日誌

訪問教育部

卒業式・修了式が行われました

  日に日に暖かくなり、桜のつぼみが膨らむ季節になりました。今年度の卒業生は三名です。3月13日には、病院で「卒業を祝う会」が開かれました。3年間の思い出ムービーを観たり、担任や保護者、そして病院の師長さんなどスタッフからお祝いの言葉をいただいたり、心温まる時間を過ごしました。そして、15日は卒業式でした。三名ともこの日に向けて体調を整え、ピカピカの正装で臨みました。学校中から「おめでとう!」の言葉が飛び交い、とてもうれしそうでした。4月からの新しい生活が充実したものになりますように。

 


 20日には、平成30年度修了式が行われました。校長先生から一人一人修了証書をいただきました。緊張した面持ちながら、みんな達成感でいっぱいのとてもよい表情をしていました。4月からは一つ上の学年になります。これからも健康で、楽しく学習に取り組めることを祈っています。
 






節分・身体を温めよう

 二月といえば「節分」ですね。節分は豆まきをして鬼を払い無病息災を願うものとして知られていますが、訪問教育学級の児童生徒も豆まきをしたり、鬼退治ゲームを行ったりして節分に関する学習に取り組みました。大豆や落花生など、いろいろな豆を触りながら、豆の感触を確かめていました。ゲームでは自分の番で頑張るのはもちろん、友達の番になると視線を動かして友達の様子やゲームの行方を見ていました。  


 
 また、寒い冬から暖かい春へ「季節を分ける」という意味がある節分ですが、まだまだ寒い日が続いています。集中療育室では手湯・足湯をしたり、友達とエアマットの上で動いたりして身体を温めています。寒さに負けない身体作りで冬を乗り越えていきたいと思います。

性教育

 年間3回計画している合同性教育のうち、最後の学習「家族に乾杯」の主題で行いました。自分と家族、自分と病院スタッフなど、毎日の生活を送るに当たり、なくてはならない存在である人々との関係を振り返り、改めて感謝の気持ちを表そうという内容でした。
 自分の名前の由来を知ったり、病院スタッフがどのような気持ちで児童生徒の皆さんに関わっているのかを知った上で、感謝状を作成しました。家族も、毎日一緒に過ごす病院スタッフもかけがえのない存在であることをしみじみと感じられる時間になりました。

2学期の終了です。




 12月もたくさんの行事がありました。性教育に今年度最後の合同音楽、そして20日には、2学期終業式が行われました。一人の欠席者も無く、みんな元気に参加できたことを嬉しく思います。担任の先生から一人一人に通知表が配られ、今学期頑張ったことへの称賛がありました。新学期も頑張りましょう!!
 

日南陽祭ミニ発表会


 10月27日の日南陽祭に参加する予定でしたが、訪問教育学級の児童生徒は都合で参加できませんでした。その代わりに、1か月後の11月28日、愛泉会日南病院の療育訓練室にて発表会を行いました。練習した成果をたくさんの児童生徒や保護者の前で発表することができました。発表後には、小中学部による歌やダンスの発表や、写真撮影があるなど、交流を深めることもできました