学校日誌

2023年7月の記事一覧

GIGAスクール教育長ミーティング~子どもたちが主役の授業とは~

 28日(金)に、GIGAスクール教育長ミーティングが、本校図書室で開催されました。本研修は、市教育委員会の皆様と本校の教員が一堂に会して、GIGAスクール構想の実現とICTの更なる活用に向けた教育長の想いを共有し、教育委員会と学校の連携・活性化を図ることを目的に開催されるものです。

 研修会では、まず、本校担当者から各教科等でのICT活用に関する実践について報告を行いました。

  

  そして、児玉教育長からの講話では、現在に至る日本の学校教育の変遷や、世界・国の教育の動向から今、学校教育に求められている「ウェルビーイング」について話がありました。そして最後に、GIGAスクール構想の「多様な子どもたちを誰一人取り残さない」という理念のもと、子ども一人一人の「状況」、「考え」、「想い」、「変化」を大切にした「子どもたちが主役の授業」=「ウェルビーイングな授業」を目指してほしいという熱い想いを述べられました。

  

  

  

 最後に本校職員から、これまでの自分の授業を振り返り、今後、子どもたちが主役となる授業に取り組んでいきたいという頼もしい決意表明がありました。

  

 本日の研修会での学びを更なる授業改善に生かしていきたいと考えています。

 児玉教育長をはじめ、市教育委員会の皆様は、本日だけで小中学校を4校訪問され、本校が最後の4校目でした。お疲れのところ、貴重なお話をいただき、ありがとうございました。今後とも本校の教育活動へ御指導・御助言をいただきますようお願いいたします。

五小っ子Study Room ~地域の皆様の御支援に感謝~

 27日(木)の午前中、「五小っ子Study Room」が開催され、本校からは4年生児童が14名参加しました。そして、学習サポートとして中学生や高校生、地域の方々がボランティアとして参加していただきました。

  

 この取組は、五十市地区社会福祉協議会が、児童の学びの場や児童を支える支援体制を構築することで、児童に学ぶことの楽しさや将来に向けて進路選択の幅を広げる機会をつくり、地域社会の担い手を育成することを目的としています。

 教室では、子どもたちは夏休みの宿題を中学生や高校生にマンツーマンで教えてもらいながら、集中して一生懸命取り組んでいました。

  

  

   

 今日、参加した子どもたちにとっては、宿題もかなり進み、有意義な時間となったことと思います。子どもたちには、地域の方々への感謝の気持ちを忘れず、いずれは地域ボランティアとして参加してくれることを願っています。

 本日、本校の児童のために御支援いただきました五十市地区社会福祉協議会や地域の皆様、そして五十市中学校、都城聖ドミニコ学園高等学校、県立都城農業高等学校の生徒の皆さんや学校関係者の皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

万が一に備えて ~緊急時のシミュレーション研修~

 26日(水)、先生方は昨日に引き続き、人権教育や生徒指導など終日、研修に励んでいます。午後からは、緊急事態発生時に現場に居合わせた職員が連携して対応し、児童や職員の命を守るための「シミュレーション研修」を行いました。

 研修では、職員それぞれの役割を示した「アクションカード」を使って、一つ一つの役割を全員で確認しました。その後「教室内で児童が突然、倒れた場合」「プールで児童が溺れた場合」を想定して、2つの班でそれぞれ役割を決めて実際に動きを確認しました。先生方は自分の役になりきって大声で助けを求めたり、AEDを運んできたり、救急隊を誘導したりと真剣に演習に臨んでいました。

   

  

  

  

  

  

 研修後は、実際に取り組んでの感想や改善すべき課題等についてまとめました。

 学校では、事故や災害に備えて緊急時の対応マニュアルを整備し、毎年確認していますが、実際に職員が連携して対応できるかどうかが大切です。本校では、「アクションカード」を校内13か所に設置し、すぐに活用できるようにしています。これからも万が一の場合でも、職員が連携して迅速かつ適切に対応できるよう努めていきたいと考えています。

夏休み、先生たちも頑張っています!

 夏休みに入り4日が経過しました。子どもたちは、地域の夏祭りに参加したり、外で遊んだり、そして夏休みの宿題に頑張って取り組んだりと充実した夏休みを過ごしていることと思います。

 先生方は、夏休みですので授業はありませんが、2学期の行事等についての会議や、授業力やICT活用能力など教員としての資質向上を図るための研修などに息つく間もなく取り組んでいます。

  

  

  

  

  

  

  特に10月22日(日)に行われる運動会については、アフターコロナの時代を迎え、運動会の目的を達成するために、今年度はどのような運動会にするのか、感染症や熱中症対策も考慮しながら、体育主任を中心に健康安全部の先生方で慎重に議論を重ねていました。今後は、職員会議でさらに練り上げていく予定です。

 学校は夏休みで子どもたちは居ませんが、先生方は子どもたちのためにという熱い想いを持って、子どもたちに負けないぐらい頑張っています。 

1学期終業式

 21日(金)は、1学期の終業の日でした。終業式は、熱中症や感染症防止対策のため、オンラインで行いました。式では3年生代表の児童が、1学期を振り返って自分で頑張ったことや2学期の抱負についてしっかりと発表し、各学級で子どもたちは真剣に話を聞いていました。式の最後には、校歌を6年児童のピアノ伴奏に合わせて、みんなで歌い、学校中に歌声が響き渡っていました。

  

  

  

  終業式後は、各学級で担任の先生から夏休みの過ごし方について話があり、最後に子どもたちは一人ひとり通知票をもらって、ドキドキしながら確認していました。

  

  72日間(1年生は70日間)の1学期でしたが、大きな事故等もなく無事に終えることができました。これまで職員の子どもたち一人ひとりに愛情をもった指導はもちろんのこと、地域や保護者の皆さんに温かく見守っていただいたおかげです。心から感謝しております。ありがとうございました。

 子どもたちにとって充実した楽しい夏休みになるように、今後とも地域や家庭での見守りをお願いいたします。

初めての夏休みに向けて(1年生)

 明日、7月21日(金)が終業の日となっており、子どもたちは楽しみにしている夏休みを迎えます。1年生にとっては、小学校に入学して初めての夏休みとなります。

 そこで、20日(木)、1年生は初めての夏休みを迎えるに当たって、夏休みの宿題やその進め方についてみんなで確認しました。

  子どもたちは、先生から配られた宿題に一つ一つ記名して、封筒に入れていました。また、読書感想文を書くために原稿用紙を使うのですが、子どもたちにとっては初めて使うものなので、先生から書き方について学んだり、友達同士で確認したりしていました。

  

  

  

 また、早く書き終えた子どもが姿勢よく待っていて、学習に取り組む姿勢がしっかり定着している姿から、1学期の成長を感じることができました。

  

第2回学校運営協議会が行われました~学校の応援団~

 19日(水)の午前中に第2回学校運営協議会が行われました。

 学校運営協議会は、地域住民や保護者の代表の皆さんが委員となって、学校運営について話し合いながら、地域も保護者も学校運営の当事者として関わっていただく学校づくりの「応援団」です。

 今日は、会議の前に授業の様子を参観していただきました。委員さんから「楽しそうですね。」という声が聞かれ、子どもたちが楽しく一生懸命学習に取り組んでいる普段どおりの姿を見ていただくことができました。委員さんの中には、朝の登校の様子を見守ってくださっている方もいて、子どもたちにとっては顔なじみの存在だったこともあり、子どもから話しかけてきたり、手を振ったりしている様子も見られ、日頃からお世話になっていることを改めて感じさせられました。

  

  

  

 会議では、委員の皆さんから「(地域で子どもを育てる上で)学校のきまりなど地域との情報共有が必要」「(教育活動の充実のため)学校運営協議会とPTAとの連携強化」「(150周年事業の周知を図るために)進捗状況のホームページ公開」など、多くのご意見をいただきました。

 これからアフターコロナの時代において教育活動を進める中で、本校の強みと課題を見出し、地域や保護者の皆さんと共に子どもたちを育てていきたいと思います。

授業風景 ~6年体育~

 18日(火)に6年生は体育の時間に水泳を行いました。毎週末に6年生がプール掃除をしてくれており、連休明けの今日は、水は入れ替えたばかりで冷たく、プールに入ったとき、子どもたちは歓声をあげながら気持ちよさそうにしていました。

 授業では、蹴伸びやビート板を使ってクロールの練習をした後、ビート板なしで泳ぎました。最後に全員で流れるプールを作りましたが、子どもたちは、大はしゃぎしていました。

  

  

  

  

 昨年度までコロナ禍で教育活動に制限があり、なかなか泳げなかった分、子どもたちは楽しそうに取り組んでいました。

授業風景(4年体育) ~大切な命を守るために~

 14日(金)に、4年生は体育の時間に着衣泳を行いました。

 万が一、洋服を着た状態で水に落ちてしまった時に、慌てることなく落ち着いて自分の命を守る行動ができるようになることを目的に行っています。

 子どもたちは、服を着たまま水に入ったら、普段の水着で水に入るときとどう違うのか、水の中で走ったり、泳いだりして体感しました。子どもたちからは、「重たい」「泳ぎにくい」「(プールサイドに)上がりにくい」などの感想が聞かれました。

  

 そして、万が一の場合、自分の命を守るための方法として、背浮きやペットボトルを使った浮き方などを練習しました。背浮きは、どうしても力が入ってなかなか上手くいきませんでしたが、回数を重ねるごとに上達していました。

  

  

 これから夏休みを迎え、家族と一緒に海水浴や川遊びをする機会があるかと思います。十分に気を付けて大切な命を守ってほしいと思います。

授業風景 ~まとめの時期を迎えて~

 来週21日(金)が終業の日で、子どもたちが登校するのも残り5日となり、1学期もまとめの時期を迎えています。

 13日(木)は、1年生と3年生は確認テストを行っていました。

 1年生は、国語科の単元「おむすびころりん」でしたが、子どもたちは文章を黙読して、問題文に合うところにサイドラインを引きながら、一生懸命に答えを考えていました。子どもたちの鉛筆の握り方も上手になり、しっかりとした文字が書けるようになっていて成長を感じます。

  

  

 3年生は、算数科の計算や文章問題などで、子どもたちは、黙々と問題を解いていました。そして解き終えたら、さらにタブレットを使ってAIドリルの問題に挑戦していて、子どもたちのやる気を感じさせられました。

  

  

 夏休みもこの調子で、夏休みの宿題など1学期の復習を頑張ってほしいなぁと思います。

授業風景 ~4年国語・5年算数~

 12日(水)、4年生は、国語の時間に新聞を作りました。各班でどんなテーマにするか決めて、これまで取材してきたことを記事にまとめてきました。今日は、見出しや記事を分かりやすくするためのグラフ・イラストをどこに配置するかなど構成を考えていました。どんな新聞になるのか、完成がとても楽しみです。

   

 5年生は、算数の時間に少数の計算の応用問題を友達と協力しながら解いていました。子どもたちは、問題解決の場面で問題文から数量の関係を図に表して考えていました。図に表すことは、既に学習している内容ですが、それを活用している姿に感心させられるとともに、学習内容がしっかり定着していることを嬉しく感じました。

  

授業風景 ~2年生活科~

 11日(火)、2年生は生活科の時間に新聞を作っていました。バッタやカマキリ、トカゲ、ダンゴムシ、カナブンなど子どもたちが自分たちで見付けた生き物について、どんなところにいるのか、何を食べるのか、形や色、大きさなど生き物の特徴をタブレットで調べて、新聞にまとめていました。新聞にはイラストも入っていて、説明が伝わりやすいように工夫しながら一生懸命に作成していました。

 

  

 

 もうすぐ子どもたちが楽しみにしている夏休みです。カブトムシやクワガタなど、たくさんの生き物と触れ合える機会になったらと思います。

授業風景 ~4年体育~

 10日(月)、4年生の体育の時間は水泳でした。4年生の体育には、先週から五十市中学校の体育の先生が指導に来てくれています。これは、県教育委員会の事業(体育振興指導教員の小学校派遣)で行われるもので、体育の専門的な知識や技能をもつ中学校の先生が授業や研修会を行うことで、子どもたちにとって体力向上を、先生にとって指導方法を学ぶことを目的にしています。

 今日は、子どもたちは前回に引き続き、バタ足や息継ぎ、蹴伸びなどに取り組みましたが、ポイントをしっかり覚えていました。それぞれのコツを体育の先生から子どもたちに分かりやすく教えていただいたことで、子どもたちは自分のものにできていて、やはり教え方は大事なぁと感じました。

 

 

 

 今回の事業では、偶然に五十市中学校の先生に講師を務めていただくことになりましたが、小中一貫教育を進める上でも非常に意義のある時間となりました。

授業風景 ~1年生活科~

 7日(金)に1年生は生活科で、初めて絵の具や筆を使いました。初めに水入れや絵の具などの水彩用具の置き方や、パレットや筆の持ち方をみんなで一つ一つ確認しました。準備ができたら、画用紙に思い思いの色を使って線を描いていましたが、みんな用具の使い方が上手で、パレットを片手にもって筆で描く姿は、可愛い画家のようでした。そして最後は、使った用具をしっかり洗って、片付けまで上手にできていました。

  

 

 

 

 これから、学年が上がるにつれて、色の混ぜ方や薄め方、塗り方なども学んで、自分の思い描く絵を描けるようになることでしょう。

授業風景 ~5年家庭科・6年外国語科~

 6日(木)、5年生は家庭科で、生活する上でどうして整理・整頓が必要なのか考えました。学習に入る前に、まずは、机の中の引き出しが整理・整頓されているか、友だちと相互に確認しました。自分では整理・整頓できていると思っていても、友だちからは合格がもらえない子どももいて、判断基準が違うんだなぁと感じたところでした。

  

  

 いざ学習では、整理・整頓の必要性だけではなく、方法まで話し合いましたが、是非、学校や家庭での生活に生かしてほしいと思っています。

 また、6年生は外国語科で、自分で選んだ国の美味しい食べ物や美しい景色など、その国の素晴らしさを英語で発表していました。発表では、発表者のあいさつや英語での問いかけに対して、みんな元気よく反応していました。

  

 時折、スムーズに発表できない場面もありましたが、周りの子どもたちが発表者に声をかけてくれたことで、落ち着いて最後まで発表できていました。子どもたちの優しさに触れ、とても嬉しくなりました。

給食の時間

 最近、蒸し暑い日が続いていますが、そのような中でも給食当番は、みんなが美味しく給食が食べられるように給食着を着て配膳を一生懸命頑張ってくれています。給食当番以外の子どもたちも静かに配膳が終わるまで待ってくれています。アフターコロナの時代を迎え、黙食は求めていませんが、友だちとの距離の確保が難しいため、座席はグループを作らずに前を向いたままとなっていて、小声で会話しながら食べています。

  

  

  

 4日(火)の給食の献立は、「セルフごもくずし」と「たなばた汁」、「牛乳」でした。「セルフごもくずし」は、白御飯に具をかけていただきます。酢がいい具合に効いて、子どもたちも美味しくいただいていました。暑い中にいつも給食を作ってくださっている学校給食センターの皆さん、そして給食当番の子どもたちの頑張りに感謝しています。

授業風景 ~6年理科~

 4日(火)に、6年生は理科で植物のつくりと働きについての学習のまとめを行いました。子どもたちは、これまで学習した内容が身に付いているかどうか、タブレットで問題を見ながら、ワークシートに答えを書き込み、答え合わせしていました。問題は、理科の先生がスライドで作成したもので、子どもたちがそれぞれ自分のペースで問題を解くことができ、つまずいた場合は教科書で調べられるようにページ数も表記されています。

  

  

  

 子どもたちは、学習のまとめにおいてAIドリルも活用していますが、本日の学習のように実際に用紙に文字として書いて表すことも理解の定着を図る上では、大事なことだと思います。

授業風景 ~4年図工~

 3日(月)に、4年生は図画工作の時間に、紙バンドを曲げたり、折ったりして、かごや鉛筆立てなど、普段使ったり、飾ったりするものを作りました。子どもたちは、紙バンドの組合せ方やつなぎ方を工夫しながら、自分のイメージするものを一生懸命に作っていました。完成した作品はタブレットで記録していましたが、友だちからどんな感想コメントがもらえるか、楽しみです。