学校のできごと(中学部)
第2回 現場実習
11月26日から11月29日の1週間、本年度2回目の産業現場等における実習(以下、現場実習)が行われました。
実習中、生徒達は「くろしお工房」の社員として働きます。校内では、美化班、リサイクル班、喫茶班の3班に分かれて働きました。美化班は校門のペンキ塗りや風田浜の清掃など、リサイクル班はペットボトルや古紙の分別など、喫茶班は働く友達のために喫茶室を開いて接客などを行いました。今年度2度目の現場実習は、1回目以上の活気で、生徒達が生き生きとした表情で、元気に意欲的に働く姿をたくさん見ることができました。
3年生は、おおぞら園とつよし共働センターに出張という形で3日間、2グループに分かれて校外実習を行いました。学校とは異なる環境に加え、一緒に働く友達も少ない中で働く経験はとても緊張したようでしが、それを乗り越えた達成感を得ると同時に、働く大変さにも気付いたようでした。
最終日の帰りの会では、みんな少し疲れた様子でしたが、それぞれが達成感に満ちたステキな笑顔で終えることができました。それは、1回目の実習の終わりに私達が願った通り、たくましく成長した姿でした。そしてまた、これからの頑張りも楽しみです。
<美化班> <リサイクル班> <喫茶班> <出張:つよし共働センターおおぞら園>
社会見学
11月14日(木)に、中学部全生徒で宮崎県総合博物館に出かけました。
天気にも恵まれて、きれいな青い空と海を眺めながら、行きのバスの中ではみんなで大合唱。あっという間に博物館に到着しました。
博物館では解説員の方に話を聞きながら、展示物を見たり、触れたり、匂ったり、いろいろな体験ができました。見たことのない昆虫・植物・魚・恐竜の模型もあり、中にはたじろぐ生徒もいました。二階では特別展も行われていて、パネルの中に入って写真撮影もしました。スタンプラリーやドングリのコマ回し、木製のパズルなど、飽きることなくとても楽しく学びの時間を過ごしました。
お待ちかねのお弁当タイムは庭の芝生の上でみんなで「頂きます!」みんな満面の笑み。
午後は博物館の後方にある民家園を見学したり、近くの公園まで足を伸ばして心地よい秋風に吹かれてのんびり過ごしたりする学級もありました。
体調を崩す生徒もいなくて、笑顔あふれる社会見学となりました。
東郷中学校との交流及び共同学習
交流学習では、東郷中学校7年生が合唱の発表を行いました。中学部生は日南陽祭(ひなようさい)で発表した「パプリカ」をダンスで踊り、「風になりたい」の合奏をしました。
レクリエーション活動では、「フライングディスク」をしました。輪の中に投げ入れる「アキュラシー」、9枚のパネルをディスクで抜く「ディスゲッター」、ディスクを遠くへ投げる「ディスタンス」の三つのゲームを両校の生徒でチームを組んで実施しました。みんなで作戦を立てたり、ゴールが決まったときには「ナイスゴール!」、決まらなくても「ドンマイ!」と声をかけあったりして、笑顔で楽しみました。
次の交流は1月に行われる「きんかん交流」です。とても楽しみです!
東郷小中学校7年生のみなさん、ありがとうございました!!
第18回日南陽祭
10月26日、第18回日南陽祭(ひなようさい)が行われました。
午前中のステージ発表では、「Everyday パラリンピック!」というテーマで、東京2020オリンピック・パラリンピックの種目の中から、「アーチェリー」、「柔道」、「ゴールボール」、「競泳」、「車椅子バスケットボール」を実際に競技して紹介しました。また聖火リレーと点火、応援ソング「パプリカ」の歌とダンス、そしてフィナーレは「風になりたい」の合奏で賑やかに盛り上げました。生徒たちの力強く生き生きとした表現に、会場から温かい拍手をいただきました。
午後の販売活動では、日頃、作業の時間に制作、栽培したものを「くろしお工房」として販売しました。開店前から長蛇の列ができ、大盛況の店内で、生徒はそれぞれ接客係、レジ係、包装係と決められた役割を緊張しながら一生懸命取り組むことができました。自分たちが手掛けた作品や野菜をお客さんが手に取り、喜んで買って行かれる様子を見て、また頑張りたいと感じたようです。
令和元年 中学部炊き出し訓練
社会見学に行きました!
7月18日(木)、社会見学に行きました。
1年生グループは、油津商店街やサピア日南ショッピングセンターへ行き、身近な地域の店舗や施設について知り、実際に利用してみました。日頃の学習を生かし、路線バスに乗車したり、買い物を行ったりと、体験的な学習ができました。また、お店の方へのインタビューもすることができ、身近な地域への関心を深めることができました。
2・3年生グループは、進路学習の一環として、福祉事業所である「フクちゃん工房」「おおぞら園」での見学を行いました。職員の方に事業所について説明をしていただき、質問もしながら、懸命にメモを取る生徒の姿が見られました。実際に本校の卒業生が働く姿を見ることもでき、将来について考えるよい機会になりました。
訪問教育学級の生徒との交流グループは、愛泉会日南病院で、本校の訪問教育学級の生徒と交流を深めました。職員の音楽演奏を聴いたり、バルーンで風や色を楽しんだりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。午後からは2・3年生グループに合流し、「おおぞら園」での見学も行いました。
今回の社会見学で学んだことを、今後の生活に生かしていきたいと思います。
まつりだわっしょい!
みんなで協力して、祭を成功させることができました。いろいろな体験ができ、とても楽しかったです。
くろしお工房
中学部では6月3日(月)から7日(金)までの5日間、校内・校外実習を行いました。
校内実習では、「くろしお工房」という模擬事業所の社員として、美化班、リサイクル班、喫茶・食品加工班の三つの班に分かれ、「はたらく」学習に取り組みました。「美化班」は、校内整備を行い、倉庫の片付けや倉庫のドアや棚のペンキ塗りを行いました。暑い日もありましたが、重い荷物を友達と協力して運んだり、髪の毛や長靴にペンキが付きながら塗ったり、みんな一所懸命作業に取り組みました。「リサイクル班」では、ペットボトルの洗浄、古紙の仕分けやシュレッダーかけ、メモ帳作りに取り組みました。リサイクルの大切さも学び、それぞれが可能な仕事を分担して行い、時間いっぱい黙々と作業に取り組みました。「喫茶・食品加工班」では、各班が休憩時に飲むお茶やお菓子の準備・片付けを行いました。お茶とお菓子をトレイに乗せてこぼさないように慎重に運び、「いらっしゃいませ。」、「ごゆっくりどうぞ。」と接客の仕方をたくさん学びました。
校外実習では、3年生が2年時に見学に行った「つよし共働センター」で、2日間就業体験をさせていただき、鵜戸神宮で使われる運玉作りをしました。学校とは違う場所で実際に商品になる物を作ることは緊張したようですが、真剣に仕事に取り組むことができました。
振り返り学習では、がんばったところやまだまだなところを確認しました。今回の校内・校外実習で学んだことをこれからの学校生活や家庭生活でいかし、次回の実習で更に成長してくれることを願っています。
体育祭!
雨天順延になっていた体育祭が、22日(水)に行われました。平日ということもあり応援に来たくても来られなかった保護者の方もいて残念でしたが、それでも多くの来賓、保護者の方が応援に駆けつけていただきました。生徒もそれに応えるように、徒競走、団技、リレーなどの競技に精一杯頑張っていました。特にリレーは、抜きつ抜かれつの好勝負で大変盛り上がりました。競技後の一人一人の顔が晴れやかでとても素晴らしかったです。
この経験と頑張りを今後に生かしてくれるでしょう。応援していただいた来賓、保護者のみなさま、ありがとうございました。
新たな気持ちで
4月10日(水)に1年生10名を迎え、総勢30名となった、平成31年度中学部がスタートしました。入学して一週間あまりが過ぎましたが、1年生も日南くろしお支援学校での生活に慣れてきたようです。作業学習など新しい学習のオリエンテーションも始まりました。たくさんのことに挑戦してほしいと思います。
12日(金)には中学部の対面式がありました。生徒・職員一人一人が自己紹介をしたり、得意なことを披露したりと、非常に盛り上がりました。楽しい一年になると実感しました。
新年度が始まって早速、5月18日(土)に開催される「体育祭」に向けての練習が始まりました。さすが中学部!行進や思いきり走る姿は、小学部の手本になりそうです。
今年度も新たな気持ちで、みんなで一緒に頑張っていきましょう!!よろしくお願いします!!