日誌

2023年12月の記事一覧

明道小「輝く!」

ありがたいことに。

市の総務課から、技術員先生が長期派遣されることになりました。

技術員先生は、プロの技術をお持ちで、学校のリクエストに応じて、作業を行います、とのことでした。

この先生には、以前、壊れかけた朝礼台を綺麗に直していただいたことがありました。

 

真のプロの技術をお持ちの、技術員先生です。

校長は、悩んだ末、

学校中の「窓ガラス」のプロの「磨き」をリクエストしました。

なぜなら、学校の窓ガラスが、本格的に磨かれることは、全く、ないからです。

 

そして。

技術員先生の専門作業は、人知れず行われ始めました。

作業は、子どもがいない教室で行われるからです。

 

まずは、学級閉鎖中の6年教室。

子どもたちが世話になった教室に、プロのガラス磨きが始まりました。

技術員先生は、黙々と作業を続けられました。

ガラスは、「新品」のように、ピカピカに磨き上げられました。

 

ある日。

理科室を通ると。

人気のないところに、人の気配を感じました。

「え?気をつけてくださいね。落ちないように!」

技術員先生は、子供達のために、誠心誠意、ガラスを磨いてくださいました。

理科室の後は、図書室のガラス磨きに移りました。

この窓は、さまざまな飾り物が貼られ、テープ跡がたくさん残っており、校長も、もう、剥がすのは無理だと諦めていたのです。

これを機に、全部、剥がしてしまいましょう。

かなりのテープ跡が残りました。

果たして、綺麗になるのかな・・・

技術員先生曰く、

「やれるだけやってみます。」

「無理はしないでくださいね。」

また、孤独な作業が始まりました。

 

そして。

数日が経ち、終業式も終わり。

技術員先生の作業は、各教室に移っていきました。

今日は、5年生の教室の作業です。

「5年生、先生。少し、校長に付き合ってください。」

校長は、5年生先生を図書室に連れていきました。

「5年生先生、ガラスを見てください。」

そこには、全く別次元の、輝く、新品のガラスがありました。

シール跡は、一つも残っていませんでした。

「校長先生、すごいです!」

さて。二人は、5年生教室へ・・・。

廊下を歩いていくと、光り輝くガラスが、二人を迎えました。

「おー、すごい!

明道館学制三章の看板が、ガラスを通して、神々しく輝いていました。

「技術員先生、ありがとうございます!」

5年担任先生、感動のお礼です。

子どもたちが、これを見たら、感動するはずです。

「子どもさんに、よろしくお伝えください。」

「子どもさんが、勉強ができるように、心を込めて磨きますから。」

冬の日差しが、透明なガラスを通して、明るく、温かく差し込んできました。

技術員先生は、黙々と、磨き込んでおられました。

5年担任先生、ひたすら、その輝きに感動しておられました。

 

校長先生、この技術員先生のガラス磨き。

半端ないですよ。

輝いていますよ。

・・・そうですね。

愛情を注いだプロの仕事ですね。

・・・これぞ、まさしく。

プロフェッショナル!仕事の流儀!

 

図書室。

before。

シール剥がしたら、テープ跡がたくさん残りました。

そして。

プロの磨きが始まりました。

技術員先生は、毎日、毎日、コツコツと、窓を磨いてくださいました。

徐々に、ガラス窓は、輝きを取り戻していきました。

コツコツとコツコツと、お仕事は続きました。

技術員先生は。

子供達の喜んだ顔を思い浮かべながら。

愛情を込めて、ガラスを磨きあげていかれました。

after。

技術員先生、本当に、ありがとうございます。

 

さて。整いました。

 

北風の

学制三章

磨き入る

晴れしガラスが

温もりを呼ぶ

 ٩( ᐛ )و

 

by 校長

 

AREが キタ――(゚∀゚)――!SHOW TIME!

キタ――(゚∀゚)――!! SHOW TIME!

都城市教育委員会の指導主事先生より、「ARE」を手渡しです。

ARE]で、子ども達に夢を与えてあげてください。

指導主事先生、一日で全校を回られたとのこと。

ありがとうございました。

 

さあ。

開封の儀。

やはり、ここは、食の専門家。

食育先生、開封ください!

「おーなんか、怖いですね・・・。」

じゃん!

じゃん!

おー、「ARE」だわ!

じゃ、じゃーん!

おー、3つ入ってますよ。本当に!

すごく、軽くて、使いやすそうですよ。

「何か、カードみたいなのが、入ってますけど」

おー、これが、しょーへいカードですか!

サインがあるって、ニュースで言ってましたけど?

おー。これだ!これだ!

しょうへいさん、サイン。

かっこいいですね!さすがですね!

3つ並べると、迫力がありますね!

騒ぎを聞きつけた、先生方。

グローブにくぎ付け。

きゃー!すごい!本当に来たんですね!

きゃー!翔平さんサインだ!

きゃー!カードだ!!翔平さんだ!

〇!#%&’(’!*;・・・・。(解読不能)

で。校長先生。これ、どう扱うのですか?

ふむ。とりあえず。

翔平さんのメッセージを子ども達へ伝えましょう。

それは、どんなメッセージですか?

そう。それは。

野球しようぜ!

です。

 

【翔平さんからのメッセージカード】

by 校長

歴史に刻まれし「151年目の快挙」

コロナ禍という不幸の中でも、最大限の思い出づくり!

をキーワードとして、昨年度は、20近くの150周年関連イベントが行われました。

明道っ子も、たくさんの思い出を手にしました。

 

そして・・・今年

まずは、10月28日。

佐賀県にて。

大勢の人々が集う、日本PTA九州ブロック研究大会 in 佐賀県。

明道小PTAは、日本PTA九州ブロック表彰を受賞ました。

ほぼ、全ての単位PTAが活動を停止する中。

明道小PTAが150周年イベントを次々に実行できたことが、大きな受賞理由でした。

 

そして。

11月24日。

ホテルニューオータニ。

千名近い人々が集いました。

日本PTA創立75周年記念式典に参加するためです。

ご来賓には、衆議院議長様など、名だたる方々が臨席されました。

そこで。

明道小PTAは。

文部科学大臣表彰を受賞しました。

よくテレビに出てくる、日本一有名な「芙蓉の間」では、祝賀会が行われました。

見たこともないようなシャンデリアが輝いていました。

さて。

12月22日。

教育長先生に、受賞の報告をさせていただきました。

教育長先生から、丁寧な、お祝いのお言葉をいただきました。

教育長室にて。

そして。

一同は、市長室へ。

市長様に、受賞の報告をさせていただきました。

市長様から、丁寧な、お祝いのお言葉をいただきました。

そして。

本件は、宮日新聞に報道されました。

(期日限定の記事になります。しばらくするとリンクが切れるはずです。)

 

【宮日報道 文部科学大臣賞 受賞記事 12/26】

https://www.the-miyanichi.co.jp/chiiki/category_11/_75271.html

 

文部科学大臣表彰は、

おそらく、

明道小学校史上、最初で最後の快挙であると思います。

 

この快挙は。

明道っ子の皆さん、保護者様、PTA執行部の皆様、ボランティアとしてご協力いただいた、塗魂ペインターズ様・姫ボラの皆さん、そして、様々な企画を推進していただいた、企画委員の皆様、ステレオテニスさん、紫舟さん、外山監督、アメリカ在住の由美子先生、国際総合企画株式会社の皆様、日本ユニセフの皆様、記念誌に記事を投稿していただいた皆様、46名の先輩校長先生方、市PTA事務局の皆様、県PTA事務局の皆様、市教委の皆様、県教委の皆様、他にも、お世話になりました、たくさんの方々、そして、いつも明道小の活躍を喜び、見守り、励ましてくださる「地域の皆様のおかげで、この受賞がありました。

 

ここに、皆様に、受賞を報告申し上げ、お世話になりました皆様に、心より感謝申し上げます。

 

皆様、ありがとうございました。

 

宮崎日日新聞 令和5年12月26日掲載(宮日 掲載承諾済)

 

by 校長

これで 来年も 福来る!

西都城駅前ゆずり葉大通り会による。

西都城駅プロジェクションマッピング・音楽の夕べ。

いよいよ、イベント終幕です。

ラストイベントは。

凍えるような寒さの中、

大野勇太さんお外ライブ。

なぜ、お外だったのか?

それは。

明道っ子が心を込めて作った

ランプシェードがお外に飾られていたから。

勇太さんは、どうしても、明道っ子のがんばりのために。

ランプシェードの前で歌いたかったのです。

勇太さん、ありがとうございました。

そして・・・。

たくさんの明道っ子も。

大野勇太さんステージ2(17:30~):極寒の中のライブに、参加してくれました。

(お顔がはっきり分からないように、画質を最低限に落としています)

引率された保護者の皆様ありがとうございました。

 

西都城駅を盛り上げようと、イベントを企画された皆様。

お疲れさまでした。

 

このイベントを通して、参加した明道っ子の心にも。

西都城駅を大切にしようとする思いが育ったことでしょう。

 

そして。

最初から、イベントを盛り上げてくれた。

招き猫のユキちゃん。

最後まで・・・ありがとう!

 

これで、来年も、福来る!

 

by 校長

ゆずり葉大通りのメリクリ!

1か月間にわたり、さまざまなイベントが繰り広げられた。

西都城駅、都城まちなかイルミネーション関連イベント。

西都城駅、プロジェクションマッピング・音楽の夕べ。

点灯式では、たくさんの明道っ子が大活躍してくれました。

地域の方も大喜びでした。

特別ゲスト、ユキちゃんの光のGOGO列車、盛り上がりましたね。

さて。

プロジェクションマッピング

本日、クリスマスイブ。

いよいよ、最終日!

ラストステージは、大野勇太さんです。

勇太さん、西駅構内の特別ステージで、リハ中。

さあ、コンサート、開幕!

ゆずり葉会、事務局長 NOBU様、ご挨拶。

明道小の子供達にも、とてもお世話になりました。

今日も、ランプシェードが、駅前に飾られています。

(高城高校のボランティアさんが、飾り付けてくれました。)

コンサートにも、たくさんの明道っ子が、集まって盛り上げてくれています。

寒いステージでしたが、一気にみんな、盛り上がりバージョン!

イェイ!

お客様はどんどん膨れ上がり。

満席を超えて、立ち見バージョンへ!

西駅は、人混みに包まれました。

校長の7年前の教え子さん、勇太さんとツインギターバージョンで登場!

立派になった姿に、校長感動!

上手でしたよ!

 

続いて、明道小の校長の教え子さん。

ステージに上がり。

勇太さんとデュエットバージョン!

決まった!

イェイ!

校長、感動!感動!感動!

二人とも、クリスマスイブに、夢が叶ってよかったね!

たくさんの明道っ子が、掛け声や、声援で、コンサートを盛り上げてくれました。

西都城駅が、大きな熱気に包まれました。

 

イベントが始まった頃。プロジェクションマッピングで飾られたメタセコイアも。

もう、すっかり、葉が落葉し、時の流れを感じます。

ゆずり葉会、事務局長、NOBU様。

イベント完了まで、多くの困難があったことでしょう。

 

しかし。

イベント期間中は。

ゆずり葉大通りに、たくさんの人が集いました。

みんな、みんな、素敵な笑顔のウェルビーイングでした。

そして。

このイベントをずっと見守ってくださった、

明道小地域学校協働活動推進員KIYOZOU様

イベントを盛り上げてくださり、ありがとうございました。

 

明道っ子の手作りのランプシェードは、

イベントの最後まで、

西都城駅に光を灯していました。

勇太さん、素敵な歌声を、ありがとうございました。

メリークリスマス!ハッピーニューイヤー!

by 勇太さん・・・という、お話でした。

 

by 校長

 

 

マイナス1度に咲く「平和の祈り」

子ども達の登校を待つ門松様。

冬本番。気温は。マイナス1度。

お、来ましたね。

大きな門松様に、うわっと、驚く明道っ子。

校長先生、立派な門松ですね。

門松さんは福を呼んでくれるんだよ。

へー、じゃ、お祈りしよう!

来年も、良い年になりますように!

門松にお参りした明道っ子、足取り軽く、登校していきました。

このような行いは、一組が行うと、

面白いことに、

それを見ていた、

次グループにも転移します。

やってきました。次グループ。

さあ、並んで!

世界が平和でありますように!

おじいちゃんとおばあちゃんが長生きできますように!

いろんな素敵なお祈りが門松様に届けられます。

その後も。

たくさんの明道っ子の祈りが届けられました。

明道小が来年も楽しい学校でありますように!

家族みんなが幸せになりますように!

明道っ子って、素直で純真ですから。

こんな時は、

本気で、

社会平和や世界平和について、

お祈りしてくれるのです。

よく聞く祈りは、

世界から戦争がなくなりますように。

ウクライナの人たちにクリスマスが来ますように。

明道っ子の心に触れる度に、

本当に、

思いやりのある、

優しい子供達だなって、

感じるのです。

みんな、みんな、門松様に祈りを捧げました。

コロナやインフルエンザがなくなりますように!

都城市が、もっともっと、幸せになりますように!

冬休みに事故が起きませんように!

世界中の子供たちが、お腹いっぱいご飯が食べられますように!

みんな笑顔で過ごせますように!

冬休みに楽しい思い出ができますように!

明道っ子がみんな、健康でありますように!

初めて門松を見る一年生、大きな門松に感動でした。

さあ。これだけ、

たくさんの平和や

幸せや

ウェルビーイングを祈る

祈りが捧げられたのです。

 

・・・・さて。

 

校:おはようございます!明道っ子さん。

明:校長先生、おはようございます。

校:あのさ、たくさんの明道っ子がお祈りしていったのだけど。

校:みんなのお願い、門松様に届いたでしょうか

明:んーと。

明:校長先生!

校:はい?

明:きっとお願いは、門松様に届いてますよ。

校:???どうして???

明:だって。ほら!

明:門松様、ニコニコとご機嫌良さそうだし。

明:うさぎのお耳になってますから。

明:みんなのお願いが、よく聞こえたはずですよ。

 

・・・ふむ。子供の感性、恐るべし。٩( ᐛ )و

 

マイナス一度に咲く「平和の祈り」というお話でした。

 

by  校長

子どもがいるのに静かな学校?

教室巡回

あれ・・・。

子ども達、いるはずなのに、えらく静かですね。

音もしない・・・。

????

な・る・ほ・ど・・・。

4年生。

集中してますね。

がんばってね。まとめのテスト

2年生

誰も一言もしゃべりません。

がんばって!

2学期のまとめのテストだよ。

ファイト!ファイト!

6年生

静かだと思ったのは。

学校全体が、テストモードだったためです。

もうすぐ、冬休み。

みんな、最後の仕上げに向けて、がんばっています。

だって。

教室は、「お楽しみ会」や「お別れ会」に向けて、

デコレーション、ばっちりですから!

 

早くコイコイ!お楽しみ会!

 

by 校長

傘にまつわるお礼のお話

13世紀のイタリアで開閉式の傘が世界で初めて普及したそうです。

日本で開閉できる和傘が登場したのは、平安時代という記録が残っています。

 

つまり・・・・。

 

傘は、そんな大昔から、ほぼ、形も機能も変わらず、傘であり続けているのです。

 

雨の朝。

子どもさん登校。

おはよう!

校長先生、おはようございます!

児童玄関。

ある決まった光景が繰り広げられます。

児童玄関に着いたら。

傘をトントンして。

フリフリして。水気を飛ばして。

ていねいにマキマキして。

自分のお部屋に眠らせて。

登校します。

明道っ子、みんな、みんな、ていねいにこの作業を行います。

この作業、きちんと傘を結ぶことは。

6年生、5年生、4年生、3年生、2年生、1年生の常識なのです。

えらいねー。

と、校長が言うと。

「え?何が」

という顔で見直されます。

それくらい、明道っ子にとっては、

傘直しの儀式は常識的行動なのです。

ですから。

雨の日の傘立ては、とても穏やかです。

ほら!

みんな、ていねいに傘を入れてくれています。

乱れはありません・・・。

さすが、明道館学制三章「人倫、礼儀、躬行」を重んじる明道っ子!

 

と、ここで、ある女子が

校長先生、傘をていねいに巻いてくれて、ありがとうございました。

お礼を言ってきました。

 

ありがとうね。

実は。

写真を写していたら、一本だけ乱れた傘があったので、校長が手に取って、きれいに巻き直していたのです。

でも、このシーンで「校長先生、ありがとうございます。」と言ってくる明道っ子って。

やっぱり、すごい!( ;∀;)

 

傘にまつわる お礼の お話 というお話でした。

 

by 校長

門松の笑顔 今年もGOODです!

12月17日 8:00

あさぎり会・学校ボランティアの皆さん、姫城中に参集!

姫城中、南小、明道小のために、今日は、門松づくりをがんばるぞ!

材料も、本格的です。

まずは、竹切

まっすぐな、心がピンとなる竹を見つけなきゃ。

結構、大変な作業です。

藪状態尾の竹林から長い竹を持ち出すのが大変

力を合わせてがんばろう!

次は、シラス取り。

いつもは購入していましたが、今回は採集します。

運びやすいように袋に入れて運搬します。

次は専門業者様による、竹の切り出し。

この角度取りがプロの仕事

見てください!

見事な切り口。

これは、今年はよい門松ができるぞ!

この先っぽ、もったいないなあ・・・。

さあ、いよいよ、各学校で門松づくり、開始

土台を砂で平行に調整して。

竹の高さを合わせて。

「こも」で土台をていねいに囲みます。

それを藁でしっかり結びます。

砂を入れて、・・・形になってきましたよ。

しめ縄は、下から、7本、5本、3本になっており、縁起が良いとされています。

先輩方は手慣れておられ、作業はどんどん進みます。

きれいな葉ボタンを植えて。

その他に。

竹だけでなく、

松、梅や南天を刺していきます。

それぞれの植物の意味は、次の通りです。

は、、長寿、繁栄の象徴
は、生長が早く、生命力の象徴
は、寒さに強く、最も早く花が咲く開花樹
南天は、ナンテン(難転)「難を転ずる」に通じる縁起物
葉牡丹は、 幾重にも重なり合う葉が「吉事を重ぬる

などという意味があります。

さあ、梅や松をどんどんさして。

間もなく、完成です!

今年の門松は、バランスよくできましたね!

さあ、完成です!

左門松。

右門松。

竹の切り口が笑っているように見えますか?

だとしたら、この門松は、福を運んできてくれます。

あさぎり会の皆様、ボランティアの皆さま、明道っ子ボラの皆さん。

ありがとうございました!

 

これで、来年も明道小に福が来ますね。

・・・さあ、明日は、明道っ子と門松出会いのシーンです。

 

by 校長

ほんわかとなる明道っ子の朝の反応

それは、カレーの日の出来事でした。

今日、カレーだよ!

「わーい!」

今日カレーだよ!

やった!

と言う、日常が流れていた朝。

いつものように、ボランティアが行われていた朝。

それは、ある6年の女子さんによって、発見されました。

「校長先生!」

「はい?」

「これ、見てください!」

え?何ですか??

230年の歴史を誇る、明道館学制三章

・・・普通に、学制三章ですが???・・・

「校長先生、躬行の行を、よく見てください。」

え?何もないですけど・・・。

二画目です。」

ほー。

なるほど・・・。

しかし、よく気づきましたね

見つけた、あなたが、すごいですね。

 

まさしく「躬行の卵ですね・・・。

「ふむふむ・・・。」

  

さて。

翌日。

 

皆さん、躬行の卵が生まれてますよ!

「え?何ですか?」

あ、本当だ!

何が生まれてくるのかな?

躬行の卵だから、きっと、いい子が生まれるでしょうね。

みんな、しげしげと覗き込みます。

クモさんかな?

雨にも濡れない、すごく安全な場所ですね。

産んだ人、すごいですね。

そういう感動をする、あなたが、すごいと思いますけど。

よく気づきましたね。

おーすごい!

すごいと、感動してくれる、明道っ子がすごいんですけどね。

躬行の子どもか・・・。

校長先生、何が生まれてくるか、楽しみですね!

校長先生、何も見えませんよ。

ダメダメ、下から見ないと。

おー、すごい!

躬行の卵さんだ!

確か、昨年も、同様の騒動がありましたね。

昨年は。

「道」の卵さんだったと思います。

校長先生、今年は無事に生まれてほしいですね。

 

何とも、

ほんわかとなる、明道っ子の朝の反応

と言うお話でした。

 

躬行「きゅうこう」:口で言う通りに自分から実行すること

 

by 校長