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SSHブログ【普通科&サイエンス科】

サクサク進む!?1年生のDS

1年生のDS(Data Science)の授業が順調です。

エクセルの基本的な使い方は終了し、
現在は統計学の内容がスタートしました。
教材は、本校教諭が作成したオリジナルのデジタル教科書です。


彼女は「代表値」の勉強に入っているようです。

2学期から始まる科学探究において、実験データをどのように扱うかは非常に重要になってきます。
何気なく見ていたアンケート結果も、様々な種類のデータに分かれているのですね。


彼は、グラフを作っています。
データの性質によって、使用すべきグラフは異なります。
与えられたデータをどのようにグラフにするべきか・・・悩んでいますね。


この授業は、PBL課題をクリアするごとに
あたらしい単元のデジタル教科書を受け取ることができます。


生徒は主体的に取り組み、どんどん進んでいきます。
そして、PBL課題のチェックのときに、先生にいろいろな質問を受けます。
これに答えられないとやりなおし・・・(汗)ファイトだ!


基本的にはパソコン画面で教科書を読み、提出課題のみペーパーで配布されています。

さて、早い人は8時間で不偏標準偏差を理解できました!

データのばらつきを考える・・・なんて初めての勉強ですね。

これからも頑張ってほしいです!!


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ST(Scientific Thinking)で英語論文を読む!

今回は、1年生のST(Scientific Thinking)を紹介します。

STでは、英語の科学論文を読解していきます。

内容学習と言語学習を同時に行うCLIL(Content and Language Integrated Learning)形式の授業となっています。

また、優れた科学論文を読むことによって、
研究チームのデザイン思考に触れることで、
自分たちが将来行う探求活動のゴールイメージも見えてきます。


さて、現在読んでいる科学論文のタイトルは

Migration of very long period seismicity at Aso volcano, Japan, associated with the 2016 Kumamoto earthquake

です。
2016年の熊本地震に関わる論文ですね。

15ページ程度の論文で、図表も豊富にあり、内容も非常に身近なものです。初めて科学論文を学ぶ1年生にうってつけです。


授業では、ALTの先生から

まずは「科学論文の構成」を学びました。


※ALTの先生はフェイスガードを着けています。
概要、序論、方法、本論、結論、まとめと展望・・・
この構成がわかることで、論文がずっと読みやすくなります。


続いては、いよいよ内容を読み込んでいきます。
今回は、Abstract(概要)の理解から。


ここでは「ジグソー法」を使って読解していきます。

まずは、Abstractの内容を3つに分割します。

生徒は3人1組の班に分かれ、それぞれの班にAbstractの3分の1の翻訳を割り振ります。
辞書を片手に一生懸命翻訳しています。


その後、班は分解。
それぞれの別の翻訳をした3人が集まり、Abstract全体の理解を行いました。
バラバラだった文章がつながるのですね。

この方法なら全員が責任者になるので、翻訳も人任せにできません(笑)

今回はAbstractでしたが、今後はどんどん論文を読み進めていきます。
科学論文を読むのは大変ですが、科学的な英語読解力が付くように頑張りましょう!


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インクの研究班

2年生の科学探究ACT-SI2の報告です。

本格的に研究活動が始まって、しばらく経ちました。
現在の状況はどうなっているのでしょうか。


不定期で、各チームごとの進捗を見ていきます。


こちらは、物質機能研究領域の班です。

彼らは、インクの改良をしたいと考えているようです。


そのために、まずはクロマトグラフィーで色々なインクの成分を
分離しようとしています。この段ボールは風よけかな?


科学探究では、先生たちはあえて答えを教えません。
安全管理や環境作りはしてくれますが、次の実験の指示はしません。
実験計画は生徒が作っていきます。

しかし、先生方は質問をします。

「この実験は何が目的なの?」
「この結果について予想したかな?」


だから、自分たちで研究計画を考えるしかないのです!




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科学部の新入生はテーマ決め中

今年度18名の新入生を迎えた科学部。
(6月3日現在、まだまだ増えています。)

オリエンテーションも終わり、いよいよ分野ごとに分かれて
自分たちの研究テーマを考えています。


さすが科学部に集まる生徒たち!
やりたいことが、しっかりとあるようです。


ホワイトボードを使って研究アイデアを議論しています。


じっくり考えていますね。

研究テーマの決定は非常に大切なプロセスです。
ここには、かなり時間をかけても惜しくありません。


一方で、こちらの4人は地学班。天文現象を扱うチームです。

天体画像の解析方法を先輩から習っています。


先輩が撮影した天体写真から、指定された星の等級を算出する作業。
天体の知識や、画像処理の知識が必要です。
基礎を習った後に、自分たちの研究対象を決めていくのですね。


科学部1年生、コロナ禍で活動が少なかったですが
滑り出しは順調です♪


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MSEC指導者ワークショップ「マンダラート」

5月21日(木)の報告です。

この日は、SSH指定校の延岡高校から先生が来校し
MSEC指導者ワークショップが行われました。



今回のテーマは「マンダラート」。

これは、本校の生徒が探究活動のテーマを考えるときに使っている
フレームワークです。

マンダラートは、日本人が考案したフレームワークで、アイデアをひねり出したいとき等に役立ちます。


写真のように、中心に核となるワード(コアワード)を書き、
その周囲8つのマスに、連想されるワード(サブワード)を全て埋めます。

それが埋まれば、さらにそのサブワードを展開させて、
そこから連想される8つのワードを埋めていきます。
ここでは、合計64個ものワードが必要です。

いずれも、連想しやすいように、具体的な名称などは避けます。

あとは、出てきたワードを組み合わせて、研究の計画のアイデアを作っていきます。


本校教員によるマンダラート完成例。

ざっくりと書きましたが、64ものワードを埋めるのは至難の技!
使いこなすのも、様々な注意点が必要です。

本校の教育開発部でマンダラートをしたことが無い先生も集まり、
皆でマンダラートを体験しました。

一度体験すれば、その大変さや、連想法としての威力も知ることができます。ぜひ、役立ててください!


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アサリ研究班の活動本格化

5月20日(水)の事です。

サイエンス科2年生の科学探究(ACT-SI2)で、アサリ研究班が準備を始めました。


アサリ班がスーパーで購入してきたアサリ。
食べるのならばこの状態で良いのですが・・・
元気に飼育しようとすると、このままではいけません!!

せっかく購入したアサリを死なせるわけにはいかない。
と言うわけで、朝礼前の時間に大急ぎで飼育の準備をしていました。



水槽に水を入れ、カルキ抜きの薬や、海水の素を投入します。
何リットル水を入れたか覚えているかな…?

生物の先生の協力の下、何とかアサリを飼う環境が整いました。
(この後、さらにフィルターなども設置しました。)



パック詰めされて冷蔵庫にいる時とは異なり、活発に動きます。
出水管と入水管をパクパクさせて、かわいらしいです。


この後は、毎日の温度チェックや餌やり、残念ながら死んでしまった個体の除去など
大変なお世話が続きます。


これからずっと研究でお世話になるアサリさん。
大事に育ててね。



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科学部1年生の活動開始

科学部に1年生が入部してきました。
5月25日現在で10名以上の入部希望者が集まりました。

さて、本校の科学部は、科学探究(ACT-SI)に先駆けて
自分の研究に取り組むことができます。
(サイエンス科の一般生徒は、2学期から研究開始。)


また、部活動として大会に出場するため
研究成果を発表する場も多くなりますし、部費から研究予算も出ます。

研究活動にどっぷり浸かりたい生徒には科学部がうってつけです。


そんな科学部に集まった新入生。

自己紹介などが終わった後は、顧問の先生や先輩の話をじっくりと聞き
自身の研究分野を決めています。

物理?生物?化学?地学?


色々悩んだ末に、テーマが決まってきたようです。
彼らの今後の成長に期待しましょう!!




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学校設定科目Earth Scienceの紹介

サイエンス科の2年生ではEarth Science(ES)を行っています。


ESでは、自然科学の知識を、英語の能力(読む、書く、聞く、発表する、対話する)を駆使して学ぶ事により、内容学習と言語学習を同時に行っています。

このような英語の学習方法を
「CLIL(Content and Language Integrated Learning)」
と呼ぶそうです。

また、学ぶ内容もSDGsの視座を踏まえたものとなっています。

プレゼンやディベート、フィールドワーク等を行い、
最終的には科学探究(SCT-SI)の内容を英語化し
英語ポスターセッションも行います。


さて、そんなES。

5月21日(木)に行った内容は、Water(水)について。
地球にとって、水はなぜ必要なのか…。

提示される資料と、英語から考えていきます。
様々な質問をされるので、ホワイトボードに英語で書き出しています。


※ALTの先生はフェイスガードを装着しています。

大気の温度変化は激しいけど、水の温度変化は穏やか。
と言うことは、地球における水の役割は・・・?


本校のALTの先生は地学が専門です。
地球環境についてこれからも興味深い授業が展開していきます。

(取材していて、ブログ担当者も英語を勉強し直そうと決意しました。)



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放課後活動が再開!

5月25日(月)より、放課後活動が再開となりました。

とはいえ、新しい生活様式を意識しながら、3密を避けての活動です。

サイエンス科でも、科学部の活動が活発に行われていました。
特に3年生は研究の大詰め!
コロナ対応で部活動ができなかった分の追い込みが始まっています。


化学班。
クリーンベンチで薬品を扱っています。
まだまだ実験データが足りないようです。


物理班。
実験結果をまとめるために、統計学が必要なようで
悩みながらエクセルで作業をしていました。
学校設定科目のData Scienceで学んだ統計学の知識をフル活用中です。


こちらは別の化学班。
手作りの暗室(暗箱?)で実験再開です。
「触らないで」の張り紙中。


科学部以外の生徒も、放課後のオープンラボの時間を用いて
科学探究に取り組んでいます。
2年生のキノコ班の男子。その後の経過はいかが…?

と言うわけで、もとの賑わいを取り戻しつつある
サイエンス科の放課後でした。




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MSEC指導者ワークショップ

5月18日(月)の報告です。


宮崎西高校からSSH担当の3名の先生が来校し
MSEC指導者ワークショップが行われました。


今回はSSHの事務作業に関わる事が中心でした。

研究開発実施報告書のまとめ方や、それに向けた宮崎西校の事業計画のポイントなどを確認していました。

今年から初めてSSHに指定された宮崎西高校。
少しでも宮崎北高校が力になれれば幸いですね。




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