日誌

活動報告

美郷町立美郷南学園6年生 「働く」を考える

美郷南学園6年生(10人)では、1学期に「人は何のために働くのか」というテーマで学びを深めてきました。5年生までに「美郷科」で学んだことをふりかえりながら、様々な視点で考えてきました。

9月12日(月) 13時40分~15時20分までの2時限を使って、水永が「君たちはどう生きるか」と題して講話しました。途中2回のグループセッションも行いました。

 

美郷南学園では、6年生から1日間の「職場体験」を経験します。7年生と8年生ではそれぞれ2日間が予定されています。9月末に予定されている職場体験の前に、1学期の学習について整理したり、友達と考えを共有したりしながら、自分の考えを拡げていくために、今回の「よのなか教室」が企画されました。

 

 

職場体験の後には、第二ステージとして、地元南郷町の渡川マンマに話を聞き、3学期には第3ステージとして、地域外の講師を招いて話を聞く予定です。

今回は、県キャリア教育支援センターのHPに依頼があり、水永がサポートさせていただきました。

 

授業の最後に、8月にあった日向市財光寺小学校6年生が、6年後に18才になって集まったという話をもとに、先生からみんなに、「6年後に美郷南学園に集まろう!」と呼び掛けていただきました。美郷町では今年から18才成人式を開催しています。6年後が楽しみです。

後でいただいた感想文の中に次のように書いてくれた子供がいました。

「ぼくは絶対に夢をかなえたいです。その夢をかなえるためにいろいろなことを勉強します。そして6年後に、水永さんに報告します。」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

延岡市立旭中学校2年生 「職場訪問学習」(職場体験に替えて)

9月8日(木) 8時30分から15時までをかけて、旭中学校2年生(83人)は、コロナ禍で職場体験ができなくなったため、それに替わる学習として「職場訪問学習」(バスツアー)を行いました。

 

1班は、「旭化成(株)延岡展示センター」、「センコービジネスサポート㈱」、「㈱中園工業所」を、

2班は、「センコービジネスサポート㈱」、「㈱三井」、「旭化成(株)延岡展示センター」を訪問しました。 延岡市(商工観光文化部)と延岡市キャリア教育支援センターが訪問企業を検討し依頼しました。

 

働く人々を観察して、「どんな様子で働いているか(働く姿)」、「働く人はどんなことに気を配っていたか、どんな工夫をしていたか」、「見学した企業が、世の中に提供している価値は何か」を、探ることが課題でした。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

センコービジネスサポートの玄関で 

三井で「商社」の現場を学ぶ生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

      センコービジネスサポートの玄関で             三井で「商社」の現場を学ぶ生徒たち

妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました

今日はコーディネーターの羽田野、福島、長友が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

「妻みらい学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みです。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

羽田野が担当するグループは子育て支援をテーマに子どもの一時預かりの場づくりを計画しています。
この日は具体的な実施に向けて集客の方法や会場、準備事項の検討・確認を行いました。

学校の先生だけで全てのグループ活動をフォローすることには限界もありますので、地域の大人がメンターに入ることできめ細かなサポートができ、活動の実現性の向上や学びの深まりに繋がると考えています。

(文責:羽田野)

延岡市立旭中学校3年生 宮崎銀行による「SDGs講演」

9月5日(月)、旭中学校3年生(66人)を対象に、宮崎銀行 延岡市祇園町支店長の冨満正哉さんに、「宮崎銀行が取組むSDGs宣言」と題して講話をしていただきました。課題探究学習「10年後の世の中と私 SDGsを通して考える」の一環です。先生方のお考えをもとに、水永が宮崎銀行に講師をお願いしました。

 

 

SDGsを一般的に理解するだけではなく、地域の企業が、「どうしてSDGsに取組むのか」、具体的にはどんなことを目標にしているのかをお話しいただきました。事前に、3枚のリーフレットを読んで、質問を考えてもらうことになりました。生徒たちはそれぞれに多様な視点から読み込んで、たくさんの質問を出してくれました。

 

当日は、クイズを交えながらとても分かりやすく講話していただきました、生徒たちものりのりで、講話終了後も講師のそばに行って、様々な質問をしていました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

講話終了後にも講師に質問する生徒たち

               講話終了後にも講師に質問する生徒たち

日向市立財光寺小学校6年生  6年後に18才で「しゃべり場」再会

8月28日(日)に、日向市立財光寺小学校6年生で一緒に学んだ子供たちが、6年経って18才になった今年、企画された「しゃべり場」で再会しました。18才の悩みや夢を語り合う場として地域住民有志の方々が主催されたもので、当時の担任の先生二人も参加され、卒業生31人が集まりました。

 

当時、水永は日向市キャリア教育支援センターのコーディネーターで、5年生と6年生の2年間に延べ15回以上の「よのなか教室」を実施した経緯があり、集まった生徒たちにエールを贈ることになりました。「社会に出て一番大事になるのは“仲間”であること。いろんな仲間をつくってほしい。特に小学校時代の友達は、利害なくフランクに話せる大きな財産」と話しました。

 

集まった皆さんに、6年前の「よのなか教室」で今でも記憶や印象に残っていること、「よのなか教室」で学んだことでこの6年間力になったこと、などをアンケートに書いてもらいました。たくさんの学びが得られたことがわかりました。「よのなか教室」などのキャリア教育が、どのような成果を生んでいるのかを知る一つの手がかりにもなりました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

6年前小学校6年生の時の学び舎「財光寺小学校」に集まったみなさんたち

               

 

 

 

 

 

 

 

   

                6年前に小学校6年生だった時の学び舎「財光寺小学校」に集まったみなさんたち