日誌

訪問教育部

寒さに負けない体作りをしよう!

 寒い風が吹きつけ、体調を崩しやすい季節になりましたね。
ということで!
訪問教育学級では、性教育を通して寒さに負けない体作りに取り組みました。
寒い季節に体調を崩す理由をプレゼンテーションで学んだ後、
準備体操やボッチャを通して体をたくさん動かし、散歩して外気を存分に感じ、最後は、疲れた体を光遊びでゆっくりと癒しました。
 今回の性教育で学んだことをいかし、寒さにも感染症にも負けず、元気に過ごしていきましょう!


 

  

秋祭りが行われました

 10月16日に、愛泉会日南病院にて秋祭りが行われました。当初、実施が危ぶまれていた秋祭りでしたが、感染症対策を万全にし、学校職員も参加し実施することができました。例年とは違い、ソーシャルディスタンスを保つため、学校生全員での発表はできませんでしたが、高等部3年生の4人が、学校生を代表して、堂々と発表することができました。
 今年度の発表のテーマ曲は「やってみよう」でした。曲に合わせて、桃太郎、鬼ちゃん、かぐちゃん(かぐや姫)、おとちゃん(乙姫)の衣装を着けた4人で、旗を振りながらのダンスを披露しました。また、学習室メンバーで書いた「感謝」の文字のお披露目もしました。実は、この文字は、ひらがなの「ありがとうございます」を組み合わせて、「感謝」の漢字に見えるようにしているものです。ご家族、病院スタッフの方々への日頃の感謝を込めて、みんなで頑張って書きました。
  また、新入所者紹介では、とても可愛らしい洋服に身を包んだ、石川愛唯さんの紹介もありました。みなさんから、温かい拍手で歓迎されていました。


  
  

令和2年度 2学期始業式が行われました


 9月1日(火)に、令和2年度の始業式が病院にて行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3密を避けながら実施しました。久しぶりの学校でしたが、児童生徒のみなさんは元気いっぱいで安心しました。そして、児童生徒一人一人、2学期の目標を発表し、それぞれが目標に向かって頑張る意欲が感じられました。
 2学期は、10月に行われる「秋祭り」が行われます。発表や作品作り、そして個別の授業と忙しくなりそうですが、体調に気を付けながら取り組んでいきたいと思います。

七夕に願いを込めて

 7月に入ってすぐに活発な梅雨前線が九州にかかり、6日には串間市に記録的短時間大雨情報が発表され、日南、串間に大雨が降りました。みなさんのご自宅周辺に被害はなかったでしょうか。
 さて、訪問教育学級の病院生は1学期の学習が始まってようやく1か月が過ぎました。病院で授業を始めるに当たって、教師は感染防止のためのマスク、フェイスシールドの着用に加えて、清潔な衣服やガウンなども着用するなどの対策をとりました。
 授業ができない間、ずっと学校を楽しみにしていた生徒達は、今、毎日の授業が楽しくて仕方ないようです。体操や音楽活動、感覚遊び、製作活動、読み聞かせ、それぞれの課題学習など一人一人に合わせた学習に取り組んでいます。担任の教師と一緒に学習すること、目を合わせること、笑うこと、褒めてもらえること、コミュニケーションができるということが大きな喜びとなっているようです。
 7月7日は七夕でした。どうか新型コロナウイルス感染症が収束しますように。ワクチンが開発されますように…と七夕の日に願いを短冊に込めました。
 写真は、病院と在宅での授業の様子です。在宅で学習している生徒は、今週、はさみや、のりを使って七夕飾りを作ったり、花紙の感触を楽しんだりしました。これまでは教師と一緒にペンを握って短冊に願いを書いていましたが、今年は自主的に一人でペンを握り、願いを書くことができました。頑張って、褒められて、達成感でいっぱいの笑顔です。

   

待ちに待った始業式!

 6月1日(月)、令和2年度の始業式が病院にて行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、療育訓練室と集中治療室の2か所に分かれての実施となりましたが、新入生はいよいよ始まる学校生活にわくわくした表情を、在校生は新しい仲間ができた喜びと先生たちに久しぶりに会った嬉しさの表情を浮かべ、それぞれ始業式を楽しんでいました。在校生からの歓迎の言葉では、先輩たちが新入生に頼もしい言葉をかけ、新入生代表挨拶では、授業での楽しみなことを発表しました。
 病院での通常授業は6月2日(火)より始まりました。感染症にも負けることなく、元気で明るく、そして学びの多い1年間にしていきましょう!
    

入学、進級おめでとうございます!


 訪問教育学級の6名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。そして、10名の在校生の皆さん、進級おめでとうございます。今年度の訪問教育学級は、16名の児童生徒と6名の職員で毎日の学習を頑張りたいと思います。

本来であれば、入学式や始業式、授業の様子をこのブログでお知らせするところなのですが、新型コロナウイルス感染拡大予防措置のため、在宅生2名を生徒を除く14名の児童生徒は、まだ新学期を始めることができていません。5月11日から授業が開始できることを祈るばかりです。皆さんの笑顔を見られることを楽しみにしています。

 在宅の2名の生徒は、元気いっぱい、新学期をスタートしました。いつか、スクーリングで、病院生14名と、在宅生2名が一緒に学習できることを楽しみにしています。

「卒業を祝う会」に参加しました


 新型コロナウイルス感染症対策により、3月2日(月)から3月13日(金)までの当面2週間、臨時休校となっています。
 今回のブログは、2月18日(火)に愛泉会日南病院で行った「卒業を祝う会」の様子をお伝えしようと思います。

  

 今年度の訪問教育学級の児童生徒は合計20名です。その中で、3名が中学部卒業、7名が高等部卒業です。
 主役である10名の卒業生は卒業式用の正装で参加しました。ネクタイやブレザー、ワンピースなど、いつもとは違う服装に、やや緊張気味でしたが、教師だけでなく病院スタッフやご家族の皆さんから「きれいね~!」とか「かっこいいね~!」と言葉を掛けられ、みんなとても嬉しそうな表情をしていました。
 「思い出のアルバム」では、壁いっぱいに大きく映し出される学校生活の思い出の写真にみんな釘付けでした。どんな思い、どんな気持ちで見入っていたのでしょうか。楽しかったな~、嬉しかったな~と思ってくれていたかな?ひとりひとりの穏やかな顔を見ながら、多くの事が思い出され、胸がいっぱいになりました。
 お祝いの言葉をくださった、病院スタッフや保護者、本校OBの皆さま、どうもありがとうございました。
 送る側も送られる側も、厳かな雰囲気を感じ取ったり、あたたかい気持ちになったり、とてもよい時間を過ごすことができました。

  
          

節分



2月と言えば節分です!病棟でも、3日に5病棟、4日に1病棟と3病棟で豆まき会が行われました!出し物では、鬼の格好をしたスタッフを見てびっくりする人もいれば、面白がって大笑いしている人もいました。最後はお菓子を食べ大満足でした。各クラスでも、制作活動で様々な鬼ができあがっています!この活動で皆さんの中の鬼が出ていくといいなと思います!

3学期がはじまりました(始業式)

 1月9日(木)、訪問教育学級の在宅生と病棟生の始業式が行われました。校長先生から、特に卒業生は一日一日を大切に元気で過ごしてくださいという話がありました。代表生徒の発表では、これまでに制作した美術作品や書き初めの披露や、楽器演奏がありました。在宅生、病棟生、20名全員元気で3学期をスタートすることができました。
  

クリスマス

 

 今年も残りわずかとなりました。その前に大きなイベントの「クリスマス」があります。訪問教育学級でも、集中療育室と学習室に分かれて二つのクリスマスツリーの飾り付けをしました!「プレゼントは何をもらう予定ですか?」の質問には、ニコニコした笑顔がみられました。各クラスのクリスマスの制作では、ツリーやサンタクロースを作りました。それぞれの個性が現れて、素晴らしい作品ができあがりました。クリスマスの日にみんなのほしいプレゼントがもらえるといいなと思います。

皆様、よいお年をお迎えください!

年明けに元気な姿で会えることを楽しみにしています。


日南陽祭 訪問教育学級 ミニミニ発表会


  
     
  
 

10月26日(土)に行われた日南陽祭ですが、訪問教育学級生の多くが体調不良で参加できませんでした。そこで、11月20日(水)に愛泉会日南病院で、訪問教育学級ミニミニ発表会を実施しました。会場となった療育訓練室には、訪問教育学級の保護者や中学部の生徒、病院のスタッフや卒業生など、多くの方に参観していただきました。今年の訪問教育学級の発表は、「令和」という新元号を迎えたことを受けて、「平成」、「昭和」と時代を振り返ることをテーマにしました。今回、欠席者が多かったBチームが「昭和」の時代を発表しました。練習の成果を大勢のみなさんの前で発表することができました。発表の後は、野球ゲームをしました。中学部生徒や卒業生、保護者の参加もあり、大変盛り上がりました。最後に、中学部生徒がダンスと歌をプレゼントしてくれました。とても元気なパフォーマンスで、訪問教育学級生も一緒に楽しんでいました。

日南陽祭がありました!

  
  

 1026日、本校体育館にて日南陽祭が行われました。残念ながら、体調不良で7名が欠席し、13名での参加となりましたが、参加した児童生徒は、みんな元気に練習の成果を出し切ることができました。今年のテーマは「時代~未来に向かって~」で、昭和と平成を代表するアニメに沿って発表しました。見てくださった、幅広い世代の方に楽しんでいただけたのではないかと思います。また、発表が終わった後の、児童生徒の充実した顔が印象的でした。

 欠席となった7名の生徒も、今まで一生懸命に練習に取り組んできました。いつか披露できる機会を作れるよう、訪問教育学級で話し合いを行っています。決定しましたらご案内いたしますので、是非見に来てください!

令和初の始業式


      
       
 9月2日(月)、愛泉会日南病院内にて訪問教育学級の2学期の始業式が行われました。
 校長先生から、「季節を感じてください。」と話がありました。
 生徒代表が3名、2学期に頑張ることを発表しました。「手作業を頑張る。」、「最後の日南陽祭(ひなようさい)で思い出を作る。」、「熱を出さない。」と3名それぞれの目標を話しました。
 2学期は、10月に病院で行われる「秋祭り」と学校で行われる「日南陽祭」が大きな行事で、発表の練習や作品作りで忙しくなりそうです。

夏のお楽しみ会

 7月9日(火)に実施した「夏のお楽しみ会」の様子を紹介します。
 午前中は集中療育室で、午後は療育訓練室で行いました。
 お楽しみ会の内容は「すいか割り」、「ピン倒し」、「メダル釣り」、「ガタガタ道」、「癒やしの空間」と、目や耳だけでなく、全身で賑やかさや夏らしさを感じられるように工夫したコーナーが設けられました。
 ふだんあまり触れることのない、丸い大きなすいかの重さや冷たさを感じたり、暗い部屋でブラックライトに照らされる星に囲まれたり、プロジェクターで映し出された水族館のような空間に癒やされたりしました。訪問教育学級の児童生徒だけでなく、病棟の患者さんもたくさん体験しに来てくれて、楽しい時間となりました。

   

   

  

「清潔で健康なからだ」~性教育の授業から~

 梅雨のまっただ中の6月19日(水)に病院の療育訓練室で合同学習を行いました。

「じめじめしたこの時期に、清潔で健康なからだを維持するためにはどうすればいいでしょう?」の問掛けに、元気良く手が挙がり、「手を洗う。」、「髭・・」、「爪。」などいくつかの発言がありました。さすが、3年生です!


  
 

 訪問教育学級では、高等部の生徒を中心に、性教育の合同学習を1年に3回実施しています。

主な年間目標は、以下のとおりです。

◇ 人間として、自他共に大切な存在であることや他者と関わる上でのマナーを知り、性   別や年齢の別なく仲良くしようという態度を育てる。

◇ 合同学習を楽しみながら、病棟での日々の生活が楽しくなるような手段を知り、日常 生活に生かしていくことができる。

◇ 自己肯定感を高め、卒業後も豊かな生活を送ることができる。

        
      
       

 今回は、「清潔で健康なからだ」を主題にし、一人一人手洗いや爪研ぎ、顔拭きを行ったり、身体を内側と外側から温めるために、足湯や温かい飲み物を体験したりしました。清潔にすることが大切だという学び以外に、友達と一緒に足湯を楽しんだり、温かい飲み物を味わったりするなど、他者と関わることの楽しさも十分に実感することができた貴重な時間になりました。




頑張った体育祭


 
 
 5月18日土曜日は体育祭の予定でしたが、あいにくの大雨で延期になりました。
 訪問教育学級の児童生徒は、延期日には全員が参加できないため、病院内でミニ体育祭を実施しました。病院の方々の協力をいただきながら、開、閉会式、徒競走、団技の種目に全員参加し、各自の役割を果たしたり競技を楽しんだりしました。病室や学習室の学習では経験できない雰囲気や歓声に普段と違う表情を見られたことが印象的でした。
 5月22日に実施された本校の体育祭にはリーダー2名が代表で参加し、青空の下、風を感じながらの徒競走や応援を楽しみました。

入学式が行われました

 桜も満開となり、時折ひらひらと花びらが舞い散る、春爛漫の4月10日に、本校体育館にて入学式が執り行われました。前夜の春の嵐が嘘のように、穏やかな天気に恵まれた入学式となりました。

 今年度の訪問教育学級の新入生は3名で、みんな緊張しながらも、元気に出席することができました。また、4月から、清武せいりゅう支援学校から1名の転入生を迎え、今年度の訪問教育学級の児童生徒は20名となりました。毎日の学習を頑張り、充実した1年間にしてほしいと思います。
 また、19日には歓迎集会が行われます。5月には体育祭に向けて合同学習も計画されており、みんなで活動できる機会が多くあります。親睦を深め、笑顔いっぱいの日々になりそうです! 
 
      

卒業式・修了式が行われました

  日に日に暖かくなり、桜のつぼみが膨らむ季節になりました。今年度の卒業生は三名です。3月13日には、病院で「卒業を祝う会」が開かれました。3年間の思い出ムービーを観たり、担任や保護者、そして病院の師長さんなどスタッフからお祝いの言葉をいただいたり、心温まる時間を過ごしました。そして、15日は卒業式でした。三名ともこの日に向けて体調を整え、ピカピカの正装で臨みました。学校中から「おめでとう!」の言葉が飛び交い、とてもうれしそうでした。4月からの新しい生活が充実したものになりますように。

 


 20日には、平成30年度修了式が行われました。校長先生から一人一人修了証書をいただきました。緊張した面持ちながら、みんな達成感でいっぱいのとてもよい表情をしていました。4月からは一つ上の学年になります。これからも健康で、楽しく学習に取り組めることを祈っています。
 






節分・身体を温めよう

 二月といえば「節分」ですね。節分は豆まきをして鬼を払い無病息災を願うものとして知られていますが、訪問教育学級の児童生徒も豆まきをしたり、鬼退治ゲームを行ったりして節分に関する学習に取り組みました。大豆や落花生など、いろいろな豆を触りながら、豆の感触を確かめていました。ゲームでは自分の番で頑張るのはもちろん、友達の番になると視線を動かして友達の様子やゲームの行方を見ていました。  


 
 また、寒い冬から暖かい春へ「季節を分ける」という意味がある節分ですが、まだまだ寒い日が続いています。集中療育室では手湯・足湯をしたり、友達とエアマットの上で動いたりして身体を温めています。寒さに負けない身体作りで冬を乗り越えていきたいと思います。

性教育

 年間3回計画している合同性教育のうち、最後の学習「家族に乾杯」の主題で行いました。自分と家族、自分と病院スタッフなど、毎日の生活を送るに当たり、なくてはならない存在である人々との関係を振り返り、改めて感謝の気持ちを表そうという内容でした。
 自分の名前の由来を知ったり、病院スタッフがどのような気持ちで児童生徒の皆さんに関わっているのかを知った上で、感謝状を作成しました。家族も、毎日一緒に過ごす病院スタッフもかけがえのない存在であることをしみじみと感じられる時間になりました。