日誌

活動報告

高鍋高校2年生就職希望生徒向け「3年生0学期」進路講演会が明倫の時間(進路探究)に開催されました

「まずは妄想しよう」
私たち、僕たちが生きる未来はこうあってほしい
こんな大人になりたい、を叶える進路に向けて。

12/9、宮崎県立高鍋高校にて、「3年生0学期」進路講演会と題し、
普通科キャリア情報コース・生活文化科2年生に向けての講話を
コーディネートさせていただきました。

本格的な進路実現に向けてのマインドセットをすることで
この2月3月に自分と向き合う意欲を育み、
自信をつけて自分で意思決定ができるようにステップを積ませてあげたい…
というリクエストをお聞きして、
今回、宮崎学園短期大学で現代ビジネスを教えていらっしゃる
伊形阿希子先生に依頼をさせていただきました。
伊形先生は、短大で教えながら全国の企業や多くの自治体、
政治家まで研修をしている研修会社の代表でもいらっしゃいます。

 

自分は絶対この仕事に就くんだ!ここに進学するんだ。だってこう生きたいから。
と、明確な目標がある生徒ばかりではありません。
キャリアの王道がありそれでよかった時代はとうに過ぎ去り、
今は多様な選択肢があるからこそ生徒たちは頻度高く
どう生きたいのかを問われることになって参りました。

 

そういった社会的背景やニーズ、ヒト、モノ、カネの流れ・構造を踏まえながら
未来を生きていく私たちは(社会の仲間として)
働く価値をどうつくっていこうか?何からやっていこうか?
と柔らかく問いつつも
まずは「どうなりたい?」「どんな社会になったらいい?」
「そのためには自分はどんなことができる?」
をこの時期に妄想してみよう!
というメッセージが詰まった講演でした。

みなさんが感じている不便さや
もっとこうなったらいいのに!はビジネスチャンス。
現状を変えられる力をつけるためにも、勉強や部活を頑張って。
というメッセージもありました。

定期考査が終わったあとの2月〜3月の間に、アンテナを張り
日常の中で消費者として使っている、触れているものへの視点を持つ過ごし方は
特別な「進路のための勉強」でなくても、情報収集につながります。

定期考査が終わった後とはいえ、部活等で何かと忙しい彼ら・彼女たちへ
視点をプレゼントいただいた時間となりました。

<文責:福島>

 

延岡高校SSH 2年生 課題研究ポスターセッション

2月4日(土)、延岡高校SSH事業の2年生(普通科・MS科 237名)による課題研究のポスターセッション発表会が行われました。

 

普通科では、「SDGs課題研究」として、物理(8班)・化学(6班)・生物(8班)・数学(5班)・人文社会(14班)に分かれて、この1年間探究学習をすすめてきました。8名の社会人アドバイザーに合計9回アドバイス指導を受けてきました。

MS科では、「STI課題研究」として、物理(7班)・化学(2班)・生物(6班)・数学(4班)に分かれて、この1年間探究学習をすすめてきました。5名の社会人メンターに合計6回指導を受けてきました。

発表会には、アドバイザーやメンターの方々等16名が審査員として参加いただきました。審査員や他の生徒たちからの質問や意見も活発に出され、活気ある発表会になりました。

 

この日の午後には、SSH運営指導委員会が開催され、3年目となる文科省の中間評価結果が報告されました。今回対象となった全国の27高校の中で、トップクラスの評価が得られました。                     

全校的な取組や、アドバイザー・メンター等の地元企業との緊密な協働が高く評価されたものです。

                                   (トータルコーディネーター  水永)

体育館で60班がポスター発表を行った

                  体育館で60班がポスター発表を行った

西都市立中学校1年生向け「キャリアみらいゼミ」が開催されました

  

 

 

 

 

 

 

 

西都で暮らし働くことの意義や魅力、その前段階としての
高校での学びの在り方などについての理解を深めるとともに、
将来における自己実現や社会貢献、進路実現について考える1日にと
企画をされた「キャリアみらいゼミ」が、午前・西都市民会館
午後・妻中学校にて9:20〜15:20まで開催されました。

参加者は、西都市立中学校(6校)に通う1年生。


ふるさと西都を見つめ直し、自分の今後を見つめるために
大切なヒントが見つかる貴重な1日だったのではないでしょうか。

最後のクロージングトークでは、
妻中学校 今藏屋先生✕中学生2名(妻中学校・三納中学校)のお二人に
1日を振り返っていただき、最後は24時間以内に実行することを宣言いただきました。

【当日の流れ】
〜午前中 場所:西都市民会館〜
●オープニング動画  ”ふるさとを見つめ直す”
 -優れた先人の業績をただ眺めるのではなく、体験してみよう-
●西都市 橋田市長よりご挨拶
 -さいと学=基礎づくり ふるさと、社会に貢献したいという意欲を育てたい
●オープニングトーク(妻中宮崎校長先生、穂北中門松先生、県キャリア教育支援センター疋田主幹)
 -西都市でさいと学に力を入れる理由、キャリア教育の理由、高校生から学んで欲しいこと
●ハイスクール・クエスト(三浦校長先生、妻高校の3年生3名)
 -高校とは何をするところ?中学校との違い 中学生のうちに何をしておくと良い?
 -高校生になって成長したと思うこと、どんな目標を持って進学したか
 -妻高校に進学してよかったこと、中学時代に戻れるとしたら何をやっておきたいか?
 -中学生からの質問:高校でのテストの頻度、テスト前学習、壁にぶつかったときの解決方法
●マイタウン・クエスト(穂北中学校FreeStaff2名)
 -デジタル紙芝居「江戸からの贈り物」読み聞かせ
 -デジタル紙芝居「コノハナサクヤヒメ物語 さいと記紀の道」一部英語翻訳入り読み聞かせ
 このクエストパートでは、穂北中学校3年生2名が登壇。デジタル紙芝居の朗読後
 紙芝居を作ったきっかけや、地域での読み聞かせを実施した後
 地域の方が病院や町に置きたいと絵本にしてくださったことや、
 江戸時代に作られ今なお西都市で活用されている用水路の技術の学びから
 実は海外でも干ばつ対策にこの技術が使われているという発見をしたことを
 誇りに感じながら伝えてくれました。

〜午後 場所:妻中学校〜
●ワーキング・クエストbb オープニングトーク
(大石プロパン 大石代表、TMKコーポレーション飯田代表、県キャリア福島)
 -世の中の変化、西都の変化、宮崎県外から見た宮崎の魅力、宮崎ならではの面白い仕事
●ワーキング・クエスト ブースセッション(20ブース)
 -20ブースのうち3ブースを回り、様々なお仕事について聞くことができました
●クロージングトークbb(妻中学校 今藏屋先生、妻中学校・三納中学校生徒2名)
 -今日1日を振り返って「自分にとって」どんなことを感じ、考え、思い出し、
 何が心に残りましたか?
 -「仕事とは●●」参加する前と、今日1日過ごしてみて思うことに変化はあるでしょうか?
  どんな変化があったでしょうか?
 -中学校を卒業するとき、どんな自分になっていたいですか?
 -今から24時間以内に最初の一歩を踏み出そう。何かアクションするとしたら
  どんなベイビーステップにしますか? 

<文責:福島>

美郷町・西郷義務教育学校で対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が行われました


天候に恵まれた2月2日、美郷町の西郷義務教育学校5年生〜中学1年生(7年生)を対象に
対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が開催され、
コーディネーターの福島がファシリテーションを担当しました。

生徒数:37名
講師:16名(人生紙芝居3名 人生グラフ13名)

過去にもお話いただいた地域の大人の方々や、今回初めて準備してくださった大人の方の
子どもたちのまなざしがとても温かく、人も地域資源だと心から感じました。

西郷義務教育学校では、昨年に続き2度目の開催。
美郷町では今年度3回実施計画のうちの2度目の開催を2月2日に・・・
という偶然「2」の重なるタイミングでした。

<文責:福島>

 「中堅教諭等 資質向上研修」で 講話

 1月30日(月)に、令和4年度 中堅教諭等資質向上研修(参加者130名)で講話をしました。今回は「研修のまとめ」として行われ最終回の位置付けで行われました。

 演題は、「激変する時代にこれから求められる人財」として次のような内容でお話ししました。

   1)子供たちへの接し方を変えなければならない

   2)社会(将来)を考えさせきれていない学校と家庭の教育

   3)これからの時代に求められるキャリア教育

   4)次世代を担う子供たちに伝えていくべきこと

   5)人と組織のマネジメント

 

 講話の途中で、「LiveQ」というアプリを使って、スマホやタブレットで全員の皆さんから意見を出してもらいました。リアルタイムに匿名で意見や質問を受け付けられるものです。一般的な質疑応答とちがって、異見や意見を積極的に出していただける有効な方法になりました。

                                                                                                                         (トータルコーディネーター  水永)