今日の給食

今日の給食

9月20日の給食

今日の献立は、ご飯、牛乳、めひかりのカレーあげ、いんげんのごまあえ、具だくさんみそしるです。

今日は延岡市の代表的な深海魚、めひかりを使った料理です。めひかりは、延岡市の沖合、日向灘の深海300メートル前後のところで漁獲される、5~15㎝ほどの小魚で、目が大きく青く、きらきら輝いて見えることから「メヒカリ」と呼ばれるようになりました。めひかりは、福島県いわき沖でもよく捕れ、小名浜港の名物となっています。延岡市といわき市は内藤家の繋がりで平成9年に兄弟都市になりましたが、こうした縁が両方の地域でめひかりを食べる習慣にも影響していると言われています。

9月19日の給食

今日の献立は、三色ご飯、牛乳、つぼんじるです。

つぼん汁は熊本県の郷土料理です。鶏肉、かまぼこの他、里芋、ごぼう、にんじん、大根など根菜の野菜を小さめに切り、いりこ出汁で煮て醤油味で仕上げた具たくさんの汁物です。野菜のうま味が溶け出した優しい味がしますね。お正月やお祝い事には欠かせない料理で、その時には具材は7種類や9種類などの奇数でそろえるそうですよ。

9月15日の給食

今日の献立は、ご飯、牛乳、かぼちゃのそろぼろに、春雨の酢の物です。

料理は、調味料を「さしすせそ」の順番で入れるとおいしく出来上がります。砂糖は材料に染み込むまでに時間がかかるので最初に入れます。砂糖が材料に染み込んだら、塩を入れて引き締めます。他の調味料は香りをつけるために入れるので、最後に入れます。ただし、煮魚のように表面に味を付けるものや、おでんのように混ぜ合わせた調味料で食材を煮込みたい時には、調味料を入れる順番にはこだわらなくてよいです。

9月14日の給食

今日の献立は、げんりょうコッペパン、牛乳、やきそば、千切り大根のおかか和えです。

千切り大根のおかか和えには、かつお節が入っています。かつお節は、かつおの頭と内臓を取り除いた身を燻してよく乾燥させ、かびを付けて発酵させた食品です。うまみのもとである、イノシン酸やグルタミン酸を多く含んでおり、和食には欠かせない食材です。かつお節が最も多く作られているのは、鹿児島県、次が静岡県です。かつお節の産地などでは、かつお節では使わない頭の部分からサプリメントを作ったり、骨から天然カルシウムを作るなど、無駄がないように使っているところもあるそうです。

9月13日の給食

今日の献立は、ご飯、牛乳、ジャンバラヤ、ラビオリスープです。

ラビオリはイタリアのパスタ料理のひとつです。小麦粉を練ってよくのばし、チーズや細かく刻んだ肉、野菜などを挟んでゆでたものです。トマトソースなどをかけて食べます。今日はスープに入れました。

9月12日の給食

今日の献立は、ご飯、牛乳、さかなとカシューナッツのあげに、コンソメスープです。

カシューナッツはりんごのようなにおいのする「カシューアップル」という果実の外側の先にできる殻に入った木の実です。勾玉のような珍しい形をしています。主な産地はインド、ベトナム、ブラジル、アフリカ各地ですが、特に皮をむいたり加工したりする技術を持っているインドの加工輸出量が多いです。今日の給食のように油で揚げてカリッとさせるとさらにおいしくなりますよ。ナッツ類には、肌や血管を若く保ち、頭の働きをよくしてくれる効果があります。

9月11日の給食

今日の献立は、こくとうパン、牛乳、クリームシチュー、つぼみふっくらサラダです。

クリームシチューには、たまねぎが入っています。たまねぎは、5000年以上前の古代エジプト時代から栽培されていたようで、神様にお供えしたり、ピラミッドを造った人々は、エネルギー源として生のたまねぎをかじって仕事をしていたと言われています。たまねぎを切ると涙がでますが、これは硫化アリルという成分の仕業です。この硫化アリルは火を通すと甘み成分に変わります。たまねぎには、血液をさらさらにする働きや疲れた体を元気にする効果があると言われています。連日の暑さに疲れた体には、効果的ですね。

9月8日の給食

今日の献立は、ご飯、牛乳、ごもくきんぴら、いももちじるです。

ごぼうは、中国から薬草としてやってきた野菜です。ごぼうをこんなによく食べるのは、世界中で日本だけのようで、欧米人は「日本人は木の根を食べている」と驚くそうです。ごぼうには、お腹の掃除をしてくれる食物繊維がたっぷり含まれています。ごぼう独特の香りやうま味は皮のすぐ下にあるので、料理をする時には皮はむかずに、たわしで洗うだけにします。アクが強く、空気に触れると色が変わるので、白く仕上げたい場合は、切った後に、短い時間、酢水につけるといいですよ。

9月7日の給食

今日の献立は、ミルクパン、牛乳、豆腐の中華煮、ライチジュレフルーツです。

豆腐は2000年以上も前から中国で作られていました。消化があまりよくない大豆を加工しておいしく食べるという、知恵のかたまりのような食材です。豆腐の種類によって作り方は違いますが、給食で使う木綿豆腐は、水にひたした大豆をくだき、にがりなどの凝固剤を入れ、水気を切りながら固めて作ります。豆腐から、油揚げ、厚揚げ、がんもどき、焼き豆腐もできます。豆腐には、体に必要なたんぱく質や脂質、カルシウムが多く含まれます。

「豆腐の中華煮」とは、豆腐を使った中華風煮物の一つで、豆腐とキャベツ、キクラゲ、タケノコ、豚肉、イカなどを煮込んだ料理です。中華風の味つけでとてもおいしいです。
 

 

9月6日の給食

今日の献立は、ご飯、牛乳、あじのしそあげ、キャベツぞえ、もずくたまごスープです。

今が旬の青じそは、大葉ともいいます。青じその爽やかな香りは料理のアクセントになりますね。青じそは、野菜の中でもビタミンAを多く含みます。ビタミンAは肌や目などの健康を守り、感染症を予防する働きがあります。また、香りの成分には、食中毒の菌をやっつける効果があります。刺身のつまには、よくしそがついていますが、これで納得ですね。