学校の様子
冬休み
明日から冬休みです。
今日は冬休み前集会を行いましたが、久々に生徒全員揃っての一日でした。
まず、表彰がありました。
〇令和7年度宮崎県読書感想文コンクール
入選 1年 福元さん
〇読売新聞社主催75回全国小・中学校作文コンクール
佳作 3年 山本さん、2年岩下さん
〇令和7年度「平和への思い」をテーマとする作文
優秀賞 2年 今重さん
〇令和7年度 黒木清次文学賞
小林市長賞 3年 小園さん
優秀賞 1年 八重尾さん
入選 3年 山本さん、2年 田原さん、1年 山川さん
次は校長先生のお話です。
校長先生のお話その①では、須木中学校生徒の善行についてお話がありました。
須木を訪れた人を親切に道案内した生徒がおり、お礼のお電話をいただいたのです。
道案内をした生徒は、「徳を積んでこんなに褒められたので、来年はきっと良い年になると思います。」と感想を述べていました。
校長先生のお話その②では、立志式でお話をしてくださる山中智郎さんのお話がありました。
皆さんの質問にもたくさん答えてくださることでしょう。
2月6日が楽しみですね。
校長先生のお話その③では、冬休みの心得のお話がありました。
健康(病気やけがに注意)、安全(交通事故に遭わない)、健全(悪い行いをしない)、の三つの注意と、安井息軒の「三計の教え」から「新年に向けての目標を立てましょう」というお話でした。
「一年の計は春(元旦)にあり」です。
1月6日にはしっかりと目標を立てて登校しましょう。
2週間の冬休みです。生活リズムを整えて、楽しい年末年始をお迎えください。
良いお年を~。
冬の須木中学校
インフルエンザが猛威を振るい、生徒が学校に来られない日があったり、しめ縄、ロードレース大会、焼き芋等々の行事が中止になったりしましたが、やっと中学校に日常が帰ってきました。
外もすっかり冬。冬休みまであと2日。健康に過ごしたいものです。
授業をのぞいてみると、1年生はストーブを付けた音楽室で器楽の練習。合奏になるのが楽しみです。
2年生は技術の授業。真剣にワークのまとめをしていました。
3年生は国語の書写「年賀状を書こう」。葉書の正しい書き方を学んでいました。
来年は午年。馬のようにさっそうと駆け抜ける年になるといいですね。
どの学年も元気に頑張っています。
シリコンバレーからリアル出前授業
12月8日、本校の3年生の技術の授業で、アメリカと福岡に拠点を置いて活躍されている、EduPorte取締役の田中秀弥さんを講師に迎え、AI活用授業を行いまいした。
田中さんは、早稲田大学進学後、アメリカに留学、ワシントン大学でグローバルビジネスプログラムを終了。その後AmazonやMicrosoftが生まれた都市シアトル(下の写真の➡のところ:図は北アメリカ)に拠点を置くWebrain Think Tankにプロジェクトマネージャーとして参画されました。
現在はAI利用のコンサルティングや人材育成のお仕事をしており、世界を駆けまわっていらっしゃいます。
授業の導入は「AIで音楽を作ってみよう」でした。
無料ソフトに「キーワード:青春、お茶、人生、校歌風…」などを入れていくと、途端に4曲出来上がりました。男声のもの、女声のもの、色々と指示を出すことで個性的なプロが作ったような音楽が出来上がりました。
今日の授業の目的は「テクノロジーにわくわくする」「テクノロジーをジブンゴトにする」です。
最初からワクワクしました。
その後、世界はAIでどんな風に進化しているのか、今後どんな仕事が生まれるのか、などを話して下さいました。
また、アメリカで開発された「メタレイバングラス」なるものを持参。生徒に触らせてくれました。
この眼鏡・・・本校の中田先生いわく「コナン君だ!」です。
メガネのボタンを押すと、録画(写真・動画)、音楽視聴(骨伝導)ができるそうです。ゆくゆくは、眼鏡にデータが映し出されたり、その情報を送ったりすることができるようになるそうです。(日本では未発売)もう、この眼鏡があれば、携帯もいらなくなるのかもしれませんね。
では、いよいよ生成AIを使ってみます。
今回は設計の部分をCHATGPT、開発の部分をCanvaというソフトで行いまいした。
CHATGPTにどんなものを作りたいのか、どんな機能にしたいのか、沢山のキーワードと指示を入れながら、設計してもらいます。
作った設計書をCanva(有料版)にコピーすると、あら不思議!自分の欲しかったものが出来上がっているという流れです。
生徒はどんなものを作ったのでしょうか?(時間は30分程度でした)
彼らは「朝起きソフト」。朝がなかなか起きられないので、まずは簡単な足し算を出され、次は・・・と少しずつ難しい問題を出されながら目が覚めていくというもの。面白いですね。
彼らは「文章問題対策ソフト」を作成しました。国、社、数、理、英の問題が出てきて、それに文章で答えます。するとAIが「正解」「不正解」を出してきます。ちゃんと答えの解説まで載っていました。恐るべし。
彼が作ったのは、「社会の公民問題対策ソフト」。物事の仕組み(例えば選挙など)がフローチャートになっており、空いたところに何の言葉が当てはまるかを選ぶ問題集です。5問クリアしないと終われません。自分で問題も作れるので、テスト対策問題を自分で作って練習できるという素晴らしいソフトです。
見ているだけでワクワクし、これからがどんな世の中になっていくのか想像もつきません。しかし、判断力(それは本当にAIにさせてよいのか)や想像力(AIに指示を出す力)も必要だと感じました。
未来を感じる楽しい授業、田中先生、ありがとうございました。
第5回家庭教育学級
12月2日、第5回の家庭教育学級が行われました。
「多肉植物を植えよう~クリスマスバージョン~」です。
22名という沢山の方にご参加いただき、大盛況でした。
講師は、本校保護者の綿引さん。
参加者の数だけ細かく材料と道具を準備するために、1時間前からスタンバイしてくださいました。
「~クリスマスバージョン~」ということで、かわいらしい飾りもいっぱい!見ているだけで気持ちが楽しくなります。
ご自宅のビニールハウスには、溢れんばかりの多肉植物を栽培しているそうです。
お嬢さんもお手伝いに駆け付けてくださいました。
今回担当の家庭教育学級役員さんの司会で会はスタート。
みんな、植物を前に興味津々です。
まずは綿引さんが、作り方のお手本を示してくださいました。
いよいよ寄せ植え。土がぽろぽろしてなかなか植物が固定できません。
ピンセットで注意深く、丁寧に、配置を考えて植えていきます。
「こりゃ、センスだねぇ~」とみなさん、楽しんで作業に没頭していました。
そして、完成!
皆さん素敵な寄せ植えができました。参加した子供たちも、「シマエナガ(北海道の小鳥だそうです)」のカップに上手に植えていました。
綿引さん、楽しい寄せ植えの企画、ありがとうございました。
避難訓練(火災)
12月1日、第3回避難訓練(火災)が行われました。
当日は、須木分遣所の消防士3名を講師にお迎えして、生徒だけではなく、職員の避難時の動き方についてもご指導いただきました。
6時間目、調理室から出火したと想定し、全員で運動場に避難しました。
避難訓練も3回目。これまでの学習を活かし避難はスムーズにいき、分遣所の方からもお褒めの言葉をいただきました。
お話の後、消火器の使い方について学びました。
いざという時のために覚えておきたいですね。
生徒代表3名と先生代表1名が、消火器(中身は水)を使って、習った通りに的に向かって噴射します。
始めて消火器を使う生徒達ですが、しっかりと的に水を当てることができました。
家庭や地域で実際に火事に遭遇した時に、消火を手伝ったり、状況を判断しながら逃げたり、避難時に介助の必要な方を助けたり、命を守る行動をしてほしいと思います。
その他、避難場所や避難時の持ち出し袋の場所など、ご家庭でも話題にしてほしいですね。 ( ↓ お礼の言葉を言う様子)
剣道レポート④(最終回)
11月28日に今年度最後の剣道の授業がありました。
この1か月、永井先生に来ていただいて、みっちり「剣道」を教わった清々しい時間。本当にありがたく貴重な時間でした。
最後の授業は1・2年生合同で2時間!試合をします。
授業の準備、前の時間を思い出して、道着の着装。男子、女子分け隔てなく、仲良く道着を着るのを手伝います。
さあ、みんな道着を着ましたね。
授業の始まりの「礼」です。
まずは、足さばき、素振り、掛かり練習。全員で行うと迫力がありますね。
みんな形になっています!
基礎練習が終わったら、いよいよ試合。
防具の着装を終え、緊張感が伝わります。
試合場への入退場、礼の仕方、一本の条件、などなどを習いました。
今回の試合は、安全面を配慮して、スポンジの剣を使います。
思い切り相手にかかっていけますね。
平常心、不動心で試合に臨みます。
赤組、白組の2チームに分かれて勝敗を競います。
1試合2分、永井先生が審判をしてくださいました。
結果は白組の勝利。
しかし、勝敗よりも、お互い習ったことを活かせた充実感でいっぱいだったようです。
終わりの「礼」。「礼に始まり礼に終わる」ですね。
相手や仲間、教えてくださった先生方、みんなをリスペクトできましたか?
今年度の剣道は以上で終了です。永井先生、本当にありがとうございました。
私たちも「交剣知愛(剣を交えて人を知る)」を心に、先生との出会いをこれからも大切にしていきます。
1年生は来年、先輩として頑張りましょうね。
剣道の授業レポート③
今回は「道着を着る・防具をつける」です。
2年生の授業を紹介します。
まずは道着の着方から。着物と同じようにするのかな?このひもはどこと結ぶのかな??友達と相談しながら着ていきます。
次は袴(はかま)。あれれ?長すぎないかな?ひもがこんなに長いのはなぜかな?
ひもの結び方は難しいので、先生に教えてもらいます。自然と永井先生の周りに輪ができます。
次は防具。胴って重いんだね。つるつるしていてカブトムシみたいだね。ひもでどんどん縛られて、ちょっと苦しいね。
あれれ、面の前に、頭に何かまくのかな?手ぬぐいを上手に頭に巻けたかな?
いよいよ面を付けます。長いひもが出ています。思い切り引っ張って締め上げます。剣道って始めるまでが大変なんですねぇ。
しかし、ご覧あれ!道着を付けた生徒の何と凛々しいこと。たった数時間しか剣道を習っていない人とは見えません。
立派な剣士に見えますね。
それも、永井先生が基本から教えてくださったからですね。
日本の伝統武道である「剣道」。知れば知るほど面白いと感じているのではないですか?
さて、次回は剣道の授業ラスト!
試合をする予定です。お楽しみに。
1年調理実習
11月25日に1年生の調理実習がありました。
中学校に入って初めて包丁を使う調理実習。
先生も生徒もドキドキでした。
しかし、いざ始めてみると、みんなとても上手にできたようです。
今回は野菜の細切り、だしの取り方を学びました。
だしはカツオと昆布のおだし。
調理室中がおいしい匂いに包まれました。
上手に出来上がったのは・・・・
「なま酢」と「すまし汁」です!!
なま酢は、お正月料理として家族に作ってあげてもいいですね。
みんなでおいしくいただきました。
次の調理実習も楽しみですね。
今後の学校の在り方意見交換会
11月20日、19時から須木総合ふるさとセンターで第2回須木中校区「今後の学校の在り方についての意見交換会」が行われました。
保育園保護者、小・中学校保護者、小林市教育委員会、小・中学校職員、合計18名の参加でした。
会では、まず小林市教育委員会から、現在と今後の子供の数の推移予測、小・中学校の適正規模の基準について、小林市立学校の在り方に関する提言書についての説明がありました。
次に、説明を聞いての意見交換が2班に分かれて行われました。
今の須木の現状、今後の須木がどうなってほしいかなど、保護者の皆様からたくさんのご意見が出されました。
須木を活性化させたい気持ち、子どもがたくさんの人から刺激を受けて成長していってほしい気持ち、中学校が統合した時の通学の不安、自然豊かな環境での教育の良さ、小学校が特認校である意味、須木ならではの教育とは、等々・・・。
どのご意見も、子どもたちや今後の須木のことを思った熱いご意見でした。
「中学校をどうしていくのか」。これからも地域の人からの「須木の意見」を出し続けていくことが、より良い須木作りに必要だと感じました。
今までの意見交換会(7月)や「生徒からの意見を聞く会」(10月)に今回のご意見も含めて、小林市教育委員会が検討し、来年度には市の方向性を少しずつ示していくとのことでした。
会に参加してくださり、須木の将来について真剣にご意見くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
キャリア教育講演会
11月20日に、キャリア教育講演会として、成澤俊輔さんから「一歩踏み出す勇気の育て方」についてのお話いただきました。
成澤さんは、先天的な難病(網膜色素変性症)により、幼少期から次第に視覚範囲が狭くなり、全盲となりました。その経験の中での挫折や立ち直り、生きることへのパワーアップを通じて考えたことなどを講演されています。現在は講演活動やコンサルティング会社の社長として世界を股にかけてご活躍されています。
まず、成澤さんから生徒にかけられた言葉は「一生懸命な人は美しい」でした。生徒が一生懸命司会をしたり、初めのあいさつ、講師紹介をしたのを聞いての言葉でした。
「え?見えていないのに、美しいと分かるのかな?その様子が見えるのかな?」と思いましたが、一生懸命な人の様子は人の心にしっかりと届くのだと感じ、「ジーン」ときました。
お話のキーワードは「捉えなおす」でした。
自分が今「〇〇だ」と感じていることを捉えなおすことで、「一歩踏み出す勇気」が持てる、ということです。
「恥ずかしい」「怖い」「嫌い」「結果が気になる」「人と比べたくなる」「世の中の膨大な情報」などなど・・・。
自分のコントロールできないことで思い悩まず、自分がコントロールできるところで自分が一生懸命することで環境を変えていけるとおっしゃっていました。
また、「弱さ」を出すことを恐れないことも大事だとお話しされました。「愛されるのび太くん」のように、仲間を作っていくといいとアドバイスくださいました。
13分間の休憩時間も多くの生徒が話に行く姿を見て、「思春期の中学生、沢山悩んでいて、いろんなところに答えを求めているんだな」と感じました。
生徒からもたくさん質問が出て、私たち(教師)も初めて聞く心の悩みやもやもやを、成澤さんにぶつけていました。
そして、成澤さんに一人一人(生徒全員!)感想を伝えることもできました。(お守り名刺もいただきました)
最後に「でも、今日話したのは私の考えです。君たちは今日の話を聞いて、『じゃあ、自分なりにはどう考えていくか』を探していってほしい」と話されていました。
人は十人十色、自分が一歩踏み出す勇気を出せる、自分なりの方法を探していきたいですね。
【考え方を変える方法例:by成澤さん】
〇「得意」なことより「好き」なことをする。
※孔子の「これを知る者は、これを好む者に如かず」ですね!
〇「好き」の自分の「エンジン」と「ガソリン」を見つける。
※「好き」はマニアックだから自分にしかわからない。
〇できるように頑張ったプロセスを大事にする。結果はおまけ。
※自分がコントロールできないところで悩まない。
〇結果と環境と他人は変わらない。
※人は意味づけしたがる。事実のみに目を向けよう。
〇「嫌い」を「好き」で包む。
※いつからそれを「嫌い」になったのかを振り返り、大きな「好き」で包んでいくと頑張れる。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
30   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   |
7   | 8   | 9   | 10   | 11   | 12   | 13   |
14   | 15   | 16   | 17   | 18   | 19   | 20   |
21   | 22   | 23   | 24   | 25   | 26   | 27   |
28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   | 3   |
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