活動報告
延岡市立 旭中学校2年生 「よのなか教室」 (職業人講話)
7月15日(金)、旭中学校2年生(80人)に「よのなか教室」として、5人の職業人による講話が行われました。2年生では、7月から2学期の間に、「職業調べ」に取組む予定で、それに先立ち身近な大人に学ぶ機会を設けたいというねらいで企画されました。
生徒たちは5人×16班に分かれ、ジクソー方式で5人の講師の話をそれぞれで聞き、その後
「どんな想いで働いているのか? 身近な人から学ぼう」 というテーマで共有していきました。
講師は次の5名の方々でした。
「教育・公務員」 酒井康行さん (延岡市キャリア教育支援センター)(元小学校校長)
「医療」 黒木ひろ子さん (歯科衛生士)(口腔隊(口と体の健康づくり)で活動)
「農畜産業」 吉玉勇作さん (株式会社吉玉畜産(延岡よっとん)(代表取締役)
「起業家・経営者」 日高耕太郎さん (日高勝三郎商店)(森林環境事業・椎茸茶木炭製造販売)
「地域活性化・人づくり事業」 薮崎富子さん (延岡市経営政策課、延岡こども未来創造機構)
コーディネーターの水永の方で講師の選定と依頼を担当しました。
(トータルコーディネーター 水永)
林業とSDGsについて語る日高さん ご自身の教師経験や失敗談を語る酒井さん
宮崎大学附属中学校1年生 「探究学習」で講話
7月4日(月)に、宮崎大学附属中学校1年生(160人)に、「探究学習」をさらに深める目的で、水永正憲が講話を実施しました。
テーマは、「探究するということ」
1)これから求められる人財とは「新しいことに挑戦できる人」
2)旭化成の変革と成長への挑戦
3)変化の本質は何か? と問う
4)「探究」とは何か、 何故いま求められているのか
講話の後、グループワークを行うことになり、次のテーマで議論・意見交換してもらいました。
「AIが人間を超える(シンギュラリティ)と思いますか」
ワークに先立ち、シンギュラリティについての概要説明と、賛成者(ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、孫正義)、否定論者(ジェリー・カプラン、マルクス・ガブリエル、新井紀子)の意見を紹介しました。(また、事前に資料も配布して準備もしてもらいました)
*宮大附中の1年生は「仕事を体感する」ことをコンセプトに探究的委員会活動の実践に取組んできています。探究的な見方・考え方を取り入れつつ委員会活動をすることで、仕事観の広がりや深まりが期待されています。PDCAサイクルに則り、委員会活動を循環させる中、各委員会は「問題発見」「課題解決に向けた取組」を少しずつ体感しているところだそうです。
*夏休みを前に、実際の社会で働くとはどういうことか、問題発見や課題解決の実際にについて、外部の講師からご教授いただくことで、自分たちの探究委員会活動を振り返ること、また夏休み明けの活動の見通しなどを得るきっかけにしたいと考えて、企画されました。
(トータルコーディネーター 水永)
講義後には、グループワークも実施された
佐土原高等学校で地元事業者からの課題解決学習を実施しました
2022年6月23日(木)、佐土原高等学校にて地元事業者(パン屋のリビエール)をお招きして課題解決学習を3年生を対象に実施しました。キャリア教育担当の先生より、「生徒たちが今後面接等で自分の意見を言えるように、地元事業者が悩んでいることに対してアイディアを出す等の経験をさせたい」という依頼から実施になりました。
当日は、事業者の現状や抱えている課題を赤裸々に語ってもらった後に生徒たちがディスカッションしながら自分達のアイディアを創っていきました。アイディアを聞いた事業者からは、「考えてもみなかったアイディアで驚いた」など生徒たちの発想を喜んでいました。
今後も、気軽に相談いただけるように活動していきます。
(記載:稲田)
延岡市立 恒富中学校2年生 「よのなか教室」で講話
6月23日(木)、恒富中学校2年生(81人)に、「よのなか教室」で、水永正憲が講話をしました。
この授業のねらいは、次の通りでした。
1)子どもたちが将来を考えるきっかけにするため
2)子どもたちがなぜ学ぶのかを学ぶため
3)子どもたちが自立できる力を身につけるため
テーマは、 「君たちはどう生きるか 君たちの未来は可能性に満ちている」 でした。
(トータルコーディネーター 水永)
夕刊デイリー新聞から (抜粋)
広瀬中学校でキャリア教育の授業を実施しました
2022年6月22日(水)、広瀬中学校でキャリア教育の授業を3年生を対象に実施しました。キャリア教育担当の先生から、「これからのキャリア選択について」「受験勉強について」を生徒に話してほしいと言う依頼から実施することになりました。
宮崎市エリア担当コーディネーターの稲田自身の人生グラフをもとに、キャリア選択する際の考え方やアドバイス、A.IやWeb3.0などのこれからの社会状況をもとに生徒自身のキャリアを考える時間を設けました。また、これから受験ということもあり受験勉強のアドバイスなども実施しました。
残り少ない中学時代を大切に過ごしてほしいと思った時間でした。
(記載:稲田)
西都市小中学校 教職員 「キャリア教育研修会」に参加
6月22日(水)、西都市小中学校教職員(60人)を対象に、キャリア教育研修会として「クロストーク」が開催され、講師の一人として参加しました。
テーマは、「地域との協働による人財育成のあり方」でした。
講師は、田﨑友教さん(高千穂町役場)と、天野朋美さん(椎葉村に移住後、合同会社UIキャストを設立)のお二人でした。
次のような内容でクロストークが行われました。
「地域において学校とどのような協働を行ってきたか」 (田﨑、天野)
「高千穂高校魅力化推進の取組」 (田﨑)
「移住の理由と地域住民としての活動」 (天野)
「小括コメント」 (水永)
「これらの活動を通してどんな手応え(成果)や課題を感じているか」 (田﨑、天野)
「地域との協働の意義や効果をふまえて 総括コメント」 (水永)
(トータルコーディネーター 水永)
研修会の案内チラシ
日向市倫理法人会 「経営者モーニングセミナー」 で講話
6月14日(火)早朝6時から開催された「経営者モーニングセミナー」(25人参加)で、水永正憲が講話を行いました。
テーマは 「育むということ これからの時代に求められるキャリア教育」でした。
地元の経営者の方々に、キャリア教育の取組を知って理解していただける絶好の機会になりました。この会に集われている経営者の方々は、幅広い学びにとても熱心で、地域づくり活動などにも積極的に参画されています。
「ありがとうカード」という感想とメッセージを書いたカードを全員の方々からいただきました。
「おぼろげに思っていたキャリア教育という分野が、とても分かりやすく自分の頭にすんなり入ってきました。大変心に響きました。1時間では足りない学びの時間でした」
「是非! 私もキャリア教育に関わらせていただきたいです! 朝から感動しました」
「私もワクワクするようなお話で、「よのなか教室」はとてもステキだと感じました」
(トータルコーディネーター 水永)
いただいた「ありがとうカード」の一枚から
日南市立 吾田中学校、飫肥中学校で 「よのなか教室」 講話
6月10日(金)、午前中に吾田中学校2年生(135人)で、午後に飫肥中学校2年生(57人)で
水永正憲が、「君たちはどう生きるか 君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話を行いました。
吾田中では、キャリア教育に関する講話として行われ、「働くこと」「学ぶこと」について考えを深めました。この後、何人かの社会人をお迎えして体験談などを聞き意見交換も行われるそうです。
飫肥中では、2学期に予定されている職場体験に備えて、「何故働くのか」を考え将来への意欲を高める場としたいと企画されたものです。
生徒たちの感想文には次のような思いがつづられていました。
「未来の社会がどんどん成長していき、新しいものが生まれたりしていくのが楽しみになりました」
「私が今まで思っていたことは、自分の趣味をするということで、仕事は自分の好きなことを人のためにすることだということを学びました」
「感謝されるより、感謝したいと思うことの方が幸せという言葉がとても印象深く残りました」
(トータルコーディネーター 水永)
講話を前に準備する飫肥中の生徒たち
延岡高校 普通科2年生 「SDGs課題研究」がスタート
延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。
普通科2年生(160人)は、昨年1年生の時に「プレ課題研究」を通して、課題テーマを設定しました。今年は、その課題テーマについて探究学習に取組みます。
企業OB(理科系と文科系シニア)の方々8名にアドバイザーとして就任いただき、6月8日から2月15日までの約1年間で合計9回学校に出向いてもらいアドバイスをお願いしています。
テーマの分野は、「物理」8班、「化学」6班、「生物」8班、「数学」5班、「人文社会」14班です。
アドバイザー就任は昨年から取組み、今年で2年目になります。今回は最初に先生方との事前打合せを何度か行い、アドバイザーと先生方との役割分担のあり方、生徒たちの主体性を引き出すアドバイスのあり方など、真剣な意見交換が行われました。
今年は、九州保健福祉大学の竹澤真吾教授に3回の講義を行っていただき、研究のすすめ方やデータ分析・統計などをさらに専門的に深めることになりました。
なお、この講義はMS科2年生(77人)にも別日程で行われています。
4月27日(水) 講義① 「研究の方法・すすめ方について」
5月25日(水) 講義② 「データ分析・統計について」
11月 9日(水) 講義③ 「論文・ポスターのプレゼンについて」
(トータルコーディネーター 水永)
アドバイザーによる指導の様子
延岡高校 MS科2年生 「STI課題研究」がスタート
延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。
MS科2年生(77人)は、昨年1年生の時にメンターに課題テーマを提示してもらい、探究学習を経験してきました。今年は、自分達で課題テーマを設定して、探究学習に取組みます。
テーマの分野は、「物理」、「化学」、「生物」、「数学」です。
昨年メンターを担当いただいた方々5名が、今年も引き続いてメンターとしてご指導アドバイスをいただきます。4月26日にオリエンテーションが行われ、6月7日からメンター指導がスタートしました。来年2月まで6回のメンター指導が予定されています。
6月7日の第一回メンター指導日には、各班の生徒が「研究の動機・研究方法・仮説・研究計画など」について説明、その後各班に分かれて研究を行いながらメンターのアドバイスを受けました。
今年は、九州保健福祉大学の竹澤真吾教授に3回の講義を行っていただき、研究のすすめ方やデータ分析・統計などをさらに専門的に深めることになりました。
なお、この講義は普通科2年生(160人)にも別日程で行われています。
4月26日(火) 講義① 「研究の方法・すすめ方について」
5月17日(火) 講義② 「データ分析・統計について」
11月29日(火) 講義③ 「論文・ポスターのプレゼンについて」
(トータルコーディネーター 水永)
生徒たちに語りかけながら講義をされる竹澤教授 6月7日 第一回メンター指導日
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