日誌

学校通信

1学期始業式 校長講話

 いよいよ令和6年度が始まります。皆さんは、春休み中に新学期の準備を進め、新たな気持ちで、今日の日を迎えてくれたことでしょう。
環境が変われば、心機一転し活力が湧くこともありますが、逆に不安を感じる人が多いことも事実です。そんなスタートの時に気をつけて欲しい事があります。 

 アメリカ合衆国 第35代大統領 ジョン・F・ケネディの言葉に次の様なものがあります。「互いに違いがあることは認めよう。たとえ今すぐ違いを克服できないにしても、少なくとも多様性を認められるような世界を作る努力はできるはずだ。」という言葉です。

 一人ひとりの価値観や置かれた状況の違いなどを理解し、周りに対する配慮や心遣いをすることは大切なことです。みんな心のどこかに不安を感じている今だからこそ特に心がけて欲しいことです。 

 2つ目の話です。

「良い習慣は、才能を超える。」という言葉について話をします。
自分で考えて決めたことを習慣化することによって、天才を超えるくらいの大きな力を手に入れる事が出来るという意味だと先生は解釈しています。

自分がレベルアップするための行動を日常生活の習慣にする事で、いつの間にか大きな力を手に入れることができるのではないでしょうか。

例えば、毎朝ランニングするとか、毎日筋トレするとか、1日に15分でも読書や勉強に時間を費やすなど、健康的な食生活やその他の良い習慣を続けていくと、1日では効果が無いことでも、継続することで、大きく成長することが出来ると思います。

習慣にするまでは、大変かもしれませんが、上手く毎日の生活の一部にしていく工夫をすれば、いずれ才能のある人を超えることができます。

皆さんは、どんな良い習慣を持っているでしょうか?

最近は、大谷翔平選手がメジャーで活躍し話題の中心ですが、少し前まで、イチローという選手が、メジャーで活躍する有名な日本人選手の一人でした。

このイチロー選手は、高校時代から現役プロ野球選手になった当初まで、毎日10分間の素振りを続けたそうです。たった10分ですが、体調が悪いときも、他の事で時間が取れない時や、どうしてもそんな気分にならない日はあったと想像します。それでも毎日続けたのです。1日10分という誰にでも出来る小さな習慣の積み重ねが、メジャーリーグで活躍しその名前を歴史に刻むことに繋がったのかもしれません。天才とも言われるイチロー選手でも、やはりこの習慣がなければどうなっていたか?だれにも分かりませんが、違う結果だったかも知れないと先生は想像します。 大切なことは、良い事を習慣にしてしまうことだと思います。良い習慣は、力になります。 
良い習慣が皆さんの学校生活を大きく良い方向へ変化させてくれるはずです。

 最後に、本校のスローガンは「日向を動かす人となれ」です。このスローガンの下、日向工業高校生として自信と誇りを持ち充実した高校生活を今年1年間送る事を期待して始業式の話とします。

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3学期終業式の講話

今日は3学期の終業式です。学校としての一年の締めくくりの日を迎えました。

今日のような節目の日は、人生のターニングポイントとするチャンスでもあります。

今年一年を振り返り、うまくいったことも失敗したことも含めて、経験したこと全てを今後の糧にして欲しいと思います。

今日は、環境保護活動家で冒険家のC・Wニコルさんの話を紹介します。

彼は、イギリス出身ですが、日本国籍を取得し、長野県に住み、とても日本を愛した作家でもあります。同時に、ニコルさんは、北極生物研究の為に、北極地域へ12回も調査探検もされた方です。残念ながら令和2年4月3日に他界されました。

その冒険家のニコルさんが、極地を探検している時の話です。

北極や南極などの極地では、長い間テントを張って、何日も何日も風と雪と氷の中でじっとしていなければならないことがあるのだそうです。そういう時に、どんな人が辛抱強く、最後まで自分を失わずに耐え抜いていけるか。

どんな人だと思いますか。

ニコルさんによると、最後まで耐えられるのは、必ずしも頑強な肉体を持った、いわゆる男らしいタイプではないそうです。

例えば、南極でテント生活をしていると、どうしても無精になるし、体裁を整えなくても良いから身だしなみも考えなくなります。

にもかかわらず、中には、きちんと朝起きると、顔を洗ってひげを剃り、一応、服装も整え、髪もきちんとする人がいるそうです。

そして、そういう人は、顔を合わせると「おはよう」と挨拶し、物を食べるときは、「いただきます」と自然に言います。人への配慮も忘れずにするそうです。

普通に考えれば、生きるか死ぬかの極限状態では、礼儀や身だしなみは、優先順位は低いのではないかと思います。

そういう状況でも「あいさつ」が出来る人、身だしなみが整えられる人、礼儀を忘れない社会的なマナーを身につけている人が、極限状態でも、最後まで弱音を吐かず、耐え抜いたということです。

これは、おそらく日常からの習慣であり、どんな状況におかれても、自分を忘れずに、それを守っている人が、最終的に肉体的にも、精神的にも強いことを意味します。決して、頑丈な肉体を持った人ではないのです。

これは、とても興味のある話です。

「継続は力なり」という言葉もありますが、当たり前の事をどんな時でも変わらずやり続ける事が強さの源なのかもしれません。

皆さんの、日頃の発言や行動はどうでしょうか。振り返って見てください。

先生は、皆さんに日向工業高校生として誇りを持つことを一年間願ってきました。

その誇りを胸に、「一年後の自分」を想像してみてください。

2年生は、「卒業後の自分」ということになります。

その通過点としての今年1年を振り返って見てください。

良かったこと。今度の4月からも続けようと思うことがありますか。

では、これは、失敗だった。反省が必要だと思うことがありますか。

今年の反省点を、踏まえてどのような令和6年度にするか想像してみてください。

妥協するのではなく、すこしでも成長するイメージを持ってもらいたいと思います。

明日からの春休みが令和6年度に向けて、準備する時間とすることをお願いして3学期終業式の話とします。

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3学期始業式の講話

明けましておめでとうございます。

まずは、1月1日に発生した能登半島地震についてお話しします。

石川県能登地方を震源とする強い地震が1日午後4時10分にあり、最大震度7を観測しました。その後、120cm以上の津波が到達するなど北海道から九州の広い範囲で津波が観測されました。今朝の時点でも、多くの方がお亡くなりになり、多数の安否不明者や避難生活を余儀なくされている人がいます。

皆さんには、大切な人がいるでしょう。それは、親だったり、兄弟だったり、祖父母かもしれません。もし親族がいなくても、自分の事を心配し気にかけてくれている人がいるでしょう。それは、友達かもしれません。

そんな大切な人を今思い浮かべてみてください。その人が今、能登半島地震の被害を受けて命を失ったり、けがをしたり、連絡が取れないと想像してください。

皆さんはどんな気持ちになりますか。いま石川県を中心とした被災地には、そんな思いをしている人が多くいます。今回の震災を経験し、改めて命の大切さを感じました。

自分の命も他の人の命も大切して欲しいと強く感じました。

2つ目の話は、人の気持ちについてです。

人の気持ちというのは本当に不思議なものです。ほんの些細なことでうれしくなったり、悲しくなったり、あるいは怒りを感じたりします。微妙に動くのが人の心です。共同生活の中で、気持ちよく生活していくためには、お互いのことをよく知って、他人の気持ちを考えながら振る舞うことが極めて大切です。学校は、多くの人と共同生活を送る場所です。

その中には、自分と似たような感覚を持ち、同じようなものを好み興味を持つ人もいれば、全く異なる感覚や感情を持つ人もいます。人間は、一人一人感覚や感情が違うことは当たり前の事です。だからこそ、人はそれぞれ違うということを前提にすべきなのです。

つまり、自分が嫌だと思うことと人が嫌だと思うことは違うかもしれない。「自分は、全く気にしない、傷つかないことでも、他の人は傷つくことがあるかもしれない。」ということを、予想することが必要です。 そして、人からされた行為で、自分が嫌だと感じたことはその行為をした人に対して、冷静に言葉で伝えること。そして、嫌だと言われた人はその嫌だと言われた事を繰り返さないこと。これが社会で生活する上で必要な事です。そして、学校で身につけるべき事です。その様なコミュニケーションを取れるようになることも身に付けて欲しいと思います。

そうは言っても、嫌なことを相手に言えないとか1人では対応できない時や、心配なことや不安なことがあったら、すぐに相談してください。SOSを出してください。一人で抱え込まないでください。

3つ目の話です。清掃は何の為にするのでしようか。

ニューヨークの地下鉄に関して有名な話があります。

昔のニューヨークの地下鉄は、ひどく汚くてとても犯罪の多い場所でした。いくら警察が取り締まっても、犯罪が減らなかったそうです。

その地下鉄の構内や電車車両内外は、ひどい落書きで埋め尽くされた状態だったそうです。

そこで、地下鉄の構内を綺麗にしようとする動きが起こります。駅の中や電車の車両の清掃や整備が進んで、見違えるように綺麗に変わって行きます。その結果、ニューヨークの地下鉄構内での犯罪が激減したのだそうです。「割れ窓理論」と説明されたりするのですが、汚い場所はさらに汚くなりますがきれいな場所はごみを捨てたり汚すことにちょっと躊躇するのが人です。実は、人間は自分の置かれた場所や環境に大きな影響を受けるのです。

皆さん自分の部屋はどの様な状況でしょう。皆さんの教室はどうでしょう。部室は、練習場所はどうでしょうか。

自分で自分の周りの環境を良くすることで、その環境から自分が良い影響を受けるのです。

今日から出来ることがあるのではないでしょうか。

以上で始業式の話とします。

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2学期終業式

2学期の終業式で次のような話をしました。

 長い2学期が終わります。2学期は多くの行事が行われた学期でした。暑い中で生徒全員が一生懸命に取り組んだ体育大会から始まり、3年生の就職試験、はまぐり祭、修学旅行、インターンシップ、工場見学を実施したクラスもあったと思います。充実した時間を過ごせたでしょうか。
先ほど2つの部活動の壮行式を行いましたが、今年度も、多くの生徒が、九州大会や全国大会に出場しました。とてもうれしい成果を出しています。運動部・文化部・工業技術部などの活動において、本校の先生方の技術力の高さと、生徒諸君の意欲がこの結果を生んだものであると思います。皆さんの目の前には、素晴らしい技術力・指導力を持った先生方がいます。ぜひ、その先生方から多くの事を学び身に着けて成長して欲しいと思います。
 今日は2つの話をします。
 1つ目は校歌についてです。校歌は他の歌とは違い、珍しい特徴があります。
それは個人の好みや流行にかかわらず「その学校に通っている」という理由で歌うことになるということです。校歌というのは、同じ時間や同じ空間を共有した証になります。
そして、歌は思い出と結びつく力を持っています。友達のことや学校行事、部活動、中には叱られたことなども、学校生活の記憶として強く繋がります。だからこそ、卒業式で歌うときには、「友達と別れるのだな」とか「この学校にはもう来ないのだな」とか感慨深く、しみじみとしたものになり、校歌はその人にとって格別に大切な歌になるのです。
 皆さんは、日向工業高校の校歌を歌えますか。 
コロナウイルス感染症対策の為、皆さんは校歌を歌う機会があまりなかったのではないでしょうか。3年生は、後2ヶ月程で卒業です。後何回校歌を歌えるでしょうか。
1・2年生にとっても大事な歌となる校歌です。ぜひ、日向工業高校の生徒として誇りを持って校歌を歌って欲しいと期待しています。
 2つ目の話です。「次工程はお客様」いう言葉があります。
工業の世界でよく使われる言葉です。日本を代表する大きな会社であるトヨタ自動車においてもよく耳にする言葉だそうです。次工程とは、「次の工程(作業)」という意味です。
車を作る生産ラインを想像してください。車体を作る生産ラインで、自分が作業したその後の作業を「次の工程」つまり「次(じ)工程」と言います。会社や工場などの組織では自分一人で完結する仕事はほとんどありません。自分の次に続く人たちが気持ちよく仕事を進められるためにも、「次工程はお客様だ」という意識を持つことが大切だという事です。次の工程の作業をする人をお客様と思い、その人が喜ぶような仕事、例えば、部品の留め方を工夫するなどのちょっとした心配りをしましょうというものです。企業では、「そこに働く社員みんながその様な意識を持って仕事をすることで、よりよい製品を作ることが出来る。品質が上がる」と言われています。自分の作業・行動の後、その次の工程の人が気持ちよく作業出来るように環境や自分の行動を整えることは必要なのです。本校は工業高校です。本校を卒業した多くの生徒諸君は、企業で「もの作り」に携わります。その時、この考え方は重要になります。「自分さえ良ければよい」「自分が楽できればよい」といった利己的で自分勝手な考え方ではなく、「自分の周りにいる多くの人」とのつながりを意識し、まさに「次工程はお客様」という考え方を持つことが日向工業高校の生徒にそして未来の社会人として必要な考え方だと思います。相手や周囲を思いやる心を、1人1人育んでください。

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日向技能まつり

10月29日(日)、第20回日向技能まつりが、日向市日知屋の日向ひとものづくりセンターで開催されました。そこに日向工業高校の生徒達が参加しました。

真剣な表情の子ども達に「模型づくり」を通して、もの作りの楽しさが伝わっているようでした。

 

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2学期始業式講話

2学期の始業式に当たり、生徒の皆さんに次のような話をしました。

 

長い夏休みが終わりました。どんな夏休みだったでしょうか。

そして、いよいよ2学期が始まります。

まずは、9月2日に体育大会が予定されています。

体調を整えて、体育大会の練習や本番当日に備えてください。

コロナウイルス感染症や熱中症など十分注意してください。

そして、多くの3年生にとって重要な就職試験が9月16日から始まります。

夏休み中も、自分の進路実現に向けてそれぞれが準備をしてきたことと思います。

3年生の就職希望生徒は、履歴書作成に時間をかけたのではないでしょうか。

進路課外もありました。面接練習をした生徒もいると思います。

就職試験を、それぞれの生徒がベストの状況で迎えられるよう準備をしてください。

今日は2つ話をします。

1つ目の話です。

皆さんは、8月10日朝8時55分、宮崎市内の高校3年生が交通事故に遭ったニュースを知っていますか。

道路を自転車で横断していた18歳の男子高校生が軽自動車と衝突しました。

皆さんと同じ高校生です。皆さんと同様に部活動に一生懸命に打ち込んで、充実した学校生活送っていた生徒です。その高校生は頭などを強く打ち、意識不明の重体となりました。

保護者・友人はどんな気持ちでしょうか?

事故に遭った高校生は交通ルールを守っており、マナーの違反もありません。それでも、事故は起ってしまいました。

皆さんの命は、1つしかありません。皆さんに万が一の事が起こったら皆さんの保護者や兄弟、友人、あなた方を大切に思っている周りの人達はどんな気持ちになるでしょう。

命を大切にしてもらいたいと思います。

では、その大切な自分の命を守る為にどの様な行動をすべきでしょうか。

交通ルールやマナーを守ることは、自分の命を守る為に最低限すべきことです。

登下校の時に、並進していませんか。スマートフォンを操作しながら自転車を運転していませんか。

今年度4月1日から道路交通法が改定され、自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されました。

自分の命を守り、周りの人を悲しませないために何をすべきか。何をしてはいけないか。考えてください。

2つ目の話です。

皆さんの本校での生活についてのお願いです。

本校は、工業高校であり、もの作りの為の知識・技術を身につける学校です。

機械・電気・建築それぞれの分野の専門性を活かした「ものづくりのプロ」として将来仕事をする為の基本を、今日向工業高校で学んでいます。

もの作りにおいて、けがや事故を防ぐことは何よりも優先されます。そして、その予防のためには、日頃から落ち着いて判断し行動することが求められます。

 つまり、常に落ち着いて行動することは、授業や実習と同じように、工業高校において身につけるべき基本です。日向工業の生徒の皆さんには、「未来のものづくりのプロ」として必要な「落ち着いた行動」を意識して欲しいと思います。

 以上の事を心に留めて、充実した2学期として下さい。

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入学式を終えて

4月10日に、107名の新入生を迎え第63回宮崎県立日向工業高等学校入学式を挙行しました。
 その中で、新入生に対して、本校は今年度、創立63年目を迎える歴史と伝統を誇る工業高校の生徒であることに誇りを持ち高校生活を送ってもらいたいとの願いを込めて、以下のような話をしました。

 『現在まで受け継がれてきた本校の校訓である「自発・創造」のもと、みなさんには、卒業するまでに、3つの力をつけてほしいと思います。
 1つ目は、人間性です。自己を理解し管理する「自己管理能力」や、地元日向・宮崎を愛し、地域の発展に貢献する力をつけてください。
 2つ目は、社会性です。多様な他者を受け入れ、コミュニケーションをとる力や課題を発見し、解決に挑戦する力をつけてください。
 3つ目は、専門性です。工業高校である本校において、志を持ち、より高い技術を身につけて欲しいと思います。
 その為には「凡事徹底」を意識し、挨拶をすること、時間を守ること、身だしなみと身の回りを整えること、当たり前のことを当たり前にすることを目指してみなさんが充実した学校生活を送り、大きく成長してくれることを期待しています。』

この願いは、新入生だけでなく、全校生徒に対しても同じです。
令和5年度の皆さんの成長と活躍に期待します。

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離任のあいさつ

令和3年4月1日に赴任して以来、「専門性を備え、生き抜く力を身に付けた、社会に貢献できる人材の育成」を教育目標として取り組んでまいりました。日向工業高等学校校長としてのブログ更新はこれで最後となります。2年にわたり日向工業高校を応援していただいた保護者や地域の方々、企業の皆さんには、日頃より本校を激励していただき心より感謝申し上げます。また、日々、一所懸命取り組んでくれた先生方や生徒諸君にも感謝の気持ちでいっぱいです。

本校生徒は、部活動やものづくりにおいて日頃から真剣に取り組み、素晴らしい成績を収めてきました。ソフトボール部の全国高校総体3位をはじめ、ラグビー部の九州大会3位、バドミントン部や野球部の活躍にもたくさん勇気づけられました。また、ものづくりコンテストにおいても、旋盤部門、溶接部門、電気工事部門、木材加工部門、すべての部門で入賞を果たし、特に溶接競技大会では九州大会団体優勝を果たし、木材加工部門においても、県勢として11年ぶりに九州大会で入賞を果たすなど、工業系専門高校としての地位をしっかりと確立させてくれました。

生徒から元気と勇気と感動をいただく毎日でした。生徒を熱心に指導してくださる60名の教職員の皆さんと306名の生徒の皆さんは、私の誇りでした。この2年間で、何か大きな改革ができたわけではありませんが、コロナ禍にあって「できること」を「できる方法」で精一杯応援してきたつもりです。

我が国のものづくりは、安全性をベースとした技術力や品質力を強みとして、経済を支えてきました。厳しい国際競争の中で日本が勝ち残っていくためには、更なる技術力と品質力の向上が必要となってきます。一方で、AIやIoT、ロボットなどの先進技術が進み、AI やIoTを活用したChatGPTなどのサービスなども見られるようになりました。

また、これらの技術によってもたらされる未来社会のコンセプトとして“Society5.0”を提唱し、官民一体での産業の育成を推進しているところではありますが、これまで同様、ものづくりの技術力向上を念頭に置きつつ、高度IT社会に対応でき得る力を身につけなければなりません。生徒も教師も共に、更なる努力を積み重ね、県北はもとより本県や日本の産業界に貢献できる人材になることを心から期待しております。

私たちは出会ってきたことが生きてきた証ならば、別れることもまた生きた証だと思っています。人は出会いと別れを繰り返しながら強くなっていくものと思います。また、新たな地から日向工業高等学校の活躍を見守っていきたいと思います。2年間、本当にお世話になりました。

日向工業高等学校のますますのご活躍とご健勝をお祈りし、離任のあいさつといたします。

          日向工業高等学校長 若林 繁幸

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捲土重来を期す

現在、全国高校男子ソフトボール選抜大会が長崎県で開催されています。日向工業高校は、2回戦で福井県代表の啓新高校と対戦し、0‐8で負けました。

新チームは1年生のみということもあり、常に経験を積んだ上級生との対戦を強いられました。それでも県大会では新人戦で優勝を勝ち取り、全国選抜予選でも優勝し出場権を勝ち取ることができました。

今回、負けはしたものの、1年生が全国大会の場で多くの経験を積めたことは、このチームの財産になったことと思います。この敗戦を糧に練習を積み重ね、今度は下級生を指導する立場として入学してくる1年生と力を合わせれば、もっともっとすばらしいチームになると確信しています。

人生のほとんどは負け。そう敗者復活戦なのです。この敗戦から多くのことを学び、勝ちにつなげることが大切だと思っています。次こそは捲土重来を期し、日向工業の名を全国に知らしめてほしいと思います。

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ラグビー部が九州大会堂々の3位

九州高校10人制ラグビー大会 決勝トーナメント1回戦を突破した日向工業ラグビー部は、次の準決勝で大分県代表の玖珠美山高校に0-47で敗れました。それでも堂々の九州3位。12人という少ない部員数の中、新チーム結成以来、厳しい練習によく耐え、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。胸を張って日向に帰ってきてほしいと思います。

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ラグビー部 準決勝進出

九州高校10人制ラグビー大会 決勝トーナメント1回戦で、東海大星翔(熊本)を逆転の末、17−14で破り準決勝進出。準決勝は玖珠美山高校(大分県)との対戦となります。頑張れ!日向工業ラグビー部

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ラグビー部 決勝トーナメント進出

日向工業ラグビー部が、福岡県で開催されている「九州高校10人制ラグビー大会」において、予選グループを全勝で通過しました。1試合目は輝翔館高校(福岡県)を相手に7ー5で辛勝、2試合目は鹿児島合同チーム(加治木・鹿屋・鹿屋工業)を相手に17−5で勝利し、明日の決勝トーナメントへコマを進めました。決勝トーナメント1回戦は、東海大星翔(熊本県)との対戦となります。快進撃を続ける日向工業ラグビー部から目が離せません。

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3学期クラスマッチ開催

今日は、3学期最後の授業日。午後からの天候が危ぶまれたため、雨天時の日程でクラスマッチを開催しました。バレーボールと卓球を実施し、各クラスとも優勝目指して必死に取り組んでいました。どのクラスも仲間と協力し、一生懸命プレーする姿にとても感動しました。

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日向工業スポーツフェスタ開催

本校では、コロナ禍で低下した体力を取り戻すきっかけにしようと、反復横跳びやハンドボール投げ、50m走などスポーツテストの種目を全校生徒が思い思いに取り組む「日向工業スポーツフェスタ」を開催しました。天候にも恵まれ、心地よい汗を流しました。次年度の体力向上につながればと思っています。

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ドローン体験教室

建設業界では、今般、ドローンを駆使して現場管理で空撮をしたり、ICT施工で3次元測量をしたりしています。本校建築科もこれから建設現場で活躍するドローンを学校で体験しました。

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かぎんSDGs私募債

本日、株式会社MFE HIMUKA様が発行する私募債を鹿児島銀行様が引き受けてくださり、その利息の一部を「オリジナル本棚」という形で本校に寄贈していただきました。6時間目には全校生徒の前で贈呈式が行われました。本校の「ものづくりの取組」が地域に評価されての寄贈だと思っています。本校は図書館の活用も盛んなので、大切に使わせていただきます。

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全国選抜・九州大会壮行式

ソフトボール部の全国選抜大会出場とラグビー部の九州大会出場を激励するため、壮行式を行いました。ソフトボール部は、川原監督の故郷「長崎県」での開催となります。1年生のみの部員ですが、精一杯力を出し切って欲しいと思います。また、ラグビー部は「福岡県」で開催されます。日頃の練習の成果を出し切って、日工ラグビーを九州に知らしめて欲しいと思います。両部活動の活躍を期待しております。

 

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第60回卒業証書授与式

 春の到来を感じる弥生の今日の佳き日に、御来賓、保護者等の皆様の御臨席のもと、令和4年度 宮崎県立日向工業高等学校 第60回卒業証書授与式を挙行できますことは、誠に大きな喜びであり、心から感謝申し上げます。

 卒業証書を授与されました103名の卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。この3年間、人生の中で最も多感で著しい成長期にあるお子様を見守ってこられた保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。また、本校教育に対するこれまでの多大なる御理解と御協力に、全教職員を代表し衷心よりお礼申し上げます。

 卒業生の皆さんにとっての高校生活は、新型コロナウイルスに翻弄された3年間だったと思います。度重なる緊急事態宣言により臨時休業はもとより、部活動の制限を受けることも多々ありました。1年時には、県高校総体や甲子園大会県予選、県高校総合文化祭も中止となり、高校生として味わう初めての県大会を経験することができませんでした。2年生になると、授業や部活動も徐々に再開できるようになり、なかでも日程を変更して実施した修学旅行は、皆さんの心に残る最高の思い出になったことと思います。少しずつ学校に活気が戻り始め、3年生では体育大会や文化祭など、ほとんどの学校行事を実施することができるようになりました。

 何事も「できない」ではなく「できるためにはどうしなければならないか」という主体性の大切さを学んだ3年間だったと思います。その成果として、ソフトボール部の全国高校総体3位をはじめ、旋盤作業や溶接作業、電気工事、木材加工の技術を競う「ものづくりコンテスト」において、参加した全部門で入賞を果たすなど、部活動の活躍は目を見張るものがありました。一人ひとりのたゆまぬ努力によって、「専門性を備え、生き抜く力を身に付けた、社会に貢献できる人材の育成」という本校の教育目標を見事に成し遂げてくれたと思っています。

 昨年8月に亡くなられた京セラやKDDIの創業者として知られる故稲盛和夫氏は、人生で一番大事なものは何かと聞かれ、「一つは、どんな環境においても真面目に一生懸命に生きること。自分が自分を褒めるとすれば、どんな環境であろうと不平不満を言わず、慢心せず、今目の前に与えられた仕事に、それがどんな些細な仕事でも、全身全霊で打ち込み努力してきたこと。もう一つは、利他の心。皆を幸せにしてあげたいと強く意識し、生きていくこと。」と答えています。他を利する優しい思いやりの心があれば、きっと自分の周りに多くの人が集まり、自分を支えてくれるものと確信しています。そして、家族のため、会社のため、地域社会のため、ひいては国のために懸命に努力しながら生きていくことが、自分の人生を形づくるのだと思います。

 もう一つ、卒業生に伝えたいことがあります。人生の選択に後悔しない方法です。まずは大人の話を聞くこと。多くの経験をしてきた大人の話を聞き、自分の選択の材料にしてください。ロック・バンド緑黄色社会の長屋晴子さんは、「先生に言われたとおりにしていたら今の自分はいません。ただ、先生に反発する必要はなく、一つの意見として聞き、自分で判断した方がいいということです。自分で考える力を付けることが大事です。」と言っています。これからの未来を創るのは皆さんです。自分で決断する勇気を持って未来に突き進んでください。

 結びに、卒業生の皆さんが、これからの長い人生、自信と誇りを持って自らを磨き続け、社会で活躍することを祈念し、式辞といたします。

 令和5年3月1日 

          日向工業高等学校長 若林繁幸

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知事表敬 九州地区溶接技術競技会優勝

高校生の溶接技術を競う第14回九州地区高校生溶接競技会で、本校の機械技術部が団体の部で優勝を果たし、知事を表敬訪問しました。団体メンバーは機械科3年児玉海晴さん、同3年三浦大輝さん、同2年川口将吾さんの3人。また、個人の部で児玉海晴さんが3位入賞、川口将吾さんと機械科3年横井昂生さんが優秀賞に輝きました。

本校初となる九州チャンピオンとなった背景には、企業との協働型人材育成事業を活用した、株式会社アキタ製作所の原田芳男氏の指導が大きかったと思います。原田氏は、令和元年に日本溶接協会マイスターの称号を得ている溶接会の第一人者でもあります。技術だけではなく、自分の技術を惜しみなく提供する人材育成能力が評価されてのマイスター。

原田氏は、「みんなで力を合わせて獲った団体優勝に価値がある。」と大変喜んでいました。企業と学校とが連携しながら獲得した今回の優勝は、地域ぐるみで手に入れた成果でもあると思います。これを励みに、本校のものづくりの技術をさらに伸ばしていってほしいと思います。

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県高体連スポーツ賞受賞

本日、宮崎県高等学校体育連盟スポーツ賞の表彰式が、清武文化会館で行われました。本県高等学校の競技力向上に寄与した団体と個人に高体連会長から盾が授与されました。本校からは、令和4年度全国高校総体3位と県高校総体3連覇が評価され、団体の部でソフトボール部が表彰されました。また、優秀選手の部で鹿瀨悠矢主将が、連続優勝指導者の部で川原雄大監督が表彰されました。本校ソフトボール部のますますの活躍が期待されます。

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消毒ディスペンサーの寄贈

本日、ネッツトヨタヒムカ株式会社日向店の店長が来校され、CSR(社会貢献)活動の一環として、消毒ディスペンサーを寄贈していただきました。本校には、まだ未設置だった体育館入口に消毒ディスペンサーを設置しました。体育館を利用の際は、皆さんしっかりと消毒をお願いします。3月1日には、卒業式を控えていることから有効に活用させていただきます。心より感謝申し上げます。

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読書と人生

「美しい心は美しい言葉から生まれる。美しい言葉は読書から生まれる。」この名言は、アサヒビールの社長・会長・相談役を歴任した福地茂雄氏が言った言葉です。自分に置き換えたときに、「まだまだ美しい心には達していないな。」と感じているところです。たくさん読書をして、良書に巡り会えるようアンテナを高くして生活していきたいと思います。皆さんも、良書に導かれるよう読書に励みましょう。

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県高校新人ラグビー 準優勝

本日、県高等学校新人ラグビーフットボール大会10人制の部の決勝戦が行われました。残念ながら宮崎西高校に10-33で敗れてしまいました。前半は、5-7で緊迫したゲームを展開しましたが、後半になると幾度となくセンターブレイクを許し4トライを献上しました。しかしながら、日向工業の選手も最後まであきらめず、一矢報いるトライを奪って今後につながるゲームをしてくれました。1対1で負けない強さや気象条件等を考慮したゲーム運びなど、今後の課題も見えてきました。3月17日から福岡県で開催される九州高等学校10人制ラグビーフットボール大会までに、決勝戦で出た課題をしっかりと克服し、もう1ランク成長したラグビーを見せてほしいと思います。

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日向エリア内企業説明会

1月30日(月)、日向市文化交流センターにて、日向エリア内の高校2年生を対象とした企業説明会が開催されました。地元企業の良さを知り、職業観・勤労観を学ぶことは、就職を控えた2年生にとって就職の選択肢を広げる絶好の機会になったことと思います。県内企業25社の協力を得て実施した本説明会は、企業の熱い思いやこだわりなどが生徒たちに伝わり、大変有意義な時間となりました。県工業会県北部会(人財育成分科会)や各自治体、商工会議所、関係団体等の協力を得て、すばらしい企業説明会ができたことを心より感謝いたします。

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県高校新人ラグビー 決勝進出

県高等学校新人ラグビーフットボール大会が川南町総合運動公園陸上競技場で開催されており、10人制の部で出場している本校ラグビー部は佐土原高校を12対7で破り決勝戦にコマを進めました。決勝戦は2月4日(土)に同競技場にて開催されます。なお、ラグビー部は3月17日から福岡県で開催される第24回九州高等学校10人制ラグビーフットボール大会への出場が決定しています。

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県高校選抜バドミントン大会 優勝

新富町体育館にて令和4年度第39回宮崎県高等学校選抜大会バドミントン大会が開催されました。個人戦ダブルスに出場した岩佐孟A2・廣本大晴E2ペアが見事優勝しました。おめでとうございます。ますますの活躍を期待しています。

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高等学校書道教員展

第51回高等学校書道教員展が宮日会館にて本日まで開催されておりました。作品から伝わる先生たちの熱いメッセージが心に染みわたり、大変感動しました。本校の芸術科(書道)の黒木弥生先生の作品も展示されており、作品のすばらしさに心を動かされたところです。いつも本校生徒のご指導、ありがとうございます。

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県高校新人サッカー

1月20日(金)に小林市大塚原運動公園にて県高校新人サッカー1回戦が行われました。2年生が修学旅行のため1年生で臨んだ1回戦は、1対2で小林高校に惜敗しました。果敢に攻め込み先制点を奪うなど、積極的な攻撃が見られました。今後の活躍に期待しています。

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課題研究発表会

1月19日(木)に3年生の課題研究発表会が行われました。各学科が取り組んだ3年間の成果を1年生の前でプレゼンテーション形式で発表しました。機械科はデュアルシステムで制作したラックや自転車スタンドなどについて、電気科は壊れた蛍光灯の取り替えやコンセント修理について、建築科は日向市町づくりのコンペ等について発表しました。ここでは、ごく一部の紹介ではありますが、3年生の皆さんは、それぞれの学科で3年間取り組んできたことをしっかりと発表し、後輩へ取組の成果を示してくれました。

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日向の誇る刀匠「景正」

昨日は、1年生を対象に日向市平岩在住の松葉一路様にご講演いただきました。松葉氏は、自身の造る日本刀製作技術が評価され、その技術が宮崎県無形文化財に指定されました。

松葉氏によりますと、「鉄造形の最高の美は刀であり、日本刀制作を通して学んだことは、昨日より今日いいモノ(刀)を造る、昨日より今日をよりよく生きる。」ということでした。

私たちもモノを造るという点においては共通するものがあります。「突き詰めていくこだわり、よりよいモノを必要とされる方に喜んでもらうという視点」を大切にしていきたいと思いました。

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思い出に残る修学旅行に

現在、本校2年生が1月17日(火)から1月20日(金)の日程で、長野・関東方面へ修学旅行中です。今頃、長野県白樺リゾートのゲレンデでスキーに夢中になっていることと思います。普段、学校生活では得られない体験をする中で、自立心や規律・秩序を守る態度を養える絶好の機会だと思います。スマホを手放し、思いっきり滑ったり、友だちと話したり、かけがえのない時間を過ごして欲しいと思います。コロナ対策と闘いながらの修学旅行ではありますが、よい思い出を作って元気に日向に帰ってきて欲しいと思います。

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利他の心

明けましておめでとうございます。

3年生にとって、日向工業での学校生活もあと1か月となりました。
また、1・2年生にとっては新しい学年に向けた集大成の学期となります。

さて、皆さん、令和4年のワードは何だったか覚えていますか。そう、「恕の心」です。恕とは孔子の言葉で、自分がされて嫌なことは他人にはしないこと。つまり、優しさと思いやりを持って生活しましょうと話しました。

1年の計は元旦にありと言います。そこで、今年はどんなワードでいこうかと考えました。いろいろ考えましたが、今年は「利他の心」でいきたいと思います。利他の心とは、簡単に言うと「他人のために善かれと思う行動を取る」ということです。利他の心を物事に取り組むときの判断基準としていたのは、京セラ・第二電電の創業者である故稲森和夫氏です。

例えば、「人のために役に立ちたい、人の役に立つモノをつくりたい」と思う気持ちや「日向工業のために生活や学業に真摯に取り組むこと」、「生徒のために心血を注いで指導すること」など、一見人のためにと思うような行動が、自分を大きく成長させ、成功に導くことになるのではないかと考えています。

今年は、是非「利他の心」をもって1年間頑張っていきましょう。皆さんにとって素晴らしい年になることを心から願い新年のあいさつとします。

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令和4年を振り返る

令和4年も残すところあと僅かとなりました。令和4年の日向工業高校を振り返ってみたいと思います。

令和4年も新型コロナウイルスが依然として猛威を振るい、4月当初から医療緊急警報が発令され、8月には医療非常事態宣言が発令。8月21日には、なんとか医療非常事態宣言が解除され、体育大会、インターンシップ、はまぐり祭とも昨年に引き続き完全実施することができました。はまぐり祭では、同窓会による地鶏の炭火焼きや多くのキッチンカーが出店し、例年にも増して賑わいを見せたはまぐり祭でした。PTAの皆様には大変お世話になりました。

ものづくりコンテストでは日工魂をいかんなく発揮。6月開催の県大会では、旋盤作業部門で中里光一さんが3位。溶接部門で団体1位、個人で児玉海晴さんが1位、横井昂生さんが2位、川口将吾さんが3位で上位独占。電気工事部門でも甲斐匠さんが3位。そして、木材加工部門で山口陸空さんが1位、鈴木航輝さんが2位に入賞しました。なお、溶接部門と木材加工部門は九州大会に出場し、溶接部門においては団体で優勝、個人の部で児玉海晴さん3位に入賞するという快挙を達成しました。

令和4年は運動部の活躍にも目を見張るものがありました。夏に行われたインターハイでは、ソフトボール部が堂々の3位入賞を果たしました。そして、全国選抜大会予選でも2年連続で出場権を獲得する活躍がありました。また、林裕輝さんが水泳競技400m自由形で九州新人大会に出場したり、ラグビー部が1年生大会で準優勝、バドミントン部が新人大会で3位入賞、バスケットボール部と野球部が県大会でベスト16に入るなど、運動部全体の活躍が目立った年でもありました。

11月には、県工業技術発表会が開催され、本校代表として建築課3年生が「まちづくりの提案」と題して、地域が活性化するよう課題を見つけ建築の視点でまちづくりの提案を発表しました。見事に3位入賞を果たし、日頃の授業の成果を発揮することができました。

県高等学校総合文化祭では、写真部門で県高文祭で金賞・銀賞獲得しました。金賞を獲得したのは、児玉和響さんの「グラビティ」、銀賞は谷岡翔さんの「愛のカタチ」。2名は、12月に佐賀県で開催された九州高等学校総合文化祭に出場しました。

就職・進学面においては、コロナ流行から3年が経ちますが、企業からの求人は前年よりも増加し、1400社を超える求人がありました。また、進学においては国公立合格者2名を含む37名の進学(専門学校含む)が決定しています。

他にも全国工業高等学校長協会が運営するジュニアマイスター顕彰制度による表彰なども予定されております。また、マイコンカーラリー大会で活躍するなど、まだまだ日向工業の活躍から目が離せません。令和5年も日向工業高校生のますますの活躍を期待しながら令和4年を終えたいと思います。

関係者の皆様には、日頃より日向工業高等学校の教育活動にご協力いただき、心より感謝を申し上げます。日向工業高等学校を1年間見守っていただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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建築科の塗装体験がテレビ放映

いい色の日にちなんで、11月16日に日本塗装工業会宮崎支部の皆さんの協力で塗装体験をしました。塗装は色彩による見栄えだけではなく、壁の劣化や金属の腐食を防ぐという目的などについても勉強しました。実際の塗装体験の様子がUMKテレビの「のびよ みやざきっ子」にて放映されました。建築科1年生にとってすばらしい体験ができたようです。

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写真部作品 宮日掲載

12月15日と16日の宮崎日日新聞に、本校写真部の作品が掲載されました。15日には、九州大会に出品された児玉和響さん(機械科3年)の作品「グラビティ」、16日には、黒木ひよりさん(機械科3年)の作品「レッツゴー」が掲載されました。本校の文化力もなかなかのものです。さらなる活躍を期待しております。

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日向ひまわり支援学校との直接交流

日向ひまわり支援学校との交流会を実施しました。本日は、日向ひまわり支援学校の生徒2名が本校に来校し、学校紹介をしたのち本校3学科の「ものづくり」にチャレンジしていただきました。機械科では、サンドブラスターを使ってオリジナルのコップを製作し、電気科では延長コードを、建築科では木製の筆箱を製作しました。本校の生徒たちも日向ひまわり支援学校の生徒たちと交流を深め、有意義な時間を過ごすことができたようです。

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ラグビー1年生大会 準優勝

12月10日・11日の両日、県高校ラグビー1年生大会が高鍋町小丸運動公園多目的広場で開催されました。本校ラグビー部の2名は、県北合同チームの一員として大会に参加。見事、準優勝に輝きました。中野颯太選手はスクラムハーフとして、山本悠斗選手はFWとして出場。予選リーグを全勝で勝ちあ上がり、決勝トーナメントでは、準決勝で宮崎合同Aチームに後半ロスタイムに劇的な逆転勝ちを収めて決勝へ進出。決勝戦は、高鍋高校Aチームに負けてしまいましたが、最後まで果敢に攻め込み素晴らしいプレーを披露してくれました。次年度は単独チームとして出場してくれることを期待しています。

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はまぐり祭

本日、令和4年度日向工業高等学校「はまぐり祭(文化祭)」が、感染防止対策を図った上で盛大に行われました。各学科の展示即売や舞台発表をはじめ、選択授業(音楽・書道・美術)の成果発表など、日頃の学習の成果が十分に発揮されていました。文化の香りがたくさん漂う、すばらしい文化祭でした。早朝より、ご協力いただいたPTAの皆様にも心よりお礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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九州制覇に立ちはだかる壁

この週末に沖縄県読谷村で、全九州高校新人ソフトボール大会が開催されました。日向工業高校ソフトボール部は、1回戦で大分東高校に7-0、準々決勝で美里工業高校(沖縄)に4-0で完勝し、準決勝ではインターハイ覇者の大村工業高校(長崎)と対戦しました。

毎回、大村工業には善戦するものの九州制覇に立ちはだかる大きな壁となっており、今大会も2-6で惜敗しました。技術的なものなのか、精神的なものなのか。大きな壁ではありますが、乗り越えられない壁はないと思っています。

サッカー日本代表が、ドイツやスペインに勝った要因は何だったのか。そこにも大きなヒントがあるように思います。今大会で得た宿題をしっかりと克服し、3月に長崎県で開催される全国選抜大会に向けて頑張って欲しいと思います。昭和61年選抜大会、平成10年インターハイ以来の全国優勝を目指して頑張って欲しいと思います。

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宮崎県工業フェア開催

11月18日から19日の2日間、宮崎県体育館にて宮崎県工業フェアが開催されました。日向工業高校のブースには、旋盤実習やワイヤーカット実習で製作した作品(機械科)や電気工事技術を駆使したロジックライトマシン(電気科)、木材加工作品(建築科)などが展示されフェアを盛り上げてくれました。また、企業との協働型人材育成事業で、株式会社アキタ製作所の原田芳男氏の溶接指導を仰ぎながら作成した作品も展示させていただきました。

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工業技術発表会 優秀賞獲得

11月18日に宮崎県体育館で令和4年度工業技術発表会が開催されました。本年度は建築科が本校代表として参加し、「まちづくりの提案について」というテーマで研究発表しました。(甲斐愛加、黒木颯柊、佐藤大地、塩月彰馬、薗田啓太、中井敏太、中村育実)人口減少により空き家が増え「まち」に活気がなくなったことを大きな問題点と捉え、日向市内の起点となる地域の調査を実施し、建築の視点から「活気のあるまちづくり」を提案するというもの。日向市は住みやすい市町村1位にもなったことがある地域です。都市開発の進んでいる日向市で、今後自治体とも連携しながら生徒の研究した提案が実現化することへの期待も膨らみます。本研究は、今回の工業技術発表会で見事「優秀賞」を獲得する素晴らしい発表でした。おめでとうございます。なお、発表会の進行は、本校放送部が担当してくれました。心より感謝いたします。

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第63回宮崎県学校体育研究発表大会

11月17日にサンドーム日向で、第63回宮崎県学校体育研究発表大会が開催されました。小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の学校種間につながりを持たせ、カリキュラム・マネジメントや学習方法を工夫することで、「生涯にわたって心身の健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力を育む」ことができるという仮説のもと授業研究を行ってきました。高校の部では、本校機械科3年生が全県下の体育関係者の前で、すばらしいサッカーの授業を披露してくれました。卒業後もいろいろなスポーツに主体的に取り組むことで、将来スポーツをするだけではなく、見る、支えることができる人材になってほしいと願っています。

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九州地区高校生溶接技術競技会 団体優勝

第14回九州地区高校生溶接技術競技会は、本校機械技術部が見事団体優勝(児玉海晴M3・三浦大輝M3・川口将吾M2)を果たしました。なお、個人戦では児玉海晴さんが3位入賞、川口将吾さんと横井昂生さんが優秀賞を獲得しました。入賞した生徒には、この繊細で緻密な技術を将来の職業に活かしていくとともに、下級生への技術の伝承を是非お願いしたいと思います。このことが日向工業高校の伝統となり、歴史になっていくことと思います。

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いい色塗装体験教室

本日は、日本塗装工業会宮崎支部の皆さんが来校し、建築科1年生を対象に塗装体験教室を実施しました。塗装の目的は見栄えだけでなく、壁の劣化や金属の腐食を防ぐといった品質保全の意味もあるとのこと。いい色にちなんで、11月16日に実施されました。

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企業との協働型人材育成事業

 企業との協働型人材育成事業とは、県の委託事業として(一般)宮崎県工業部会が日向工業と小林秀峰に依頼している「企業と連携したものづくり事業」です。今回は機械技術部11名で、掃除用具スタンドと工具キャリーを製作しました。製作に当たり協力いただいたのは、溶接技術のスペシャリスト「日本溶接協会マイスター」の原田芳男氏(株式会社アキタ製作所:日向市)。原田氏の指導の下、素晴らしい作品が完成しました。この作品は、11月18日から宮崎県体育館で開催される「県工業フェアー」に展示することとなっています。

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県高校新人バドミントン大会 3位入賞

11月1日から宮崎県体育館にて、県高校新人大会バドミントン競技大会が開催されています。大会初日となった昨日は、男子団体戦が行われ、本校は見事3位入賞を果たしました。今日から、個人戦が開催されます。バドミントン部の活躍を期待しています。

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全国高校選抜ソフトボール県予選

第41回全国高校選抜ソフトボール大会(長崎県開催)県予選決勝が都城市梅北運動公園で行われ、延岡工業高校を5対1で退け見事全国選抜の切符を獲得しました。3対0で迎えた7回の攻撃で、渡邊誉と山田瑞己がダメ押しとなるソロホームランを放ち、5対0と差を広げました。また、投げては川内田隆祥と廣瀬颯太の必勝リレーで失点を1に抑え、5対1と快勝。3月に川原監督の出身である長崎県で開催される全国高校選抜大会に出場することが決定しました。選手の皆さんは、さらなる精進をして全国に通用するプレーを身につけて欲しいと思います。

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県高校駅伝エントリー

10月29日(土)公認西都マラソンコースにて、全国高校駅伝の県予選が開催されました。本校も県予選にエントリーし、12位という結果に終わりましたが、学校代表として精一杯頑張ってくれました。他の部からも協力を得ての出場。特別支援学校を除く37校の県立学校の中で出場したのは、僅かに11校。それと私立高校が2校。

昔に比べると練習が苦しい運動部活動は敬遠される傾向にあるようです。しかし、今回参加した選手には、「苦しさに立ち向かう勇気と気概」「成功することより努力することの大切さ」など、私たちに足りないものを教えてもらったような気がします。選手の皆さんに心から拍手を送りたいと思います。

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第29回県北地区母親研修会

10月29日(土)日向市文化交流センターにて、第29回県北地区母親研修会が行われました。県内外で活躍するシンガー・ソングライター真北聖子氏をお招きして、「現代社会におけるダイバーシティの考え方」~知る機会さえあれば人と人とはもっと分かり合える~と題して講話&ミニライブをしていただきました。真北氏は16歳で発病し、その後遺症で下半身麻痺となって車いすの生活となりましたが、様々な苦難を乗り越えて、現在は企業や学校などでトーク&ライブを行うなどイベントにも多数出演されています。今回の講演では、「世の中には無意識の偏見というものがあるという現実、社会が変わっていくためには重たいことを誰かと分かち合えたら、抱えているものが軽くなるのではないでしょうか。」というお話をいただき、とても心に響きました。また、「健常者も障がい者も人対人。」「何かお手伝いできることがありますか?」と気軽に聞いてくれたらとても嬉しいと真北氏。この講演は、もっともっと多くの人たちに聞いて欲しいと思いました。

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宮崎県選抜選手に選出

秋の九州地区高校野球大会県予選での活躍が認められ、本校電気科2年の甲斐優勢選手(富島中出身)が県選抜選手に選出されました。選抜チームは練習を重ね、鹿児島県へ遠征することになっています。甲斐選手のより一層の活躍を期待しています。

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マイコンカーラリー県大会 団体3位

ジャパンマイコンカーラリー県大会が10月22日に佐土原高校で開催され、日向工業高校は団体3位となりました。残念ながら個人入賞はなりませんでしたが、電気科3年の濱村諒稀さんが準決勝へ進出し4位となりました。マイコンカーの技術にはライントレースやカメラ機能が使われており、現代の自動運転の技術には欠かせないものとなっています。これらの深い学びを将来に役立てて欲しいと思います。

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敗戦から学ぶこと

10月15日に、バスケットボールのウインターカップ、柔道とテニスの新人大会が行われました。バスケットボールは、1回戦を勝ち上がり迎えた2回戦、シード校に果敢に挑みましたが完敗を喫し、柔道とテニスも残念ながら初戦で敗退しました。放課後、体育館や武道場、運動場を覗いてみると、皆この一戦のために一生懸命練習に打ち込んでいました。元プロボクサーの長谷川穂積選手は、「負けることは悪いことではない。どう負けるか、どう思うかが大事。そして、負けを認めることから始めないと先には進めない」と言っています。電話機・蓄音機を発明したトーマス・エジソンも、「失敗は、うまくいかないことを確認した成功だ」と言っています。この経験をこれからの学校生活や部活動に生かしてほしいと思います。

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一人一台端末を用いた授業開始

本校では、文部科学省が示すGIGAスクール構想により、一人一台端末(タブレット)を用いた授業が10月より行われています。ワープロや表計算などのデータ処理をはじめ、GoogleClassroomというアプリを利用して、オンライン上でホームルームや授業を実施するなど学びを豊かにする取組が行われています。

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第60回日向工業高等学校「体育大会」

本日、爽やかな秋空のもと、第60回日向工業高等学校「体育大会」が開催されました。全プログラムで実施するのは実に3年ぶり。児玉団長、安藤団長、荒木団長のリーダーシップで素晴らしい体育大会となりました。赤団の闘志、黄団の一蓮托生、青団の団結力と煌々と燃える3色の炎(各団の気迫)を見せてもらいました。本日の体育大会を見て、日向工業高校はますます発展すると確信したところです。多くの保護者に参観いただき心より感謝いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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県高校総合文化祭 写真部門 金賞!

第44回宮崎県高等学校総合文化祭「写真部門」は、9月24日から3日間の日程で開催されました。本校からも数多くの作品を出品して、3名の生徒が入賞しました。金賞と銀賞を獲得した生徒は12月に佐賀県で開催される九州高等学校総合文化祭に出場することとなっています。九州大会での活躍を期待しています。

金賞 児玉 和響(機械科3年)作品名「グラビティ」

銀賞 谷岡 翔 (機械科3年)作品名「愛のカタチ」

銅賞 近藤 蒼真(機械科1年)作品名「旅出」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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市民活動フェスタ「オール日向祭」開催

本日、日向市が主催する「オール日向祭」が3年ぶりに文化交流センターにて開催されました。市民活動活性化を目的に実施されたもので、本校も「ものづくりの魅力発信」の一環として、全学科参加させていただきました。建築科はフォトフレームの製作、電気科はホームタップ(延長コード)の製作、機械科は刻印を使ったキーホルダー製作に取り組みました。多くの日向市民が関心を持って参加し、本校の取組に興味を示していただきました。今日は、「学校と地域との連携協働」の一環となる取組が実施でき、すばらしい一日となりました。

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県新人弓道大会 男子個人第3位

10月1日から2日にかけ、ひなた武道館にて県高等学校新人弓道競技大会が開催されました。男子団体近的の部では、9中により11月に開催される県選手権大会への出場権を獲得することができました。また、遠的の部では団体戦で3位決定戦へ進出したものの惜しくも敗退となりました。

しかし、遠的の部で電気科2年の板井優樹さん(富島中出身)が個人の部で奮闘し、見事3位入賞を果たしました。弓道は集中力を最も必要とする競技であり、日頃の地道な練習の成果が結果として表れたと思います。県選手権での更なる活躍を期待しております。

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全九州高校選手権新人水泳競技大会

全九州高等学校選手権新人水泳競技大会が、沖縄県奥武山水泳プールにて開催されました。宮崎県代表として400m自由形に出場した、機械科2年の林裕輝さん(東海中出身)は、予選8位ということで決勝に進むことができませんでした。県予選を通過し本県代表として参加した林さんではありましたが、九州のレベルを勝ち抜くことの難しさを知ったことと思います。もちろん県代表になるには血のにじむような努力を続けてきた結果であり、大変誇れることだと思います。この経験を今後の競技会に生かせるよう頑張ってほしいと思います。

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3回戦敗退も実り多き大会に

9月28日(水)都城市営球場にて、第151回九州地区高等学校野球大会宮崎県予選の3回戦が行われました。日向工業は、延岡学園高校と対戦し3対13で敗れました。今大会は、石田、谷川の継投と思い切りのあるバッティングで勝ち上がってきましたが、今日は延岡学園高校の強力打線につかまり、結果につなげることができませんでした。しかしながら、負けはしたものの3点を奪う粘りを見せ、攻撃面での収穫は充分にあったと思います。この冬しっかりと走り込みをして守備を鍛え直し、来春にはひとまわり大きくなったチームになることを期待しています。

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九州高校野球県予選 2回戦突破!

 9月25日(日)宮崎市ひむかスタジアムにて、第151回九州地区高等学校野球大会宮崎県予選の2回戦が行われました。日向工業は高鍋農業高校と対戦。4回裏に早川のタイムリーで先制すると、5回裏には谷川の右中間を破る3塁打で3点を追加。6回、7回にも得点を重ね、投げては石田ー谷川ー早川とつないで7対4で勝利しました。3回戦は都城市営球場で、延岡学園高校と対戦します。持てる力をすべて出し切ってほしいと思います。

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バドミントン2年生大会 個人優勝!

第14回宮崎県高等学校バドミントン2年生大会が高鍋町総合体育館で開催されました。大会は、初心者・経験者の部に分かれて個人戦が行われました。初心者の部では、電気科2年の廣本大晴さんが見事に優勝、経験者の部では、建築科2年の岩佐孟さんがベスト8、同じく建築科2年の甲斐大翔さんがベスト16に入りました。廣本さんは初心者の部とはいえ、県下60名の中の頂点。これは、日頃の練習の成果はもとより本人の努力の賜物だと思います。初心者でもここまで戦えることを証明してくれた廣本さんは日向工業の誇りです。バドミントン部の新人戦での更なる活躍を期待しております。

  初心者の部  廣本大晴  優勝

  経験者の部  岩佐 孟  ベスト8 甲斐大翔  ベスト16

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県高等学校総合文化祭 開幕!

本日、第44回宮崎県高等学校総合文化祭総合開会式が宮崎市民文化ホールにて行われました。オープニングでは学校紹介のほか、参加する部門紹介や短歌に合わせた美・書のパフォーマンスなどが行われました。「時代に刻め我等の轍 時代を動かせ我らの挑」をスローガンに、3年ぶりに有観客での開催となった開会式。3年間コロナに苦しんだ3年生が残してきた軌跡(轍)を次の時代へ紡ごうとする気概、そして何をするにも活動制限を受けてきた生徒たちの心の叫び(挑)を感じることができたすばらしい開会式でした。いよいよ明日から部門別に競技が始まります。日向工業高校の生徒も明日から精一杯力を出し切ってほしいと思います。参加する部門は次のとおりです。

 生徒会交流、美術、書道、放送、写真

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九州高校野球県予選 初戦突破!

9月21日(水)宮崎市ひむかスタジアムにて、第151回九州地区高等学校野球大会宮崎県予選の1回戦が行われました。日向工業は、初戦で本庄高校と対戦し、11対3の7回コールドで勝利しました。疋田、早川、甲斐、古城などが小刻みにつないで得点に結びつけ、投げては谷川、石田の盤石の継投で1回戦を見事に突破しました。2回戦は、9月25日(日)に高鍋農業高校との対戦が予定されています。2回戦での活躍を期待しています。頑張れ!日向工業

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ウインターカップ初戦突破!

本日より、全国高等学校バスケットボール選手権大会宮崎県予選が開幕しました。通称ウインターカップと呼ばれ、高校生にとってはインターハイよりも熱が入る大会といっても過言ではありません。日向工業は高鍋高校と対戦し、68対48で見事に初戦を突破しました。高校総体で負けた悔しさをバネに、暑い日もチーム一丸となって一生懸命練習に取り組んでいました。その成果が十分に発揮できたのではないでしょうか。次はシード校との対戦となりますが、ベスト8目指して更なる活躍を期待しています。

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職場体験前マナー講習

本日の5時間目、職場体験学習(インターンシップ)を実施する2年生を対象に、マナー講座を実施しました。講師として、宮崎ユニバーサル・カレッジ様、虎コーポレーション株式会社様、麻生専門学校グループ様にお越しいただき、職場のマナーについてご講話いただきました。

高校生の気になるマナーとして、1言葉遣い、2時間厳守、3出退時のあいさつ、4服装・身だしなみをあげられていました。これらは、「習慣なので日頃から意識しないとできないこと」、「今からでも意識して取り組む必要がある」と力を込めて説明していただきました。10月19日から始まるインターンシップで、今日学んだことを生かして頑張って欲しいと思います。

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就職・進学試験壮行式

本日、9月16日から始まる就職試験並びに9月25日から始まる進学試験に向けて、激励壮行式を行いました。各学科を代表して、機械科・倉橋君、電気科・山元君、建築科・米良君が、「これまで取り組んできたことを出し切りたい。」と決意の言葉を述べました。校長先生からは、試験までに今できることをしっかりやること、自信を持つこと、自信のない人は自分らしさを出すことなど、勇気のでる言葉で激励しました。みなさんのこれまでの取り組んできた成果が発揮できることを期待しています。

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ソフトボール県新人大会優勝

インターハイの興奮も冷めやらぬうちに、ソフトボールの県高校新人大会が県総合運動公園で開催されました。3年生が引退して残ったメンバーは1年生の15名のみとなり、2年生主体の他校に比べるとやや不利かと思いましたが、川内田雅主将を中心によくまとまり、見事に優勝を果すことができました。3年生が残してくれたレガシーが脈々と受け継がれていると感じたところです。

1回戦は宮崎合同チームに6対1で快勝し、決勝戦は延岡工業高校を5対4で退けました。決勝は、日向高校を倒し勢いに乗る延岡工業高校との一戦。3回裏に才名園のタイムリーで先制すると、5回裏には、川内田雅の犠牲フライに続き再び才名園のタイムリーが飛び出し勝利を決定づけました。投げては川内田隆祥が相手の反撃を4点に抑えて完投し、接戦をものにしました。同時に12月に沖縄県で開催される九州大会の出場権を手にしました。大会を手伝ってくれた3年生の力も優勝への原動力になったのではないかと思います。

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関東大学ラグビーリーグ戦開幕

9月10日から、ラグビー大学日本一を決める関東予選となる、関東大学ラグビーリーグ戦が開幕しました。開幕戦となった、関東学院大学VS流通経済大学の一戦は、両フルバックの先発に日向工業ラグビー部OBが名を連ね、大学ラグビー界ではちょっとした話題になりました。関東学院大学のフルバックは安藤悠樹(R3卒:富島中出身)。対する流通経済大学のフルバックは谷惇平(R1卒:土々呂中出身)。ゲームは、谷のトライやゴールキックで得点を重ねた流通経済大学が関東学院大学に勝利しました。日向工業高校の卒業生が、全国トップクラスの大学で活躍することは大変名誉なことで、本校にとって大変うれしいニュースとなりました。シーズンは始まったばかり。OBのますますの活躍を期待しています。(写真左:安藤、右:谷)

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ラグビー工業リーグ2連覇達成

9月10日、宮崎市山内川緑地運動広場にて、ラグビーの工業高校リーグが行われました。強力FWを前面に押し出す日向工業が、すべての試合で相手を無失点に抑え、見事に優勝を果たしました。鈴木、荒木、渡部の安定したスクラムから出されたボールを、深見主将の正確なパントキックで攻める戦法が見事にはまり快勝しました。10月に開幕する全国高等学校ラグビーフットボール大会県予選に、弾みがつく大会となりました。

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横断幕完成

8月に開催されました全国高等学校総合体育大会男子ソフトボール競技で、見事全国3位に入賞したソフトボール部の横断幕が、正門横に設置されました。選手名も掲示されていますので、地域の方々や出身中学校の先生方にも喜んでもらえると思います。ますますの活躍を期待しています。

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県高校新人水泳で林君が優勝

9月3日から2日間の日程で、県高等学校新人総合体育大会「水泳競技」がひなた県総合運動公園プールで開催され、本校からは機械科2年の林裕輝さんが出場しました。先日の200m自由形決勝では、残念ながら2位に終わりましたが、本日の400m自由形決勝では、2位に大差をつけて見事優勝を果たしました。また、標準記録を突破しての1位ということで、九州大会の出場権を得ることができました。工業技術部やソフトボール部に続き、水泳競技でも存在感を示すことができました。これから次々と新人大会等が開催されますが、この勢いに乗って日向工業旋風を巻き起こして欲しいと思います。

 

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2学期始業式

本校は、本日より始業日となりました。感染症対策上、リモートでの始業式となりましたが、大きな事故もなく生徒と再会できたことを心から嬉しく思います。現在、本県は新型コロナウイルスの感染拡大により、医療非常事態宣言が発令されておりますが、多くの県民が罹患している中、病気の苦しさに加え、偏見に対する苦しさ、追い詰められた感覚など、感染した人にしかわからない息苦しさがあると思います。コロナ禍の閉塞した時だからこそ私たちは、思いやりや優しさなど「心の豊かさ」を大切にしなければならないと思っています。

そのような中、夏休みには、ソフトボール部のインターハイ3位入賞をはじめ、溶接甲子園での全国4位入賞や県高文連フォトコンテスト入賞など、部活動の活躍は本校にとって大変喜ばしいニュースでした。

2学期は、3年生の就職試験や進学試験をはじめ、体育大会・文化祭・インターンシップなど大きな行事が計画されています。感染防止対策の徹底を図りながら、学びを止めないように行事を進めていく予定です。生徒諸君は、何事も自分で考え、創造し、決断するというチャレンジ精神をもって取り組んでほしいと思います。失敗は学生の特権です。更なる活躍を期待しています。

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ソフトボール部が全国3位入賞報告

全国高校総体男子ソフトボール競技で3位入賞したソフトボール部員が、本日の夕方帰校しました。鹿瀨主将から3位入賞の報告があり、学校関係者、保護者等にお礼の言葉を述べました。大会が進むにつれて、チームも成熟し、自分たちで考え、創造し、決断できるチームになっていました。3年生は国体予選が残っていますが、本国体の出場権を勝ち取れるよう張ってほしいと思います。

1年生は、2年生不在の中でチームを作らなければなりませんが、今大会で得た学びを新チームで生かして欲しいと願っています。今大会については、すべての部員を派遣することはできませんでしたが、日頃から同じ練習をしている選手全員で成しえたことと考えています。2011年以来の3位入賞、捲土重来を心から喜びたいと思います。

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堂々の全国第3位!

8月19日の郡山北工業高校戦を皮切りに始まった、全国高校総体男子ソフトボール競技も今日で最終日となり、準決勝と決勝が行われました。残念ながら決勝進出とはなりませんでしたが、4試合を戦い抜いた部員の疲労は極限に達していたようです。それでもピッチャーは、倒れるまで渾身の投球を披露してくれました。鹿瀨主将も声を張り上げ、チームを最後まで鼓舞してくれました。僅かに届きませんでしたが、勝った新見高校に敵ながらあっぱれです。また、1年生のサポートや保護者の物心両面にわたるサポートにチームの一体感をすごく感じました。勝負はほんの僅かな差にしか過ぎません。ちょっとした経験の差と守備の安定感が勝敗を分けたのではないかと思います。3年生の流した涙がきっと明日につながることでしょう。全国レベルを肌で感じたすばらしい大会でした。胸を張って学校に帰ってきてください。保護者の皆様、ありがとうございました。そして、応援していただいた全ての皆様に感謝いたします。

【優 勝】大村工業高校(長崎)

【準優勝】新見高校(岡山)

【第3位】日向工業高校、鹿児島工業高校

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ベスト4進出!

高知県で開催されている全国高校総体男子ソフトボール競技は、本日準々決勝まで行われました。午前中に3回戦を勝ち抜いた日向工業は、準決勝進出をかけて愛知県代表の豊川高校と対戦しました。ダブルヘッダーとなった準々決勝は、1点を争う好ゲームとなりました。

2点差を追う最終回、三輪倫也のタイムリーヒットで1点差とすると、続く坂本滉生の犠牲フライで同点とし、ゲームはタイブレークに突入。先攻の日向工業は、8回表に小林旺雅の2点タイムリーで引き離すと、小林旺雅が豊川高校の反撃を1点に抑えて、見事6対5で完投勝利しベスト4に進出しました。

明日は、午前9時から岡山県代表の新見高校と決勝進出をかけて戦います。ソフトボール部の応援をよろしくお願いします。

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ソフトボール部がベスト8進出!

現在、高知県で開催されている全国高校総体男子ソフトボール競技で、日向工業高校が地元高知県代表の岡豊高校を15対5で下し、ベスト8に進出しました。なお、本日は準決勝までが予定されており、現在、愛知県代表の豊川高校と対戦中です。準決勝進出を目指して、がんばれ!日向工業高校!

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高校野球新人大会

第70回宮崎県高等学校新人野球大会の県北大会が本日開催され、延岡高校を相手に9対0の7回コールドで快勝しました。新チーム結成後、初めての大会となりましたが、幸先のよいスタートとなりました。先発した石田勇成が7回を完封し、上々の滑り出し。8月24日には、県大会のシード権をかけて、聖心ウルスラ学園高校と門川高校の勝者と対戦します。

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インターハイ2回戦突破!

今日は、全国高校総体男子ソフトボール競技の2回戦が行われ、和歌山県代表の箕島高校と対戦しました。初回から2点を先制され苦しい展開となりましたが、小林旺雅の本塁打などで合計8点を奪い、見事に逆転勝ち。明日は、ベスト8をかけて3回戦に挑みます。対戦相手は、地元高知県代表の岡豊高校です。「チーム日工」でまずは3回戦突破です。皆さんの応援をよろしくお願いします。

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九州地区溶接技術競技会

 本日、宮崎県工業技術センターにて、第14回九州地区高校生溶接技術競技会が開催されました。本競技会は大分県で開催される予定でしたが、昨年に引き続き、コロナ感染拡大により各県での開催となりました。参加した生徒たちは、日頃培った溶接技術を精一杯出し切っていました。また、競技会の結果は、それぞれの作品を幹事県(大分県)に送り慎重に審査され、10月に成績が発表される予定になっています。なお、上位入賞した選手は、11月に岡山県で開催される全国大会に出場することになっています。

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インターハイ初戦突破!

 本日から、全国高校総体男子ソフトボール競技が始まりました。高知県立春野総合運動公園で行われた1回戦、日向工業高校は福島県代表の郡山北工業高校と対戦し、4対0で完封勝利を収めました。

 4回表に3点を先制し、5回表にも1点を追加。投げては、小林旺雅と小林蒼大の必勝リレーで相手を0点に抑え、2回戦へコマを進めました。明日は、和歌山県代表の箕島高校との対戦になります。暑さを吹き飛ばす激戦を期待しています。頑張れ!日向工業

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わくわくものづくり体験教室

 本日、日向市内の小学生を対象に「わくわくものづくり体験教室」を実施しました。小学生にものづくりの楽しさを知ってもらうことを目的として、親子で参加していただきました。「家の模型をつくろう」をテーマに、MDF板をレーザーで切断し、家の模型を作りました。また、アルミテープを用いて電気が流れる道を作りLEDを点灯させ、家の中を明るく照らす工夫をしました。高校生も積極的に手伝ってくれたので、小学生も模型づくりが楽しめたようです。夏休みの宿題(工作)になるといいですね。

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溶接甲子園

8月6日、愛媛県新居浜市ものづくり産業振興センターにおいて、全国選抜高校生溶接競技会が開催されました。通称、溶接甲子園と呼ばれ、昨年の全国高校溶接競技会で4位になっている児玉海晴さん(機械科3年)が招待選手として参加しました。日頃の練習の成果を発揮し、被覆アーク溶接部門で見事「産報出版賞(入賞)」を獲得しました。8月20日には、九州大会が佐土原町で開催されます。今大会で出た課題をしっかりと克服し、全国の頂点を目指して頑張ってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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最後のチャレンジ

 7月30日(土)~31日(日)に「こども落語全国大会」が日向市文化交流センターで開催されました。高校3年が最後のチャレンジとなる今大会、田島幸輝さん(機械科3年)が「ひむか亭メロン」の高座名で出場しました。残念ながら入賞することはできませんでしたが、機械技術部と落語を両立しながら取り組んだ3年間は何事にも代えがたい経験になったことと思います。猛暑の中ではありましたが、人の心を笑顔にする文化の香りが爽やかに漂っていました。

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中学生体験入学

日向工業高校では、様々な技術を駆使した「ものづくり教育」を通して、社会に通用する高度な技術力を身につけています。本日は、機械科で旋盤やアーク溶接を、電気科で電気工事と電子工作を、建築科で木材加工と製図を実体験してもらいました。我が国のものづくり産業を支えるのは、まぎれもなく高い技術力と品質力です。そのような中、本校には企業のDX化に伴い多くのデジタル機器が導入されていますので、卒業してもすぐに通用する技術力を身につけることができます。自転車や機械の修理が得意な生徒、工作が得意な生徒、中学教育の「技術」が得な生徒は、ものづくり教育を基盤とした本校へ是非お越しください。お待ちしております。

筆箱の製作 木材加工風景

アーク溶接の実習風景

電子工作 はんだ溶接で部品を接合する

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普通救命講習

 連日の猛暑の中、全国的には熱中症による救急搬送や実習中におけるケガにより、出血多量で死亡するという事故も発生しております。本校では、校内外における事故等に対して進んで救助活動ができるように、本日から3日間の日程で「普通救命講習」を実施することとしました。救急車が到着するまでの時間に救命措置を施すことで、重傷を軽傷に軽傷を無傷にできれば、これほど尊いことはないと思います。コロナ禍で激務の中、講習をしていただく日向消防署様には感謝の気持ちで一杯です。

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こども落語全国大会

 第12回こども落語全国大会が、7月30日から31日にかけて、日向市文化交流センターで開催されます。県大会を勝ち抜いた機械科3年の田島幸輝さんが、本県代表として出場する予定です。田島さんに、「落語の魅力は何ですか。」と尋ねたところ、「お客様を笑顔にすることができるところです。」と答えてくれました。全国大会では、是非、お客様を笑顔にして欲しいと思います。健闘を祈ります。

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電気工事士試験

 明日と明後日、電気科の生徒が「第二種電気工事士」の資格取得を目指し受検いたします。本日は、受検に向けた最後の課外授業が行われました。住宅や小規模店舗などの電気設備の電気工事ができる資格です。将来、就職する際に大いに役立つ資格ですので、皆さん合格目指して頑張ってください。

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1学期終業式

昨日、1学期に活躍した生徒の表彰伝達と1学期終業式を行いました。昨年に引き続き、ものづくりコンテスト宮崎県大会では、4部門で入賞し、そのうち木材加工部門と溶接部門では最優秀賞を獲得しました。また、1年生大会でソフトボール部が優勝するなど多くの表彰を伝達することができました。2学期も更なる活躍を期待しています。

終業式では、「やればできる」という話と「命を大切にする」という話をいたしました。コロナの終息が見えない今日、環境は変えられませんが、自分の考え方は変えられます。夏休みを有意義に過ごし、元気な顔で2学期に会えることを楽しみにしています。

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全九州水泳競技大会

7月17日に熊本県「アクアドームくまもと」にて、全九州水泳競技大会が開催され、本県代表として林裕輝さんが男子400m自由形に出場しました。残念ながら上位10名による決勝には進めませんでしたが、九州大会での経験が今後の競技力向上に生きてくると思います。来る新人戦に向けて努力を重ねて欲しいと思います。

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感染対策と競技力向上

7月16日から18日は、各部活動にとって新チームの競技力向上を図る上で、絶好の3連休でした。しかしながらコロナの第7波の襲来でなかなか思うようにいかない部もあったようです。

そのような中、バスケットボールは感染防止対策を十分に図った上で、日向市サマーカップ大会が開催されました。結果は1勝3敗でしたが、相手をリスペクトしつつ一生懸命走り回り、規律正しいチームに仕上がっている印象を受けました。

また、サッカー部やバドミントン部も校外で練習試合に励んでいたようです。知事は、感染防止と経済を両立させると宣言しておりますが、私たち日向工業高校は、感染防止と教育活動をしっかりと両立させる必要があります。

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ソフトボール部 1年生大会優勝

 昨日、お倉が浜運動公園野球場にて、ソフトボールの1年生大会が開催され、2年ぶりに優勝を果たしました。15名の1年生部員が、それぞれの役割をしっかりと果たし県高校総体に続き、優勝することができました。インターハイに向けて、勢いがつきそうな試合でした。

1試合目 日向工業10-0延岡工業

2試合目 日向工業10-3日向高校

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第7波

 県は、7月12日(火)に医療緊急警報を発令し、新型コロナウイルス感染拡大が第7波に突入したとの認識を示しました。実質的な行動制限は行わないものの、県民に対して「適切なマスク着用」「会食の方法」「早期の医療機関受診」などを呼びかけた。オミクロン株は、デルタ株より重症化しにくいとは言ったものの、感染が拡大すれば、学校にとって教育活動の停滞をまねきかねない。学校では濃厚接触の特定もしなくなりました。要は、「個人個人が感染しないためにはどうしなければならないか。」と主体的に考えることが重要だと言うことです。9月には就職試験が解禁となります。感染防止への意識レベルを更に高めながら、緊張感を持って学校生活を送りましょう。

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優しさ

 先日、近隣の中学校の校長先生よりお礼の電話がありました。中学生が登校途中に電柱にぶつかり自転車が大破し身動きが取れないところに、本校生徒が中学校へ報告してくれたとのこと。対応してくれたのは、電気科2年の坂本明斗さん(東郷中出身)。坂本さんは、毎日、東郷町から自転車で1時間以上かけて登下校しているとのこと。毎日の猛暑で、登下校だけでも大変だというのに、咄嗟に中学生を助けてくれた優しさに校長としてとても誇りに思います。まだまだ猛暑が続きますので、熱中症に気をつけながら安全に登下校して欲しいと思います。

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ものづくりコンテスト九州大会

 先週、長崎県にて「ものづくりコンテスト九州大会」が開催されました。木材加工部門で県大会を勝ち上がった山口陸空さんが、2年連続の入賞を目指しましたが、入賞することはできませんでした。しかしながら、毎日、先生や部員と共に原寸図を書き、柱くせどりをし、墨付け・加工・組立てまでの工程を一生懸命に取り組んできた成果は、十分に出せたのではないかと思っています。冷房の効かない実習室は、運動部にも劣らない体力と集中力が必要です。これまで取り組んできたプロセスに敬意を表するとともに、今後のキャリアに生かせることを心より願っております。

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甲子園予選1回戦

 7月11日(月)サンマリンスタジアムで、全国高校野球選手権県予選の1回戦が行われ、都城商業高校と対戦しました。日向工業は、初回に四球とワイルドピッチでランナーを2塁に進めると、石田のタイムリーで先制。投げては石田、谷川の継投でよく粘りましたが、2対7で初戦敗退となりました。強豪校相手に怯むことなく、すばらしい戦いをしてくれたと思います。米良主将を中心としたとても良いチームでした。新チームの更なる活躍に期待したいと思います。

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全九州高校ソフトボール競技大会

 本日、清武町SOKKENスタジアムにて、第46回全九州高等学校ソフトボール競技大会が開催されました。猛暑のなか行われた初戦は、沖縄県代表の嘉手納高校を相手に14対0のコールドゲームで勝利を収めました。初回に小林旺雅が三者連続三振でリズムを作ると、打っては小林蒼大の2点タイムリーなどで勢いに乗り、明日の準決勝にコマを進めました。熱中症対策やコロナ対策等、コンディションを整えるのは大変だと思いますが、「チーム鹿瀨」の明日の活躍を期待しています。

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第104回全国高校野球選手権宮崎県大会

第104回全国高等学校野球選手権宮崎県大会が開幕しました。昨晩の雨が嘘のように晴れ渡り、素晴らしいコンディションのもと開会式が行われました。日向工業は、7月11日の第2試合、サンマリンスタジアムで都城商業と対戦することになっています。副知事の挨拶にもありましたが、熱中症とコロナに気をつけて全力でプレーしてほしいと思います。

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SDGs 建築科の取組

 現在、建築技術部と3年生の課題研究でSDGs活動の一環として、「廃材を利用したベンチ」を生産しています。建築科では、循環型の社会を実現するための目標である「つくる責任・つかう責任(目標12)」を意識した教育を展開しています。先生曰く、「座る機能」「物を置く機能」「踏み台としての機能」は十分果たせると言っていますが、とても素晴らしい作品に仕上がっています。これで校内もますます機能的な教育環境が整っていくと思います。建築科に感謝です。

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進路ガイダンス

進路選択の幅を広げるとともに、自分に合った職業を考えることを目的に「進路ガイダンス」を実施しました。1限目には、県商工観光労働部・雇用労働政策課の塗木主幹より、「最近の雇用情勢と県の取組」と題してご講義をいただき、本年度の雇用傾向と自分に合った企業を選択することの大切さをお話ししていただきました。2限目からは、県内企業15社による企業説明会、大学をはじめとする進路説明会、そして専門学校等による公務員講座の3部門をブース形式で実施しました。本日のガイダンスには、保護者等も参加して行われました。昨日から求人票の受付が開催されたこともあり、生徒の皆さんも真剣な眼差しで説明を聞いていました。大変、充実した1日となりました。

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