日誌

2019年4月の記事一覧

サマイ物語


 4月26日(金)、地元の「山田のかかし笑劇団」をお招きして、「開田先駆者 サマイ物語」を1年生が鑑賞しました。1年生の総合的な学習の時間のテーマは「地域に目を向ける」です。その導入としての鑑賞教室でした。

 劇のタイトルの「サマイ」とは、坂元源兵衛、前田正名、石川理紀之助の3名の偉人の頭文字をとったものです。農業の振興ばかりではなく、学問、礼儀作法や人としての生き方を説き、山田地区に大きな貢献をしたのがこの3名です。劇の中では、3名の偉人の村人に対する指導に苦労する姿や感動する場面が演じられており、大変勉強になりました。この日は、1年生ばかりではなく、地域の方も来校され、一緒に劇を楽しみました。

 劇団の代表である岩邊八郎さんの話にもありましたが、山田に誇りをもち、山田に貢献しようという人になって欲しいと思います。これからの総合的な学習の時間も頑張りましょう。

全校専門委員会


 4月25日(木)、全校専門委員会が開かれました。各学級で専門委員会ごとに4月の反省と5月の目標達成に向けた取組について話し合ったことを持ち寄り、全校専門委員会で学校全体としてどう取り組んでいくのかを協議しました。全校専門委員会へは各学級の各専門委員会の委員長と副委員長が出席しますが、それ以外の生徒は清掃活動に取り組みました。

 各専門委員会の5月の目標は、学習委員会が「学習道具や課題の忘れをなくそう。」、生活委員会が「清心清掃(無言清掃)を徹底しよう。」、保健委員会が「体育館利用を徹底しよう。」と「給食時間のルールを徹底しよう。」の2つ、文化委員会が「学級を盛り上げる掲示物を作ろう。」と「図書室の整理をしよう。」の2つ、学年委員会が「(生徒総会へ向けて)活発な学級討議をしよう。」です。

 1年生にとっては入学後初めての活動でした。こういった活動を通して、生徒会活動への理解を深めて欲しいと思います。また、どの専門委員会も目標が達成できるよう、全校生徒で頑張りましょう。

体力テスト


 体力向上にはどの学校も取り組んでいますが、本校もその一環として、4月22日(月)体力テストを実施しました。実施種目は、長座体前屈、上体起こし、握力、反復横跳び、立ち幅跳び、50m走、ハンドボール投げの7種目でした。

 昨年度のテストの結果を見ると、長座体前屈と上体起こしの種目については全学年男女とも県平均を下回っており、課題となっています。例えば、50m走は2回走りましたが、「1回目より良かった。」とか、「去年より速くなっていた。」とか感想が聞かれるほど、走ることについては関心意欲が高かったです。しかしその一方、長座体前屈と上体起こしについての関心意欲はさほど高くなかったようです。特に女子は部活動への加入率も高くはなく、原因の一つと言えるかもしれません。

 いずれにせよ、テストの結果を分析し、本校独自の体力向上プランを策定し、保健体育や部活動等を通して生徒の体力向上に努めていきたいと思います。

山田中学校真心宣言

 山田中学校では毎週月曜日、朝の会の前に「山田中学校学校真心宣言」を全校一斉に唱和し、1週間をスタートしています。

 生徒会活動の一環で、いじめのない、明るい学校づくりを目指したもので、この取組は8年目となりました。1年生が入学して2週間が過ぎました。少しずつ中学校生活にも慣れてきているとは思います。2・3年生も宣言の意味を考え、明るい学校づくりに努めてほしいものです。

 以下は、その全文です。

山田中真心宣

       私たちは、朝夕霧島山を仰ぎ、青い空と美しい山河

 に囲まれた大地に生きる山田中の生徒です。

 私たちは、一人ひとりがまごころをもって生活でき

 る山田中をつくるためにここに宣言します。

 一、相手を思いやります。

 一、自分の行動に責任を持ちます。

 一、人の良いところを認め合います。

トップリーグ


 4月21日(日)、サッカー部のトップリーグの応援に高城運動公園に行ってきました。この日の対戦相手は、宮崎のクラブチーム「アリーバ」で、多くの保護者が見守る中、最後まで一生懸命頑張りました。結果は、前半はゴール前のフリーキックから1点を取り、リードして折り返しましたが、後半逆転され、惜しくも1-3の敗戦となりました。

 前日は、UMK杯で強豪日章学園中学校に善戦しており、気合満点で臨みました。選手はよく走り、強豪チーム相手に互角の内容でした。田中君のフリーキックで先制し、ハーフタイムのベンチのムードも最高で、その様子からは十分勝利を予感させました。しかし、落ち着きを取り戻した相手に一瞬の隙を突かれ、3失点。それでも最後まであきらめず、最後までゴールを目指した姿に感動を覚えました。前回は7点差を付けられ負けたことを考えれば、大きな成長で、今後に期待ができます。

 相手チームの名前「アリーバ」(Arriba)はスペイン語で「上へ」という意味です。都城地区中学校夏季総合体育大会まで、上(優勝)を目指して頑張ろう!