訪問教育部

3月14日（金）に、卒業式が開かれました。

訪問教育学級の児童生徒は、新型コロナウイルス感染症対策のため、長い間、病院内で卒業式を行ってきました。

本校の卒業式にみんなと一緒に参加できたのは、約5年ぶりでした。

　寒い日が続いた２月でしたが、訪問教育学級の児童生徒は元気に学習に励んでいます。今月は節分に関する学習に取り組みました。

　節分は冬と春の季節の分け目であるということ、鬼の苦手なもの『柊の葉・鰯の頭・豆』について学んだ後、鬼に見立てたボウリングのピンを、「鬼は～外！福は～内！」の掛け声と共に、ボールを投げて倒しました。ガッシャーンと いうピンが倒れる音に笑顔を浮かべながら、全員見事に全てのピンを倒すことができました！

　それぞれの病棟では「豆まき会」が開かれ、鬼に扮した病院職員や鬼の的に向かって豆まきをしました。迫り来る鬼に泣きそうな顔をしながらも立ち向かう生徒、教師と一緒に鬼に力強く豆を投げる児童と、様々な表情が見られましたが、こちらの活動でも全員、鬼を退治することができました！

　今回退治した鬼が帰ってこないよう、現在頑張っていることを継続していきましょう。

　本年度も残り１ヶ月となりました。残りの期間も学級担任の先生と楽しく学びながら、３月の卒業式・修了式に向けてラストスパートをかけて頑張りましょう！

１月８日（水）と１月１５日（水）に愛泉会日南病院の訪問教育学級生１３名の始業式が行われました。今回は、感染症対策のため、各病棟に分かれての始業式となりました。久しぶりに集まると、３学期のスタートを心待ちにしていた様子が見られ、先生たちとの再会に笑顔も見られました。校長先生からは、３学期の日数や学校行事のこと、頑張ってほしいことなどの話があり、真剣な表情で話を聞く姿が見られました。また、代表の生徒が、３学期の抱負の発表をしました。スイッチやタブレット端末を使ったり、頑張ることを文字で表したりしながら、それぞれの方法で抱負を発表しました。今年度も残り３か月となりました。残りの時間も仲間や先生たちと楽しみながら学習に取り組んでいきましょう！

（１病棟）

（３病棟）

（５病棟） 

　１２月２4日（火）に終業式が行われました。

訪問教育学級は、無事に２学期を終えました。終業式では、校長先生から２学期の振り返りや冬休みの過ごし方について、写真やイラストを交えてお話がありました。児童生徒代表１名が、スイッチを使ってタブレット端末を操作し、２学期の頑張ったことを発表しました。たくさんの笑顔と拍手に包まれた温かい式になりました。

　１２月中旬は、お楽しみ会を３グループに分かれて実施しました。クリスマスツリーを完成させるために、みんなで協力して、魚釣りの要領でクリスマスオーナメントの飾りを釣りました。それぞれに釣った飾りを貼り付けて、立派なツリーが完成し、点灯式を楽しむことができました。サンタさんも登場し、クリスマスプレゼントをもらったり、記念写真を撮ったりしました。各病棟でのクリスマス会もあり、大いに盛り上がりました！！

 いろいろな行事盛りだくさんの２学期！みなさん、よく頑張りました。新年も元気にスタートし、充実した３学期になるといいですね。

　暑くて長かった夏も終わり、訪問教育学級にも、短い秋が訪れました。病院スタッフが夏の間に丹精込めて育てたジャンボカボチャ「アトランチック・ジャイアント」が名前の如く立派に育ち、「ジャック・オー・ランタン」として登場！！ハロウィンの季節を華やかに盛り上げてくれました。訪問教育学級の児童生徒も、思い思いの服装や被り物を身に着けて楽しく仮装し、「トリックオアトリート♪」と病院内を元気に練り歩きました。音声アプリを使って「まだください」「もっとください」「ありがとうございます」等やりとりをする生徒もいました。季節の行事を楽しみながら、他者と関わるコミュニケーション力も育てられた素敵なハロウィンイベントになりました。