日誌

訪問教育部

令和初の始業式


      
       
 9月2日(月)、愛泉会日南病院内にて訪問教育学級の2学期の始業式が行われました。
 校長先生から、「季節を感じてください。」と話がありました。
 生徒代表が3名、2学期に頑張ることを発表しました。「手作業を頑張る。」、「最後の日南陽祭(ひなようさい)で思い出を作る。」、「熱を出さない。」と3名それぞれの目標を話しました。
 2学期は、10月に病院で行われる「秋祭り」と学校で行われる「日南陽祭」が大きな行事で、発表の練習や作品作りで忙しくなりそうです。

夏のお楽しみ会

 7月9日(火)に実施した「夏のお楽しみ会」の様子を紹介します。
 午前中は集中療育室で、午後は療育訓練室で行いました。
 お楽しみ会の内容は「すいか割り」、「ピン倒し」、「メダル釣り」、「ガタガタ道」、「癒やしの空間」と、目や耳だけでなく、全身で賑やかさや夏らしさを感じられるように工夫したコーナーが設けられました。
 ふだんあまり触れることのない、丸い大きなすいかの重さや冷たさを感じたり、暗い部屋でブラックライトに照らされる星に囲まれたり、プロジェクターで映し出された水族館のような空間に癒やされたりしました。訪問教育学級の児童生徒だけでなく、病棟の患者さんもたくさん体験しに来てくれて、楽しい時間となりました。

   

   

  

「清潔で健康なからだ」~性教育の授業から~

 梅雨のまっただ中の6月19日(水)に病院の療育訓練室で合同学習を行いました。

「じめじめしたこの時期に、清潔で健康なからだを維持するためにはどうすればいいでしょう?」の問掛けに、元気良く手が挙がり、「手を洗う。」、「髭・・」、「爪。」などいくつかの発言がありました。さすが、3年生です!


  
 

 訪問教育学級では、高等部の生徒を中心に、性教育の合同学習を1年に3回実施しています。

主な年間目標は、以下のとおりです。

◇ 人間として、自他共に大切な存在であることや他者と関わる上でのマナーを知り、性   別や年齢の別なく仲良くしようという態度を育てる。

◇ 合同学習を楽しみながら、病棟での日々の生活が楽しくなるような手段を知り、日常 生活に生かしていくことができる。

◇ 自己肯定感を高め、卒業後も豊かな生活を送ることができる。

        
      
       

 今回は、「清潔で健康なからだ」を主題にし、一人一人手洗いや爪研ぎ、顔拭きを行ったり、身体を内側と外側から温めるために、足湯や温かい飲み物を体験したりしました。清潔にすることが大切だという学び以外に、友達と一緒に足湯を楽しんだり、温かい飲み物を味わったりするなど、他者と関わることの楽しさも十分に実感することができた貴重な時間になりました。




頑張った体育祭


 
 
 5月18日土曜日は体育祭の予定でしたが、あいにくの大雨で延期になりました。
 訪問教育学級の児童生徒は、延期日には全員が参加できないため、病院内でミニ体育祭を実施しました。病院の方々の協力をいただきながら、開、閉会式、徒競走、団技の種目に全員参加し、各自の役割を果たしたり競技を楽しんだりしました。病室や学習室の学習では経験できない雰囲気や歓声に普段と違う表情を見られたことが印象的でした。
 5月22日に実施された本校の体育祭にはリーダー2名が代表で参加し、青空の下、風を感じながらの徒競走や応援を楽しみました。

入学式が行われました

 桜も満開となり、時折ひらひらと花びらが舞い散る、春爛漫の4月10日に、本校体育館にて入学式が執り行われました。前夜の春の嵐が嘘のように、穏やかな天気に恵まれた入学式となりました。

 今年度の訪問教育学級の新入生は3名で、みんな緊張しながらも、元気に出席することができました。また、4月から、清武せいりゅう支援学校から1名の転入生を迎え、今年度の訪問教育学級の児童生徒は20名となりました。毎日の学習を頑張り、充実した1年間にしてほしいと思います。
 また、19日には歓迎集会が行われます。5月には体育祭に向けて合同学習も計画されており、みんなで活動できる機会が多くあります。親睦を深め、笑顔いっぱいの日々になりそうです!