今日の給食
10月3日(金)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、さんまの甘露煮、白菜の和え物、かぼちゃのみそ汁、十五夜デザート です。
秋を代表する魚として知られるさんまは、刺身や塩焼き、煮物など幅広い調理法で味わえる魚です。栄養としては、DHAやEPA、ビタミンB群も豊富で、頭の働きをよくする効果もありますよ。さて、日本では旧暦8月15日の夜を「十五夜」と呼び、月見団子やススキ、里芋などを供えて月見をする風習があります。この頃の月を中秋の名月と呼び、日本人は昔から「一番きれいな月」として眺めてきました。今年の中秋の名月は10月6日です。6日は休みの学校もあるため、少し早いですが、今日、十五夜デザートをつけました。
※今日はサンマもみそ汁もデザートも、全て主役級の美味しさでした。子ども達も喜んで食べると思います。
10月2日(木)の給食
↑ 今日の給食は、ミルクパン、牛乳、豆腐のチリソース煮、ほうれん草とコーンのサラダ です。
豆腐は2000年以上も前から中国で作られていました。消化のあまりよくない大豆を加工しておいしく食べるという知恵のかたまりのような食材です。木綿豆腐、絹ごし豆腐、ざる豆腐など、料理によって使い分けられます。豆腐という名前は、中国から伝わった名前です。中国での「腐」という漢字には、もともと「液状のものが寄り集まって固形状になったやわらかいもの」「液体でも固体でもないようなもの」という意味があり、豆腐の名前のもとになりました。
※豆腐を初めて作った人に感謝して、これからも美味しい豆腐を食べたいと思います。
10月1日(水)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、秋のカレー、海藻サラダ です。
食べ物には一番おいしくて栄養がたっぷりな時期「旬」があります。旬
とは、自然の中で普通に育てた野菜や果物がとれる季節や、魚がたくさんとれる季節のことで、食べ物によってその時期は違います。食べ物によって旬に関係なく、1年中売っているものも多くあります。そういった食べ物の多くは、ハウス栽培のように温かい部屋で育ったものや外国から輸入されたものです。今日は秋が旬のさつまいもやしめじを入れたカレーを作りました。旬のものを食べ、自然の恵みや季節の変化を感じてみましょう。
※カレーはいつ食べてもおいしいですし、飲み物のようにあっという間に飲み込んでしまいます。よく噛んで食べないといけませんね…
9月30日(火)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、チキンチキンごぼう、かきたま野菜スープ です。
チキンチキンごぼうに関するクイズです。
《問題》チキンチキンごぼうはどこの県で生まれた給食メニューでしょう?
①熊本県 ②山口県 ③高知県
正解は②山口県です。チキンチキンごぼうは、給食に家庭のオリジナル料理をとりいれようと各家庭からレシピを応募した中で採用されたメニューで、現在は山口県内の学校の定番メニューとしてだけでなく、県内全域にも広がり、山口県民のソールフードになっているそうです。
※「チキンチキンごぼう」?初めて聞いたメニューで初めて食べてみました…。これはいけます!
9月29日(月)の給食
↑ 今日の給食は、減量コッペパン、牛乳、高菜ビーフン、ブロッコリーサラダ でした。
「まごたちわやさしい」とは、頭の働きをよくする食べ物の頭文字をとった言葉です。それぞれ、どのような食材のことを言うと思いますか?ま:豆、ご:ごま、た:卵、ち:チーズなどの牛乳・乳製品、わ:わかめなどの海藻、や:野菜、さ:魚、し:しいたけ等のきのこ類、い:いも類です。さて、今日の給食には「まごたちわやさしい」がいくつ入っているでしょうか?給食で足りないものは朝夕の食事でしっかり食べてくださいね。
※今日は暑かったので、冷えたブロッコリーサラダを食べて元気をもらいました。いつまで暑さは続くのでしょうね…
9月26日(金)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、揚げ魚のたこやきソースがらめ、かりかり和え、千切り大根のみそ汁 でした。
かつお節は、かつおの頭と内臓を取り除いた身を燻してよく乾燥させ、かびを付けて発酵させた食品です。うまみのもとである、イノシン酸
やグルタミン酸を多く含んでおり、和食には欠かせない食材です。かつお節が最も多く作られているのは、鹿児島県、次が静岡県です。かつお節の産地などでは、かつお節では使わない頭の部分からサプリメントを作ったり、骨から天然カルシウムを作るなど、無駄がないように使っているところもあるそうです。
※「揚げ魚のたこやきソースがらめ」は、たこ焼き好きにはたまらないあの味でした。美味しくいただけました。
9月25日(木)の給食
↑ 今日の給食は、減量コッペパン、牛乳、スパゲティナポリタン、みかんサラダ です。
マッシュルームは「つくりたけ」「西洋まつたけ」ともいいます。フランスでは16世紀頃から栽培されていたそうです。かさが白色のものと茶色のものがあり、白色のものをホワイト・マッシュルーム、茶色のものをブラウン・マッシュルームと呼びます。ブラウンマッシュルームの方が大きく、味も濃厚です。うま味のもとであるグルタミン酸を多く含
むので、味がとてもよいです。きのこ類はカロリーが低く、食物繊維やビタミンB群、ビタミンDなどの栄養がたっぷり含まれています。
※今日はスパゲティでした。想像通りの小学校の給食らしい味です。おいしい味なので、子ども達も喜んで食べることと思います。
9月24日(水)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、三色ごはん、すまし汁 です。
わかめクイズです。
《問題》わかめは海の中では何色でしょう?
①緑 ②赤 ③茶色
正解は③茶色でした。皆さんが今食べているわかめは緑ですが、海の中では茶色をしています。収穫されてすぐにお湯に通すと、一瞬にして鮮かな緑になります。この反応はわかめに含まれるクロロフィルという色素の関係で起こります。
※給食の安全を確認するため、管理職は「検食」を早めに行わないといけません。私は猫舌なので、出来たての汁物が熱くてしょっちゅう口の中をやけどしております…
9月22日(月)の給食
↑ 今日の給食は、コッペパン、牛乳、さつまいものシチュー、グリーンサラダ です。
食べものクイズです。
【問題】今日のシチューに入っている豆の名前はなんでしょう?今日は、答えが2つです。
①うさぎ豆 ②ひよこ豆 ③ガルバンゾー
正解は、②ひよこ豆と③ガルバンゾーです。
ひよこ豆は、ひよこのくちばしに似た突起があることから、ひよこ豆と呼ばれ、チックピー、エジプト豆とも呼ばれます。缶詰などには「ガルバンゾー」という名前で書かれていることもあります。くせがなく、栗
のようなホクホクした食感があり、カレー、シチュー、煮込み料理、スープ、サラダなどに使われます。
※豆には詳しくありませんが、「ひよこ豆」も「ガルバンゾー」も美味しい豆ですね。
9月19日(金)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、ひじきの炒り煮、お野菜つみれ汁 でした。
ひじきには子どもの体の成長に欠かせないヨウ素という栄養や、骨の成長に必要なカルシウムが多く含まれています。また、ひじきをはじめとした海藻の色の成分は「フコイダン」と呼ばれ、生活習慣病を防ぐ働きがあります。ところで、ひじきは漢字でどのように書くか知っていますか?ひじきは動物の「鹿」、しっぽの「尾」、菜の花はなの「菜」で「鹿尾菜」と書きます。ひじきは、見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ていることから、このように書くそうです。
※「ひじき」を漢字で書くと「鹿尾菜」だと初めて知りました。読めないですよね。勉強になりますね。
9月18日(木)の給食
↑ 今日の給食は、黒糖パン、牛乳、魚のレモンマリネ、コンソメスープ です。
ピーマンに関するクイズです。
《問題》宮崎県は全国で何番目にピーマンを多く作っている県でしょう?①1番目 ②2番目 ③3番目
正解は②2番目です。令和5年は全国2番目の生産量でした。宮崎県では、緑のピーマンだけでなく、赤や黄色、オレンジのなどのカラフルなピーマンも作られています。
※子どもの頃に食べていたピーマンは苦かった記憶がありますが、最近のピーマンはそこまで苦くなく、美味しく食べられますね。
9月17日(水)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、ハヤシライス、大根サラダ です。
だいこんは大昔から食べられていて、日本各地に色や大きさ、形が違う様々な品種が栽培されています。七草がゆには「すずしろ」として使われます。また、古くは「おおね」と呼ばれていました。大根はビタミンCが多く、葉にはカロテンやカルシウムもたっぷり含まれています。だいこんは部位によって甘みや辛みが違います。葉に近い方が甘みが強いので、サラダなどにして食べるといいです。一方で根の先の方は辛みが強いので、漬物やみそ汁に入れるといいです。
※給食で出てくる牛乳は冷えているので、暑いときの牛乳はおいしいですね。
9月16日(火)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、麻婆なす、バンバンジー でした。
毎月16日は「ひむか地産地消」の日です。今が旬のなすのお話です。「秋なすは嫁に食わすな」ということわざを知っていますか?これには「秋なすはおいしいからお嫁さんには食べさせない」という説と、「なすを食べると体が冷えるので大切なお嫁さんには食べさせない」という説があります。この他にも、なすが入った故事やことわざは色々あります。興味のある人はぜひ、調べてみてくださいね。
※個人的に夏休みは栄養の偏りのある食生活を送っていましたので、栄養のある給食がとてもありがたいです。
9月12日(金)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、さつまいもの煮物、小松菜としめじのごま和え でした。
さつまいもは昔、外国から薩摩藩(今の鹿児島県)にやってきたので、さつまいもと呼ばれるようになりました。作物の育ちにくい、荒れた土地でもよく育つ作物です。江戸時代に享保の飢饉が起こり、日本中でお腹を空かせて亡くなる人達がいたときも、薩摩ではさつまいものおかげで亡くなる人が少なかったそうです。さつまいもは腸を刺激して、お腹の調子を整えてくれる食物繊維、体の中の余分な塩分を外に出してくれるカリウムがたっぷり入っていますよ。また、皮には体の老化を防いでくれる働きがあるので、皮ごと食べるのがいいでしょう。
9月11日(木)の給食
↑ 今日の給食は、ミルクパン、牛乳、豆腐の中華煮、フルーツポンチ です。
キャベツに関するクイズです。
《問題》キャベツの葉は1球に何枚ぐらいあるでしょう?
①20枚 ②50枚 ③90枚
正解は ②50枚です。葉の巻き方は季節によって少し違います。冬はぎっしり、春はふんわり巻いています。
※豆腐の中華煮はおいしかったです。フルーツポンチも爽やかな味で美味しかったですよ。
9月10日(水)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、めひかりの唐揚げ、ゆでブロッコリー、あすか汁 です。
今日は延岡市の代表的な深海魚、めひかりを使った料理です。めひかりは、延岡市の沖合、日向灘の深海300メートル前後のところで漁獲される、5~15㎝ほどの小魚で、目が大きく青く、きらきら輝いて見
えることから「メヒカリ」と呼ばれるようになりました。めひかりは、福島県いわき沖でもよく捕れ、小名浜港の名物となっています。延岡市といわき市は内藤家の繋がりで平成9年に兄弟都市になりましたが、こうした縁が両方の地域でめひかりを食べる習慣にも影響していると言い
われています。
※めひかりの唐揚げはとっても美味しいです。延岡に住んでいてよかったなと改めて感じます。
9月9日(火)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、ドライカレー、コロコロ野菜スープ です。
給食でほぼ毎日のように登場するたまねぎは、栄養のある野菜です。たまねぎは、5000年以上前の古代エジプト時代から栽培されていたようで、神様にお供えしたり、ピラミッドを造った人々は、エネルギー源として、生のたまねぎをかじって仕事をしていたといわれています。たまねぎを切ると涙が出ますが、これは硫化アリルという成分の仕業です。この硫化アリルは、火を通すと甘味成分に変わります。たまねぎには、血液をさらさらにする働きや疲れた体を元気にする働きもあると言
われています。
※今日はドライカレー、献立表を見て午前から楽しみにしている子が多かったです。
9月8日(月)の給食
↑ 今日の給食は、減量コッペパン、牛乳、五目うどん、ごぼうサラダです。
ごぼうは、中国から薬草としてやってきた野菜です。ごぼうをこんなによく食べるのは、世界中で日本だけのようで、欧米人は「日本人は木
の根を食べている」と驚くそうです。ごぼうには、お腹の掃除をしてくれる食物繊維がたっぷり含まれています。ごぼう独特の香りやうま味
は皮のすぐ下にあるので、料理をする時には皮はむかずに、たわしで洗
うだけにしましょう。アクが強く、空気に触れると色が変わるので、白
く仕上げたい場合は、切った後、短い時間、酢水につけるといいですよ。
※五目うどんもごぼうサラダも、優しい味でおいしかったですよ。
9月5日(金)の給食
↑ ごはん、牛乳、じゃがいものチーズ煮、和風ドレッシングサラダ です。
今日は、じゃがいもクイズです。
【問題】 じゃがいもを一番多く作っている都道府県はどこでしょう?
① 岩手県
② 宮崎県
③ 北海道
正解は・・・
③ 北海道です。
日本で作られているじゃがいもの約8割が北海道のものです。北海道は、広い土地で大きな機械を使ってじゃがいもを作っています。
いろいろな料理に使われているじゃがいもは、野菜の中でも子どもたちに人気がありますね。
9月3日(水)の給食
↑ 今日の給食は、ごはん、牛乳、キムタクごはん、豆乳みそ汁 です。
キムタクごはんは、長野県の塩尻市の学校の栄養士が考えたメニューで、キムタクごはんの「キムタク」とは、「キムチ」と「たくあん」のことです。長崎県は伝統的に漬物の文化が発達している地域でありながら、子どもたちの漬物離れが進んでいました。そこで子どもたちに漬物をおいしく食べてもらいたいという想いから、このメニューが生まれました。2011年に全国放送のテレビ番組でキムタクごはんが取り上げられたことで、広く知られるようになりました。