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SSHブログ【普通科&サイエンス科】

サイエンス科のオープンスクール

8月3日(火),4日(水)は宮崎北高校のオープンスクールでした。

2日間とも、午後にサイエンス科の説明を行いました。
暑い中、たくさんの中学生と保護者が参加してくださいました。


実験教室です。ブロッコリーからDNAを抽出しました。


高校3年生が自分達の研究をポスターで発表しました。
中学生も保護者も一生懸命聞いていました。


座談会です。中学生の悩みや不安、保護者の質問に高校生が自分の経験を交えて答えました。盛り上がっていました。

参加して下さった中学生や保護者のみなさん、どうもありがとうございました。これから進路について考えいく際の選択肢に「北高サイエンス科」が入ってくれるとうれしいです。
なお、今回も、受付や駐車場などを含めて、多くのサイエンス科生が担当してくれました。お疲れ様でした。


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第2回わくわくサイエンス教室

6月19日(土)は宮崎北高校サイエンス科主催
「第2回 わくわくサイエンス教室」でした!

サイエンス科の生徒が中心となって、小中学生を対象に
楽しい実験教室を行いました。

朝の受付から生徒達が行いました。
今回は感染症対策のため、あまり大人数での開催ができず
先着40名での開催となりました。

2回目の開催となる「わくわくサイエンス教室」。
今回から完全に生徒たちによる運営に切り替えました。

実験教室の内容もサイエンス科の生徒がイチから企画しました。
何度も企画会議と予備実験を重ねて本日を迎えました。


高校生のお兄さん・お姉さんの自己紹介のあとは、いよいよ実験教室。
スライドで、ちょっとしたクイズをはさみながら実験内容を説明していきます。
…先生顔負けですね。


今回の実験教室では
炎色反応を利用したカラフルなキャンドルと
オリジナルフレーバーの芳香剤を作りました。


「うまく出来るかな…?」
高校生がしっかりと指導しています。



一方、こちらは…?
あれ?実験では無く、何か作っている?

今回は、実験教室の他に
サイエンス科で行っている「マニュファクチャリング」の体験も行いました。

今回のお題はペーパータワー。

紙で作った構造物を落として着地させ、そのときの高さを競います。


参加者の力作が揃いました!


ここから落とします!
それぞれのペーパータワーも倒れたり、無事着地したり様々!
競技は大変盛り上がりました。


こちらの企画も高校生がイチから考えています!

マニュファクチャリングの意義を説明する高校生。
試行錯誤と議論が大切なのですね。

サイエンス科の授業をしっかりと体験してもらいました。


最後は記念撮影。
今回のご参加、本当にありがとうございます!

というわけで、高校生の企画力が爆発した今回のわくわくサイエンス教室!
次回以降も、彼ら自身の手で素晴らしい体験教室が作られていきます。
小中学生の皆さんも、これを機にサイエンス科の活動に興味を持ってください☆

さて、そんなわくわくサイエンス教室の様子が
テレビで放送されます!!

7月11日(日)9:50~10:00
UMK「のびよ!みやざきっ子」をお見逃し無く!!




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サイエンス科講演会

6月1日(火)はサイエンス科講演会を行いました。

講師に宮崎国際大学学長の 村上 昇先生 をお招きし
脳科学の側面から、探究活動や日々の学習に役立つお話をいただきました。
演題は「自分の脳を活かすために」

村上先生のご専門である脳の仕組みを元に
どのように脳を鍛えれば良いのか
科学的な理由とともに学びました。


記憶力を鍛えるシステムやその方法についても面白かったですが
村上先生がまだ論文として発表していない
最先端の内容を聞けたのも貴重でした。


生徒たちの感想でも「脳のメカニズムに基づいた科学的な
勉強方法を習ったので、実践していきたい。」という意見が多数でした!

村上先生、お忙しい中ありがとうございました!

屋久島研修の記録(最終日)

4月29日(木)は2泊3日にわたる屋久島研修の最終日。
いよいよ午前中のポスターセッションで研修は終了です。

屋久島に関する「いくつかの課題」に答えるべく
2日間のフィールドワークで調査した内容をポスターにまとめました!

ちなみに、生徒たちがポスターに使用した写真は
現地にパソコンやプリンターを持ち込んで印刷しています。


ポスターは全部で6班分あります。

各ポスターには、製作した班から1人が付き
発表3分,質疑応答4分のポスターセッションを行います。

それ以外の生徒は、分かれて聴衆になります。


発表者を交代しながら6セット行うことにより全員がポスターの説明を行います。

審査団は引率教員と、県総合博物館の先生、現地のインストラクターの方々です。
審査団も6組に分かれて、全てのポスターを審査します。
どのくらい研修内容が活かされているか、課題の答えになっているか…等を厳正に審査していきます。


このポスターセッションは1人で説明します。
ですから、人任せにはできません

・・・でも、さすが夜中まで皆で悩んで作ったポスターです。
全員がきちんと内容を把握しています。
その分、審査員や生徒からも質問がバンバン飛んできます!


仮にポスターの内容が間違っていれば、この質疑応答でそれがわかります。

ポスターの内容は、主に屋久島の「植生に関するもの」と「地質に関するもの」です。
どのポスターも写真やイラストを活用し、わかりやすいポスターに仕上げていました。


さて、約50分のポスターセッションが終わり、審査結果を集計している間に…
今回の研修で与えられた課題の解説を、県総合博物館の先生方が講演してくださいました
写真は植生に関する解説中です。


こちらは地質に関する解説中です。
初めはすべて同じに見えていた岩石も、研修を経てその違いが見えてきました。


結果発表と講評の様子です。
6班の中から、最優秀の1作品が発表されました!
でも、本当に僅差でした。皆よく頑張りました!


今回は非常にストイックな研修スケジュールだったので
残念ながらお土産等を買う時間は全くありませんでした。
なにせ"探究活動強化合宿"ですから!

その代わり、この研修で学んだ様々な発見や感動を
ご家族にもぜひ話してください…と伝えました。


最後にみんなで記念写真!

とにかく、とても大変だった今回の研修。
その分、全員の探究に関する経験値が大きく上がった研修でした。

次は、11月にサイエンス科1年生が参加する予定です。
我々教員も、教材にさらに磨きをかけていきます!


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屋久島研修の記録(2日目)

2年サイエンス科の屋久島研修2日目の記録です。


朝は検温から始まります…。

8:30から早速バスに乗って移動開始です!
今日は丸ごとフィールドワーク
ハードな1日がスタートします。

宿泊している屋久島環境文化センターは島の東側にあります。
まずはバスでぐるっと西側へ。


やってきたのは大川の滝(おおこのたき)です!
堆積岩が変成したホルンフェルスが多く見られ
その中に花崗岩の岩脈が見られます。
生徒が散らばり、各々が注目したポイントの写真を撮ったり観察したり…。


次に、仲間(なかま)という集落にあるガジュマルを見に来ました。
"歩行樹"ともいわれる珍しい樹木です。
宮崎県の野島神社には立派なアコウの木があります。
その時の観察記録と比較して考察を深めました。


こちらは千尋の滝(せんぴろのたき)です。
背景に見える山は、一つの大きな花崗岩です。
これが削られて滝になったとか…。

生徒たちはインストラクターさんや
同行してくださった宮崎県立総合博物館の先生の解説を聞きながら
(この解説も、肝心の『課題の答え』は教えてくれない!)
与えられた課題解決のために、写真を撮ったりメモを取ったりしていました。

これで午前は終了。


午後は、いよいよ屋久杉が自生する標高1,000m地点のヤクスギランドに向かいます。


こちらがヤクスギランドです!
今回は50分の散策コースを進みました。
6~7人のグループに分かれて、それぞれにイストラクターさんが付いてくださいました。
写真は、珍しいコケや針葉樹を探す一同です。


これは屋久島の特徴的な光景!
「切株更新」と呼ばれるものです。
江戸時代に切られた屋久杉の切り株から、新しい樹木が生えています。


こちらは『仏陀杉』と名付けられた屋久杉です。
推定樹齢1,800年とか。

ところで、屋久島の杉なら何でも屋久杉という訳ではなく…
・人工林の杉→地杉
・樹齢1,000年未満の杉→小杉
・標高1,000年以上で、標高500m以上に自生している杉→屋久杉

と呼ぶようです。


ヤクスギランドから下山する途中に7,300年前に堆積した「幸屋火砕流」の地層を発見。


さて、17:30に屋久島環境文化センターに帰ってきました。

1時間ほどの夕食の後、交代で入浴しながら残りのメンバーは
ポスター作りです。
2日間集めたデータを総合して、屋久島の謎に迫るポスターを作ります。


いよいよ明日はポスターセッション!
この日も夜遅くまで作業して、ようやくポスターが出来てきたようです…?

~3日目に続く~

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屋久島研修の記録(1日目)

4月27日(火)~29日(木)
2年サイエンス科のフィールドワーク「屋久島研修」を行いました。


今回から3回に分けて屋久島研修の様子をお伝えします!

※本来ならば昨年10月に行く予定でしたが、コロナ禍により延期されていました。

サイエンス科は宮崎県総合博物館と連携し、これまでに宮崎県の地質・植生を学んできました。
その知識を生かしながら、屋久島の豊富な森林植生と特徴的な地質を学んでいきます。

そして今回の屋久島研修はただの"研修旅行"ではありません。
いわば"探究活動強化合宿"といっても過言ではないでしょう。


こちらの高速船「トッピー」で、鹿児島港~屋久島は安房港へ向かいます。


研修に使用する大量の荷物を協力して運び込みます。


屋久島に到着しました!


まずは3日間お世話になる屋久島環境文化センターに集合。
今回の研修の目的を再確認します。


いよいよ研修の課題が発表されました。
主に『植生』と『地質』に関する課題です。
以降は自分たちで情報収集をしながら、最終日にポスターにまとめます。

そう…屋久島の成り立ちや植生をそのまま教えてもらえる旅行ではなのです!!

さらに各班には本校オリジナルの屋久島研修ハンドブックと、フィールドワーク7つ道具、そしてカメラが渡されます。

いよいよ屋久島研修が始まります!
各班、屋久島の謎を解明できるのでしょうか!?
(ちなみに、どのような課題が出たのかは次年度の事もあるためナイショにさせていただきます。ご了承ください…。)


まずは田代海岸を訪れました。
特徴的な赤色頁岩(せきしょくけつがん)に枕状溶岩。
どうやってこの地形が作られたのか、考えなければなりません。

ところで、屋久島は「月に35日雨が降る」と言われるほど降水量が多く、ここでは大雨に遭遇してしまいました。


続いては春田浜にやってきました。
特徴的な隆起サンゴ礁海岸。この地形はどうやって…?
こちらでは雨はピタッと止み、青空も見えています。
屋久島の天気は変わりやすいのです。


一日目の研修が終わり、屋久島環境文化センターに帰ってきました。
開講式の様子です。2泊3日の集団生活。ルールが示されます。


食事は屋久島の食材を使ったおいしい料理です。
研修の活力になります!もちろん黙食です…。


さて、普通ならここで入浴して自由時間…ですが、これは研修。

夕食後はディスカッションです。

本日調査したことを整理し、ポスター作りに入ります。
ハンドブックの内容や、インストラクターさんの話、宮崎で学んだこと…
これらを総合して、課題の答えを導いていきます。
夜10時過ぎまで活発な議論は続き、明日の研修へと続きます…。


~2日目へ続く~

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クリタ活動賞の助成金に採択されました

3月23日(火)に素晴らしい連絡がありました。

2年サイエンス科の太陽光を研究しているチームが

公益財団法人環境科学会 2020年度高校活動奨励賞(クリタ活動賞)を受賞し研究助成金(15万円)に採択されました。

このチームの研究タイトルは
「太陽エネルギーを効率よく利用した発電・発熱システムの研究」です。

では、ここまでの彼らの研究を少しだけ紹介いたします。

太陽光発電時に発生する余剰な熱エネルギーを活用して
エネルギー効率を上げることが出来ないか研究しています。

詳細は研究途中のため伏せますが、ソーラークッカーやフレネルレンズを用いて計測をしていました。



そんな太陽光班は、ある道具を購入したようです。


今年度に割り当てられた研究費のほとんどを使って購入したようです。
これは・・・



巨大なパラボラです!!
太陽光を反射して熱を得ます。この大きさ、威力が凄いです。


もちろん研究室に収納することは・・・できそうにありません。
(後日、別の場所を借りて保管することになりました。)

パラボラで研究費が無くなりかけたところに、助成金を受けることができました。

となれば、今後も様々な計測器具や実験装置を購入して研究内容を深めていきます。

頑張れ!太陽光班!!



それにしても、今年度の2年サイエンス科は
科学部以外のグループも、受賞や助成金採択が多かったです。
サイエンス科として、順調に探究活動が進んでいる証です!!



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読売新聞に掲載していただきました

少し前のお話ですが
日本学生科学賞で「日本科学未来館賞」を受賞した
星食観測のチームが読売新聞社に取材を受けました。

この記事は、2021年2月24日の読売新聞(朝刊)に掲載されました。


4人それぞれが深夜まで粘り強く観測し、何ヶ月も粘り強くプログラミングし
家族・友人・先生の支えに感謝する様子を記事にしていただきました。

ありがとうございました!

マニュファクチャリングでプログラミング!その3

3月13日(土)は1年サイエンス科最後の
マニュファクチャリングでした。


今回もプログラミングPBLを行いました!


「皆さんは、組んだスクリプトのデバッグを行います。何度も、何度も頑張ってください。」
「デバッグとは、バグを取り除くこと。でも、なんでプログラムのエラーの事をバグと呼ぶでしょう?」
などなど、伊藤社長による「パソコン用語豆知識」が楽しいです。

ちなみにバグとは…そのままの意味で「虫」ですね。
コンピューターができた当時、巨大なコンピューターに入り込んだ虫が電流をショートさせたことが語源になっているそうな。


そんなわけで、こちらが自分のスクリプトのどこが悪いのかをチェックするコマンドです。
このような、いわば「道具」を使いながら自分のプログラムを完成させていきます。


ところで、今回のテーマは?

前回は観測データをネットを通じて送信できるようになりました。

今回は「Raspberry Piをわざわざモニターに接続してスクリプトを走らせなくても
電源が入ったら勝手に測定を始めて、データを送信する」

という事にチャレンジします。

実用的~!!



が、しかーし!そんな簡単なものではありません。
皆は相談しながらどんなスクリプトを書けばいいのか考えています。

それをクリア出来たら、課題がもう一つ。

RaspberryPiの環境は、文字だけのCUI環境です。
そこで「制御文字」を使って観測データを簡単にグラフ表示してみましょう!

つまり、時間ごとの明るさの変化を、例えば■を使って…

■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■
■■■■■■
■■■
■■
■■■
■■■■■■■■■
■■■■■■
■■
・・・・

というふうに、疑似的なグラフで表示してみよう!ということです。


簡単なようで、なかなか頭を使います。
今まで習ったスクリプトの書き方を組み合わせて、照度をグラフ化…できるか!?

↓↓↓


ドわ~!!画面全部が記号で埋まってしまった!!(笑)
そりゃそうだ!「照度2700」をそのまま記号にしては大変。
でも、記号で表示することはできたぞ!
あとは、どうすれば…。


講座後も残って熱心にチャレンジする生徒。


「あ!やっとできた~!!」
おめでとう!!
緑色の〇で明るさのレベルが表示できましたね。


という訳で、今回は株式会社ランバーミルの伊藤社長のご協力をいただきました。
ありがとうございました!
これからも、宮崎北高校のマニュファクチャリングはより深く、濃くなっていくのです…!


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マニュファクチャリングでプログラミング!その2

3月6日(土)のマニュファクチャリングについてです。

この日は、前回のプログラミングPBLの続きでした。
今回から株式会社ランバーミルの伊藤社長にもご協力いただき
更に高度なプログラミングPBLに挑戦しました。


今回の大きなテーマは、Raspberry Piのネットワーク接続です。
今まではオフラインで使っていたため、計測データをその都度マイクロSDカードから取り出す必要がありました。

そこで、オンラインで計測データの取り出しができるようにしていきます!


ただし与えられるのは最低限のヒント!
説明書のスクリプトを丸写しでクリアできるものではありません!
もちろん相談や教え合いはOKです。


活発に話しながら課題を解決するためのスクリプトを組んでいきます。
時間は確保していますので、たっぷり試行錯誤をしてもらいました。
(細かい文字を見ながら…みんなよく頑張りました)


今回は伊藤社長がサーバーを用意してくださいました。
(サーバーは北海道にあるそうです。宮崎から北海道にデータを送信しています。)
上手くいけば、1人1人の測定データが画面に表示されていきます。


「お!上手く送信されてるね~」
「やった!」
苦労して作ったスクリプトが上手く走った時は
思わずガッツポーズですね(^^)


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マニュファクチャリングでプログラミング!その1

2月6日(土)からの「マニュファクチャリング(MF)」では
プログラミングPBL(課題解決型学習)を行いました。

これまでのMFでは、クラフトPBLとして
ものづくりを通して試行錯誤をしてきましたが

今回からはプログラミングで試行錯誤をしてもらいました!


用いるのは、マイコンの「Raspberry Pi(通称ラズパイ)」です。

とても小さなコンピューターですが、その汎用性は高く
優秀な各種センサーとして科学探究に応用することもできます。


1回目となる授業は、マイコンによるデータロガー作成を行いました。
ラズパイにセンサーを接続し、そのセンサーを動かすためのプログラムを作ります。


…と、その前に。
ラズパイに命令をするには、プログラミング言語「Python」を用います。
こちらに慣れてもらわなければ進めません。

そこで、必要最低限の基礎だけを伝え、自分たちでスクリプトを組んでもらいました。
定番の「Hello! World」の表示や「占い」の作成など…。

何しろ、スクリプトを組む概念すらない状態からのスタート。
何度エラーが出ても、生徒たちは必至に頑張りました。


そして…


ようやくデータロガーの作成に移り…
4時間で気温や照度などのデータを取れるようになりました!
画面に1秒ごとに計測データを表示しています。
表示するデータを変えたり、生徒たちはそれぞれで試行錯誤していました。


かなり頭を使った今回。
しかし、次回はさらにレベルが上がっていきます!



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中谷医工計測技術振興財団から記念品

2年サイエンス科のマイクロプラスチック班のついてです。

※彼女たちの活動概要はこちらの記事をご覧ください。


本校のマイクロプラスチックの研究は
公益財団法人中谷医工計測技術振興財団の科学教育振興助成事業
に採択されており、助成金をいただいております。
※助成金についてはこちらの記事をご覧ください。


彼女たちは先日、こちらの財団が主催する
令和2年度科学教育振興助成成果発表会に参加しました。


今回はその賞状と記念品(エコバッグ!)が届きました。

これからも研究に頑張ってくださいね!


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科学探究の部屋がパワーアップ!

サイエンス科が科学探究(ACT-SI)を行う教室に
とある装備が追加されました!



これは…マルチラックですね。

以前書いたこちらの記事の通り
宮崎北高校の科学探究では、1グループに1スペースが与えられています。

この範囲であれば、暗室を作ろうが何をしようが
基本的に自由です(危険でなければ)。

しかし、実験道具やいろいろなもので手狭になってしまい
実験や論文作成がしづらくなってきました。


そこでこのマルチラックです!

収納スペースが増すことで、作業がしやすくなりました。
マイクロプラスチック班も広々と実験しています。


これは…今後も荷物が増えそうですね(笑)
いいぞ!どんどんやってくれ!!


マルチラックの登場でさらに整ってきた実験室。
今後の成果が楽しみです。
(空きスペースに見えるのはこれから入る1年生のスペースです。)


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SDGs&文化交流会

2年サイエンス科英語ポスターセッションの続きです。

場所を移し、今度はSDGs文化交流会です。

実は、生徒たちは科学探究の研究グループ以外にも、
「Earth Science」でSDGsについて調査するグループに分かれていました。


SDGsにおける17の課題から1つを選び、その原因や解決事例をプレゼンしました。
そして、実際に海外の方とディスカッションしながら、自分達の調査について、様々なコメントをいただきました。


今後、世界はどのようにすべきか。
英語で議論をしています。


自分たちの考えを、海外の先生にじっくり聞いていただける機会は
なかなかありません。
大変貴重な時間になりました。


さらに、文化交流の部では…

・母国語で役に立つフレーズや言葉(※あいさつや、お礼の言葉など)
・人気のあるスポーツ
・日本と自分の国を比べたときの違い
・祝日はどんなお祝いがあるか

などを、留学生やALTの先生にプレゼンしていただきました!
(画像は、お題を提示する本校ALTの先生です。)


珍しいフルーツがたくさん!
ミャンマーの市場の様子などを見せてもっていますね。


楽しい時間はあっという間に過ぎ、生徒たちは
もっと英語を学んで、表現力を高めたい!!」という欲求が増したようです。

そうですよね…。

ブログ筆者の私(理科)でさえ、一緒に参加していて英語力を渇望しました。
伝えたいのに、言葉が出ないのは相当もどかしいです。
勉強しかない!


これからの英語学習の情熱に繋がったようです!

なお、サイエンス科に限らず、本校の多彩な国際交流の記録は
こちらからもご覧いただけます!

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2年サイエンス科英語ポスターセッションを開催しました!

3月9日(火)の活動です。

2年サイエンス科の英語ポスターセッションを開催しました。


宮崎大学大学院のアジアの留学生(タイ、ベトナム、ミャンマー、スリランカ)10名と、
ALT3名(アメリカ、ウェールズ)を招いて英語ポスターセッションとSDGsと文化交流会を行いました。


約80分のポスターセッション。
一生懸命、何度も英語で説明し、英語で質疑応答をしています。



最初は聞き取れなかった英語が徐々に聞き取れるようになってきます。


何度も繰り返すうちに、英語での説明にも慣れてきました。


今回は科学探究(ACT-SI2)で研究しているポスターを全て英語に書き直しています。
英語ポスターの作成にも多くの時間をかけてきました。


留学生の皆さんも研究者です。
当然、研究内容についてのアドバイスもたくさんいただきました。


今回は13作品のポスターが出展されそれぞれに審査員が1名ずつ付き、交代しながら聞いてくださいました。


今回のポスターセッションに参加したことで、あらためて英語の重要性に気づき
「英語をもっと話せるようになりたい!」と感じたようです。

その情熱を糧に、バリバリと英語の勉強をしてほしいですね!

次回は同日行われたSDGsと文化交流会についてお知らせします。

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STで研究倫理のスキット!

3月9日(火)の活動です。

1年生サイエンス科の「Scientific Thinking」の授業で
研究倫理のSkitを行いました。

「Skit」とは「寸劇」という意味です。


現在、Scientific Thinkingでは研究倫理をテーマに学習しています。

様々な事例を英文にまとめて、これを英語の寸劇で表現するのです。


「研究論文の締め切りが迫っているよ~。」
「あ、他の論文に綺麗な写真があるなぁ…。」
「こっそり、使ってしまおうかなぁ…。」
など、研究者としてやってはいけないことを演じています。


すると、エンジェルとデーモンが現れ
「それはいけないよ!」「時間がないし、やっちゃえ!」と葛藤するのです。

最後は「あなたはどう思いますか?」と投げかけ、この問題をみんなで考えます。

※以上の流れを英語で行います。


今回は、寸劇がより伝わるようにシナリオや小道具なども
各自で検討しています。
寸劇の英文シナリオを自分たちで考えるのは、結構面白いようです。


「Scientific Thinking」では、今年度は2本の英語論文を読み解いたり
このような寸劇を交えて学んだり、科学と英語がつながる授業が展開されています。

そして、この流れは2年生での英語ポスターセッションに繋がっていくのです。

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ACT-SI1の研究計画を練る!

少し前ですが、1月20日(水)のことです。

1年サイエンス科の3学期の科学探究(ACT-SI1)が始まりました。


まずは集まり、全体に「実験室の約束事」を再確認しました。
備品の管理をしっかりと。


さて3学期は、2学期に練った研究計画をもとに「研究計画ポスター」を作ります。
研究計画書の内容をピックアップして、わかりやすい研究計画ポスターを作ります。


先輩の研究計画ポスターを参考にしながら「イラストを多く使って分かりやすく」
などのポイントを確認します。
(ちなみに、現在の先輩のポスターは研究も充実し、パソコンで作られた濃密なポスターになっています。)

この後、1年生は研究計画ポスターセッションを行い
研究計画の改善点などを発見するのです。

パソコン・タブレットのスタートアップ作業

3学期が始まったころの話です。

探究活動で生徒が使用するタブレットやパソコンが届きました。

しかし…届いただけでは使えないのがパソコンやタブレットです。
アカウント登録やパスワード、Wi-Fi回線の設定…etcの
スタートアップ作業をしなければなりません。

教育開発部でICT環境の整備をしてくれている先生が、
夜な夜な大量の電子機器のスタートアップ作業をしていました。


画面右下の細かい白テープは備品シールです。
テプラで1つずつ作って貼ります…。
本体の他、コードやアダプターにも。
SSH事業で購入したものなので、紛失は許されません。
全てに備品シールを貼って管理します。

た…大変だ…!


所狭しと並んだパソコン。
同時進行で作業を進めています。

その数は…


なんと40台!
まだまだあります。

わかる範囲でお手伝いをしながら、スタートアップ作業を進めました。
影の苦労です。

探究活動がもっと深まることを祈って…。

日本金属学会高校生・高専生ポスターセッション大会参加!

3月16日(水)

公益社団法人日本金属学会が主催する
日本金属学会2021年春期(第168回)講演大会
第5回「高校生・高専生ポスター発表」
に出場しました。

今回はオンライン開催です。
最前線で活躍する研究者の方にポスターを見ていただける貴重な機会です!

宮崎北高校からは、2年生の科学探究9班が参加しました。


今回は、約100分間のポスターセッションです。
パソコンの前で待機していると、研究内容に興味を持った先生が
ログインされますので、そこで説明開始です!


キノコ班です。思わず身振り手振りが出ます。
このようなわかりやすい動きがオンライン発表では特に大切ですね。


マイクロプラスチック班です。
多くの大会に出場し、オンライン慣れしています。
研究成果の示し方をアドバイスしてもらいました。


車いす班です。
スピードを出すのか、押す力の軽減なのか…。目的はどこにあるのか。
そのための作業は何が必要なのか。
研究をより良くするための助言をいただきました。


太陽光班です。
太陽光発電のエネルギー効率を上げたいこの班。
ペルチェ素子の利用も考えています。
そのような熱電素子の利用は、金属学会でもホットな分野とのこと。
貴重なご意見をいただきました。


暖かい空気班。
ストーブの熱を効率よく反射させて、部屋全体を暖めたいと考えています。
実験装置の改善点、データの取り方、熱力学や電磁気学に関する助言などを受けていました。


他にも、多くの班が様々な助言をいただくことができました。
平均して4~5回はポスター説明を行ったようです。

今回は、3つの部屋をそれぞれ3つにパーテーションし、各部屋に無線LANを用意して
それぞれの個室ブースで9組がオンライン大会に臨みました。
準備も大変でしたが、得られるものがとても多い大会でしたね!

本日の経験をもとに、さらに研究を深めましょう!!


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