日誌

学校のできごと(中学部)

新年度が始まりました!

 4月に新しく10名の新1年生が入学し、生徒数計23名で、令和4年度の中学部がスタートしました。

 入学式では新しい制服に身を包み、緊張した様子の1年生でしたが、この1か月で少しずつ学校生活にも慣れてきました。そんな1年生を温かく迎え入れ、優しく接してくれる2・3年生の先輩達の頼もしさを実感した1か月でもありました。これから1年間、この23名で協力して、様々な学習や行事を成功させていきましょう。

ご卒業おめでとうございます!

 

 3月10日に中学部のお別れ会が行われました。限られた時間ではありましたが、3年生一人一人の思い出発表、お世話になった先生からのビデオメッセージ鑑賞、3年生に関する◯×クイズゲーム、そして1,2年生が丹精込めて作ったメッセージカードの贈呈など、とても素敵な時間を過ごすことができました。

また、15日には卒業式があり、3年生11名が中学部を卒業しました。3年生の皆さん、いつも中学部の中心となって1,2年生をまとめ、盛り上げてくれて、本当にありがとうございました。3年生の卒業はとても寂しいですが、これまでの3年生の頑張りに負けないように、これからは新2,3年生で中学部を盛り上げていきたいと思います。これからも、夢や目標に向かって自分らしく一歩一歩進んでいってくださいね。

    

児童生徒会役員選挙

 2月3日木曜日、児童生徒会役員選挙が行われました。
 今回は、新型コロナウイルス感染対策のため体育館で立候補者・応援演説者の演説を見たり、その場で投票をする緊張感を味わうことができませんでしたが、事前に撮った立ち会い演説の動画を各クラスで視聴し、指定された場所での投票を行いました。
 いくつかの変更点がありましたが、生徒会役員を決めるための演説をしっかりと集中して見ることができ、誰に投票するのかを考え、投票用紙に記入し、投票箱に入れる活動では真剣な表情や緊張した様子か見られた児童生徒会役員選挙になりました。
 中学部からは、2名の児童生徒会役員が当選することができました!

  

3学期開始


 あけましておめでとうございます。2022年の幕開け、また、今年度も残すところあと3か月となりました。年が明けて成人式を迎え、本校でも成人を祝う会が執り行われました。しかし、新型コロナウィルス感染症の急拡大に伴い、1月に予定されていた行事が中止、延期されることとなり、生徒たちも非常に残念な気持ちでいっぱいです。始業式を迎え新たな気持ちでスタートしたはずでしたが、今後は新型コロナウィルス感染症に十分に気を付けながら日々の授業を行っていきます。生徒会役員選挙や高等部受検もひかえていますのでできることをしっかり行っていきます。

 写真(左)は校外学習で1年生が駒宮神社に初詣の参拝に行った様子です。今年1年健康で過ごせるように、またコロナが収束するように願った人もいます。写真(中)は書き初めの様子です。3年生は高等部進学を目指して「高等部進学」と書いたようです。写真(右)は農業メンテナンス班での野菜の収穫の様子です。ブロッコリーが大きく実っていて美味しそうです。


「修学旅行~宮崎!最高!~」

 12月14日(火)と15日(水)の2日間、中学部2・3年生で宮崎県内に修学旅行に行きました。

 1日目は、みんなが楽しみにしていた「ラウンドワン宮崎」に行きました。生徒それぞれが事前学習で計画したとおり時間いっぱい楽しみました。初めて取り組むゲームやスポーツに笑顔いっぱいの時間でした。続いては「宮崎市科学技術館」でいろいろなコーナーで、たくさんの体験ができました。最後は、「宮崎県庁・防災庁舎」に行きました。防災庁舎では、模型を使った防災庁舎の説明やオリンピックの聖火トーチの展示を見学し、トーチも実際に持って撮影をすることができました。県庁では、議場の見学をして議長や議員の椅子に座っての撮影もしました。また、みやざき犬とも会うことができ、みんな大喜びでした。

 2日目は、ホテルの中の「アクティビティセンター」で表札作りをしました。ボンドで文字や絵を描き、そこに砂を掛けたり、貝殻を貼ったりして、それぞれの表札が完成しました。青島周辺散策では、3年生は青島神社での合格祈願や恋愛成就、お守りを購入した生徒もいました。その他、お土産を購入したり、2日間、病気やけがもなく、全員が元気に帰校でき思い出に残る2日間になりました。

   

東郷小中学校との交流学習


11月11日(木)に東郷小中学校との交流学習がありました。昨年は新型コロナウィルス感染症の影響で実施できませんでしたので、2年ぶりの開催となりました。今回の交流では、東郷小中学校7年生とパラリンピック競技であるボッチャを行いました。感染症対策で3カ所に分かれての実施でしたが、それぞれの班がそれぞれの戦略を立てて対戦相手と戦いました。また、自己紹介では、各班にわかれてお互いの得意なことを発表しあうなど、非常に楽しい時間となりました。

次回は1月にキンカン交流が予定されています。また交流するのが楽しみですね。

  

高等部作業見学

 10月19日火曜日、高等部の作業見学がありました。中学部の3年生11人が対象です。
 二つのグループに分かれて、農業班・メンテナンス班・木工班・手工芸班を見学しました。それぞれの班で高等部の先輩方が、真剣に取り組む姿を見て、自分の作業学習を振り返ったり、進路について考えたりするとても貴重な時間になりました。また、3年生も作業の様子を見学するだけではなく、挨拶・返事を積極的にしたり、疑問に思ったことを自ら質問したりするなど意欲的な姿がみられました。来年高等部生になった自分の姿をそれぞれ思い描くことができたのではないでしょうか。
 11月には作業体験があります。それぞれが課題や目標を見つけ、高等部に向けてさらにレベルアップしてくれることを期待しています。
 

学部集会

 9月10日金曜日、毎月行われる学部集会がありました。
 いつもは体育館に中学部全体で集まって行われる学部集会を、新型コロナウイルス感染症対策のため、初の試みで各クラスでZoomを使い、オンラインで行いました。
 今回の活動では、9月の行事と2学期の行事確認、8・9月の誕生者紹介、最後に異性を理解することについての勉強をしました。
 9月の行事確認では1か月の見通しをもたせ、2学期の行事確認では楽しみなイベントについての確認をし、夏休み中に迎えた人たちを含めた8・9月の誕生者紹介を行いました。オンラインでのやり取りも、顔と顔を合わせない中でたくさんの発表もあり、笑顔で活動することができました。
 最後の異性について理解する勉強では、難しい内容でしたがどのクラスも集中して最後まで取り組むことができていました。
   

サーフィン交流

 6月25日金曜日、鵜戸中学校とのサーフィン交流がありました。
 事前に体育館でサーフボードに乗る練習を行い、当日を迎えることができました。全員初めてのサーフィン体験となるので、貸切バスの中でも、期待いっぱい笑顔で過ごしました。
 宮浦海岸に着くと、開会行事の後、各グループ別に自己紹介をして海に入りました。鵜戸中学校の生徒やサーフィン協会の皆さんに教えてもらいながら、一緒にサーフィンを楽しむことができました。天候やコロナウイルス感染症の心配もありましたが、無事行うことができ、よい思い出となりました。

     

産業現場等における実習

 中学部では6月7日()から11日()までの5日間、産業現場等における実習(以下、現場実習)を行いました。

 校内実習では、美化班、リサイクル班、チャレンジ班の三つの班に分かれ、「はたらく」学習に取り組みました。「美化班」は、机の修理や洗濯室のペンキ塗り、風田浜のゴミ拾いを行いました。暑い中、机を磨き、カッパを着てペンキ塗りをしたり、風田浜で拾ったゴミを友達と協力して運んだり、みんな一所懸命に取り組みました。「リサイクル班」では、ペットボトルの洗浄、雑巾縫い、ウエス作りに取り組み、リサイクルの大切さも学びました。それぞれができる仕事を分担して行い、時間いっぱい黙々と作業に取り組みました。「チャレンジ班」では、固まった粘土を木槌で砕き、サラサラにした物に水を加えて粘土に戻す作業を行いました。地道な仕事でしたが、一人一人黙々と取り組み、13㎏も粘土に戻すことができました。

 校外実習では、3年生が「つよし共働センター」で、2日間就業体験をさせていただきました。どうもろこしの収穫や皮むき、鵜戸神宮で使われる運玉作り、ねじを数えての袋詰めなどを行いました。学校以外での活動はとても貴重な経験になりました。

 振り返り学習では、がんばったところや今後身に付けなければいけないところを確認しました。今回の校内・校外実習で学んだことをこれからの学校生活や家庭生活に生かし、次回の実習で更に成長してくれることを願っています。