日誌

学校通信

「たくさん学んだ」

 3月3日の宮崎日日新聞「窓」に、河野雅也さん(卒業生)の記事が掲載されておりましたので紹介します。

 私は3年間を通してたくさんのことを学んできました。4月からクラスのほとんどの人たちが「ものづくり」に携わる仕事に従事します。私たちは、機械科出身ですから高校で学んだことが生かされると思います。
 また、学校の授業では、時には危険な作業なども体験できて、このようなさまざまな経験を生かして次のステージでも頑張っていきたいと思います。3年間、日向工業高校で学べて良かったです。

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第59回卒業式

 不安や弱さは誰しも持っているものです。自分を一段階成長させる要素としてとらえ、日向工業高校での学びを自分の未来につなげていってください。卒業生99名のますますの活躍を祈念いたします。

 科学の炬火をかかぐ ああ伸びゆく母校 我らの日向工高
  限りなき真理を求む ああ伸びゆく母校 我らの日向工高
   産業の未来を背負う ああ伸びゆく母校 我らの日向工高



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デュアルシステムの成果2

 機械科3年のデュアルシステム(学校での座学と企業での実習を組み合わせた学習)で、製作した「消毒液スタンド」に続き、ベンチを紹介します。溶接技術やフライス盤の技術を駆使した作品で、ベンチのほか担架や道具を運ぶキャリーとしての機能を備えた万能用品です。4月から就業するにあたり、ものづくりの技術に加え、社会の求めに応じた開発力も必要になってくると思います。


     担架としての機能


       ベンチとしての機能


下部にキャリーとして利用するためのタイヤを装着

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消費者教育

 本日は、3年生の登校日でした。卒業式の練習を終えた後、弁護士を招いて消費者教室を実施しました。社会人になる前に学んでおきたい知識がたくさんあり、大変勉強になりました。スマホからの通信契約やネットショッピングのトラブル、架空・不当請求の被害など、具体的な事例もICTを活用しながら教えていただきました。被害に遭ったり困ったことがあったら、消費者ホットライン(188)を活用するなど、まずは専門家に相談してみましょう。現2年生からは、18歳成人となることから、保護者の同意なしで契約を結ぶこともできるようになります。社会で生きていく上での知識は、自分を守る上で大変重要なものになってくると思います。

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2030年までに達成すべき17の目標

 1貧困をなくそう            
 2飢餓をゼロに                          
 3すべての人に健康と福祉を              
 4質の高い教育をみんなに                
 5ジェンダー平等を実現しよう            
 6安全な水とトイレを世界中に            
 7エネルギーをみんなにそしてクリーンに  
 8働きがいも経済成長も                  
 9産業と技術革新の基礎をつくろう
  10人や国の不平等をなくそう
  11住み続けられるまちづくりを
  12つくる責任つかう責任
  13気候変動に具体的な対策を
  14海の豊かさを守ろう
  15陸の豊かさも守ろう
  16平和と公正をすべての人に
  17パートナーシップで目標を達成しよう

 これは皆さんご存じの、SDGsです。世界中で持続可能な社会を実現するため、2030年までに達成すべき17の開発目標です。ものづくりを通して社会貢献していく生徒の皆さんは、このSDGsの視点を持ちながら授業に取り組み、現在の社会の課題を捉える力を身に付けていく必要があると思います。
 また、私たち企業人(学校)としては、環境問題だけに限らず、「男女平等などの人権対策、労働時間の問題、地域社会への貢献」や「法律やモラルの遵守などのガバナンス」などにも取り組んでいく必要があります。
 私たち教職員は、ESG(環境・社会・ガバナンス)を通して、「質の高い教育」の提供を目指すことが求められていると思います。
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新型コロナウイルスに思う

 休日もなく、夜通しPCR検査を実施し続ける保健所職員、過酷な医療現場でコロナと患者に向き合う医療従事者、自分の家族が感染すれば危険を顧みず看病する保護者の方々におかれましては、感謝と尊敬の気持ちしかありません。
 あるカウンセラーは、人を不幸にする要因が3つあると言っています。一つ目は「自己憐憫(自分がかわいそうだと思うこと)」、二つ目は「責任転嫁(責任を他になすりつけること)」、三つ目は「依存心(誰かに頼りたいという気持ち)」。
 第6波は、類をみないスピードで感染拡大していますが、感染防止のためには、自分を取り巻く誰かのために行動を自粛することが大切なのではないでしょうか。そうすることで自分自身をも守れるのではないかと思っています。
 瀬戸内寂聴さんは、「病気のつらさは、なった者にしかわからない」、「自業自得という言葉は、二重の差別(苦しみ)を生む」と言っています。また、釈迦は「この世の中で病を一番恨みます」と言っています。恨むべきものは、病であって人ではないということ。苦しい時期ではありますが、人を敬う気持ちだけは持ち続けたいものです。
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河野知事を表敬訪問

 先日、九州地区高校生溶接技術競技会入賞(個人優勝・団体3位)を報告に河野知事を表敬訪問しました。「溶接のどのようなところが難しいのか」という河野知事の質問に対し、機械科2年の長友真一さんは、「溶接棒の角度やアークの出力電流が1アンペア違っても仕上がりが異なります。」と答え、溶接の難しさに納得の様子でした。機械科3年の河野匠翔さん以外は、全員2年生なので来年度のさらなる活躍が期待されます。




                       
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感染拡大緊急警報

次の点にご留意いただき、感染対策防止の徹底をお願いします。
 1 期間は1月13日~2月2日を目途
 2 都城・北諸県圏域は赤圏域、その他の地区はオレンジ圏域
 3 1卓4人以下の会食制限
 4 当面の間、県外との往来自粛
 5 収容率は、大声ありの場合50%以内、大声なしの場合100%以内
 6 感染防止対策の徹底「てまかして」

 
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優しさと思いやり

 3学期始業式において年頭のあいさつをしました。今年のワードとして「優しさと思いやり」を掲げ、相手を責めることなく、常に相手のことを考えて行動するようにと話しました。孔子のいう「恕」のこころ。これが優しさと思いやりです。
 すると、1月11日の朝、事故に遭った際に日向工業高校の生徒さんに助けていただいたと、女性の方が学校へお礼に来られました。建築科2年の坂本滉生(さかもと こうた)さんが、ソフトボールの朝練習に参加するため登校途中に事故現場に遭遇して、咄嗟の判断で救助したとのこと。この日は、一粒万倍日で良いことが何万倍にもなって自分に返ってくることでしょう。
 早速、「優しさと思いやり」を実践してくれた坂本滉生さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
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県高校書道教員展

 50回目の節目となる宮崎県高等学校書道教員展が、県立美術館県民ギャラリーにて開催されました。県内高校の書道の先生方の洗練された書約50点が出品され、本校の黒木弥生先生の書も展示されました。書を通した先生方の熱いメッセージが伝わってきて、心地よい新年を迎えることができました。
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