日誌

2019年12月の記事一覧

初期研修


 12月18日(水)、佐藤先生が初期研修の一環として、1年2組の道徳の授業を公開しました。校長先生をはじめ、何名かの先輩の先生方も参観に訪れ、授業後には研究会も実施し、佐藤先生へのアドバイスを送りました。

 この日の授業のテーマは、「規則を守る意義」でした。教科書の題材を用いました。規則を守ることは大切ですが、社会の秩序は、守るべき最低限度のことを示した法を守るという他律意識だけで成り立つものではなく、自らの良心に従って、一人一人が積極的に規律や決まりを守るという自律的な積極的行動によって、維持され高められていくものです。これらのことを、題材の中に登場する人物の行動や気持ちの変化について考えることで、気づき、これからの生活に生かすことがねらいです。佐藤先生ご自身の反省としては、「中心課題の設定が難しく、うまく授業をまとめることが大変でした。」ということでしたが、生徒は限られた時間で個人で、グループで一生懸命考えていました。

授業後には参観した先輩の先生方から、様々なアドバイスがあったようです。佐藤先生に限らず、何の授業でも、課題を一つ一つクリアしながら授業改善に努めることが大事です。

大根の収穫


 12月17日(火)、大根を収穫しました。生徒会執行部を中心とした生徒の自主的な取組で、10月中旬に種をまき、間引きなどの手入れを経て、ようやく収穫にこぎ着けました。5月の生徒総会で決議され、育った大根は、12月20日に開催される校内駅伝ロードレース大会終了後に振る舞われる豚汁の具材となります。

 この日の昼休み時間、生徒会執行部を中心に多くの生徒が集まり、大根を抜いていきました。その後は、水が冷たいにも関わらず、丁寧に水で土を落とし、並べていきました。知識や経験もなく、また、あまり日当たりの良い場所ではなかったので、細かったり、短かったり、いびつな形をしていたりと様々でしたが、予想以上の収穫でした。

 校内駅伝ロードレース大会終了後に振る舞われる豚汁の具材となりますが、どんな味がするのか、楽しみですね。

授業公開


 12月17日(火)、外薗先生が3年1組の英語の授業を公開し、多くの先生方が参観に来ました。2014年にノーベル賞平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんを題材として取り上げ、要点を捉えたり、考えたことや感じたことを簡単な語句や英文を用いて書いたりする学習内容でした。

 生徒は、マララさんの夢がどのように変化していったのか、またその理由は何かを本文から読み取り、自分なりの考えを表現していきました。辞書を片手に、使いたい単語を調べ、意欲的に表現しようとしていました。politician(政治家)、compulsory(必修の)、influence(影響力)など、最近の中学生が覚えないといけない単語は難しくなったものだと感じると同時に、抵抗なく使う姿に感心させられました。

 今後も、このような授業公開をとおして、授業改善に努めていきます。最終目標は、山田中学校の生徒の学力向上です。

面接模擬練習


 12月16日(月)、3年生が面接の模擬練習に取り組みました。今回で、3回目となりました。高校によっては、個人面接、集団面接と形態は様々です。集団討論を実施する高校もあります。

 集団討論は、例えば、「『あなたは、インターネットやSNSを利用するにあたって、犯罪やトラブルの被害者や加害者とならないようするためには、どのようなことに注意すればよいと考えますか。』グループで話し合って、特に必要だと思われることを3つにまとめてください。」というものです。発言する内容もさることながら、他者の意見を聞いて意見を述べる、集団の考えをまとめる、協調性などが評価されるようです。

 3回目とあって、ずいぶんと受け答えもうまくなってきました。ただ、最近のニュースに目を通している生徒は少なく、これからの課題と言えるでしょう。各学級に配付されている新聞を、もっと活用して欲しいところです。国語や数学などの教科の学習以外にもやるべきことが多くて大変ですが、頑張りましょう。受験生!

記念碑の清掃活動


 12月14日(土)、ボランティアで中霧島地区にある「石川理紀之助記念碑」、「しまうつりの碑」(慰霊碑)、「前田用水路之記」の清掃活動に取り組みました。参加した生徒は26名、学校支援ボランティアの会をはじめ、地域の方々と約2時間汗を流しました。

 年に1、2回は地域で清掃しているそうですが、今回中学生が初めて参加しての活動となったようです。記念碑の苔を落としたり、周辺を束子で擦って水を流したり、草をとったり、落ち葉を集めたりしました。参加した生徒は一生懸命取り組んでくれました。また、地域の方々と一緒に活動することで、「中学生と掃除すると元気が出る。」と喜んでもらえたようです。

 年が明けると、交流事業で秋田県潟上市から中学生が来校します。その際、「石川理紀之助記念碑」、「しまうつりの碑」(慰霊碑)、「前田用水路之記」などを見学することになっています。その準備としても、意義のある活動となりました。

面接指導


 12月12日(木)、3年生が面接指導に取り組みました。高校受験を間近に控え、本番を想定した予行練習です。面接の形態は高校によって様々で、個人面接、集団面接があります。集団討議のある高校もあり、学力検査同様、しっかり準備をしておく必要があります。

 学年の先生方はもちろん、他学年の先生や教頭先生も面接官として、指導に当たりました。面接の練習が始まって今回は2回目だったからか、しっかりとした態度で、答えられた生徒は少なかったようです。志望動機が弱かったり、予想外の質問にうつむいて黙っていたり、まだまだ練習が必要だと感じました。

 普段から、どう答えるかをイメージし、できれば友達同士で練習したり、家の人に面接官になってもらったりしておくといいでしょう。また、普段から新聞やニュースに目を向け、自分なりの考えをもつことも大切です。

福祉体験学習


 12月12日(木)、1年生が都城市社会福祉協議会、山田地区社会福祉協議会の方を講師としてお招きし、体験学習に取り組みました。高齢者の日常生活における動作を体験することで、高齢者への配慮について考える。地域で生き生きと活動される高齢者からも支えられていることに気づき、感謝の気持ちをもつことがこの学習のねらいでした。

 体験内容は、車イスの体験、耳栓、視野狭窄メガネをかけた高齢者疑似体験でした。車イスの体験では、乗る方、操作する方を体験し、車イスに乗っている人の気持ちを考え、校舎内を移動しました。高齢者疑似体験では、耳栓、視野狭窄メガネをかけた状態で新聞を読んだり、カルタ遊びをしたりしました。また、肘・膝サポーターや錘付きベストを着用した状態でバスケットボールをすることで、高齢者の動きを体感することができました。

 高齢者に限らず、他者への思いやりが何よりも大切なのではないでしょうか。これを機会に、高齢化が著しく進行している山田地区のことを考え、地域のために何ができるかを考え、行動する生徒になって欲しいと思います。

宮崎空港着陸


 予定よりだいぶ遅れましたが、無事宮崎空港に着陸しました。ここで解散式です。校長先生や笠牟田綾子先生、実行委員会の話、そして、お世話になった添乗員さんへのお礼の言葉とお礼の品も渡しました。
 まもなく、山田中学校へ帰ってきます。全員無事、元気に帰ってきます。お家ではお土産話に花が咲くことでしょう。でも、明日は学校です。早めに寝て、疲れをとりましょう。

伊丹空港にて


 伊丹空港に予定通り到着しました。保安検査場を通過し、搭乗待機中です。現地からの報告では、フライト時刻が予定より15分ほど遅れるようです。ということは、山田中学校着は8時頃でしょうか・・・。
 学校への到着が遅く、お腹も空くため、登場を待ちながらおにぎりを食べています。いっぱい遊んだ後なので、お腹も空いていることでしょう。宮崎空港に着いたら、ホームページやメールでお知らせします。

さようならUSJ


 楽しい時間は、あっという間に過ぎ去るものです。いよいよUSJともさようならです。
 全員、予定通りに集合し、伊丹空港へ向けて出発しました。お腹いっぱい遊べたでしょうか?本当はもっとUSJで楽しい時間を過ごしたかったことでしょうね。
 名残惜しいですが、山田中学校への帰路につきます。あともう少し、予定通り、全員元気に帰ってきてください。