学校の様子

細田中学校の出来事

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年10月11日

細田中の掲載は、今月は2回目計3回目です。

2年生の井戸口優奈(ゆな)さんのエッセイが掲載されました。きっと誰でも経験したことのある戦い。面白い例えや感覚で表現しています。

 題名 宿題眠気の戦い 

 宿題をしようとすると、いつも眠気が襲ってくる。

 ある日、部活が終わり昼食も終え、二時から自分の自由時間になった。宿題をしようとすると、頭の中で心地よい音が聞こえる。さらに視界も暗くなった。頭の中はふわふわとしたものにあふれていた。

 それから少しずつ、視界が見えるようになった。そこで気づく。私はいつの間にか寝ていたのだ。時計を見ると、二時半だった。もう三十分も経っていたのだ。宿題は進んでおらず、私は焦った。しかし、眠たくて手が進まない。

 まるで、頭の中で宿題と眠気が戦っているようだった。「少しだけ寝ようかな」と思ったが、以前にもこのようなことがあり、提出日前日に急いで宿題をすることになった。

 結局、また寝てしまって、夕方の五時になっていた。宿題は負け。眠気が勝ったのだ。これからもこんな日が続くのだろうか。

3年生の合格絵馬

 大勢の人の心を打った体育大会。3年生が中心となって頑張りました。次は、早速目標を切り替えて受験モードです。3年の先生方、生徒みんなの思いがぎっしり詰まった学級掲示です。

ルロットオーケストラ

 10月6日は鑑賞教室。

 文化庁「文化芸術による子供育成推進事業」に応募して当選しました。東京から車に乗ってルロットオーケストラの皆さんがお越しくださいました。

        

      

 バイオリン、フルート、ピアノ等で奏でられる音楽。フライパン、塩ビパイプ、スッポン等で創作された楽器での世界に一つの音色を使った演奏。楽器に触れて自分で音を出す体験コーナー。驚きと拍手と多くの(*^o^*)に包まれ、あっという間に時間が経ちました。

 主催者や演奏者のインスタグラムに「皆さんの素敵な笑顔が忘れられません!!楽しい時間になりました。ありがとうございました。」「みんなのキラキラの笑顔が忘れられません 僕たちが荷物を車に載せて帰るまで、何度も何度も手を振ってくれるし、胸が熱くなりました。」などのコメントがありました。

 心が通い合うって素敵ですね。芸術の秋です。

細田中産のサツマイモ

 現在、給食前の休み時間です。渡り廊下から生徒の「やったー!」という声が聞こえました。

 技術の時間に育てた芋を全校生徒が持って帰ります。技術を担当している教頭先生が丁寧に芋の汚れを落としてくれました。それを19等分して全校生徒のご家庭に渡します。虫食いがありますが、これもご愛敬で。ぜひご賞味ください。

  

 少人数なので一人一人が多くの体験を受け取ることができます。(*^o^*)

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年10月4日

先月に続き、2年生の岡野櫂志(かいと)さんのエッセイが掲載されました。

体育大会でも大活躍しました。雪をとおして本人が受け取る事実や感性が心を打ちます。

 題名 僕をはげます雪

 とても寒いある日、父から「転校しないか」という話が出た。「なんで?」と聞き返すと、引っ越して家から学校までの距離が遠いから、という理由だった。僕も毎日車で送迎してもらうのは申し訳なかったから、承諾した。

 転校が決まった時に転校する学校を知った。転校する三日前くらいに、クラスの皆に転校することを先生が伝えてくれた。

 僕はその時は、個室にいた。個室では、先生がパソコンで転校する学校について教えてくれた。

 そして最後の学校に行く日になった。この日の帰りの会に皆からメッセージカードをもらった。

 校内の駐車スペースで帰りの車を待っていたら、ゆらゆらと僕をはげますかのように雪が降り始めた。僕の生まれた日にも雪が降っていたことを、そのとき父から聞いた。

 車で家に帰り着いて、皆から貰ったメッセージカードの中身を見た。メッセージカードには思い出や皆からの言葉が書いてあった。これを見て、転校する学校でも頑張ろうと思った。

第77回体育大会 熱狂~私たちに限界はない~

10月1日は体育大会。開会式前に、全校生徒、職員で円陣を組んで臨みました。

       

19名の生徒がタイトルのスローガンを体現しました!それが生徒たちの答えです。

 

   

     

参観してくださった方のコメントです。

「初めて細田中学校の体育大会に参加させていただきました。生徒一人一人の表情が本当に生き生きとしており、日頃より生徒と先生方、地域の方々が信頼し合い、教育活動がなされていることが伝わりました。生徒、特に3年生にとっては一生に一度の中3の体育大会。その感動の場面に立ち会えたことに感謝です。」

こちらからも感謝をお返しいたします。

 応援もエールも団技もダンスも全て手作りの体育大会。全員が気持ちを一つにして力を出し切った体育大会。周りの方々に恩返しの気持ちを伝える体育大会。保護者、卒業生、来賓、地域の方々など、団技のご参加やご声援をいただいた体育大会。

 生徒の皆さんや細田地区を誇りに思える一日でした。細田中は細田地区にありき、細田地区に細田中ありき!ご来賓の皆様、地域の皆様、保護者の皆様、温かいご声援をありがとうございました。また、心温まるご祝電をいただきました日南市長を始め、青少年育成協議会、細田地区小学校、高校、本年度細田中から転勤された先生方、ありがとうございました。

     

      

   

     

   

     

芋の収穫

   

    技術の時間です。

    春に植えたあの苗(左上の状態)からたくさんの芋が収穫できました。最後の一つまで、芋を掘るために必死の1年生です。宝探しのようなのかもしれません。日照りや台風に耐え立派に成長。教頭先生が、「あんなに小さかった苗がこんなに成長するなんて驚くね。」と語ってました。生徒の皆さんの成長に似ていますね!

宮崎日日新聞”若い目”掲載令和5年9月25日

 2年生の吉村仁花さんのエッセイが掲載されました。題名のとおり、読むと胸が温かくなります。

 少人数できめ細かな関わりをとおして、生徒一人一人の感性を育てられることが本校の強みの一つです。

題名 胸が温かくなる

 小学校6年生になった春のことだ。友達とお花見をすることになった。近くの公園に桜がたくさん咲いたので一度家に帰って、シートなどを持って公園に集合した。

 そして、みんなでお菓子などを買いに行った。買い物が終わり、公園に戻ってシートを敷き、話をしながらさっき買ったお菓子を食べていた。

 突然友達が「なんか音がしない?」と言った。ふと上を見てみると、桜の花にたくさんのミツバチが花の蜜を求めて飛んできていた。その光景を見て私たちは、微笑ましくなった。風に桜の花が揺れて、まるで笑っているように見えた。

 私たちはお菓子を食べ終え、少し休憩した後、映画などを見て過ごした。話したり、写真を撮ったり、ブランコに乗ったり、私たちは時間が過ぎるのも忘れて遊んでいた。気づけば、あっという間に五時のチャイムがなっていた。

 桜の花が太陽の光にきらきらと照らされて、とても輝いて見えてきれいだった。
 今でも、あの光景を思い出すと胸が温かくなる気がする。

体育大会準備の途中経過

 体育大会を控え、細田中学校のグラウンドや校庭を整備してくださっている整備員の皆様。みるみるうちに美しい環境になっております。

 日頃の感謝の気持ちを伝えるために、整備員の皆様に対して全校生徒からエールを送りました。生徒の大きな声が整備員の皆様の心に届いたようです。心温まるお言葉をいただきました。

 生徒が、自分たちで考え、体現することを誇りに思います。

 

 

南那珂地区中学校秋季大会

9月16日と17日は中学校秋季体育大会。

  16日は男子の団体戦、17日は男女の個人戦が行われました。男子ソフトテニス部主将の杉田さんは代表として立派な選手宣誓をしました。2年女子の井戸口さん河野さんペアはベスト8に入り11月の県大会の出場権を獲得しました。

       

     

   選手の皆さんの頑張りはもちろんですが、3名の顧問の先生、引退した3年生、ご家族など、多くの応援団の支援がありました。写真を撮影してくれた野脇先生、松田先生。ファインダー越しに生徒への想いがあふれています。