日誌

活動報告

「幸せ」をテーマにした職業講話を行いました



今日は、新富町立新田学園中学部生徒111名に向けて、職業講話が実施され、トータルコーディネーターの水永が導入講話として「自分にとっての幸せ」について講演いたしました。


事前学習として「自分にとっての幸せ」についての動画を見ていただき、今日を迎えた生徒たち。

仕事を通しての幸せや、自分の幸せを通してキャリアを逆算する大切さを考えるきっかけになれば幸いです。


他、葬祭場でのお仕事や作業療法士のお仕事、海上自衛隊のお仕事についても、社会人の方からお話しいただいた後に、パネルディスカッションを実施。生徒たちから上がった質問をベースに、展開して行きました。


1年生から3年生まで積極的に質問の挙手があり、中には、「仕事を辞めようと思ったことはありますか?それはどんな時ですか?」という質問も。


社会人からそのエピソードを聞いた2年生の一人からは、自身も部活を辞めようと思った時期があったが、現在はバスケ部のキャプテンになっていることをお話ししてくれる場面もありました。


西都・児湯エリア担当の福島コーディネーターは講演者がリラックスして話せる空気の作り方を生徒と練習した後、パネルディスカッションのファシリテーターとして登壇しました。
(文責:福島)

宮崎工業高校2年生の保護者向けセミナーで講話をしました

宮崎工業高校では2年生の保護者を対象に、セミナーが開催されました。これは、宮崎市(商業労政課)の主催により、「就職活動状況の変化や、宮崎で働く魅力等を知ってもらうために」企画されたものです。

この日は、修学旅行の説明会が行われており、その後の時間を活用して実施されました。約80人の保護者の方々が参加されました。

最初に、ハローワークプラザ宮崎の方から最近の県内の求人・就職状況の説明があり、その後に、トータルコーディネーターの水永が、「育むということ -未来を担う人財育成」と題して講話を行いました。
 <若者の働く現場では、静かに静かに、大きな変化が起きている>
 <宮崎の若者たちが、やりがいのある仕事が見つけられない、と苦悩している>
 <中高生の時から、自分にとって幸せとは何だろう? と問いかけることが大事>
 <子供たちに、未来の可能性をこそ語ることが必要!>
 <若者定着は、産業界の役割と責任>
というお話を、約40分行いました。

「宮崎県企業ガイドブック」(左) 「宮崎のまち・ひと・しごと」(右)

(文責:水永)

にちなん起業体験プログラムの第五回を開催しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の第五回のプログラムが実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラムです。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、商品を準備してオンラインショップを経営するプログラム。

10月1日にオープンしたオンラインショップの運営も折り返しで、第五回となる今回は、中間振り返りとして現状の確認と残り1ヶ月どう販売していくかの戦略立案を行いました。
3グループに分かれた中高生たちが、それぞれ以下のようにショップを運営いています。

●苔テラリウム制作キットを販売する「Mosstore(もすとあ)」
https://mosstore.thebase.in/
●主婦をターゲットに親子の会話のきっかけとなるようなTシャツやトートバックを販売する「ChouChou(シュシュ)」
https://chouchouncn.thebase.in/
●気軽におそろいを楽しめるをコンセプトにしたTシャツを販売する「AM’」
https://amnichinan.thebase.in/

プログラムの詳細は
こちら


(文責:羽田野)

飯野高校のグローカルアントレプレナーシッププログラムに参加しました

今日はコーディネーターの羽田野が県立飯野高校でのグローカルアントレプレナープログラム(E-GEP)に参加しました。
9人の生徒さんがそれぞれ2年間かけてえびの市の未来を創るビジネスモデルを作るというプログラムで、9月からスタートしているのですが、この度サポートメンバーとして加わることになりました。

プログラムの設計・運営は、 ㈱次世代共創企画代表取締役、NPO法人JAEファウンダー/理事、大正大学地域構想研究所関西・淡路支局長/特別研究員、ミライ企業プロジェクト全国事務局代表など様々な肩書をお持ちの山中昌幸さんが遠隔で実施。
羽田野は生徒さんたちへの個別のフィードバックやお悩み相談、成長の振り返りなど、学びの面でのサポートを担当します。

今日は事例研究の授業を見学後、生徒さんと座談会形式で課題に思っていることなどについて話し合いました。


(文責:羽田野)

川南町国光原中学校で、キャリア教育プログラムの支援活動を行いました

今日は、児湯郡川南町立国光原中学校にて、コーディネーターの福島がワークショップを行いました。


対象は同校1年生。

今後ますます地域の方との活動を予定されており、今年度のSST計画の中で9月に実施したコミュニケーション講話に続く10月は「他の人の視点を借りて自分について見つめ直してみよう」というテーマで実施。


自己分析のフレームワーク「Will Can Must」をアレンジしたワークシートを活用し、同級生とシェアしながら新しい自分を発見することにチャレンジする時間となりました。


「自分がやっていて嬉しいことが人の役にも立つ」ということは、幸せにはたらくためにとても大切な考え方の一つですが、いざ自分のCan-できること・得意なこと-を出そうとしても、ついつい「できていないこと」に目を向けがちです。


しかし、クラスメイトなど「他者」から

「あの時にとても楽しそうだったよね」

●●の時、すぐ気が付けていたよね」

「みんなを笑わせるのが得意だよね」

など率直なフィードバックをもらうことで、
他者から見た自分について考えてみるきっかけになることがあります。

次年度以降の地域活動の中で、様々な役割や、やりがいの可能性が広がるタネになってくれるといいなと思います。

(文責:福島)

オンライン・ライフプラン発表会をサポートさせていただきました

 



小林市立須木中学校3年生のオンライン・ライフプラン発表会で、コーディネーターの稲田と福島がゲストティーチャーとして対話を促すファシリテーターをさせていただきました。

こすもす科「夢をつかもう!」の単元の中で、それぞれが今現在で考えているキャリアプランに、グループの生徒たちからの質問や意見を交えてブラッシュアップしていきます。

小林市教育委員会訪問もあり、20名以上の大人に囲まれての発表の中、生徒たちはイキイキと表現をしていました。

これから進路選択の準備が本格化してくる時期。自分を見つめ直すことで、より自分を知り、様々な選択に向けてのサポートとなれば幸いです。

(文責:福島)


南郷中学校のプロジェクト型学習でサポートを行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業のサポートを行いました。

南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。優秀作は南郷プリンスホテル様で実際に活用されます。

前回に引き続き、今回もパソコンを使っての制作作業。少しずつ作業にも慣れてきて、レイアウトや色味、アニメーションなどこだわって作りこむ様子が見られました。
最終的にどんなリーフレットや動画になるのか、とても楽しみです。


(文責:羽田野)

西都市立三財中学校で、オンライン職業講話を実施しました







西都市立三財中学校にて、オンライン職業人インタビューが実施され、企画・実施サポート、事後のフィードバックを福島が担当しました。


オンラインの場合、地域の大人の働く現場に触れるという点では限界がありますが、メリットも様々あることを関係する全員で共有ができ、また、今後のキャリア教育の広がりや可能性を探ることのできた1日になりました。


これを一つのきっかけに、今後県内で検討したい学校へのサポートもできればと思います。

<生徒たちからの感想一例>

・職業人から若者への一言が、10年、20年後に若者に言えるように、僕も頑張りたいです。

・心の中に残っている言葉が2つあります。1つ目は、「大人がこうやっていっているからこうしよう」ではなくて「大人はこうやっていっているけど、私はこうしよう」と言う言葉です。大人が言うことは全て正解と思わずに、自分で考えて行動していこうと思いました。

・自分の中での失敗ということに対して悪いイメージだったけど、今日の話を聞いてチャレンジしているから失敗するといって、良いイメージのことを聞けて、自分の考えが広がったのでよかった。

・今回お話をしていただいた人達のように「上手くいかない時こそ成長できる!」とポジティブに生活していきたいです。

・仕事での達成感については、私なりに回答をまとめると、相手がいるから達成感が生まれるのだなぁと思いました。確かに感謝された時や教え子が選手になった時など、結局皆さん同じことで達成感を感じているんだと感じました。


<職業人からの感想一例>

・話すことで自分にとっての再確認にもなりましたし、他の方の意見を聞いて自分でも気づく部分があった。

・子どもたちの気持ちを育てる、異議のある時間。

・学生さんに少しでも、お役に立ちたいと同時に自分の為にも、異業種の方々とのお話しが聴けて、勉強になりました。

・とても良い授業だと感じましたので、ぜひ協力したいと思っています。

・お話しさせてもらうことができて、とても楽しかったです。話す側も自分の仕事に誇りが持てるように感じたので、園の職員にも話して欲しいなぁと思いました。


(文責:福島)

妻高校の探究活動「さいと学」でプレゼン講座を行いました

本日はコーディネーターの羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」にてプレゼンテーション講座を行いました。11月に最終発表会が予定されており、そこに向けて発表の準備をする段階になります。
また、コーディネーターの福島も引き続きメンターとして参加し、生徒たちの活動をサポートしました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

講座ではメッセージを絞り、内容を付せんに書き出し、順番を並べ替え、という手順をワークをしながら一緒に進めていきました。

(文責:羽田野)

南郷中学校のプロジェクト型学習でサポートを行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業のサポートを行いました。
南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
優秀作は南郷プリンスホテル様で実際に活用されます。

7月から企画を考え、情報を集め、今回はいよいよパソコンを使っての制作作業。
PPTソフトを使って動画もリーフレットも制作をしていきます。

パソコン作業自体に慣れていないため、キーボード入力に時間がかかったり、操作方法に戸惑ったりという場面もありましたが、フォントや色味にこだわり、少しずつ形になっていく様子が見られました。(文責:羽田野)

都城泉ケ丘高校2年生への「職業講話」を実施しました

都城泉ケ丘高校では1、2年生を対象にした「職業講座」が行われました。
今年はコロナ禍で開催が一時危ぶまれていましたが、無事実施できたことを生徒たちも先生方も大変喜んでおられました。

講座に先立ち、2年生(260名)を対象に全体講演を、トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか -激変する時代にこれから求められる人財」と題して行いました。
<君たちが漕ぎ出す社会は可能性に満ちている>
<世の中には多様な働く姿がある>
<自分にとって幸せとは何か?を考えることが大事> という話をしました。
講演後に本質を突いた質問がいくつも出され、講師の私にとっても刺激的な対話 の場になりました。

このあと、1,2年生を対象に「職業講座」が行われ、17名のOBや地域の 方々が講師として来校されお話をされました。弁護士、旅行業、メディア、製造業、銀行、医師、看護師、臨床心理士、航空大学校、小学校教師、特別支援学校教師、県・市職員など多様な職業の方々から、生徒たちは2人ずつを選んで、入れ替わって詳しく話を聞きました。

(文責:水永)

西都市立三財中学校でのオンライン職業講話に備えた練習会を行いました

本日は、10月16日に予定している「オンライン職業人インタビュー」に備え、西都市立三財中学校の3年生の生徒19名と先生方3名でオンラインで練習会を行い、コーディネーターの福島がファシリテーターをつとめました。

 

まず最初に、クイズ形式でZoomの使い方をお伝え。
ミュート機能や、画面のON/OFF切り替え、チャット機能について、アイコンを頼りに、チームメンバーや、他のチームと助け合いながらボタンを探しました。

声を出したりジェスチャーで伝えることがとても上手な三財中3年生のみんな。オンラインだからこそ、対面している時よりもとても大事なことなので、本番でも同じように対応できると、インタビューをされる職業人の方も話しやすくなるだろうと思いました。

次に、チームごとにブレイクアウトルームを作り、そこにお一人ずつ先生に入っていただいて、インタビューの練習を実施。実施後の振り返りでは、生徒や先生からこのようなコメントがありました。

<生徒から>
・リモートだと、遅れて聞こえてきたりして焦ってしまった。
 落ち着いて質問できるように備えたい。
・ちょっと緊張した。
・相手の(今回は先生の)意外な一面を聞くことができて
 楽しいと感じた。

<先生から>
・たくさん質問できたことが、素晴らしかった。
・リアクションをしっかり取れていたところが素晴らしかった。
・質問する前に「質問していいですか?」や終わった後に
 「ありがとうございました」と伝えられていた。

改善のポイント:
・1つの質問について回答をもらったら、そこから深掘りしていくのもいい。
・その人が仕事に就くまでの道のりや、必要な資格、
 どうやって取得するのかという質問があると、より仕事について
 理解が深まるのでは。

3名の先生から、励ましと改善点としてのアドバイスがありました。

本番は10月16日。インタビューには、県内外の様々な職業の方が関わってくださる予定です。(
文責:福島

妻高校にて探究活動「さいと学」のメンターを務めました

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」にメンターとして参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

新型コロナの影響を受けながらも何とか6月からグループでの活動を始め、いよいよ大詰め。
自分たちが考えた施策を具体的に実行に移すため、地域の方々に話を聞きに行ったり、協力のお願いをしたりという活動が進んでいます。
メンターの方に教えてもらいながら初めての企画書作りに取り組む様子も見られました。
(文責:羽田野)

延岡星雲高校の総合的な探究で、社会人メンターによる指導開始

本日、延岡星雲高校フロンティア科1年生(40名)の総合的な探究の時間(「フロンティア学」)で、社会人メンターによる指導がスタートしました。
トータルコーディネーター(兼延岡市キャリア教育支援センター長)の水永がサポートさせていただき、メンターと先生方との事前打合せも行いました。

昨年までは2年生でメンター指導を行ってきましたが、「探究学習」を実りあるものにするためには、もっと早くから取り組んだ方がいいということで、今年から初めて1年生に、メンターによる指導を導入したものです。

企業と行政から4名の方々にメンターとして来校いただきました。先生の方から「介護福祉」「観光」「環境」「安全」という4つのジャンルが示され、それぞれについて具体的な「課題テーマ」を2つずつ、メンターの方々に提示いただきました。生徒たちは、この課題テーマに取組みを開始しました。

これから来年3月までの半年間で12回の授業が予定されていますが、この内毎月1回程度(合計で5回)メンター指導日を設けて、来校いただきアドバイス指導を受ける予定です。

 
(文責:水永)

延岡商業高校1年生に職業講話を行いました

延岡商業高校1年生(3クラス、90名)に、トータルコーディネーターの水永が職業講話を行いました。

延岡商業高校では、全学年で取組む「桜マーケット」(延岡駅前周辺店舗にての販売実習)を、毎年12月に行っています。1年生は、卒業生や協賛企業の方々と共に販売実習を行う予定です。
それに備えて、「働くということ」「商売とは何か」「企業の実態」などについて学ぶ一環として講話が企画されました。

1年生の2クラス(60名)については既に、7月8日(水)にリモートでのオンライン講話を行っています。今回は残りの3クラスの生徒たちを対象に行われました。

講話は「君たちはどう生きるか -君たちの未来は可能性に満ちている」と題して行いました。「自分にとって幸せとは何か」を考えること。「未来は可能性に満ちた時代であること」そして、「何のために働くのか、多様な働き方があること」を語りました。最後に「失敗や挫折を恐れずに挑戦してほしい」と生徒の皆さんに心からのメッセージを送りました。

(文責:水永)

延岡市立旭中学校1年生が、農漁業の魅力を発表

旭中学校1年生(2クラス、67名)が、「第一次産業から再発見 延岡の魅力」について発表会を実施しました。 

1学期に、延岡市内の農業と漁業の現場をバスで訪問する予定でしたが、コロナ禍で訪問できなくなったため、ビデオメッセージを作成して欲しいとの依頼がありました。
そこで、トータルコーディネーター(兼延岡市キャリア教育支援センター長)の水永の方で、サポートさせていただき、農業者2名、漁業者2名のビデオメッセージを作成しました。

その4名のビデオメッセージ(各人7分)を、6月5日(金)に1年生全員でクラス毎に視聴し、その後6月から9月までの4ケ月間にわたって、延べ8回の調べ学習や社会人講話等が行われました。その間、個人毎に課題を設定し「調べてわかったこと」「皆に伝えたいこと」「感想」などをまとめました。

発表会には、ビデオメッセージを寄せていただいた田口さん(果樹園)、中西さ
ん(ひむか本鯖養殖)のお二人が来校され、発表を聞いた後に、生徒たちの質問に
答えながら、対話が行われました。
生徒たちはビデオに登場されたご本人が教室に
来られるというワクワク感と、調べ学習を通じて得られた気付きや疑問を直接本人に聞いてみたいという期待で、「興味津々」の様子でした。

1時限目の発表会の後行われた2時限目の質疑応答と対話の時間は、圧巻でした。
35分の時間があっという間で、次々に質問が出され、様々な角度からの質問や意
見で実りある対話となりました。この4ケ月間の先生方のご指導のもとで、生徒たちの主体性が引き出されたのだと思います。
このように、つながりのあるキャリア教育を行うことによって、間違いなく子供たちの「主体性」が引き出されるのだということを実感する機会となりました。

  
(文責:水永)

高鍋高校・探究科学科報告会に、伴走者として出席いたしました

本日午後、県立高鍋高校にて、探究科学科1年生の「探究I」報告会が開催され、コーディネーターの福島が伴走者として出席しました。

探究科学科は、昨年度より普通科探究科学コースから変更され、従来の教育活動に加えて、探究心の育成を目的とした学科です。「協働的・批判的・創造的思考力」を備えた人材の育成を目指し、学校設定科目として「探究I」を開講しています。

本年度1学期をとおしてフィールドワーク演習Iでまちづくり学習を実施。
期間中は、課題を見つける、深掘りする、仮説を立てて、実際に高鍋町内を歩く、発見したことを共有するなど地域を題材とした課題解決型学習を進めてきました。

また、高鍋町に本店を構える株式会社日向利久庵の弓削社長にもご講演いただいたり、一般社団法人Global Academy 岡本代表からの中間フィードバックありという、大きな支援の下、1グループ4名に分かれ、観光や、文化財、商店街の利活用の課題、安心安全な町について歩行者の交通安全の視点で検証したチームなど計6チームが発表を行いました。

探究コースが始まった時から関わらせていただいており、当初と比べると、生徒たちの成長・変貌をとても感じました。2学期、そして2年生でも熱量高く取り組んでほしいと思います。

(文責:福島)

延岡市立岡富中学校2年生が社会体験バスツアーを実施

9月18日(金)に岡富中学校2年生(84名)が、社会体験学習として職場訪問バスツアーを実施しました。
トータルコーディネーターの水永が、延岡市の有志で活動している「産業観光研究会」のメンバーと一緒に支援しました。

生徒たちは3グループに分かれて、大型バスに分乗して、2社ずつを訪問しました。
訪問先は、岸上蒲鉾冷蔵株式会社、有限会社亀山工業、株式会社中園工業所、株式会社田口ファミリーファーム(果樹園)でした。

訪問先では、責任者の説明・現場見学を行いましたが、生徒からはたくさんの質問が出されて活発な対話が生まれていました。
生徒たちはこの様子をタブレットで写真撮影し、3学期に行われる予定の「働く姿 写真コンテスト」に向けてさらに学びを深めていくことになります。

  
(文責:水永)

妻高校にて探究活動「さいと学」のメンターを務めました

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」にメンターとして参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

写真は終了後のメンターの振り返りの様子。各グループの進捗を共有し、メンターとして関わる上での課題や疑問点について意見交換をしました。

(文責:羽田野)

川南町国光原中学校で、キャリア教育プログラムの支援活動を行いました

今日は、コーディネーターの福島がサポーターとして関わっている児湯郡川南町の国光原中学校で、1年生の調べ学習の中のプログラム「共創的コミュニケーション 体験して使ってみよう」が実施されました。

12月の発表までに、地域の方と関わり進めていくことを計画されている中、地域の方から様々な角度で深くヒアリングするスキルを身につけることを目指しています。

まずは2人でペアになり、「否定」「肯定」のワークを実施しました。
一人が「〜しよう」と声をかけ、もう一人が「やだ」「いいね」を返し続けます。「やだ」と言われ続けた時、言い続ける時の気持ち、そして「いいね」と言われ続けた時、言い続けた時の気持ちに目を向け、覚えておいてもらいました。

次に、「Yes, And」のワークを実施し、一人が「〜しよう」と声をかけたら、もう一人には「いいね。じゃぁ、〜しよう」とさらに提案を乗せてもらいます。

それぞれのワークをやってみて、どんな風に展開して行ったか、どんな気持ちだったかを共有する時間をとりました。

・やだ、っていうときは申し訳なくなった。
・やだ、と言われ続けるのは苦しくて途中で言えなくなった。
・いいね、と言われると受け入れられていると感じた。
・いいね、の後に提案が出てくると、さらにアイディアが発展すると感じた。といった感想が出てきました。

最後に、「間違ってもいい」を体感できるワークも実施し、生徒たちも大変盛り上がりました。

同校には、コミュニケーションのワークのため、フェイスシールドのご準備もいただきました。おかげさまで安心してワークも楽しんでいただけました。

講話の様子
(文責:福島)