日誌

2019年2月の記事一覧

全校集会

 2月27日(水)、全校集会を開きました。内容は、表彰、校長先生の話、「命を大切にする日」の話でした。

 今回も多くの表彰がありました。都北地区こども造形展、みやこんじょボランティアフェスティバル、宮日ジュニア展、都三書き初め展、山田地区社会福祉協議会・ボランティア連絡協議会、都城市教育委員会奨励賞といった文化面での表彰の他、女子バスケット部が大会で3位となった表彰もありました。これからも多方面での生徒の活躍を期待したいと思います。

 校長先生からは、来年度から導入される男女混合名簿についての話がありました。集会の整列隊形や座席などもこれまでと変わっていくことになります。大切なことは男女平等の精神。身の回りには、まだ不合理なことがあります。これからの言動にも注意したいところです。

 「命を大切にする日」の話では、中島みゆきさんの「糸」を題材とし、いじめについて桑原先生が講話しました。歌詞の中に「縦の糸はあなた♪ 横の糸は私♪ 逢うべき糸に♪ 出会えることを♪ 人は仕合わせと呼びます♪」という一節があります。敢えて「幸せ」ではなく「仕合わせ」としたのは、「めぐりあわせ・運命」という意味を込められているようです。現在山田中には縁があって、179名の生徒が在籍しています。いじめによって、仲間はずれにされたり、学校に来られなくなったりすることがないような幸せな学校でありたいものです。

子どもフェスティバル

 

 2月24日(日)、山田地区社会福祉協議会主催による、福祉のつどい「子どもフェスティバル」が山田総合福祉センター(けねじゅ苑)で開催されました。本校からは、17名の3年生と吹奏楽部がボランティアで参加しました。

 「私たちの夢と未来」というテーマの意見発表会では、旧生徒会長の山森君が秋田県潟上市との学校間交流事業の発表をしました。本校は、ボランティア活動での地域貢献が認められ、表彰をされました。この日も3年生が17名参加し、綿飴作り、ハイハイ・よちよち競走、場内整理等のアシスタントとして早朝より頑張っていました。また、吹奏楽部も4曲披露し、「ふるさと」を来場者と共に歌うなど会場を盛り上げていました。

 この日は様々なバザーもあり、来場者も多く会場は賑わっていました。このような地域の行事に中学生のボランティア活動は欠かせないものとなっており、本校にとっては地域へ貢献する態度を育成する機会となっています。地区社会福祉協議会からも賞賛の言葉をいただきました。

調理実習


 2月22日(金)、1年2組が調理実習に取り組みました。先週の1組と同様に、鮭のムニエルとかき玉汁の2品を作りました。

 1組との違いは、2組の方が賑やかだということ。1組が暗いというわけではありません。黙々と取り組む1組に対し、2組は生徒同士や先生と生徒のコミュニケーションが活発であるということです。今回の珍プレーは、かき玉汁に塩こしょうを振って、エスニックなかき玉汁を作った班があったことでしょうか。しかし、どの班も上手に出来ていました。「おいしい。」、「ご飯が欲しい。」との感想が決まれました。奇しくもこの日の給食のメニューに、かき玉汁がありました。さて、自分たちの作ったかき玉汁と比べてどうだったでしょうか?

 1組も同様ですが、自ら考えて行動する力が足りないと感じました。失敗を怖がって、修正するといった臨機応変に対応することが苦手なようです。何事も挑戦。やってみないとわからないこともあります。そこからいろいろなことを学んで欲しいと思います。ぜひ、家庭でも挑戦してみましょう。

都城工業高校出前授業

 

 2月21日(木)、2年生を対象に、都城工業高等学校の先生と高校生をお招きし、出前授業をしていただきました。進路学習の一環として、機械科、情報制御システム科、電気科、建設システム科、化学工業科、インテリア科とすべての学科に関連する内容について講義や実習を受けました。

 機械科では3Dプリンタで立体の製作と金属加工、情報制御システム科ではプログラミング、電気科ではモーターの製作、建設システム科では住宅設計図への着色、化学工業科ではカイロの製作や銅から銀や銀を作る実験、インテリア科では色やデザインの不思議について学習しました。どの学科の学習内容も生徒の興味を引くもので、いつも以上に意欲的に取り組んでいました。

 都城工業高校では、どのような学習をするのかよくわかる出前授業でした。生徒にとって、進路を考える上で大変参考になる時間となったようです。他の学校についてもこのような出前授業があるといいなと思いました。都城工業高校の先生方、生徒の皆さん、ありがとうございました。

全国学力調査問題にチャレンジ!


 2月21日(木)、2年生が全国学力調査問題(平成30年度用)に挑戦しました。「生徒の基礎学力の定着を図るために、学年末の生徒の学力の状況を把握・分析し、学習指導の成果と課題を検証し、これからの学習指導や授業改善に役立てる。」ことが目的です。

 3年生に進級すると、4月に国語、数学、英語、生活状況についてのテストや調査が実施されますが、今回は、国語と数学の問題に挑戦しました。本番のテストさながらの緊張した雰囲気の中で、生徒は真剣に取り組んでいました。

 実施後は採点はもちろん、データを入力して生徒の学力の状況を把握・分析し、これからの指導に活用することになっています。本校の最重要課題は学力の向上です。得た結果を授業改善に役立て、生徒の学力向上に努めていきたいと思います。

専門委員会

 2月20日(水)、学級専門委員会、全校専門委員会が開かれました。今回は、年間反省がどの専門委員会の協議題となっており、今年度の活動を振り返って新年度へつなげようとしていました。

 年間反省の他、1・2月の活動の振り返りとして生活委員会は「校内をきれいにして次の学年につなげよう。」、保体委員会は「立腰を意識しよう。」、文化委員会は「図書室のマナーアップに努めよう。」、学年委員会は「3年生の入試を応援しよう。」についても協議されました。

 今年度を振り返ると、各専門委員会で生徒の自主的な活動がたくさん見られました。来年度も今年度以上に生徒会活動が充実し、よりよい山田中学校となることを期待します。

芝桜


 2月17日(日)、地域の岩邉さんご夫婦、お二人の朝倉さん、別府さんが山田中学校のために芝桜の苗をたくさん植えてくださいました。管理棟玄関前と校門付近です。学校の環境整備のためにボランティアで作業していただきました。ありがとうございました。

 芝桜は、3月下旬から4月下旬まで、写真右下のようなきれいな花を楽しめるようです。卒業式は3月16日(土)ですが、開花が間に合うかどうかはわかりません。きれいな花を早く見たいものです。

 山田中学校は、このように地域の方が花を植えてくださるなど、環境整備に多くの支援をしていただく方がいらっしゃり、大変心強く、感謝しております。花が見頃になったら、ホームページで紹介したいと思います。

都城教育の日


 都城市は毎年2月18日を、「都城教育の日」と定めています。
明治5年、当時の都城県の参事(現在の知事に相当)に着任しました「桂 久武」が都城県を治める3つの方針を2月18日に示しました。その3つの方針の中に、「学業を奨励して人材を育成する」とあり、都城に学業振興・人材育成の大切さを示した日に由来しています。

 ところで、そのシンボルマークは本校の卒業生である「児玉 聖」君の作品であることはご存じだったでしょうか?上の左側マークがそれです。マークの上半分は霧島連山にもなっており、郷土への誇りが込められています。茶色、黄色、オレンジ色の3つの円は地域、家庭、学校を表し、同系色にして一体感を強調しています。その素晴らしい発想とデザインが認められ、シンボルマークに制定され、今年推進バッチ(上の右側)になりました。このような先輩がいることは山田中学校の誇りです。

 今月の24日(日)には、都城市総合文化ホールで13時より(12時開場)祈念式典が催され、表彰式や西郷隆史氏(陶芸家であり、西郷隆盛の子孫)らによる「幕末の英雄~その子孫が語る~」と題した記念シンポジウムもあります。興味のある方は、出かけてみてはいかがでしょうか。

教育相談

 
 2月18日(月)の学年末テスト終了後、1・2年生を対象に教育相談を実施しました。生徒の悩みや変容に気付き、相談をとおしてストレスを軽減させ、よりより学校生活を送ることが出来るようにすることがねらいです。

 事前にアンケートを実施し、生徒の悩みや相談内容を把握しておきました。相談は学級担任が行いましたが、その間他の生徒はテスト中ということもあり、自分で決めた課題に向かって学習に取り組み、テストに備えました。生徒の学習や生活、人間関係について悩みを軽減するとともに、来年度の学級編制にも生かしていきたいと思います。

 教育相談は19日(火)にも実施されます。

学年末テスト


 2月18日(月)、学年末テストが始まりました。19日(火)までの2日間で、18日は1年生で英語、国語、理科、2年生で数学、社会、理科、3年生で国語、理科、英語、19日は1年生で数学、社会、2年生で国語、英語、3年生で社会、数学のテストが実施されます。

 1、2年生にとっては、1年間の学習内容の定着度を量るまとめのテストとなります。3年生にとっては、県立高校一般入試を想定したテストとなっていました。今回のテストに向けて、生徒が確実にテスト範囲を学習したかどうかが確認できるように、範囲表や計画表を工夫しました。

 生徒の皆さん、範囲表や計画表をうまく活用してテストに臨んだでしょうか?3年生はともかく、1、2年生はテストで出来なかったところをしっかり復習して、新年度に備えましょう。山田中学校の最大の課題は学力向上です。

調理実習


 2月15日(金)、1年1組が調理実習に取り組みました。今回作ったのは、鮭のムニエル、かき玉汁の2品です。

3回目の調理実習で作業もスムーズに行くかと思いきや、苦戦した班もありました。「ミリンってレモン汁のことですか?」と珍質問をしたり、油を引かずに鮭を焼こうとしたりで先行き不安でした。しかし、班で協力し、先生の支援も得ながら何とか全ての班が出来上がりました。「おいしい。」、「ご飯が欲しい。」と感想を言い合いながら、おいしそうに食べました。

 家庭での調理経験を尋ねると、「時々作っています。」と回答する生徒がいる一方、「得意料理はUFOです。」と珍回答するなど、経験値の低い生徒も多かったです。また、失敗を怖がりすぎるのか、調味料や水などの分量をマニュアル通りに進めないといけないと思っている生徒も多いようです。味見をしながら、分量を調整するといった臨機応変に対応する力を身に付けることも学んで欲しいものです。

PTA常任委員会


 2月13日(水)、PTA常任委員会を開きました。今年度最後の常任委員会で、今年度の事業報告、各専門部ごとの活動内容の成果と課題、次年度の地区幹事等の選出が主な協議内容でした。この日の昼間は、参観日と立志式もあり、お忙しい中出席していただき、ありがとうございました。

 各専門部ごとの活動内容の成果と課題については、まとめて次年度の新役員に引き継ぎます。次年度の地区幹事や校納金集金担当者の選出については、すでに決定している地区、これから選出する地区、様々でしたが、4月からの新年度に向けて動き始めていることを実感しているところです。とにかく、引き継ぎをしっかりやって、本校のPTA活動がさらに充実していくように、会員の皆様のご協力をいただきたいと思います。

立志式


 2月13日(水)、立志式を挙行しました。4月から3年生となり、自分の進路を決定する大事な時期を迎える前に、「志を立て、自分の将来に向けて、自分の生きていく目的は何かを定めて、精神的な支えにしよう。」という目的の儀式です。

 第1部の式典では、学校長式辞の後、生徒一人一人がステージに立ち、自分の志を大きな声で語りましたが、その姿はみんな素晴らしく、頼もしく思えました。その志を表現した書は先月、世界的有名な書家である紫舟さんのご指導の下制作したもので、体育館にも展示しました。代表の保護者からも心温まるメッセージをいただきました。また、それに応えるように、代表の生徒が保護者への感謝のことばを述べ、卒業式とも入学式とも違う感動的な式典となりました。

 第2部では、高原町出身のシンガーソングライターである大野勇太さんに、「夢をカタチに」と題して、歌を交えながら講演していただきました。最近テレビCMで、JR九州・吉都線100周年沿線統一記念ソング「吉都線~夢を乗せて~」を聴いた方も多いとは思いますが、大野さんはその作曲者でもあります。自身の経験を踏まえ、また山田中学校にある「ふるさと山田」という曲の3番に歌詞を付けて生徒と一緒に歌っていただき、心に残る記念講演となりました。わざわざ遠いところからお越しいただきありがとうございました。

 この日は、ご来賓をはじめ、多くの保護者にも来校していただき、ありがとうございました。

参観日


 2月13日(水)は2年生対象の立志式で、参観日も兼ねていました。1年生は1組が理科、2組が国語の授業参観で、その後生徒が立志式の記念講演に参加している間に学年懇談でした。2年生も立志式の後、各学級や1・2組合同の懇談会でした。

 1・2年とも、3年生での進路決定や受験について、先を見通した情報を保護者に提供し、生徒も保護者も意識を高めてもらおうというねらいがありました。また、1年生では来年度実施される修学旅行についての説明もありました。2年生は修学旅行の様子を映像で振り返るとともに今年度の活動も振り返り、受験生としての心構えについても話題になりました。多くの保護者が出席しており、充実した懇談会となったようです。

学校運営協議会


 2月12日(火)、学校運営協議会を開催しました。この日は、都城市教育委員会によるALTの授業研究会も本校で実施され、授業の様子を学校運営協議会委員の方に見ていただいた後、本校の教育活動について協議していただきました。

 この日の英語の授業のテーマは、「過去形を使って自分のしたことを伝えよう。」でした。英語教員やALTの話(もちろん英語)を聞き、過去形の使い方について学んだ後、英語教員やALTに自分のことを英語で伝えました。その後、研修に来ていた他のALTにも伝えていました。学校運営協議会委員からは、「英語の授業は、自分たちの中学生の頃とはずいぶんと変わったなあ~。」と感想をおっしゃっていました。生徒にとってもこの日の授業は、ALTが4名もいたので、本物の英語に親しむ機会が増え、貴重な時間となったのではないでしょうか。

 授業参観の後は、本校の教育活動を振り返って、成果と課題について貴重なご意見をいただきました。地域のボランティア活動やあいさつなどお褒めの言葉をいただく一方で、学力向上に対する取組と保護者への啓発、体力向上(特に柔軟性)に対する取組など本校の課題と改善策について指摘をしていただきました。本日いただいたご意見を参考にし、よりよい学校づくりに努めていきたいと思います。

新入生説明会

 
 2月8日(金)、校区内の山田小学校、中霧島小学校、木之川内小学校の6年生とその保護者を招いて新入生説明会を開催しました。内容は、授業参観、校長先生の話、中学校生活の説明、制服採寸・物品購入、部活動見学(自由見学)でした。

 授業参観は本校の校舎見学も兼ねており、小学生は興味津々でした。部活動にも多くの6年生、保護者の方が見学していました。ある保護者の方と話す機会がありましたが、4月から初めて中学生となるご家庭もあるようで、「わからないことが多く、不安も多い。」とのことでした。授業参観の後に説明会がありました。小学校と中学校の違い、生活のきまり、学習のきまりと多くの説明がありました。6年生の児童も、その保護者の方も、一度には理解できなかったところもあったことでしょう。気になることがありましたら、遠慮無く山田中学校までご相談ください。また、入学したらオリエンテーションもありますので、6年生の皆さんは安心して入学してください。

 制服などの採寸や物品の購入も済ませました。新しい制服を着るのが楽しみですね。元気な姿で入学式に来ることを楽しみにしています。

初任者研修~研究授業


 2月6日(水)、初任者研修の一環として、
研究授業がありました。1年生の総合的な学習の時間の具体的な実線項目として、「将来に関わる学習」があります。この日は、それに沿った授業でした。

 生徒はこれまでに、様々な職業について調べています。生徒はやがて学校を卒業し、仕事に就きます。仕事を選択する上で何を優先させたらよいのかについて考え、安定指向、経済指向、社会指向、名誉指向、個人志向、家族指向を悩みながら順位付けし、グループや全体で意見交換する中で、多様な考えに触れられたようです。この学習が2学年に進級して、職場体験学習につながります。身近な存在として、山田中学校の先生やお家の人にもインタビューをして、望ましい職業観を身に付けていって欲しいと思います。

 授業の後は、反省会です。先輩の先生方から率直な意見もいただき、初任者の先生にとって参考になることが多かったようです。日々の積み重ねで、指導技術を向上させていって欲しいものです。

立志式リハーサル


 1月31日(木)、2年生が2月13日(水)に行われる立志式のリハーサルに取り組みました。誓いの言葉、一人一人の立志の誓い、作法などの練習をしました。

 立志式では、生徒一人一人がステージに上がり、立志の誓いを述べることになっています。ステージの昇降の仕方、タイミング、姿勢、作法についての細かい点について確認をしました。また、誓いの言葉や一人一人の立志の誓いを暗記することや声の大きやについて、何度も繰り返し練習しました。

 立志式は、15歳を間近に迎えるこの時期に、将来の目標を定めて自分の生き方を考える機会とする活動です。2年生にとって貴重な経験となります。堂々とした発表で素晴らしい式典になることを期待します。保護者や地域の皆様の多くのご来場も期待しております。