日誌

2020年2月の記事一覧

出前授業


 2月27日(木)、都城工業高等学校の先生方による出前授業に2年生が参加しました。「中学生の進路選択において、興味・関心に即したキャリア教育を推進し、進路決定の一助とする。」、「都城工業高等学校の授業内容を通した「ものづくり」の魅力を発信する。」という目的に乗っかる形で、授業に来て頂きました。

 体育館に、機械科、情報制御システム科、電気科、化学工業科、インテリア科の6つのブースを設け、4つの班に分かれて、すべてのブースを15分間隔で回っていきました。それぞれのブースでは、先生方の説明を聴いたり、体験をさせていただいたりしました。電気だけの力で動く自転車に乗る、コンピュータで制御された車に触れる、測量器をのぞき込む、目の錯覚を利用したデザイン、ホッカイロの製作、3Dプリンタなど楽しい体験ばかりで、生徒は興味津々で学習に取り組んでいました。

 お忙しい中、わざわざ来校して、授業をしていただいた都城工業高等学校の先生方ありがとうございました。2年生にとっては、今回の授業が進路を決定していく上で大変参考になりました。

調理実習


 2月26日(水)、1年1組が調理実習に取り組みました。作ったのは先週の2組と同じ、鮭のムニエルとかき玉汁です。どの班も時間内に調理、実食、後片付けまで終えることができました。

 包丁の扱いなど危なっかしい場面もありましたが、3回目の調理実習ということで作業もスムーズで、各班で作業を分担し、楽しく活動していました。しかし、課題は2組と同様、修正力です。マニュアル通りでないといけないと思っている生徒が多く、味見をしながら、分量を調整するといった臨機応変に対応する力が足りないように感じました。

 調理に限らず、思い通り、計画通りに行かないこともこれからあります。周囲との合意形成も含めて、修正する力を身に付けて欲しいものです。これは子ども自身だけではなく、学校職員、保護者、地域の大人の問題でもあるかもしれません。

Last Lesson


 山田中学校のALTはドノヴァン・セイ先生です。3年生にとっては2月25日(火)が、ドン先生から受ける最後の授業でした。

 ゲーム形式の授業の後、ドン先生から間近に卒業を控える3年生に激励のメッセージが送られました。また、そればかりではなく、一人一人にプレゼントとレイが渡されました。ドン先生はハワイのご出身で、卒業式ではレイが渡される風習があるそうです。それに習っての、生徒へのうれしいプレゼントになりました。

 ドン先生に感謝し、その思いを受け止め,未来に向かって頑張っていきましょう。

子どもフェスティバル


 2月23日(日)、山田町総合福祉センター「けねじゅ苑」で第13回福祉のつどい「子どもフェスティバル」が開催され、多数の本校の生徒がステージ発表やボランティアで参加しました。

 先月行われた秋田県潟上市との学校間交流事業報告を、吉行華彩さんが発表しました。プレゼンテーションソフトを用いてわかりやすい発表でした。パソコンを操作した若松黎さんもご苦労様でした。この他、吹奏楽部が楽器の紹介も入れながら約30分の演奏を披露しました。親しみのある選曲で、来場者の反応も良かったようです。最後は「ふるさと」を演奏し、来場者と歌って終わりました。

 3年生が運営のお手伝いとして、20名近く参加しました。来場してくる地域の方々に、手指消毒をしてもらったり、マスクや下履き入れのビニール袋を配布したりしました。この他、ステージのセッティング、綿飴づくり、小さい子供のハイハイ・よちよち競走のプレゼント配付など、様々なことをお手伝いしていました。前日も、多くの生徒が会場設営に参加しました。地域の方からも「中学生が大変協力的で助かっています。」とお褒めの言葉をいただきました。

 生徒が地域へ貢献し、地域の方々は学校へ支援を頂くという良好な関係が山田地区には築かれています。このような良好な関係がいつまでも続くように、これからも頑張っていきましょう。

北諸県カップ観戦記


 2月22日(日)、野球部が北諸県カップに出場しましたので、応援に行ってきました。結果は、1試合目は東海中学校に5-3で快勝、2試合目は西中学校に2-3で惜敗し、翌日は交流戦に臨むことになりました。

 試合開始直後までは小雨が降り、寒い中での試合でしたが、選手は声を出し、よく頑張っていました。実はけが人などもいて、人数が足りず、他の部から選手を借りての出場でした。当然練習やサインの確認は十分ではない中での試合でしたが、そのようなことは微塵も感じさせず、少々のピンチもハツラツとプレーし、乗り越えていました。また、寒い中、応援していただいた後援会の皆様もお疲れさまでした。

 次の大会は、体調をしっかり整え、万全の態勢で臨んでください。期待しています。

空き缶を潰す!


 こう言うと、写真中央下のか弱そうな女子生徒が空き缶を強烈な握力で潰したように見えます。しかし、そうではありません。2月21日(金)、1年1組の理科の実験活動で、握力ではなく、大気圧の性質を利用して空き缶を潰しました。

 空き缶に少量の水を入れ、ガスバーナーで熱します。蓋はしていませんので、水は水蒸気となり出ていきますが、缶の外部からの圧力に対し、内側からも圧力がかかっているため形は保っています。十分熱したところで、缶に蓋をし、水で冷却します。すると、缶の中の水蒸気が水に戻り、一瞬缶の中が真空状態となり、外部からの圧力に対し、内側の圧力がなくなるので、缶は潰れていきます。同じ原理で、空き缶どころか、ドラム缶さえも潰すことができるのです。

 水の状態変化やそれに伴う圧力の変化の様子は、身近な事象の中に見いだす機会はそうあるものではありません。そういう意味で、大変貴重な実験となりました。生徒からは、「うわー!スゲー!」といった歓声も上がっていました。

 圧力の変化は、山の頂上でポテトチップスの袋がパンパンになることなどで目にすることがあります。これからも身の回りの現象の中の不思議さにも注目して欲しいものです。

専門委員会


 2月19日(水)、学級専門委員会、全校専門委員会を開きました。学級の各専門委員会で協議した内容を、代表者が持ち寄って、全校専門委員会でさらに協議しました。全校専門委員会に出席しない生徒は、各学級で普段清掃していない場所を清掃しました。

 今回の専門委員会では、2月の各専門委員会の活動や年間の活動の反省をしました。その上で、来年度どのような活動をしていくのかを検討しました。5月には生徒総会が開かれ、正式にはその場で委員会活動等が正式に決定される予定です。今回の反省が生かされ、充実した生徒会活動になることを期待したいと思います。

 全校専門委員会に出席しなかった生徒も、普段の清掃以上に頑張っていました。お疲れ様でした。

調理実習


 2月19日(水)、1年2組が家庭科の授業で、調理実習に取り組みました。この日のメニューは、鮭のムニエル、かき玉汁でした。どの班も時間内に調理、実食、後片付けまで終えることができました。

 3回目の調理実習で作業もスムーズで、各班で作業を分担し、楽しく活動していました。しかし、常識的な知識が不足している生徒もいるようで、「出汁を取った昆布は包丁で切れるんですか?」とか、「片栗粉と小麦粉は違うんですか?」と質問する生徒もいました。また、失敗を怖がりすぎるのか、調味料や水などの分量をマニュアル通りに進めないといけないと思っている生徒もいたようです。味見をしながら、分量を調整するといった臨機応変に対応する力を身に付けることが大切ですね。

 出来上がった後は、実食です。どの生徒もおいしそうに食べていました。うまく出来上がったということでしょう。ぜひ家でもチャレンジしてみましょう。

放課後学習会


 3年生は、高校入試に向け、放課後自主的に残り、多くの生徒が学習会に参加しています。2月18日(火)、図書室を覗いてみると、約30名の生徒が学習に取り組んでいました。この日は、学年末テストが終わったばかりなのに、よく頑張っていました。

 県立一般入試を受験する生徒は、わからないところを先生に質問したり,自分の課題に取り組んだりしていました。県立高校推薦入試の合格内定通知をもらっている生徒も参加していました。参加している理由を聞くと、「高校に入学して、学習について行けなくなると困るから。」、「高校から宿題が出ているから。」といった答えが返ってきました。また、県立一般入試を控えている生徒に、わからないところを教えている姿も見られました。

 「受験は団体戦」とも言われますが、まさにOne Teamとなって3年生は最後まで頑張っています。あともう少しです。全員合格目指して、一丸となって頑張ってください。

教育相談

 

 2月17日(月)、
学年末テスト終了後、1・2年生を対象に教育相談を実施しました。生徒の悩みや変容に気付き、相談をとおしてストレスを軽減させ、よりより学校生活を送ることが出来るようにすることがねらいです。

 事前にアンケートを実施し、生徒の悩みや相談内容を把握しておきました。相談は学級担任が行いましたが、その間他の生徒はテスト中ということもあり、自分で決めた課題に向かって学習に取り組み、テストに備えました。生徒の学習や生活、人間関係について悩みを軽減するとともに、来年度の学級編制にも生かしていきたいと思います。

 教育相談は18日(火)にも実施されます。