日誌

活動報告

 佐土原高校  進路講演会

佐土原高校では、3月14日(月)に、1,2年生(470人)を対象に「進路講演会」が行われました。

当初は1月に計画されていましたがコロナ禍で一旦は中止となりました。

その後先生方の工夫とご尽力により、当日は対面で体育館にて開催することができました。

 

トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話しました。

最後に、「自分にとって幸せとは何だろう」と考えてほしいと、生徒たち全員に私からの1枚の手紙を配りました。

 

質疑応答でも活発な質問や意見が出されました。

「やりたいと思う仕事を、反対されたらどうすべきか?」 

「小さい頃と今で幸せはどう変わったのか?」 

「自分のために仕事をすると考えていたが、人のためになることをするのが仕事だと気付いた」

・・・ 私も答えに窮したりしましたが、本音でのやりとりになりとても充実したひと時になりました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 

五ヶ瀬中等教育学校  「よのなか教室」

3月11日(金)に、五ヶ瀬中等教育学校 前期課程2年生(中2)(39人)を対象に、水永が講話を行いました。この講話は、この日午前中に開催された「令和3年度グローバルフォレストピア調査研究発表会」につづけて企画されたものです。

 

 「探究とはどういう学びだろう」というテーマで講話しました。

社会に出て仕事をする時に求められる力の一つである「答えのない問題に答えを見出す力」をどうやって身に付ければいいのか。旭化成の「変革と成長への挑戦」の事例を紹介しながら話しました。

 

探究をするにあたって、仮説を立て、もう一度見直し、再度仮説を立て直し・・・というサイクルをまわすことが大事なこと。探究とは、決してアイデア列挙だけになってはいけないこと ・・・などを強調しました。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

コロナ感染防止のため生徒たちは教室で、私は別室からオンラインでの講話になりました

                        コロナ感染防止のため生徒たちは教室で、私は別室からオンラインでの講話になりました

 延岡市立 旭中学校1年生 「第一次産業(漁業)を知る」

旭中学校 1年生 (3クラス、83人)では、3月8日(金)に、地域の第一次産業を知るために、北浦町の漁業の現場を訪問しました。コロナ禍での職場訪問には大きな課題もありましたが、先生方の熱意や周到な準備と、迎えていただく北浦漁協の方々の熱心なご協力のおかげで実現することができました。

 

漁は、夜行われます。漁を終えた漁船は、早朝に港に戻ってきます。魚の水揚げの様子を見るためには早朝に港へ行く必要があります。

この日、朝早く7時過ぎに学校をバス2台に乗って出発。港では既に帰港した船でにぎわっていましたが、魚の水揚げはほぼ終わっていました。

生徒たちは、残りの水揚げを見学した後、魚捌き場や加工場などを視察訪問したり、広大な港周辺を漁協の方に案内していただいて見て回りました。

 

昼は、近くの公園で昼食をとり、午後はメヒカリを漁獲してきた漁船の帰港を待って、大漁に湧く水揚げの活況の様子を視察することができました。

 

この視察訪問は、延岡市役所水産課をはじめ関係部局の方々と、北浦漁協の方々のご理解とご協力により実施することができました。皆様のご尽力に感謝を申し上げたいと思います。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

日之影町立 宮水小学校 5,6年生 「よのなか教室」

宮水小学校 5,6年生(22人)を対象に、3月7日(月)に「よのなか教室」が行われました。

「よのなか先生」は、延岡市キャリア教育支援センターのコーディネーター水永正憲と酒井康行でした。

 

水永は、働くということについて、「夢って何だろう」という問いから話し始めました。

「海の魚はどうして塩辛い海の水の中にいるのに、どうして塩辛くないのだろう」という疑問から「イオン交換膜」という技術が生まれ、そこから、塩を作ったり、海水から真水を作る技術が生まれたり、何度も使えるリサイクル電池ができたりする夢のような技術ができたという話を紹介しました。

そして、世の中には実にいろいろな仕事をしている大人がたくさんいることを紹介しました。

 

酒井は、元小学校の校長先生だったことから、自分が学校の先生になったきっかけや、高校では野球を一生懸命していたという話を紹介しました。また、たくさんの失敗をしてきたことも紹介して、子供たちに失敗を恐れないでいいんだよ、と励ましの言葉をかけました。

 

子ども達からの「仕事をして1番よかったことは何ですか?」という質問に対して、二人とも「いろんな人と出会うことができた」こと、そして小学校での出会いやこれからの人生においての出会いを大切にしていってほしいと話しました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

宮崎西高校付属中学校とヨルダンを結んで立志式に向けたオンライン講演会開催

1月28日(金)14:00(ヨルダン時間午前7時)から、宮崎西高校付属中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。

ヨルダンと結んでのオンライン講座は中学校3校目です。

付属中学校2年生2クラス約80名の生徒が各教室で参加しました。

学校で、2月に開催予定の2年生立志式に向けた一連の行事の一貫として、「難民・貧困課題を通して社会貢献を考える~共感力と生きる目的~」をテーマにしての開催でした。

後半の質疑応答では、多くの質問が投げかけられました。

「国際貢献での進藤さんのコンセプトは?」の質問に対しては「最前線で支援して行くこと。

自分のこれまでの外務省勤務⇒現在のUNHCR職員として、さらに2月以降の国際赤十字委員会職員へのキャリアパスを通して、自分の目標が達成されつつあること」を語られました。

最後に生徒へのメッセージとして、「~君たちはどう生きるか!~働くことの意義。正しい目的を持って貪欲であれ。やらない言い訳をつくらない。働くこと自体が社会貢献になる。」等の言葉が送られ終了しました。

生徒の感想文から「今後も様々な活動を通して、普段接することのない多くの人々と触れ合う経験を積むことで“共感する心”を養っていきたい」という声も聞かれました。

グローバル社会の中、海外を拠点に難民・貧困問題に立ち向かっている進藤氏の生き様を通して、自分自身の生き方や進路について、深く考えるきっかけになったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( 文責:西立野)

第10回キャリア教育推進連携表彰「優秀賞」を受賞

延岡商工会議所および延岡市が、文科省と経産省が主催する「キャリア教育推進連携表彰」で「優秀賞」を受賞し、その授賞式とシンポジウムが、1月25日(火)にオンラインで行われました。


 授賞式に先立ち、延岡市では記者説明会を実施しました。


受賞者である、延岡商工会議所の吉玉会頭、延岡市の読谷山市長から、受賞の言葉とご挨拶をいただきました。詳細については、夕刊デイリー新聞(1月29日付)と、宮崎日日新聞(2月1日付)に掲載されています。


 今年度は、「キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等 文部科学大臣表彰」を県内では下記の4団体が受賞しています。

  ・綾町立 綾中学校

  ・高鍋町立 高鍋西中学校

  ・小林市キャリア教育支援センター

  ・都農町教育委員会



(文責:水永)

細野中学校とヨルダンを結んでのオンライン講座

1月13日(木)14:15~(ヨルダン時間午前7時15~)から、細野中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。

「より良き未来を考える特別講演会~貧困課題と難民課題~」というテーマで、キャリア教育の一貫として、全校生徒約130名が各クラスで参加しました。

「世界の貧困や難民等の問題を具体的に聞くことによって、持続可能な社会の実現について考える(SDGs・自律・貢献)機会とする」ことを目的としての開催でした。

前半45分が講演、途中10分間の休憩をはさみ、後半45分で質疑応答の時間で開催されましたが、各学年、各教室からの質問が矢継ぎ早に出て、今回も予定時間をややオーバーする程でした。生徒からの「国際貢献等で自分達に出来る事は何か?」の質問に対して、進藤さんからは「先ずは、足元(地元)にある地域課題等に興味関心を持つことから始める事やハガキ回収に取り組んでいる学校の紹介」がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)

延岡市「地域コーディネーター」の方々との交流が始まりました

 12月21日(火)に、延岡市の「地域コーディネーター会議」に、オブザーバー参加させていただきました。広報用展示パネル作成に関しての情報交換や、実践事例集の作成についての意見交換などが行われました。



その後に行われた自由意見交換は、とても充実していて、刺激的でした。

コーディネーターの方々の、子供たちへの温かい視線や、熱い思いが伝わってきて感動しました。


 延岡市には、地域コーディネーターが、12名おられます。

学習支援ボランティア「はげまし隊」の支援や、様々な地域学校協働活動に取組んでおられます。

これから、キャリア教育支援センターのコーディネーターとも、連携・協働していければ活動がさらに充実するのではないかと思いました。


 これからのコラボレーションを探っていきたいと考えています。

(文責:水永)

延岡市立旭中学校2年生「職場訪問」

 旭中学校 2年生(65人)では、コロナ禍で職場体験が難しくなったため、替りの体験学習として12月10日(金)午前中の4時間をつかって「職場訪問」(バスで)を実施しました。


昨年は中止せざるを得なかった体験学習を、形を変えてでも何とか経験させてやりたいという先生方の強い思いから実現したものです。


 学びを深めるため、「働く人々を観察し、インタビューして次を探る」というテーマを設定しました。

   ・どんな様子で働いているか(働く姿)

   ・働く人はどんなことに気を配っていたか、どんな工夫をしていたか




 訪問先は次の企業でした。

  Aグループ   旭化成株式会社 延岡支社 展示センター

          ミツワハガネ株式会社

          富士チタン工業株式会社

  Bグループ   株式会社中園工業所

          センコービジネスサポート株式会社

            旭化成株式会社 延岡支社 展示センター


移動するバスの車内では、延岡市工業振興課の職員の方が、延岡市の工業政策について話をしていただきました。


 訪問先企業の選定や依頼などを、コーディネーターの水永がお手伝いさせていただきました。

(文責:水永)

高鍋西中学校とヨルダンを結んで 「SDGs×平和」学習セミナー開催

 

 12月10日(金)13:30(ヨルダン時間午前6時30)から、高鍋西中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。

ヨルダンと結んでのオンライン講座は中学校初開催です。

高鍋西中学校2年生2クラス73名の生徒が、各教室で「進藤さんから難民などの世界状況を聞き、自分の生き方を考えよう」というテーマで、後半の質疑応答も含めて1時間40分にわたり、予定時間を10分程度オーバーする程の生徒からの質問等も多くありました。

この日に先立つ8日(水)には、各クラスで事前課題の動画(アフガニスタンの難民少女を扱った動画)を視聴し、感想をまとめたり質問等を事前に考えたりする時間も設定されました。

これまで総合的な学習の一貫で、1年時には「SDGs×環境」を、2年時には、「SDGs×平和」をテーマに学習を深めてきており、そのまとめとしてオンライン講座でした。

現在、学校で実施している「はがき集め」や「募金活動」等も含めて、さらに自分達に出来ることは何か、また、将来の自分の生き方を改めて考えさせる良い機会になったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)