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SSH&サイエンス科情報発信ブログ
アサリ研究班の活動本格化
5月20日(水)の事です。
サイエンス科2年生の科学探究(ACT-SI2)で、アサリ研究班が準備を始めました。
アサリ班がスーパーで購入してきたアサリ。
食べるのならばこの状態で良いのですが・・・
元気に飼育しようとすると、このままではいけません!!
せっかく購入したアサリを死なせるわけにはいかない。
と言うわけで、朝礼前の時間に大急ぎで飼育の準備をしていました。
水槽に水を入れ、カルキ抜きの薬や、海水の素を投入します。
何リットル水を入れたか覚えているかな…?
生物の先生の協力の下、何とかアサリを飼う環境が整いました。
(この後、さらにフィルターなども設置しました。)
パック詰めされて冷蔵庫にいる時とは異なり、活発に動きます。
出水管と入水管をパクパクさせて、かわいらしいです。
この後は、毎日の温度チェックや餌やり、残念ながら死んでしまった個体の除去など
大変なお世話が続きます。
これからずっと研究でお世話になるアサリさん。
大事に育ててね。
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科学部1年生の活動開始
科学部に1年生が入部してきました。
5月25日現在で10名以上の入部希望者が集まりました。
さて、本校の科学部は、科学探究(ACT-SI)に先駆けて
自分の研究に取り組むことができます。
(サイエンス科の一般生徒は、2学期から研究開始。)
また、部活動として大会に出場するため
研究成果を発表する場も多くなりますし、部費から研究予算も出ます。
研究活動にどっぷり浸かりたい生徒には科学部がうってつけです。
そんな科学部に集まった新入生。
自己紹介などが終わった後は、顧問の先生や先輩の話をじっくりと聞き
自身の研究分野を決めています。
物理?生物?化学?地学?
色々悩んだ末に、テーマが決まってきたようです。
彼らの今後の成長に期待しましょう!!
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学校設定科目Earth Scienceの紹介
サイエンス科の2年生ではEarth Science(ES)を行っています。
ESでは、自然科学の知識を、英語の能力(読む、書く、聞く、発表する、対話する)を駆使して学ぶ事により、内容学習と言語学習を同時に行っています。
このような英語の学習方法を
「CLIL(Content and Language Integrated Learning)」
と呼ぶそうです。
また、学ぶ内容もSDGsの視座を踏まえたものとなっています。
プレゼンやディベート、フィールドワーク等を行い、
最終的には科学探究(SCT-SI)の内容を英語化し
英語ポスターセッションも行います。
さて、そんなES。
5月21日(木)に行った内容は、Water(水)について。
地球にとって、水はなぜ必要なのか…。
提示される資料と、英語から考えていきます。
様々な質問をされるので、ホワイトボードに英語で書き出しています。
※ALTの先生はフェイスガードを装着しています。
大気の温度変化は激しいけど、水の温度変化は穏やか。
と言うことは、地球における水の役割は・・・?
本校のALTの先生は地学が専門です。
地球環境についてこれからも興味深い授業が展開していきます。
(取材していて、ブログ担当者も英語を勉強し直そうと決意しました。)
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放課後活動が再開!
5月25日(月)より、放課後活動が再開となりました。
とはいえ、新しい生活様式を意識しながら、3密を避けての活動です。
サイエンス科でも、科学部の活動が活発に行われていました。
特に3年生は研究の大詰め!
コロナ対応で部活動ができなかった分の追い込みが始まっています。
化学班。
クリーンベンチで薬品を扱っています。
まだまだ実験データが足りないようです。
物理班。
実験結果をまとめるために、統計学が必要なようで
悩みながらエクセルで作業をしていました。
学校設定科目のData Scienceで学んだ統計学の知識をフル活用中です。
こちらは別の化学班。
手作りの暗室(暗箱?)で実験再開です。
「触らないで」の張り紙中。
科学部以外の生徒も、放課後のオープンラボの時間を用いて
科学探究に取り組んでいます。
2年生のキノコ班の男子。その後の経過はいかが…?
と言うわけで、もとの賑わいを取り戻しつつある
サイエンス科の放課後でした。
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MSEC指導者ワークショップ
5月18日(月)の報告です。
宮崎西高校からSSH担当の3名の先生が来校し
MSEC指導者ワークショップが行われました。
今回はSSHの事務作業に関わる事が中心でした。
研究開発実施報告書のまとめ方や、それに向けた宮崎西校の事業計画のポイントなどを確認していました。
今年から初めてSSHに指定された宮崎西高校。
少しでも宮崎北高校が力になれれば幸いですね。
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第1回MF紙飛行機コンテスト!!
5月18日(月)
宮崎県の緊急事態宣言も解除され、徐々に日常が戻ってきた登校日。
1年サイエンス科はマニュファクチャリング(MF)の授業を行いました。
MFでは"ものづくり"を通して、議論と試行錯誤を体験します。
3人1チームで課題に取り組み、競います。
今回のテーマは「よく飛ぶ紙飛行機を作れ!」
ただし、紙飛行機には主翼・尾翼・垂直尾翼の3つ以上のパーツで構成しなければなりません。
そう、ただの折り紙飛行機ではないのです。
設計と製作に与えられた時間は100分間。
飛ばして、作り直して…となれば、時間ギリギリです。
材料はA4の厚手の紙1枚のみ!(あと、セロハンテープ+α)
これだけではペラペラなので、工夫が必要です。
この班は円筒形の飛行機に翼をつけてみました。
しかし、上手く飛びません・・・。
試作して、飛ばして、さらに作り直したいときはチケットを使えば
新しい紙がもらえます・・・が、競技での記録を1秒ずつ減らされてしまいます。
考えすぎても時間切れ、考えなさすぎると材料切れ…。
議論と試行錯誤のバランスが要求されます。
そうこうしている間に時間切れ
各所から「もう1時間あればー!」「議論しすぎたー!」「全然試してないー!」という声が響きます(笑)
そして、13の班が自信作を飛ばします!
・・・が、やはり難しかった!!墜落する飛行機が多数。
2階から投げていますが、平均して1.5~2.5秒ほどの滑空時間となりました。
実は、材料や授業プリントの中によく滑空する飛行機のヒントが隠されていたのですが、中々気づけなかった様子。
でも、それで良いのです!
これは第1回目のMFです。
今回の経験を糧に、試行錯誤のバランスを鍛えていけば大丈夫!
その後、解説を聞いて改良した飛行機の中には、よく飛ぶものもありました。
と言うわけで、ものづくりを通して試行錯誤の大切さを学ぶマニュファクチャリングの報告でした!
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インターネット配線を整えました
4月下旬ごろの話です。
ご覧下さい!怪しい人影がラックの上に…!!(笑)
と、言うのは冗談で、教育開発部の模様替えに伴い、
昨年まで床を這っていたインターネット回線を天井に移動しました。
先の写真は、その作業をしている教育開発部の先生です。
広い部屋の天井を横断するケーブルを、三脚を使って丁寧に整えました。
生徒の活動を満足に支援するためには、まず我々の環境を整えなければなりません。
教材開発だけでなく、このような活動も先生は行っているのです…というお話でした(^^)
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教育開発部のおしゃれな掲示板
今回は、教育開発部の部屋の外にある掲示板を紹介。
国際交流掲示板です。
かわいい掲示板ですね!
教育開発部の先生が、デコレーションしています。
思わず目を引く掲示板には、国際交流の情報がずらり!
興味を持ったら、すぐに先生に声をかけてくださいね!
本校は4年連続で合計5回も科学技術振興機構(JST)の
さくらサイエンスプランに採択されており
今年度も活発な国際交流が行われる予定です。
残念ながら、新型コロナウイルスの関係で当初計画していた
一部の国は来日ができなくなりました。
しかし、ビデオ会議での交流の計画が進んでいます!!
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ACT-LI(地域探究)指導のために
少し前、5月1日(金)の話です。
本校ではサイエンス科だけでなく、普通科でもSSH事業として探究活動を行っています。
それがACT-LI(Local Inquiry/地域探究)です。
校内全体で取り組むためには、全ての先生方の協力が必要不可欠です。
そのため、この日の学年会において、
各学年の教育開発部の先生が、ACT-LIについて説明を行いました。
この活動の目的は、「地域社会への貢献」と「生徒自身の成長」と言えるでしょう。
情報収集力を鍛え、論理的な思考力と多角的な視点を持って考え抜き、地域社会へ貢献する。
ACT-LIに一生懸命取り組んだ生徒は、社会にとって有為な人材となるはずです。
・・その思いを、各先生達に伝えました。
また、探究活動のための備品や書籍購入の案内もありました。
これらの仕組みを活用し、今日も宮崎北高校の先生は生徒の探究活動を支えています!
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幻のキノコを探せ!その2
某日、市内某所でカンゾウタケを採取した後の話です。
いよいよ研究室にて、作業が始まりました。
まずは、採取したカンゾウタケの写真を撮影しました。
比較対象物の10円玉がポイントですね。
※生徒発表前につき、モザイク処理をさせていただきます!ご了承ください。
キノコを培養するための準備も、放課後の時間を使って以前から行っていました。
先輩からオートクレーブの使い方を学んでいます。
クリーンベンチ内でキノコを培養するための寒天培地を作っています。
そして、採取後は・・・
いよいよ、カンゾウタケに対して
クリーンベンチ内で無菌操作をしていきます。
ここからの作業は研究内容に大きく関わってくるので詳しくは記述できませんが、
カンゾウタケを採取できたことで彼らの研究は大きく動き始めました。
これからが楽しみです!!
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