情報発信ブログ

SSH&サイエンス科情報発信ブログ

イギリスタウンリーグラマースクールの生徒が北高に来ました!

7/18(火)~20(木)の日程でイギリスタウンリーグラマースクールの生徒の留学受入を行いました。

 

7/18(火)歓迎式・学校紹介・日本語講座・文化体験(書道・美術・音楽)

7/19(水)1日神話研修(青島神社・鵜戸神宮)

7/20(木)国際理解交流会・着物体験・茶道体験・お別れ会

 

歓迎式は全校で行い、日本舞踊ダンス応援団の披露をしました。

 

神話研修では青島神社や鵜戸神宮を訪れ、宮崎にまつわる神話を学びました。

 

 

文化体験などを通して多くの北高生と交流しました。

外部の方にも依頼して着物の着付けも行いました。

 

2・3年生の希望生徒23名はイギリスの生徒とディスカッションを行いました。

 

最後に図書室でお別れ会を開きました。

 

短い日程でしたが、多くの生徒がイギリスの高校生と交流し、国際交流の楽しさを感じてくれたと思います。

10月にはタイの高校生を受け入れる予定です。

ここでも多くの生徒が交流に参加します。楽しみです。

サイエンス科1年生が海洋実習を行いました!

7/19(水)にサイエンス科1年生が海洋実習に行きました。

宮崎海洋高校に協力していただき、実習船「進洋丸」で1日実習を行います。

海洋科学に関する知識の習得だけでなく、将来の科学技術人材として欠かせない本物の体験をすることが目的です。

 

①事前学習を4回にわたって行いました。

海洋研究やマイクロプラスチック、船上で使う道具などについて事前に学習しました。

今回は昨年度海洋実習を経験した2年生も講師を務めてくれました!

また、「なぜなぜ分析」を行い、実習後のレポート課題をそれぞれ考えました。

 

②当日は晴天の中、出港しました。

水を採集したり、機関室を見学したり、船員さんに質問したりしました。

 

③事後学習では採集した水を調査したり、見聞きしたことをまとめました。

 

 

科学技術人材になるために良い経験をしました。

今後の探究活動に大いに生かされることを期待しています!

宮崎海洋高校の船員の皆さんにも感謝いたします。

「MSECフォーラム」開催!

7月13日(木)にMSECフォーラムが開催されました。

MSEC(みやざきSDGs教育コンソーシアム)は県内19校が加盟し、探究活動の普及を目的とした組織です。

MSECフォーラムは、日頃行っている探究活動の成果をお互いに発表し合い、学校の枠を超えて生徒や教員が交流する場です。

 

日本語対面部門、日本語オンライン部門、英語オンライン部門の3部門があり、本校は日本語対面部門の運営を主に担当しました。

本校の3年全生徒と2年サイエンス科生徒が参加し、本校は3部門すべてに参加しました。

 

特に日本語対面部門は430作品・生徒総数1400人という全国でも類を見ない規模で開催されました。

対面でお互いの研究を通した交流ができる楽しさを感じていたようです。

 

最後に異なる学校同士の生徒でグループを作り、「未来の宮崎について考える生徒交流会」を行いました。

初対面の生徒同士で緊張感もありましたが、活発な意見交換が行われていました。

将来、この中から宮崎の活性化を担ってくれる人材が現れることを期待します!

 

このMSECフォーラムをきっかけに、加盟校で力を合わせて宮崎県の探究学習を発展させていきたいと思います。

「3年サイエンス科英語ポスターセッション」開催! 

6月23日(金)に「3年英語ポスターセッション」が開催されました。サイエンス科では1年次からチームで研究を行い,その成果をポスターや論文にまとめ上げていきます。今回の英語ポスターセッションは,国際的な場での発表に重点を置き,留学生の方や他校のALTの先生方に発表し,質疑応答することで,国際的視野を身に付け,世界で活躍できる科学技術人材の育成を目的に行いました。

 

開講式の様子です。今回は宮崎大学より留学生11名と他校よりALTの先生2名にお越し頂きました。

 

 

さあ,英語ポスターセッションがスタートしました。

 

 

どの班も留学生の方を聴衆に迎えても臆することなく,果敢に発表し,相手に応じたプレゼンテーションを行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また,今回はMRT宮崎放送「まなび隊」の取材も入りました。本日の英語ポスターセッションの様子は7月15日(土)に放映予定です。ぜひ,ご覧ください。

 

今回の英語ポスターセッションを通し,国際的視野を身に付けることができたと思います。今後は世界で活躍できる科学技術人材になってくれることを願っています。

令和5年度「第1回わくわくサイエンス教室」開催!!

6月17日(土)に「第1回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。

 

 

こちらは「マニュファクチャリング」です。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。

 

 

今回のマニュファクチャリングは「サイエンス科からの挑戦状~ペットボトルを倒すな!~」をテーマに行いました。内容はラボシェーカー(試験管を揺らす装置)に水の入ったペットボトルを置き,揺れに耐えることのできる台座を新聞紙・はさみ・セロハンテープで製作するというものです。

 

 

今回は揺れの数値を70で固定し,ペットボトルを支えられた時間1秒につき10点与えるというルールで行いました。点数の高いチームが優勝です。試技をすることもできますが,その際新聞紙すべて交換となり,5点減点となります。果たして,どのチームが優勝するでしょうか。

 

各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。

 

 

 

 

 

いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。

 

 

 

さあ,何秒耐えられるか。

 

 

 

なんと,20秒耐え凌いだチームが現れました。

 

 

優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。

 

 

こちらは「実験教室」です。

 

 

今回も2つの実験を行いました。

1つ目は「ドライアイスでシャボン玉」です。

各班に置いてある水槽に砕いたドライアイスを入れ,ドライアイスが浸るくらい水を入れます。そして,シャーレに入っているシャボン液をストローの先に付けてシャボン玉を膨らませ,水槽の中に向かって吹きます。

 

 

すると,ドライアイスの煙の上でシャボン玉が踊るような動きをしています。実はドライアイスは二酸化炭素を固体にしたもの。空気は二酸化炭素より重いと言われています。昇華によって出てきた二酸化炭素が空気に触れることで下に沈み,シャボン玉が宙に浮くという原理を使った実験でした。

 

 

気体の状態変化と分子量について身の回りのものを使って実験し,小中学生に分かりやすく説明を行っていました。

 

 

もう一つの実験は「オイルモーション」です。水と油が混ざり合わないことを生かした実験になっています。水20mlと油(ジクロロメタン)20mlを入れ,選んだ好きな絵の具をガラス棒に付けて水に溶かします。そしてラメを入れて完成です。

 

 

参加者からは「キレイ!」という声が聞かれました。

 

参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は12月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。

 

サイエンス科1年生の探究活動「ACTーSI1」

本校の探究活動は「ACT」と呼んでいます。

ACTではグループに分かれて、自分たちで決めたテーマについて研究を行っていきます。

本校では本格的な研究に入る前に、研究に必要なことを学ぶ時間を設定し、独自の教材で授業を行っています

今回はサイエンス科1年生のACTの導入について簡単に紹介します。

 

①初めに「なぜ探究活動が必要なのか?」「研究者としての心構え」についてワークシートを使いながら説明を行います。

次に、「思考法(ロジカルシンキングやクリティカルシンキングなど)」「議論のルール」「研究の流れ(PPDAC)」について説明を行います

 

 

全国SSH生徒研究発表大会で上位入賞した作品を題材にして研究計画を立てる練習を行います。

同じテーマで自分たちならどんな計画を立てるか、ホワイトボードを使ってチームで話し合います。

特にロジカルシンキング(論理的思考)を意識した活動になっています。

 

 

コンセンサスゲームを利用して、ブレーンストーミングとKJ法を使う練習をします。

フレームワークを使うことで活発な議論と合意形成を促すことができます。

 

 

これらの導入を行った後に、チーム編成、研究テーマ・計画書作りなどへ入っていきます。

テーマ作りや研究計画書作成の中でも様々なフレームワークを使い、研究に必要な力を身につけていきます。

タイの姉妹校カセサート大学附属高校の校長先生が来校しました

本校は平成30年にタイ王立カセサート大学附属高校と姉妹校協定を結び、交換留学などの交流を行ってきました。

ここ3年間はコロナ禍の影響で、交換留学を行うことができませんでした。

今年度、久しぶりの交換留学を再開することになり、5/17(水)にカセサート大学附属高校の校長先生と進路部長の先生が挨拶に来てくださいました!

 

本校教頭(左)とカセサート大学附属高校の校長先生(中央)と進路部長の先生(右)です。

 

校内見学をしました。屋上からの景色に驚いていました。

 

音楽部に琴と合唱を披露してもらい、最後に写真撮影をしました。

 

8月には本校生徒がタイへ留学し、10月にはタイの生徒が本校へ留学してきます。

交換留学の様子はこのブログでまたお知らせします。

お楽しみに!

1年サイエンス科が宿泊研修に行ってきました!

5月12日(金)~13日(土)の1泊2日で,1年サイエンス科40名がむかばき青少年自然の家へ宿泊研修に行ってきました。

 

今回の宿泊研修はサイエンス科にとって初めての取組です。探究活動に必要な基本的な知識・技術の習得を目指すことを目的に実施しました。

また今回の宿泊研修では,1年生のサポート役として2年生9名が「生徒実行委員」として参加しました。

 

まず,入所式を行いました。入所式では代表生徒が「探究活動のノウハウをしっかり学べる有意義な研修にしたいです」と力強く抱負を述べてくれました。

 

 

次に「コンセンサスゲーム」を行いました。コンセンサスゲームとは,与えられた課題について,チームで協力しながら答えを見つけていくゲームのことです。

今回は付箋を使い,グルーピングしていくKJ法を使い,フレームワークを行っていきました。

 

 

 

このコンセンサスゲームを通して,きちんと理由付けを行い,つじつまが合う主張が述べられる「ロジカルシンキング」を身に付けることができるようになりました。

 

次に,全員が楽しみにしていた「野外炊飯」です。今回はなんと,何も説明なしで火起こしから各班で行いました。

 

火を起こしたら,食材を切り,カレー作りのスタートです。

 

 

 

やっと,カレーの完成です!また,途中から来られた校長先生よりお茶の差し入れを頂きました。

 

みんなで食べるカレーは格別です!

 

 

夜は「天体観測」を行いました。曇りの天気でしたが,担当の河野先生から天体に関するお話を頂いている途中で奇跡的に雲が晴れ,みんなで天体観測を行うことができました。

 

 

2日目は「マニュファクチャリング」を行いました。マニュファクチャリングとは,ものづくりのことです。今回は「ペーパーバランス対決」を行いました。各班,紙で作った構造物をコースの上に置いて転がし,進んだ距離の長さを競いました。

 

各班,議論をしながら製作していきました。

 

 

 

 

さあ,各班の作品が出揃いました。競技開始です!

 

 

なんと,1位になったチームはゴールの目前まで進む好記録を樹立しました!これから始まる探究活動での成果が頼もしいです。

 

その後,退所式を行いました。代表生徒が「今回の研修で学んだことをこれからの学科活動につなげていきましょう!」と展望を述べてくれました。

 

最後に集合写真撮影を行いました。

 

1泊2日の短い宿泊研修でしたが,探究活動に関するノウハウが凝縮された研修となりました。これから始まる1年サイエンス科生の活躍が今から楽しみです!

 

令和5年度 第1回サイエンス科集会開催!!

4月19日(水)

 

令和5年度第1回目のサイエンス科集会を開催しました。

集会の進行は3年生です。テンポ良く,全体を見渡した進行を心掛けていました。さすが3年生です。

 

在校生歓迎の言葉を2年生の代表生徒が述べました。サイエンス科の先輩としての想いやサイエンスの語源(*)について話してくれ,1年生の興味を引き出してくれました。

*ラテン語で「知る」

 

続いて新入生代表挨拶です。今年度の新入生は第20期という節目の学年です。サイエンス科生としての自覚と誇りを持ち,これから始まる学科生活をみんなで協力して頑張りたいと抱負を語ってくれました。

 

続いて令和5年度サイエンス科スローガンの発表を行いました。昨年度末にサイエンス科生徒より11種類のスローガンを提案してもらい,全員で投票を行いました。その結果,今年度のスローガンに選ばれたのは・・・・・・

『Shine with unique personality!~光る個性で輝くサイエンス科へ!~』

に決まりました!個性を大事に光り輝いていくサイエンス科生徒に今後も期待です。

 

ここからは1年生,2年生,3年生が6~7名のグループをつくり座談会を行いました。総数18のグループが体育館いっぱいに広がり,座談会のスタートです。

 

2年生と3年生がリーダーシップを発揮し,各グループともすぐに打ち解けていました。

 

今回の座談会では,「学校生活(学習面・生活面・進路面)について」,「1年サイエンス科の活動について」,「科学探究について」の3つのテーマを2年生と3年生が説明してくれました。先輩からの説明やアドバイスを1年生はしっかりメモを取り,聞きたいことを質問するなど,とても盛り上がりを見せていました。

 

 

座談会終了後には1年生が笑顔で学科活動について語っている姿が印象的でした。

 

最後にサイエンス科全員で集合写真を撮影しました。

 

サイエンス科の魅力は縦のつながりです。今回のサイエンス科集会で深まった絆をこれからの学科生活に発揮してほしいと思います。

プログラミングによる動画解析を行いました

3月11日(土)

サイエンス科1年生のマニュファクチャリングでした。

今回はプログラミングPBLの第4回目。

 

これまで生徒たちはマイコンRaspberryPiの使い方を学んできました。

今回は株式会社ランバーミルの伊藤社長を講師にお招きして

「AIによる画像解析」に挑戦!

 

RaspberryPiでビデオカメラを作り

撮影データをサーバーに送り

各自のGoogleドライブに保存し

Google ColabでPythonを動かして解析プログラムを作ります!

(・・・え?なんのこっちゃ?)

 

静止画では伝わりづらいですが…

動く男子生徒の動きに合わせて、骨格検出が行われています!

さまざまな技術を学び、探究活動に活かしてほしい!

 

 

 

~お知らせ~

下記のページを新しく作りました。ぜひご覧ください。

・令和4年度SSH研究開発実施報告書はこちら

・サイエンス科卒業生の研究作品紹介ページはこちら

サイエンス科集会を行いました

3月17日(金)

学期に一度のサイエンス科集会を開催しました。

今回のテーマは「さらなる高みを目指して!」

まずは先生が、現在のサイエンス科に対する想いを語りました!

 

 

引き続き、学年混合でグループになり、なにやら全員タブレットを操作しています…。

 

「サイエンス科の強みを探る!!」

さらなる高みに行くために、サイエンス科の強みを全員で挙げていきます。

 

全ての班の意見がスクリーンに映し出され

「なるほど~!それも強みだね~!」とみんなで議論していきます。

※今回はGoogleのJamboardを使っています。

 

サイエンス科の強みを見つけた後は、より理想的な目指すべき姿を議論し…

最終的に令和5年度のサイエンス科スローガンを作っていきます!

タブレットを使うと、議論の形も面白くなりますね。

 

 

~お知らせ~

下記のページを新しく作りました。ぜひご覧ください。

・令和4年度SSH研究開発実施報告書はこちら

・サイエンス科卒業生の研究作品紹介ページはこちら

令和4年度サイエンス科受賞実績

令和5年度がスタートしました!

今年度も宮崎北高等学校をよろしくお願いいたします!

 

さて、昨年度はブログの更新頻度が少なく…すみませんでした!でも、生徒も職員もたくさん頑張っていましたよ。

 

そこで、昨年度のサイエンス科探究活動の実績を振り返ってみます。実は、昨年度だけでも九州大会~全国大会レベルの受賞が11件もありました。

 

【3年生】

「リグニンの抽出と太陽光反射による変化」
・第13回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 佳作
・第20回 高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC 2022) 佳作

「飫肥杉の含水率測定および溶媒抽出~飫肥杉の歯磨き粉~」
・第13回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 優良入賞
・第21回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞 努力賞
・第20回 高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC 2022) 入選

「みやざきでも部分日食観測できたか~照度による日食観測~」
・第13回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門) 入賞

 

【2年生】

「災害時のスマート発電機の開発と性能評価」
・日本金属学会第9回高校生・高専学生ポスター発表 優秀賞

 「小惑星による恒星食の観測と解析」
・令和4年度九州高等学校生徒理科教育研究発表大会物理部門 優秀賞
・令和4年度 日本学生科学賞 全国審査 入選3等

 

【1年生】

「太陽の多波長観測によるフレアの予測」
・サイエンスキャッスル2022 九州大会 優秀ポスター賞

「マイクロプラスチックの収集率の向上」
・令和4年度日本水産学会秋季大会「高校生による研究発表」優秀賞

 

 

 

 

 

その他の学会や県大会などの実績はここに書ききれません!

こちらのページにまとめていますので、ぜひご覧ください。

 

また、卒業生の研究作品も公開中です。

サイエンス科1年生が優秀ポスター賞を受賞しました

1月21日(土)に九州大学伊都キャンパスで行われた

サイエンスキャッスル2022(主催:株式会社リバネス)に参加しました。

 

こちらで、本校サイエンス科1年生による研究

「地上と宇宙からの多波長同時観測による太陽フレアの予測」

優秀ポスター賞を受賞しました!

 

会場は九州大学伊都キャンパスの椎木講堂でした。敷地が日本一広いという九州大学。

 

39作品の高校生による研究ポスターセッションが行われました。

 

本校サイエンス科1年生からは他にも…

「騒音をなくそう!アクティブノイズキャンセル」

 

「段差で転倒しない自転車」

 

以上3チームが参加しました。

1年生ながら、現在までの研究成果を情熱込めて伝えました!

 

今回の大会ではポスター39作品のうち

優秀ポスター賞が4作品。

最優秀ポスター賞が1作品でした。

 

太陽班は晴れた日には、太陽の光球と彩層を観測しています。

 

最近は太陽活動が活発で、こんな大きなプロミネンスの撮影にも成功。

今後も頑張ってください!!

第2回わくわくサイエンス教室

12月24日(土)に「第2回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。

 

 

こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。

 

 

今回のマニュファクチャリングは角度を30°に固定したまっすぐな坂を配置し,その先の床に新聞紙5枚を貼り付けます。

 

 

坂の上からビー玉を括り付けた力学台車を転がすわけですが,各チームに1枚ずつ配付したケント紙で台車が新聞紙をなるべく破らない構造を作製してもらうルールになっています。

 

最終的には台車の速度を100倍した数値(1.00m/sなら100点)から破った新聞の枚数×10を引き算し,一番点数が高かったチームが優勝となります。

 

各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作製していました。

 

 

 

 

完成させたら各チーム試技を行い,結果を踏まえて再考していきます。

 

 

 

いよいよ競技がはじまりました。

 

 

 

競技終了後には表彰式を行い,合計得点の1位のチームに賞状を授与しました。

 

こちらは実験教室です。

今回は2つの実験を行いました。

1つ目は「スノードーム」です。塩化アンモニウムの入っている試験管に蒸留水を入れ,ガスバーナーで加熱します。加熱しながら塩化アンモニウムが全て溶けるまで,試験管を振ります。

 

 

 

全て溶けたらあとは待つだけ。すると結晶が出てきました。

 

 

これは「塩化アンモニウムの再結晶」という現象によるものです。参加者からは「すごい!」という声が聞かれました。

 

2つ目は「香りの実験」です。いくつかの溶液を使い,化学反応を起こしある果物の香りを再現していく,というものです。参加者も化学反応を楽しみながらどんな香りが作れるか興味津々です。

 

 

果たしてどんな果物の香りができるか。正解は・・・,「洋なし」でした。アルコールと酢酸がくっつくことにより,エステルという物質ができるという性質を使っての実験でした。いずれの実験ともに現象のメカニズムを高校生が小中学生に分かりやすく説明を行い,笑いも起きていました。

 

 

参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者が多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。来年度も開催します。多くの参加者をお待ちしています。

 

第2回サイエンス科集会

10月20日(木)に第2回サイエンス科集会を開催しました。今回の集会は1年生と2年生を対象に,進路目標実現のために,強い意志を持って日々の学習に取り組んでいく姿勢を培うことを目的に行いました。

 

集会の進行は2年生です。

 

今回はベネッセコーポレーション宮崎県担当の長義幸様にお越しいただき,「希望進路に向けて~大学進学に向けての心構えと“今”知っておいてほしいこと~」を演題に講演をしていただきました。

 

 

講演では長様ご自身の経験談を交えながら,自分で考えて学習することの重要性や学習のPDCAサイクルを回すコツなど,生徒目線で学習への取り組み方などを説明いただきました。また,成績の伸び方についても理想と現実の説明をいただき,改めて努力し続けることの重要性を再認識できました。

 

講演後はお礼の言葉を2年生が述べました。苦手科目と向き合う際に,分野までしっかり把握し,PDCAサイクルを回していくことで克服していきたいと決意を述べてくれました。

 

今回は保護者の方も聴講に来られ,生徒・保護者・職員が一緒になって学習や進路について考える集会となりました。研究の秋,そして勉学の秋。サイエンス科の両輪と言われている「探究活動」と「学力養成」をフル回転していくサイエンス科生徒のこれからの取り組みが,今から楽しみです。

 

「日本水産学会」高校生ポスターセッションで優秀賞をいただきました!

9月5日

宮崎県のフェニックス・シーガイアで行われた

令和4年度日本水産学会秋季年会の高校生ポスターセッション

1年サイエンス科のマイクロプラスチック班が参加しました!!

 

研究班は3名です。

 

この学会では、水産に関わる大学や企業の研究発表が行われました。

(宮崎県が会場になるのは35年ぶりとのこと!)

広い会場にたくさんのポスターが並びます!

 

大学生のポスターに並んで、高校生のポスターセッションも開催されました!

多くの大学生や大学の先生方に質問やアドバイスをいただきました。

また、大学や企業の研究ポスターもたくさん見学できました。

 

高校生のポスターセッションでは優秀作品の表彰が行われ

12作品の中から、最優秀賞1件、優秀賞2件が選ばれます。

 

なんと、優秀賞に選出していただきました!!

おめでとう!!

 

今回は5時間以上に亘って、ポスターセッションに参加しました。

学びの多い一日となりました。

 

 

北高生の研究ポスターで冷や汁アピール!

宮崎北高校普通科の地域探究で研究されてきた

「冷や汁を食べよう!~冷や汁普及の旅~」

宮崎の郷土料理である「冷や汁」が、昨今のフードロス問題にいかに有効かを調べ

「冷や汁の日」制定を提唱する研究です。

 

そして、この度!!

 

HEARTYながやま住吉店様に、北高生の研究ポスターとともに

フードロス削減をアピールする冷や汁コーナーを作っていただきました!!

研究ポスターがしっかりと掲示されています~!

研究内容の一部を抜粋したチラシまで…!

 

POPには「♪宮崎北高プレゼンツ♪」の文字が!

そう、冷や汁はフードロス削減にとても有効なのです!

各家庭の余りがちな食材を活用できる冷や汁!

 

皆様もこの夏冷や汁を食べませんか!?

 

HEARTYながやま住吉店様、ご協力ありがとうございます!

大好評!第1回わくわくサイエンス教室

6月18日(土)に「第1回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回は県内から41名の小中学生が参加しました。

 

こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。

 

 

今回は,フィルムケースと入浴剤を使ったロケットをチームで作り,2回ロケットを飛ばし,合計点数を競うゲームを行いました。飛ばした距離によって点数が入りますが,的に当たると大幅に点数が入るルールになっています。1回目のロケット飛ばしが終わると,各チーム試行錯誤しながら,より遠くに飛ばそうとロケットを改良している姿が印象的でした。

 

 

 

 

 

競技終了後には表彰式を行い,合計得点の1位のチームに賞状を授与しました。

 

 

こちらは実験教室です。

 

 

今回は「ルミノール反応」を行いました。いくつかの溶液を自分たちで作り、化学反応により暗闇で様々な色に発光するルミノール反応を観察します。実験をしながら高校生が実験器具の使い方と発光する原理を説明しました。暗闇の中で発光したときは非常に盛り上がりを見せていました。また,発光するメカニズムを高校生が小中学生に分かりやすく説明を行い,笑いも起きていました。

 

 

 

 

参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。当日は多くのメディアからの取材もあり,本校サイエンス科の取り組みを広報することができました。次回は12月に開催します。多くの参加をお待ちしています。

 

 

第1回サイエンス科集会

4月27日(水)に第1回サイエンス科集会を開催しました。

今回の集会では1年生に早く学科生活に慣れてもらうことを目的に行いました。

集会の進行は3年生です。

 

 

はじめにサイエンス科主任の日隈先生よりサイエンス科の歴史やサイエンス科の両輪と言われている「探究活動」と「学力養成」について説明をしていただきました。

 

 

在校生歓迎の言葉を2年生の代表生徒が述べました。私たちも分からないことばかり。だからこそ,つながりを大事に一緒に頑張っていきましょう,と話してれくました。

 

 

続いて新入生代表挨拶です。サイエンス科生としての自覚と誇りを持ち,先輩達が築き上げてきた歴史を継承していきたいと抱負を述べてくれました。

 

 

ここからは1年生,2年生,3年生が6~7名のグループをつくり座談会を行いました。総数18のグループが体育館いっぱいに広がり,座談会のスタートです。

 

 

2年生と3年生がリーダーシップを発揮し,各グループともすぐに打ち解けていました。

 

 

今回の座談会では,「学校生活(学習面・生活面・進路面)について」,「1年サイエンス科の活動について」,「科学探究について」の3つのテーマを2年生と3年生が説明をしてくれました。先輩からの説明やアドバイスを1年生はしっかりメモを取り,聞きたいことを質問するなど,とても盛り上がりを見せていました。

 

 

座談会終了後には1年生が笑顔で学科活動について語っている姿が印象的でした。

サイエンス科の魅力は縦のつながりです。今回のサイエンス科集会で深まった絆をこれからの学科生活に発揮してほしいと思います。