日誌

学校のできごと(中学部)

ミニ体育祭!


 10月16日(金)に中学部のミニ体育祭が行われました。赤団、白団、どちらも日々の練習を頑張ってきました。当日は風が少し強かったものの、天候にも恵まれ、徒競走や団技、リレーそれぞれ手に汗握る接戦となり、練習以上の力が発揮できたと思います。また、当日まで各団を引っ張ってくれた団長、副団長、リーダーも、限られた時間の中で団のために一生懸命練習を頑張りました。とてもかっこよかったです!
 みなさんのがんばりはこれから生活していく中で大きな力になると思います。みんなで協力し合ったこの期間を大切にこれからも協力し合って過ごしていきましょう。





ミニ体育祭に向けて

 例年実施されている5月の体育祭が、コロナウィルス感染症拡大防止のため実施できなかったので、中学部では10月にミニ体育祭を実施することになりました。9月は、そのための準備や練習など、本番に向けた学習に取り組んでいます。
 保健体育の時間に開閉開式や競技の練習をするのはもちろんですが、他の時間も関連した学習を行っています。例えば、美術では入退場門の飾り作り、音楽ではテーマ曲や校歌の練習、いろいろな教科を合わせた生活単元学習ではマスコットや係決め、団装飾作り、応援練習、パラリンピック競技種目の調べ学習などです。
 毎年参加してきた体育祭の活動イメージがもてているようで、それぞれの役割や分担を意識し、見通しをもって集中して取り組んでいます。中学部だけで実施する分、自分たちで作りあげていく意気込みが学習の様子からわかります。
 ミニ体育祭の当日まで、精一杯頑張ります!
  
  
  

中学部 学部活動



 7月10日金曜日に、3年生の生徒が司会をして、学部活動が行われました。始めに7月の誕生者の紹介がありました。「ハッピーバースデイ」をピアノの伴奏に合わせて合唱した後、将来の夢や、年齢を発表してもらいました。
 後半は、「自他の命を尊重する」という話がありました。「自他の命って何?」の教師の問いに考え込む生徒もいれば、「分かりません。」と挙手する生徒もいました。
 その後「こんな時どうする?」のコーナーでは、3年生の生徒4人が前に出て、寸劇を演じました。元気がない役の生徒に対して、「大丈夫?」と優しく声をかける生徒。体調悪くてうずくまっている役の生徒には「どうしたの?気分悪いの?」と声をかける生徒。
 座って見ていた他の生徒たちは配付されていた「良いね!」のカードを差し出していました。
 言葉は難しいけれど、「普段、自然にできている思いやりの気持ちを、お互い忘れずに生活することなんだ。」と気が付いてくれたようです。

くろしおお助け隊!

 5月25日(月)から学校も始まり、生徒全員元気に登校をしています。新型コロナウイルス感染症対策をしっかりしながら、新しい生活様式での授業が行われています。
 6月は中学部の行事が多く予定されていましたが、感染症対策のため中止となっています。その中の一つの産業現場等における実習(以下、現場実習)も中止となりましたが、クラスで現場実習的な学習を行っている学級がありました。
 中学部2年1組では、「くろしおお助け隊!」の名称の下、先生方から依頼を受け、仕事を行いました。古紙の分別や奉仕作業、ラミネートの角切りやパンフレットの三折りなど様々な仕事を行いました。作業学習の「仕事のめあて」を確認して取り組み、生徒はとてもやる気があり、どんな仕事でも喜んで仕事をしています。日誌の感想にも「大変だったけど、とても楽しかったです。」と書いている生徒がいたり、時間いっぱい作業を続ける生徒がいたりと、働く意欲が付いてきたなと実感しているところです。作業が終わると、先生方から「ありがとう!!」と言われて喜んでいる姿が印象的でした。普段の作業学習や現場実習もこの調子でがんばりましょう!!
 まだまだ感染症対策をしながらの生活が続きますが、負けずに楽しく学習をしていきましょう!!

新「中学部」スタート!!

 4月8日(水)に始業式、13日(月)に入学式を終え、令和2年度中学部がスタートしました。
 友達や先生、教室も変わり、新たな場所で生活をスタートした29名の生徒でしたが、自己紹介をしたり、レクリエーションをしたりして、早くも打ち解け合うことができていました。1年生も日南くろしお支援学校での生活に慣れてきたようです。中学生になって新しい学習も始まります。たくさんのことに挑戦してほしいと思います。
 感染症の対策で、合同授業ではなく学級での学習が中心となっていますが、楽しい雰囲気で学習を行っています。手洗い・うがい・換気をしっかりして、感染症に負けず、楽しい1年を一緒に過ごしましょう!
 1年間、よろしくお願いします!!
  

お別れ会




 2月28日(金)に中学部のお別れ会が行われました。

 3月13日(金)の卒業式を前に、本来であれば、3月9日(月)に行われる予定でしたが、型コロナウイルスの影響による臨時休校のため急遽28日(金)に実施することになりました。1.2年生はお別れ会に向けて、準備を進めてきました。各クラスの実行委員が3年生がお世話になった先生への取材、会の司会進行の練習、その他の生徒で、色紙の作成や装飾の準備などに分かれて「3年生のみなさんが思い出に残る楽しい会にしよう!」とそれぞれでアイデアを出し合って準備をしました。

 お別れ会では、限られた時間ではありましたが、3年生の名前を使った詩の披露やお世話になった先生からのビデオメッセージの鑑賞、そして1.2年生が丹精込めて3年生1人1人に製作した色紙の贈呈など、3年生と一緒にとても楽しい時間を過ごすことができました。会の最中、感極まって泣き出す3年生も出るほど素敵な時間をみんなで過ごすことができました。

 いつも中学部の中心となって1.2年生をまとめ、盛り上げてくれた3年生のみなさん、卒業おめでとうございます!!今まで本当にありがとうございました。これからも、自分の目標や夢に向かって自分らしく一歩一歩進んでいってくださいね。3年生の中学部卒業はとても寂しいですが、これまでの3年生の頑張りに負けないように、新2・3年生で中学部を盛り上げていきたいと思います。


きらきら作品展広報活動

 2月27日(木)から3月5日(木)まで、日南市生涯学習センターまなびピアで「きらきら作品展」を開催しています。

 作品展では、全校児童生徒が制作した絵画や工作、書道に加え、中学部と高等部の作業学習で製作した作品等を展示しています。

 27日は、中学部1、2年生が交代で会場係をしました。校内で募集して大量に集まったイラストを、生徒自らイラストコーナーに展示して、作品展開催の準備に関わりました。来場者には、作品展の案内や作品の説明やアンケート記入の依頼をしました。会場外では、広報活動も行いました。1年生は、社会見学で調べ学習をした油津商店街に再度出向き、公共施設や店舗で、作品展開催のお知らせとポスター掲示の依頼をしました。2年生は、進路学習で学習した事業所や、店舗で広報活動を行ってポスターを渡すことができました。

 学校以外の人との会話に生徒たちは緊張した面持ちでしたが、事前学習に真剣に取り組み、何度も練習を繰り返していたので、ドキドキしながらも笑顔で対応することができました。知らない人へ挨拶や説明をすることを経験し、少し自信がついた様子でした。    
   

つよし共働センター見学

 2月18日(火)に本校中学部の2年生が進路学習の一環としてつよし共働センターへ見学に行きました。学校の近くにある事業所は何人働いているのか、何時から働いているのか、どんな仕事をしているのか、どんな人に働いてほしいかなど、校内の学習で疑問に思ったことを学習のしおりに記入し、冷たい風が吹く中歩いてつよし共働センターまで向かいました。始めは、生活介護を利用している方々の様子を見学しました。一枚目の写真は活動を終え、休憩中にみんなで身体を動かし心身ともにリラックスしている様子です。本校の生徒も一緒に身体を動かし利用者の方と親睦を深めることができました。二枚目の写真は利用者の方々が農場で育てている野菜を見学しました。ブロッコリーやキャベツに加え、なんとお米の苗も育てていました!そして、出荷数にも生徒たちはびっくりしていました。新しい情報を知り、驚きと喜びに溢れていました。三枚目の写真は利用者の方々が取り組んでいる活動の一つ「運玉作り」の体験をしている様子です。中にはこの活動を楽しみにしていた生徒もいてみんな興味津々。カットされた粘土を球状に丸め、「運」と刻印された印鑑で粘土に押印していきます。一見簡単そうに見えますが、この作業は、そう簡単にはいきません。押印の際に粘土に皹が入らないようにしなければならないのです。単純な作業ですが、乾燥しないうちに粘土を丸める速さと押印する際の力加減、この二つが上手くできないと、きれいな運玉は作れないのです。それを聞いた生徒たちは慎重かつ素早くすることを心掛け、活動終盤にはきれいな運玉を作ることができました。四枚目は運玉作りを終え、校内の学習で考えた質問を担当の方に聞く場面の写真です。緊張している様子でしたが、自分の言葉で疑問に思ったことを質問することができていました。
 見学後の振返り学習では担当の方に聞いたことを忘れることなくまとめることができました。今回の見学を通して、来年の現場実習、さらには卒業後の自分の将来を少しでもイメージして今後の学校生活にいかしてもらいたいと思います。頑張れ2年生!!

国際交流

 1月27日(月)国際交流が行われました。今年は宮崎県の国際交流員の方が3名(韓国からパク・ユジンさん、シンガポールからスカイ・チャンさん、イギリスからマーシュさん)が来校されました。 
 まず、交流員の方へ生徒が自己紹介をしました。子供たちは、「Hello. My nam
e is ~ . I like ~. Nice to meet you.」等の英語を使って自己紹介をし、ひとりずつ握手をしました。 
 次に、それぞれの国についての〇✕クイズやじゃんけんをしました。正解したり、勝ったりすると大声で喜んでいました。休憩時間に、交流員の方と会話をして楽しむ生徒もいました。
 最後に各国の遊びをしました。韓国は「サメ家族」、シンガポールは「正月の飾り物作り」、イギリスは「サイモン」をしました。生徒は歓声を上げたり、ノリノリで踊ったりしていてとても楽しそうに交流していました。        
     

東郷小中学校7年生との交流及び共同学習

 1月20日(月)に、東郷小中学校7年生26名と本校中学部の農業・メンテナンス班(作業学習でのグループ)11名で交流及び共同学習が行われました。今回は「きんかん交流」を行いました。前年度まで、感染症や天候不良のため実施できていませんでしたが、久々の実施で生徒もとても楽しみにしていました。
 11月にフライングディスクを通して交流をした友達だったので、打ち解けるのも早く、お互いに会話をしながら楽しくきんかんを収穫していました。「次はこの木に行こう!」と言ったり、「きんかん美味しい!」と採れたてのきんかんを食べて教え合ったりする生徒の姿も見られ、和やかな雰囲気の中、交流をすることができていました。
 持ち帰ったきんかんは授業の中で加工をしたり、家庭に持ち帰ったりする予定です。本校の生徒にとっても、とても有意義な時間になったと思います。また、交流が続けていけたらと思います。東郷小中学校7年生のみなさん、ありがとうございました。