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SSH&サイエンス科情報発信ブログ
令和5年度 九州生徒理科研究発表大会で『優秀賞』を受賞!
12月23日~24日にかけて熊本県の崇城大学にて
令和5年度 九州高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。
九州各県から、理科に関する探究活動や科学部の研究が
100件(生徒約400人)集まりました!
宮崎北高校からは、化学部門、地学部門、ポスター部門に合計5作品を出展しました。
化学部門は1件です。
「ヒドロキシプロピルセルロース液晶の圧力応答性の数式化(2年生)」
圧力によって虹色に変化する液晶の研究を行っています。
地学部門には2件出ました。
「もっとたくさん流星を見たい!(1年生)」
ペルセウス座流星群の観測結果から、流星をたくさん見る方法を考察しました。
「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性(2年生)」
「太陽黒点が多い時に、渡り鳥が迷う」のは本当かを大量のデータから分析しました。
ポスターにも2件です。
「段差でこけない自転車(2年生)」
段差に乗り上げたときに自転車がコケない条件をモデル実験とプログラミングで研究しました。
「消しかすからPVCを効率的に取り出す(2年生)」
学校で大量に出る消しカスから、消しゴムを再生できないか研究しています。
そして今回…
見事、地学部門の「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性」が優秀賞を受賞しました!
おめでとう!
この受賞作品の要旨はこちら。
さて、生徒達の研究は今後も続いていきます。
今回は、九州各県の代表作品を観覧できたうえ、活発な質疑応答も経験しました。
学び多く、次に繋がる大会となりました。
九州は理科の探究活動のレベルが高く、学生科学賞の上位受賞校の約1/3が九州の高校生であるほど
激戦区です。
今後も九州の高校生たちが切磋琢磨してほしいですね。
科学部の全国大会進出が決まりました!
11月3日に宮崎市にて行われた
令和5年度宮崎県高文連自然科学プレゼンテーション大会にて
本校の科学部が物理、化学、地学部門で最優秀賞に輝きました!
4分野のうち、3分野で最優秀賞を頂くのは初めてです。
これにより、来年8月に岐阜県で行われる
全国高等学校総合文化祭自然科学部門への出場が決まりました!
選ばれたのは以下の3作品です。
物理分野「段差でこけない自転車」
化学分野「ヒドロキシプロピルセルロースの圧力応答性の数式化」
地学分野「太陽フレアがヨーロッパコマドリに与える影響」
今後とも応援よろしくお願いいたします!
1年サイエンス科「県北フィールドワーク」を行いました!
8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第3回目の「県北フィールドワーク」を10月7日(土)に行いました。
※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」
※第2回目はこちら→第2回「青島フィールドワーク」
雨が心配されましたが、この日も快晴の中、日向・日之影・延岡の地質と植生に注目して観察しました。
今回も宮崎県総合博物館の岩切先生(植生担当学芸員)と福島先生(地質担当学芸員)に講師をしていただきました。
最初に「フクトが浦海岸」にて地質と植生の観察を行いました。
尾鈴山火山の噴火による溶結凝灰岩や柱状節理が作る景色について学びました。
また、前回に引き続き海岸性の植物の特徴などについて学びました。
次に「権現崎」へ移動し、照葉樹林などの観察を行いました。
スダジイ、盤根、イヌビワ、ギャップ、陰樹、・・・
「日之影町旧役場前の河原」へ移動し、地質に関する観察を行いました。
付加体、溶結凝灰岩、緑色頁岩、石灰岩、斑状花崗岩、チャート、・・・
「槙峰・梁崎橋」へ移動し、枕状溶岩の観察を行いました。
最後に「比叡山展望所」へ行き、地質と植生の観察を行いました。
前回のフィールドワークを生かして写真の撮り方やメモの取り方が良くなっていました。
後日振り返りを行い、プレゼン作成に向けて班でまとめて話し合う姿も見られました。
次回はいよいよ11/1(水)~3(金)で行われる「屋久島フィールドワーク」!!
1年サイエンス科「青島フィールドワーク」を行いました!
8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第2回目「青島フィールドワーク」を9月30日(土)に行いました。
※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」
快晴の中、約2時間半かけて青島神社周辺を地質と植生に注目して観察しました。
今回も宮崎県総合博物館の岩切先生と福島先生に講師をしていただきました。
弥生橋手前の砂浜で、青島の地質や海岸性植物の概要などを説明していただきながら観察がスタートしました。
鬼の洗濯岩では地質に関する説明や観察を行いました。
砂岩・泥岩の違い、どうやってできたのか、コンクリーションとは、・・・
青島神社では2グループに分かれて、神社前の地質観察と、神社内の植物観察を行いました。
節理とは、クワズイモ、・・・
その後、神社を1周しながら地質と植生について観察を行いました。
初めてのフィールドワークでしたが、いろんなものに興味を持って観察することができました。
写真の撮り方やメモの取り方も実践しながらよい方法を模索中です。
次回は第3回「県北フィールドワーク」です。
県高文祭自然科学部門、3分野で最優秀賞!
9月30日に開催された
宮崎県高等学校総合文化祭自然科学部門にて
本校の科学部が3つの研究分野で最優秀賞を受賞しました!
宮崎市民プラザで開催された本大会。
県内の科学部が集い、日頃の探究活動の成果を発表します。
こちらは宮崎北高校の自転車班。
地道なデータ取得と、プログラミングによる解析を行いました。
本校の科学部は県内でも珍しいほどの大所帯です(笑)
今回は、下記のような受賞結果となりました!
【物理部門】
「段差でこけない自転車の研究」・・・最優秀賞!
「空間ノイズキャンセルによるカエルの鳴き声の消音」・・・生徒投票賞
【化学部門】
「セルロース誘導体液晶の圧力応答性の研究」・・・最優秀賞!
「消しかす中のPVCを効率よく集める方法」・・・優秀賞
【地学部門】
「太陽フレアの発生と生物の生起頻度の低い行動との関係」・・・最優秀賞!
「宮崎県沿岸の地形とマイクロプラスチックの分布」・・・優秀賞
ACT-SI3「3年サイエンス科 日本語論文」作成中!
2学期に入り,3年サイエンス科生は各チームで行ってきた研究を「日本語論文」にまとめ上げています。
各チームとも端末を使い共同編集するなど,論文執筆を加速させています。
論文が仕上がったら,各チームとも添削指導を受けて,論文の精度を高めていきます。
日本語論文が終わると,次は「英語論文」作成に入ります。3年サイエンス科生の活躍がまだまだ続きそうです。
フィールドワーク「博物館研修」を行いました!
1年サイエンス科はプレ探究活動としてフィールドワーク「宮崎・屋久島研修」を行います。
8月末から10月にかけて宮崎で地質と植生について学び、11月上旬に屋久島で地質と植生について学ぶという企画です。
全部で4回シリーズとなっており、今回は第1回目「博物館研修」を行いました。
8/26(土)午前中に博物館にて研修を行いました。
全体で挨拶を行った後、2グループに分かれて講座を受けました。
県総合博物館の岩切勝彦氏に植生の講座を行っていただきました。
県総合博物館の福島佑一氏に地質の講座を行っていただきました。
座学だけでなく、標本や展示物を見ながらの説明もあり、より深く理解できたようです。
また、フィールドワークの要である「見る」ということも意識できました。
次回は9/30(土)に青島にてフィールドワークを行います。
「理系女子支援講座」を農業試験場にて行いました!
8月4日(金)に宮崎県総合農業試験場にて第13回理系女子支援講座を行いました。
まず始めに農業試験場の概要を副場長に説明していただきました。
次に畑作園芸支場の與田 眞音(よだ まお)様に講演をしていただきました。
女性研究者としての歩みやご自身の研究内容についてお話をしていただきました。
その後、女性研究員10名と参加者でグループを作り、フリーディスカッションを行いました。
各女性研究員の紹介や参加者からの質問など、自由に話をしました。
細かいところまで聞くことができたようです。
最後に研究施設を見学させていただきました。
今回は土壌環境部の養液栽培やリアルタイム診断、生産流通部のおいしさ診断について見学しました。
今回の理系女子支援講座も参加者の満足度は高く、農学関係の研究について知る良い機会となったようです。
また、女性研究員がどのように進路選択をしたか、現在どのような生活を送っているかを知ることができ、女子生徒が研究職に進むことを大いに後押しすることができたようです。
イギリスタウンリーグラマースクールの生徒が北高に来ました!
7/18(火)~20(木)の日程でイギリスタウンリーグラマースクールの生徒の留学受入を行いました。
7/18(火)歓迎式・学校紹介・日本語講座・文化体験(書道・美術・音楽)
7/19(水)1日神話研修(青島神社・鵜戸神宮)
7/20(木)国際理解交流会・着物体験・茶道体験・お別れ会
歓迎式は全校で行い、日本舞踊、ダンス、応援団の披露をしました。
神話研修では青島神社や鵜戸神宮を訪れ、宮崎にまつわる神話を学びました。
文化体験などを通して多くの北高生と交流しました。
外部の方にも依頼して着物の着付けも行いました。
2・3年生の希望生徒23名はイギリスの生徒とディスカッションを行いました。
最後に図書室でお別れ会を開きました。
短い日程でしたが、多くの生徒がイギリスの高校生と交流し、国際交流の楽しさを感じてくれたと思います。
10月にはタイの高校生を受け入れる予定です。
ここでも多くの生徒が交流に参加します。楽しみです。
サイエンス科1年生が海洋実習を行いました!
7/19(水)にサイエンス科1年生が海洋実習に行きました。
宮崎海洋高校に協力していただき、実習船「進洋丸」で1日実習を行います。
海洋科学に関する知識の習得だけでなく、将来の科学技術人材として欠かせない本物の体験をすることが目的です。
①事前学習を4回にわたって行いました。
海洋研究やマイクロプラスチック、船上で使う道具などについて事前に学習しました。
今回は昨年度海洋実習を経験した2年生も講師を務めてくれました!
また、「なぜなぜ分析」を行い、実習後のレポート課題をそれぞれ考えました。
②当日は晴天の中、出港しました。
水を採集したり、機関室を見学したり、船員さんに質問したりしました。
③事後学習では採集した水を調査したり、見聞きしたことをまとめました。
科学技術人材になるために良い経験をしました。
今後の探究活動に大いに生かされることを期待しています!
宮崎海洋高校の船員の皆さんにも感謝いたします。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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