性能を持ち
プログラミング次第で、画像サイズや露出時間、感度さえも自由自在です。
前回学んだセンサーと連携させれば、応用の幅がかなり広がります!
という訳で、今回もペアワークで学びます。
まずは、カメラモジュールに自分達の姿を映して楽しんでみました。
慣れてきたら、照度計がある値を越えたら撮影したり、動画を撮影したりと各自のペースで学んでいきました。
今回はもう一つ、機械学習も学びました。
まず、今回撮影した動画を、前回構築したサーバーに送信し…
その動画をGoogleドライブに保存します。
さらに、オープンソースの機械学習ライブラリである「TensorFlow」を使って解析を行います!
・・・という訳で、できました!
生徒が撮影した動画の骨格検出を行いました。
意外に簡単にできたことに驚く生徒たち。
大量の学習モデルによって、的確に人間を見分けていますね。
自分達の姿に骨格検出されるのは面白いですね。
集まってみんなで様子を見ています。
以上で、今年度のプログラミング授業は終了です。
センサーやカメラの使い方をマスターしましたから、
きっと来年度の探究活動に活用してくれることでしょう!
自作センサーを遠隔操作!サイエンス科プログラミング教室
1月20日はサイエンス科1年生のマニュファクチャリングを行いました。
マニュファクチャリングとは「ものづくり」という意味です。探究活動に必要な試行錯誤する力を鍛えます。
今回は、プログラミングによるものづくりの3回目。
前回までは「RaspberryPi」という小型コンピューターを使って様々なデータロガーを自作しました。
今回は、いよいよ自作したデータロガーをネットワークに繋ぎ、遠隔操作できるようにします!
こちらが、本日の目標。力学台車の上にRaspberryPiとモバイルバッテリーが載っています。
さぁ、まずはRaspberryPiをネットワークに繋ぎます。IPアドレスなどを入力してWi-Fiルーターに接続。
同じネットワーク上にあるサーバーに繋いでみましょう。SSHを使って他のコンピューターに侵入するのです。
次に、RaspberryPiを遠隔操作できるようにしましょう!今回は、アプリWebSSHを使用しました。タブレットとRaspberryPiが簡単に繋がる!
さぁ、いよいよ測定しよう!Pythonで加速度センサーのスクリプトを組みました。これをタブレットで遠隔操作して・・・
壁と衝突させて、加速度の変化を測定します。
トンネル、くぐらせたくなるよね(笑い)
さて、皆の測定データがどんどんサーバーに届いています。これをGoogleドライブに移動させます。
手元のパソコンで、データを分析できます。上手く衝突を捉えられたかな?
終了後のアンケートです。
今回は結構歯ごたえのあるプログラミングを行いました。なので、難しいと答える意見多いですが・・・その分できた時の充実感や試行錯誤が楽しかったとの意見も多数!
プログラミングって成功するととっても楽しいですよね!
良い学びとなりました。
「第2回わくわくサイエンス教室」開催しました!
12月23日(土)に「第2回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。
こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。
今回のマニュファクチャリングは「飛ばして届けろ!選手権」を行いました。内容は各チームで作った飛行物を飛ばし,落ちた場所に書かれている点数と滞空時間を掛けて合計点を出すというものです。点数の高いチームが優勝となります。ただし,試技をすると1回につき10点減点となります。
各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。
いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。
優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。
こちらは実験教室です。
各班に配置された生徒実行委員がスムーズに実験が進むようにアシストします。
まず酢酸ナトリウムをビーカーに入れ,蒸留水をビーカーに加え,ガスバーナーで温めて溶かしていきます。その後,シャーレに移して冷まし,酢酸ナトリウムをガラス棒に付けて落とします。すると,過冷却状態が崩れ,一気に結晶ができました!
さて,ここからが本番です!今回は「繰り返し使えるカイロ」を作っていきます。
先程の結晶づくりと同様,まずは酢酸ナトリウムと蒸留水をビーカーに入れ,ガスバーナーで温めて溶かします。その後,発泡スチロールの箱の中でゆっくり冷やしていきます。そして,ヘアピンと一緒に袋に入れて,袋をとめたら,完成です!使うときはヘアピンで衝撃を与えて過冷却状態を崩し,使用します!また,袋に好きな絵を描いたりする自分だけのオリジナルカイロになります。自宅に持って帰って,湯煎で温めたら,繰り返し使えます!
パワーポイントスライドを使い小中学生に分かりやすく説明を行っている姿が印象的でした。
参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は来年の6月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。
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