日誌

2023年12月の記事一覧

マイナス1度に咲く「平和の祈り」

子ども達の登校を待つ門松様。

冬本番。気温は。マイナス1度。

お、来ましたね。

大きな門松様に、うわっと、驚く明道っ子。

校長先生、立派な門松ですね。

門松さんは福を呼んでくれるんだよ。

へー、じゃ、お祈りしよう!

来年も、良い年になりますように!

門松にお参りした明道っ子、足取り軽く、登校していきました。

このような行いは、一組が行うと、

面白いことに、

それを見ていた、

次グループにも転移します。

やってきました。次グループ。

さあ、並んで!

世界が平和でありますように!

おじいちゃんとおばあちゃんが長生きできますように!

いろんな素敵なお祈りが門松様に届けられます。

その後も。

たくさんの明道っ子の祈りが届けられました。

明道小が来年も楽しい学校でありますように!

家族みんなが幸せになりますように!

明道っ子って、素直で純真ですから。

こんな時は、

本気で、

社会平和や世界平和について、

お祈りしてくれるのです。

よく聞く祈りは、

世界から戦争がなくなりますように。

ウクライナの人たちにクリスマスが来ますように。

明道っ子の心に触れる度に、

本当に、

思いやりのある、

優しい子供達だなって、

感じるのです。

みんな、みんな、門松様に祈りを捧げました。

コロナやインフルエンザがなくなりますように!

都城市が、もっともっと、幸せになりますように!

冬休みに事故が起きませんように!

世界中の子供たちが、お腹いっぱいご飯が食べられますように!

みんな笑顔で過ごせますように!

冬休みに楽しい思い出ができますように!

明道っ子がみんな、健康でありますように!

初めて門松を見る一年生、大きな門松に感動でした。

さあ。これだけ、

たくさんの平和や

幸せや

ウェルビーイングを祈る

祈りが捧げられたのです。

 

・・・・さて。

 

校:おはようございます!明道っ子さん。

明:校長先生、おはようございます。

校:あのさ、たくさんの明道っ子がお祈りしていったのだけど。

校:みんなのお願い、門松様に届いたでしょうか

明:んーと。

明:校長先生!

校:はい?

明:きっとお願いは、門松様に届いてますよ。

校:???どうして???

明:だって。ほら!

明:門松様、ニコニコとご機嫌良さそうだし。

明:うさぎのお耳になってますから。

明:みんなのお願いが、よく聞こえたはずですよ。

 

・・・ふむ。子供の感性、恐るべし。٩( ᐛ )و

 

マイナス一度に咲く「平和の祈り」というお話でした。

 

by  校長

子どもがいるのに静かな学校?

教室巡回

あれ・・・。

子ども達、いるはずなのに、えらく静かですね。

音もしない・・・。

????

な・る・ほ・ど・・・。

4年生。

集中してますね。

がんばってね。まとめのテスト

2年生

誰も一言もしゃべりません。

がんばって!

2学期のまとめのテストだよ。

ファイト!ファイト!

6年生

静かだと思ったのは。

学校全体が、テストモードだったためです。

もうすぐ、冬休み。

みんな、最後の仕上げに向けて、がんばっています。

だって。

教室は、「お楽しみ会」や「お別れ会」に向けて、

デコレーション、ばっちりですから!

 

早くコイコイ!お楽しみ会!

 

by 校長

傘にまつわるお礼のお話

13世紀のイタリアで開閉式の傘が世界で初めて普及したそうです。

日本で開閉できる和傘が登場したのは、平安時代という記録が残っています。

 

つまり・・・・。

 

傘は、そんな大昔から、ほぼ、形も機能も変わらず、傘であり続けているのです。

 

雨の朝。

子どもさん登校。

おはよう!

校長先生、おはようございます!

児童玄関。

ある決まった光景が繰り広げられます。

児童玄関に着いたら。

傘をトントンして。

フリフリして。水気を飛ばして。

ていねいにマキマキして。

自分のお部屋に眠らせて。

登校します。

明道っ子、みんな、みんな、ていねいにこの作業を行います。

この作業、きちんと傘を結ぶことは。

6年生、5年生、4年生、3年生、2年生、1年生の常識なのです。

えらいねー。

と、校長が言うと。

「え?何が」

という顔で見直されます。

それくらい、明道っ子にとっては、

傘直しの儀式は常識的行動なのです。

ですから。

雨の日の傘立ては、とても穏やかです。

ほら!

みんな、ていねいに傘を入れてくれています。

乱れはありません・・・。

さすが、明道館学制三章「人倫、礼儀、躬行」を重んじる明道っ子!

 

と、ここで、ある女子が

校長先生、傘をていねいに巻いてくれて、ありがとうございました。

お礼を言ってきました。

 

ありがとうね。

実は。

写真を写していたら、一本だけ乱れた傘があったので、校長が手に取って、きれいに巻き直していたのです。

でも、このシーンで「校長先生、ありがとうございます。」と言ってくる明道っ子って。

やっぱり、すごい!( ;∀;)

 

傘にまつわる お礼の お話 というお話でした。

 

by 校長

門松の笑顔 今年もGOODです!

12月17日 8:00

あさぎり会・学校ボランティアの皆さん、姫城中に参集!

姫城中、南小、明道小のために、今日は、門松づくりをがんばるぞ!

材料も、本格的です。

まずは、竹切

まっすぐな、心がピンとなる竹を見つけなきゃ。

結構、大変な作業です。

藪状態尾の竹林から長い竹を持ち出すのが大変

力を合わせてがんばろう!

次は、シラス取り。

いつもは購入していましたが、今回は採集します。

運びやすいように袋に入れて運搬します。

次は専門業者様による、竹の切り出し。

この角度取りがプロの仕事

見てください!

見事な切り口。

これは、今年はよい門松ができるぞ!

この先っぽ、もったいないなあ・・・。

さあ、いよいよ、各学校で門松づくり、開始

土台を砂で平行に調整して。

竹の高さを合わせて。

「こも」で土台をていねいに囲みます。

それを藁でしっかり結びます。

砂を入れて、・・・形になってきましたよ。

しめ縄は、下から、7本、5本、3本になっており、縁起が良いとされています。

先輩方は手慣れておられ、作業はどんどん進みます。

きれいな葉ボタンを植えて。

その他に。

竹だけでなく、

松、梅や南天を刺していきます。

それぞれの植物の意味は、次の通りです。

は、、長寿、繁栄の象徴
は、生長が早く、生命力の象徴
は、寒さに強く、最も早く花が咲く開花樹
南天は、ナンテン(難転)「難を転ずる」に通じる縁起物
葉牡丹は、 幾重にも重なり合う葉が「吉事を重ぬる

などという意味があります。

さあ、梅や松をどんどんさして。

間もなく、完成です!

今年の門松は、バランスよくできましたね!

さあ、完成です!

左門松。

右門松。

竹の切り口が笑っているように見えますか?

だとしたら、この門松は、福を運んできてくれます。

あさぎり会の皆様、ボランティアの皆さま、明道っ子ボラの皆さん。

ありがとうございました!

 

これで、来年も明道小に福が来ますね。

・・・さあ、明日は、明道っ子と門松出会いのシーンです。

 

by 校長

ほんわかとなる明道っ子の朝の反応

それは、カレーの日の出来事でした。

今日、カレーだよ!

「わーい!」

今日カレーだよ!

やった!

と言う、日常が流れていた朝。

いつものように、ボランティアが行われていた朝。

それは、ある6年の女子さんによって、発見されました。

「校長先生!」

「はい?」

「これ、見てください!」

え?何ですか??

230年の歴史を誇る、明道館学制三章

・・・普通に、学制三章ですが???・・・

「校長先生、躬行の行を、よく見てください。」

え?何もないですけど・・・。

二画目です。」

ほー。

なるほど・・・。

しかし、よく気づきましたね

見つけた、あなたが、すごいですね。

 

まさしく「躬行の卵ですね・・・。

「ふむふむ・・・。」

  

さて。

翌日。

 

皆さん、躬行の卵が生まれてますよ!

「え?何ですか?」

あ、本当だ!

何が生まれてくるのかな?

躬行の卵だから、きっと、いい子が生まれるでしょうね。

みんな、しげしげと覗き込みます。

クモさんかな?

雨にも濡れない、すごく安全な場所ですね。

産んだ人、すごいですね。

そういう感動をする、あなたが、すごいと思いますけど。

よく気づきましたね。

おーすごい!

すごいと、感動してくれる、明道っ子がすごいんですけどね。

躬行の子どもか・・・。

校長先生、何が生まれてくるか、楽しみですね!

校長先生、何も見えませんよ。

ダメダメ、下から見ないと。

おー、すごい!

躬行の卵さんだ!

確か、昨年も、同様の騒動がありましたね。

昨年は。

「道」の卵さんだったと思います。

校長先生、今年は無事に生まれてほしいですね。

 

何とも、

ほんわかとなる、明道っ子の朝の反応

と言うお話でした。

 

躬行「きゅうこう」:口で言う通りに自分から実行すること

 

by 校長