日誌

2019年11月の記事一覧

租税教育作文表彰


 都城地区租税教育推進協議会が主催する税についての中学生の作文に応募し、上位の成績を修めた生徒の表彰が、11月27日(水)、校長室で行われました。都城・北諸県地区納税貯蓄組合連合会長の東様、都城税務署の田中様が来校され、4名の生徒一人一人に賞状と記念品を手渡されました。

 いずれも1年生で、会長賞に東花奈さん、銅賞に山管倫子さん、清家綺仁さん、福吉優空さんが受賞しました。4名の生徒が書いた作文を読んでみました。どの生徒も税金を納めることの意義がよく理解できていること、税金を納めなかったらどうなるのかを具体的に考えていることが書いてあり、素晴らしい作文です。また、中には住民税、消費税などどんな税があるのか詳しく調べている生徒もいました。

 中学生は、税金を納めているわけではないので、現実として受け止められない部分もあろうかと思います。しかし、このような取組をとおして、税に対しての理解を深めていって欲しいと思います。

期末テスト


 11月27日(水)、期末テストが始まりました。この日はどの学年も4教科が実施されました。昨晩のテスト勉強は大変だったと思いますが、どの教室を回っても生徒は最後まで一生懸命取り組み、張り詰めた空気が漂っていました。

 少しでも良い結果を出して欲しい、学力を定着させたいという願いからか、昨日は特にこれまでの学習内容の復習をする授業が多かったようです。本来ならば、このような学習をしなくてもいいように、生徒の主体的に学習に取り組む態度を期待したいところですが・・・。

明日28日(木)は3教科が実施されます。明日も頑張りましょう。また、やりっ放しで終わるのではなく、結果を受け入れ、復習を確実にしておきましょう。

学校運営協議会


 11月26日(火)、学校運営協議会を開きました。
学校運営協議会は、保護者や地域住民の意見を学校運営に取り入れ、一緒に協働しながら子どもたちの成長を支え、地域とともにある学校づくりを進める仕組みです。この日は、授業を参観していただいた後、1・2学期の教育活動の成果と課題、3学期の教育活動の確認、小中一貫教育の成果と課題について意見をいただきました。

授業は、期末テスト前ということもあり、テスト対策の学習の様子をみていただくことになりました。普段の学習の様子をお見せできなかったのは残念ですが、意見交換においては、本校の様々な教育活動について、成果や課題について活発なご意見をいただきました。また、課題を指摘していただくばかりではなく、今後どのようにすれば解決できるのかについても示唆していただきました。

本日いただいたご意見をもとに、課題解決に取り組んで参りたいと思います。今後ともご支援を賜りますようお願いいたします。

山田ブロック人権教育研修会


 11月22日(金)、木之川内小学校で山田地区人権教育研修会を開催しました。山田地区の小中学校4校の先生方が一同に会し、大変有意義な研修会となりました。目的は、「授業研究会等をとおして人権教育について研修を深めることにより、教職員一人一人の人権感覚を高めるとともに、各学校の人権教育の充実を図る。」ことです。

 6年生の「学級活動」の授業を参観しました。「広い心で」というテーマで、いじめを防止するにはどうすればよいかを考える授業でした。授業の後は研究会があり、成果や課題について協議していきました。さらに、「いじめのはびこる学校」という協議題で、小中学校の先生方が入り交じった小グループで研修を深めていきました。この協議題は逆転の発想であり、出てきた要因の対策をとればいじめが防止できるであろうということになります。新しい視点での協議になり、研修が深まったようです。また、今年度を振り返って、4つの小中学校が取り組んできた研究の成果と課題についてのまとめの発表が各部会からありました。

 年末の忙しい時期に、会場と研究授業を提供していただいた、木之川内小学校の先生方と児童の皆さんに感謝したいと思います。ありがとうございました。

教育相談


 11月22日(金)から教育相談を始めました。26日(火)、27日(水)にも教育相談の時間が確保されています。十分な時間が確保できませんが、足りない部分は何とか時間を生み出して、全員を対象に学級担任が中心となって相談に当たります。

 教育相談のねらいは、「生徒の悩みや変容に気付き、相談をとおしてストレスを軽減させ、より良い学校生活を送ることができるようにする。」ことです。事前にアンケートをとり、悩みを把握しておき、相談します。学年が上がれば上がるほど悩みは多く、大きくなるものです。特に3年生は進路決定の時期になっており、同時進行で保護者を交えて三者相談も行われています。

 相談期間ばかりではなく、日頃から気軽に先生方に相談して、少しずつでも悩みを解決していって欲しいものです。

歯科保健指導


 11月21日(木)、トキワ医院の先生をお招きし、1年生を対象に歯の衛生について指導をしていただきました。目的は、「口腔衛生の重要性について学ぶとともに、むし歯や歯肉炎予防には歯磨きが大切であることを理解する。」、「正しい歯磨きができるように、むし歯や歯周病を積極的に予防しようとする態度を育てる。」ことです。

 本校のむし歯の治療率は低いこともあって、今回の実施となりました。衛生士の方に、むし歯、歯周病、歯肉炎の症状や原因について講話を聞き、歯磨きの重要性について理解できたようです。汚れが確実に落とせているか、鏡で確認しながら実際に歯磨きをしました。毎日、何となく歯磨きをしているのですが、指導していただいたことで、生徒は、正しい磨き方についても理解できたようです。また、歯の衛生について積極的に質問する生徒もいて、充実した時間を過ごすことができました。

 トキワ医院の先生方、ご指導ありがとうございました。これから正しい磨き方を実践し、虫歯予防に努めるとともに、むし歯のある人は早く治療していきましょう。

専門委員会


 11月20日(水)、学級専門委員会・全校専門委員会が実施されました。各学級で各専門委員会ごとに話し合ったことを持ち寄って、全校で協議しました。全校専門委員会に出席しない生徒は、清掃活動などに取り組みました。

 各専門委員会の今月の目標は次のとおりです。学年委員会は「ボランティア活動に積極的に参加しよう。」、学習委員会は「家庭学習を充実させよう。」、生活委員会は「ボランティア活動をしよう。」、保健委員会は「インフルエンザや風邪に負けない体をつくろう。」、文化委員会は「図書室を積極的に利用しよう。」です。この目標を達成するために、具体的な対策を協議していきました。

 この日の全校専門委員会から、新生徒会役員が進行していくことになりました。現役員の3年生が見守る中、無事スタートを切ることができたようです。

道徳の授業


 11月20日(水)は、全学級で道徳の授業が行われました。毎週水曜日には、時間割の中に道徳の授業が位置付けられています。この日は、初期研修も実施され、新規採用の先生(佐藤先生)も先輩の先生(黒木先生)の授業を参観し、その後研究会に出席し、研修を深めました。

 今年度から「特別の教科 道徳」が全面実施となり、各学校で従来の道徳の授業よりも工夫した取組が求められています。本校では、評価の困難性の解消、多様な授業に生徒に触れさせる工夫などを目的に学年所属の先生方が一丸となって取り組んでいます。具体的には、従来は学級担任による授業でしたが、学年職員(学級担任、副担任)がローテーションで道徳の授業を実施しています。また、授業には2人の職員がおり、授業する先生と評価をする先生と役割分担しています。

 今後も、道徳教育について工夫を施し、生徒に生命を大切にする心や他を思いやる心、善悪の判断といった規範意識などの道徳性を身に付けさせていきたいと思います。

数学検定


 11月15日(金)の放課後、数学検定が実施されました。3級に20名、4級に9名、5級に5名、合計34名の生徒が挑戦しました。3級は中学校3年生修了程度、4級は中学校2年生修了程度、5級は中学校1年生修了程度です。いずれの級も1次試験と2次試験が60分ずつで問題を解き、合格の目安は1次試験が全問題の70%、2次試験が60%です。3級に合格すると、高校によっては入試で受験料が免除になるなどの優遇制度もあります。

 試験会場には張り詰めた空気が漂っており、どの生徒も真剣な表情で最後まで問題に取り組んでいました。中には、1年生でありながら4級に、2年生でありながら3級に挑戦している生徒もいました。試験前には昼休み時間や放課後を返上して学習に取り組むなど、より高いレベルの級に挑戦し、意欲的でした。

 多くの生徒が合格していることを期待したいと思います。1月には最後の漢字検定が予定されています。今後も多くの生徒が挑戦し、学力向上につなげて欲しいものです。

参観日


 11月14日(木)に参観日を実施しました。午後からの日程で、1・2年生は学級担任による道徳の授業参観、3年生は高校入試説明会、その後1・3年生は学級懇談、2年生は修学旅行説明会と慌ただしい1日となりました。

 道徳の授業は、1年生が「思いやり」、2年生が「責任ある言動」をそれぞれテーマとした授業でした。同じ時間に開催された3年生の入試説明会へ出席する保護者もいたようで、参観率は50%といったところだったでしょうか。3年生は、資料を基に入試の日程、推薦入試、提出書類など詳しい説明がありました。親子で出席する説明会で、こちらはほぼ100%の出席率でした。

 学級懇談では、家庭や学校での様子、携帯・スマホの取扱い、これからの行事予定などが話題となりました。特に、3年生では、初めて受験生を抱える保護者もおり、入試説明会で疑問に思ったことについて質問もありました。2年生は、こちらも親子そろっての修学旅行説明会でした。日程や持ち物、健康管理、約束事など、旅行代理店の方も参加しての詳しい説明会でした。また、修学旅行のスローガンが実行委員会より発表されました。「歴史と文化を感じ、絆をみんなで深めよう~和の心を味わって~」です。

 多くの保護者の皆様にご来校いただき、ありがとうございました。話題となった内容が大変多く、消化しきれなかったのではないでしょうか。ぜひご家庭で資料に目を通していただき、何か疑問点があったら、遠慮無く学校へご連絡ください。

生徒会全校専門委員会任命式


 11月13日(水)、生徒会全校専門委員会任命式が行われました。生徒会長の西川さんから、学習委員会委員長の荒神那海さん、副委員長の若松黎さん、書記の中島伊紗那さん、生活委員会委員長の米吉汰公さん、副委員長の米吉晴矢さん、福留花奏さん、文化委員会委員長の日髙愛さん、副委員長の南海稀さん、福吉優空さん、保健委員会委員長の西川真愛さん、児玉寛汰さん、書記の若松美優さんに一人一人任命証が手渡されました。

 12名を代表して保健委員長の西川さんが,抱負を述べました。力強く、今後の活躍を期待させる内容で、頼もしく感じました。しばらくは、先輩との引継ぎを通して仕事に慣れていくことになりますが、伝統を引継ぎしつつも新しいアイディアを出しながら、頑張っていきましょう。また、役員任せにするのではなく、山田中学校をより良くするためには、全校生徒の皆さんの協力が必要です。

イカの解剖実験


 11月11日(月)、2年1組がイカの解剖実験に取り組みました。この日の学習課題は「イカはどのような体のつくりをしているのだろうか。」で、実際にイカを解剖して、器官について調べ、イカ(無脊椎動物)と脊椎動物の共通点や相違点をまとめていきました。

 生徒は班ごとに1杯のイカをはさみやピンセットを使って解剖していきました。口の位置がわかったところで、口からインクを入れて、胃や肛門の位置を観察したり、目を取り出して固さなどを調べたりしました。

 脊椎動物と無脊椎動物の共通点は目や口などの器官があること、違いは無脊椎動物は骨が無く体が柔らかいことであり、「背骨がなく、体が柔らかい生き物を無脊椎動物」と定義して授業をまとめました。目や口などの器官は共通していても、その位置がヒトなどの脊椎動物とは大きく違っており、生徒にとっては興味をそそる解剖実験となったようです。

漢字検定


 11月8日(金)、漢字検定試験に22名の生徒が挑戦しました。準2級に2名、3級に13名、4級に7名の生徒が受験しました。3年生は多くの生徒が資格を持っており、受験した生徒はほとんどが1・2年生でした。

4級は中学校在学程度で対象漢字数は1322字、3級は中学校卒業程度で対象漢字数は1607字、準2級は高校在学程度で1940字、合格基準はいずれも200点満点70%程度です。準2級をはじめ、多くの生徒がよりレベルの高い級の合格を目指して頑張りました。

会場は緊張した空気が漂っており、生徒は最後まで問題に取り組んでいました。多くの生徒が合格しているといいですね。今月は、15日(金)に数学検定も実施されます。こちらに挑戦する生徒にも頑張って欲しいと思います。

理科の実験活動


 11月8日(金)、1年1組が理科の授業で実験活動に取り組みました。この日は、「物質が状態変化をすると、質量(重さ)と体積は変化するのだろうか。」という学習課題に、対照実験によって検証していく活動でした。

 授業の導入段階で、ドライアイス(固体)が気体に変わる、エタノール(液体)が気体に変わる様子を観察し、状態変化の定義や状態変化には温度が関係していることについて理解しました。次は、水(液体)が氷(固体)に状態変化をすると、質量と体積はどうなるのかについて予想を立てます。生徒は日常の経験などから、結果を予想していきましたが、全員同じ予想ではありませんでした。そこで、実験ということになるわけですが、対照実験として、固体の蝋が液体の蝋に状態変化する様子も観察していきました。

 水は氷になると体積が大きくなり、蝋は固体になると体積が小さくなるという違いはあるものの、質量は両方とも変わらないという結果に全ての班がたどり着きました。身の回りの事象を確かめる興味深い実験でした。

生徒会役員任命式


 11月6日(水)、生徒会役員総務部の任命式が行われました。生徒会長に西川駿太郎さん、副会長に吉行華彩さん、大石智世さん、書記に川野莉子さん、会計に清家綺仁さんが任命され、校長先生から一人一人に任命証が手渡されました。

 5人とも緊張した面持ちでステージに上がり、任命証を手渡されましたが、身の引き締まる思いだったことでしょう。5人を代表し、西川君が決意を述べました。力強く、今後の活躍を期待させる内容で、頼もしく感じました。しばらくは、先輩との引継ぎを通して仕事に慣れていくことになりますが、令和最初の記念すべき生徒会役員として、頑張っていきましょう。また、役員任せにするのではなく、山田中学校をより良くするためには、全校生徒の皆さんの協力が必要です。

 学習委員会などの専門委員会の委員長、副委員長、書記・会計の任命式は11月13日(水)に行う予定です。

学校支援訪問


 11月5日(火)、都城市教育委員会による学校支援訪問が実施されました。この日は、南部教育事務所から2名、都城市教育委員会から5名の先生方に来ていただきました。支援訪問の目的は、各学校の教育水準の維持向上と学校の適正な経営管理を目指すとともに、教職員の研修と教育指導の一層の充実を図り、学校本来の教育機能を高めることにあります。具体的には、学校の運営に関して成果と課題についての助言、授業参観後の研究会にも出席していただき、授業改善に向けてのご支援をいただきました。早朝よりご来校いただいた先生方、ありがとうございました。

 生徒は特に緊張することもなく、普段通りに学習活動や学校生活をできることができていました。特に1年1組で実施された英語の研究授業では活発な活動を見ることができました。すべての先生方の授業を参観していただきましたが、特に研究授業を提供してくださった黒木先生、大変ご苦労様でした。また、午後はその授業をもとにして意見交換したり、ワークショップ型の協議で本校の研究を深めたりしました。大変充実した1日となりました。

来校された先生方からは、生徒のあいさつや落ち着いた学校生活、掲示物を含めた教育環境、職員の指導の様子など褒めていただくことも多くありました。しかし、その一方で、都城市の教育施策やこの日の教育活動から、改善して欲しい課題についてもご指摘いただきました。今後は、褒めていただいたことを維持するとともに、課題を1つずつ解決していくことで、魅力ある学校づくりに努めていきます。

宮崎県中学校秋季体育大会


 11月3日(日)、高城総合体育館に卓球部の応援に行ってきました。この日は、宮崎県中学校秋季体育大会、卓球個人戦、宮崎市では柔道個人戦が行われました。結果は、卓球個人戦には本校から今滿君(2年)、蔵満君(1年生)の2名が出場しました。今滿君は1回戦、蔵満君は2回戦で敗退。柔道には倉盛君(2年)が出場しましたが、1回戦で敗退となりました。

 卓球の試合会場は日曜日ということもあって、多くの保護者が来場しており、出場しない生徒も、2人に大きな声援を送っていました。卓球を見る限り、当たり前かもしれませんが、ミスが少ない方が勝つようでした。顧問の堀内先生に聞くと、「前日の団体戦では都城地区の妻ヶ丘中学校、祝吉中学校がBEST4に入りましたが、地区の予選では接戦をしています。山田中にも十分チャンスがあるので、夏は団体戦でも県大会を狙えます。」とのことでした。

 卓球部に限らず、来年夏の大会は、1つでも2つでも多くの部が県大会に出場して欲しいものです。