日誌

活動報告

延岡高校SSH MS科1年生 探究学習のメンター指導が開始

6月28日に、延岡高校メディカル・サイエンス科1年生(2クラス、79人)での探究学習の「メンター指導」がスタートしました。


 メンターとは、社会人の方々に月に1回位学校に出向いていただき、生徒たちの質問に応え、探究学習にアドバイスや指導をしていただくものです。来年3月まで、6回の指導を予定しています。メンターの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。

 

メンターの方々は次の通りです。

1) 長谷川幸樹さん (旭化成株式会社 セオラス技術開発部)

2) 阪田慶一郎さん (旭化成株式会社 不織布技術開発部)

3) 道川功実子さん (旭化成メディカルMT株式会社 バイオプロセス技術開発部)

4) 内村 任史さん (吉玉精鍍株式会社 技術部 開発技術係)

5) 児島 謙二さん (延岡市役所 水産課 水産振興係)


 1年生では、課題テーマをメンターの方々に設定していただきます。今回提示されたテーマは次のようなものでした。

 ・液体の不思議について科学する ~人間も液体の上を走れる!?~

 ・PETボトルから繊維をつくる

 ・青果物中に含まれるビタミンCの定量

 ・金属と抗菌性

 ・水産加工品の科学 ~冷解凍と塩分の作用に関する研究~


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(文責:水永)

延岡市立岡富中学校2年生 職場体験に替えた「社会体験バスツアー」

 6月25日(金)、岡富中学校2年生(3クラス、112人)では、例年実施していた職場体験に替えて。次のような目的を定めて、「社会体験バスツアー」を行いました。

・延岡の「ものづくり」やそこで働く人々との関わりを通じて延岡を体験する。 

・「働くこと」への魅力をみつける。

・企業の理念や、働く人々の思いを写真で表現する。


 この日、バス3台に分乗して、「新海屋(北浦町)」、「亀山工業(延岡)」、「上田工業(延岡)」を訪問しました。これをもとにさらに学びを深めて、「写真で綴る企業の物語」をつくり、10月に開催されるコンテストに向けて取り組んでいきます。

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これに備えて、次のような事前学習が組まれました。

講師の依頼などを、トータルコーディネーターの水永が担当しました。

1. 6月4日(金)に、「起業よのなか教室」として、3人の起業家の方々に、新しく起業されたり、

新しく事業を始められた時の思いと、喜びと苦労を、語っていただきました。

・甲斐慶太朗さん (erinoa design lab 代表)

・佐々木由美さん (マッチングサロン DATE 主宰・カウンセラー)

・松田 陽子さん (城山ふとん店 店舗責任者)


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2.6月11日(金)に、「働く意味、起業を考える」というテーマでの講話が、水永正憲(延岡市キャリア教育支援センター長)を講師として実施されました。

3.6月18日(金)に、「カメラ店の社長に学ぶ」と題して、カメラ店社長の甲斐靖一さんに講話と、写真の撮り方などを実技で指導していただきました。

(文責:水永)

えびの市立飯野中学校にて「えびのお仕事図鑑プロジェクト」を実施

えびの市立飯野中学校にて、24日、25日の2日間をかけて「えびのお仕事図鑑プロジェクト」を実施しました。コロナの影響で職場体験が中止になり、ぽっかり空いた2日間。コーディネーターの羽田野に何かできないかとご相談をいただき、先生方と一緒に作り上げてきました。

 
内容としては、えびので働く大人にインタビューを行い、記事を作成し、冊子にして地域で配布するというもの。
えびの市商工会様にこの冊子作りという仕事の発注者になっていただき、生徒たちはそれを請け負うという形の職業体験です。

一日目は羽田野のオリエンテーションに始まり、本業の傍ら地域のことを発信するフリーペーパーを作られている上水流さんによる取材・記事の書き方講座。(お忙しい中でものすごく分かりやすい講座をしていただき、感謝しかありません、、、)

そこからグループごとにインタビューの準備を行い、午後にはインタビューの本番。なんと16名もの方に学校にお越しいただき、4名1グループ×2回、生徒たちの質問にお答えいただきました。
インタビュー終了後は聞きたい方に話を聞きに行ける自由交流の時間とし、様々な方の仕事や生き方に触れていました。

二日目は一日かけて記事の作成。
タブレットで撮影した動画を見返しながらインタビューを振り返り、聞いた内容の整理、構成の検討、記事化、キャッチコピー作りと紙面の作成に取り組みました。
今日の最後に2日間を振り返って終了。あとは来週の総合の時間で仕上げを行い、再来週に発表会を行います。

最終的な冊子は、ご協力いただいた方々の確認や先生方の校正も経て印刷し、夏休み明けに完成予定です。完成したら商工会や市の窓口にも置いていただきます。
7月18日のUMK「のびよ!みやざきっ子」でも紹介されますので、宮崎の皆様はぜひチェックしてください!
(文責:羽田野)

日南市立吾田中学校で4名のよのなか先生が講話を行いました

日南市立吾田中学校の2年生向けに、4名の「日南よのなか先生」が講話を行いました。
この日、来てくださったのは、日南市を中心に塾の経営をされている河野通博さん、スパイスカフェヒトツブのオーナー小玉幸太郎さん、訪問看護師をしながら日南市議会議員も務める鈴村和枝さん、地元建設会社の経営者である永野伸弥さんの4名。
コーディネーターの羽田野がコーディネートを行いました。

 
事前の希望に基づき、4つの教室に分かれて話を聞いた生徒たち。質疑応答も含めて和気あいあいとした雰囲気で進められていました。

生徒たちからは
・働くことのイメージが変わった
・勉強への意義が見いだせなかったが、頑張りたいと思った
・大人を身近に感じた
など様々な前向きな感想が寄せられました。
(文責:羽田野)

高千穂高校の教員研修会にて講師を務めました

高千穂高校の先生方の研修にて、コーディネーターの羽田野が講師を務めました。
テーマは「キャリア教育について」
すごく広いテーマでしたが、基本的なところから目線合わせをしたい、とのことで、キャリア教育が必要な背景から文科省の定義、そこからの私なりの解釈、教科や総合的な探究との関わりについて、少しずつポイントを絞ってお話をさせていただきました。
1時間という限られた時間でしたが、変化していくキャリア教育の現在地が分かった、探究とキャリア教育はそれぞれ別でやらないといけないと思っていたが連動できると分かって良かった、といった感想をいただくことができました。
(文責:羽田野)

宮崎市田野中学校で5名の社会人講師にお越しいただきました

たくさんの社会人講師の方にご協力をいただき、宮崎市立田野中学校の受験を控えた中三生約90名に、講話やSDGsプロジェクトのためのワークショップをしていただきました


お話いただいたのは、こちらの5名の講師の皆様です。

●一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 教育イノベーション推進専門官の中山隆さん


●宮崎県キャリア教育支援センターコーディネーターであり、教育プランナーとして県内全域で活躍されている羽田野祥子さん

●児湯郡新富町地域おこし協力隊でありSDGsカードゲームGetThePoint公式ファシリテーターの竹内庸公さん

九州最大級の家具専門店「宮崎リサイクルショップファニクル」オーナーの葛原秀雄さん

●二児の母であり、ファイナンシャルプランナーなど金融業界でのお仕事をされている、緒方薫さん


ご支援をありがとうございました!

羽田野さんには「中学生の『いま』と『働く』の関係」について、5限目6限目2クラスへお話いただき、竹内さんには2時間ぶっ通しでSDGsカードゲームをお任せ。

中山さんは、話す内容を三つも用意してくださり、その場で生徒に興味があるものを

選んでもらって、1コマ分話すという即興での授業を展開してくださいました。


ファニクル葛原さん、ファイナンシャルプランナー緒方さんはキャリアの山登り型、川下り型のリアル事例としてお話いただきました。

先月、田野中三年生全クラス90名に向けて、講話で山登り型・川下り方の話をしたところだったので紐付けてヒントにしてもらえるように最初の5分だけ復習の時間を取りました


三教室回っていて、サポートが十分にできていなかったりもしたのですが各教室で講師の方がどんどん進めてくださいました。


日常では関わることのなかなかない、面白くてカッコいい大人の方に入っていただけたおかげで、様々な視点に触れるきっかけづくりができました。

生徒たちも真剣に聞いていましたが、なにより先生方も興味深く聞かれていたような空気でした。

(文責:福島)

清武中学校でキャリア教育講話実施

6月17日(木)に、清武中学校で中学3年生120名を対象に、キャリア教育講話を実施しました。「なぜ働くのか」「仕事と職業の違い」について、人生を振り返りながらお話ししました。キャリア形成では、クランボルツの計画的偶発性理論をもとにお話をしました。研究ではキャリアの8割は偶然で起きており、その偶然を引き起こす5つの行動指針についてお話ししました。

(文責:稲田)

延岡市立旭中学校3年生で「課題探究学習」がスタート

旭中学校(2クラス、75人)では、4月から半年間をかけて、「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える」というテーマで課題探究学習に取組むことになりました。


 4月30日にオリエンテーションが行われ、導入(「問題に出会う」ステージ)として、3つの社会人による「よのなか教室」が開催されました。


1.5月21日(金)に、「探究とはどういう学びだろう」と題して、トータルコーディネーターの水永正

憲が講話をしました。

変わる・変えるということ、10年後の世の中をそうしたら想像できるのだろう、探究するとはどういうことだろう・・・という話をしました。

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2.5月28日(金)には、延岡市企画課の山本拓朗さんが、「10年後の世の中を考える」というテ

ーマで、「延岡市人口ビジョン」と「延岡新時代創生総合戦略」を紹介していただきました。


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3.6月11日には、株式会社シンク・オブ・アザーズ代表取締役の難波裕扶子さんが、「SDGsを学ぶ、SDGsから学ぶ」というテーマで講話とグループワークを行っていただきました。

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日南市立吾田中学校の2年生向けに講話を行いました

吾田中学校の2年生向けに、コーディネーターの羽田野が講話をしました。
テーマは「働くことの未来」
みなさんは、どこで、どのような生き方をしたいですか?と投げかけつつ、今後の社会や仕事の変化、私のこれまでについてお話をしました。

 

質疑応答では質問してくれる子が結構いて、
・どんな仕事がなくなっていくんですか?
・新しく生まれる仕事はいくつくらいあるんですか?
・今のうちにやっておくと良いことは?
・何歳なんですか?(笑)
などの質問に答えました。

この後の6/25、7/2にはそれぞれ4人の日南のよのなか先生に来ていただき、生徒さんたちは希望する方の話を聞くことになっています。つまり、私を含めて3人の生き方に触れるかたちです。また、ジグソー法になっていて、聞けなかった方の内容も班のメンバーから共有を受けるので、実質的には9人分と言えるかもしれません。
コロナで職場体験が中止になってしまった代わりではありますが、様々な生き方に触れて、考えを深めてもらえたらと思います!
(文責:羽田野)

宮崎市立田野中学校でSDGsカードゲームを実施しました

児湯郡新富町の地域おこし協力隊としても活動する、竹内庸公さんをお招きし、田野中学校3年生のSDGs・探究学習・発表の企画支援をさせていただきました。

これまで、クラス担任の先生で協力しながらSDGs学習を進めてきた田野中3年生。
ゲーム感覚で楽しくさらに自分ごとで考えるきっかけになったようです。


(文責:福島)

大宮中学校中学2年生を対象にこれからのキャリア形成について講話

6月10日(木)、宮崎市立大宮中学校の2年生の189名対象に「これからの社会変化や将来のキャリア形成」について、講話を実施しました。
大きく分けて3つのことをお話しました。
・世界と日本の現状
・Society5.0の中で仕事をする
・これからのキャリア形成
代表生徒から「自分の将来について最近モヤモヤしていたけど、今日の話を聞いて考えが変わって、スッキリしました。ありがとうございました。」と言葉をいただきました。
(文責:稲田)

商品開発の視点から学ぶ探究学習の支援。ゲスト:菓te-ri代表 椎葉昌史 氏

6月4日(金)に、延岡商業高校ギブハピネス研究の授業で外部講師として菓te-ri代表 椎葉昌史 氏を招聘して商品開発について授業を行ってもらった。椎葉氏より「地域課題を解決するビジネスモデル構築」や「商品開発の過程」について講話をいただいた。生徒15名は、地域にある資源の活用や実践事例を学んだ。
(文責:稲田)

延岡市立旭中学校3年生「課題探究学習」のメンターによる指導

6月4日(金)に、旭中学校3年生の「課題探究学習」のメンターによる指導がスタートしました。

旭中学校(2クラス、75人)では、4月から半年間をかけて、「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える」というテーマで課題探究学習に、社会人メンターの方々にアドバイス・指導をいただきながら取り組んでいます。メンター就任の依頼などをトータルコーディネーターの水永が担当しました。


メンターに就いていただいたのは次の方々です。(6つのグループ毎にお一人です)

①「商業施設・交通機関」 山田翔夢さん(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 エンクロス)

②「医療福祉」 小原大輔さん(延岡市 健康長寿のまちづくり課健康長寿推進係)

③「農業・水産業・工業」  川西宏和さん(延岡市 農業畜産課 農産園芸係)

④「観光」 荒木俊輔さん(一般社団法人延岡観光協会 事務局)

⑤「食」 野上了輝さん(延岡市 観光戦略課 物産振興係)

生徒たちは、5~6人で1チームを編成して、上記の6つの各グループ毎に2チームが同じテーマに取組みます。そして、それぞれ主体的な取組みと、多様な展開になることをめざしています。

各グループ毎の課題テーマは「ミッション」として、メンターに提示いただきました。

メンターの方々には、10月の最終発表まで4回(各回2時間)指導していただく予定です。

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日南市立油津中学校1~3年生 「総合」のスタート講話

6月4日(金)に、油津中学校 1~3年生 (159人)の「総合的な学習の時間」のキックオフにあたって、コーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか」と題して講話を行いました。


 ・自分にとって幸せとは何だろう? 

宮崎の若者たちが「やりがいのある仕事が見つけられない」と苦悩していること

社会(将来)を考えさせきれていない学校と家庭の教育について

 ・君たちが漕ぎ出す社会は、可能性に満ちている

 ・多様な「働くすがた」がある

 ・自分にとって幸せとは何か? を考えることが大事

という話をしました。


 今年度の「総合的な学習の時間」では、

1年生は「日南ふるさと学」に

2,3年生は「探究活動」に取組む予定です。

全学年で、11月26日に「キャリア教育発表会」を行い、半年間の学びの成果を発表することになっています。
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(文責:水永)

宮崎市立田野中学校でキャリアに関する講話を行いました

「あなたは山登り型?それとも川下り型?自分らしいキャリアプランニングについて考えてみよう」
というタイトルでお話しさせていただきました。
質問は
●どうやって進路を決めるといいですか?
●自分の長所や得意なことについて、どうやったらわかりますか?
という内容がでました。

ひとつ目については、答えはいくつもあるということやもう決めたお友達にどうやって決めたか聞いてみよう、という話をしました。
二つ目については、個人的な意見になるけどと前置きしたうえで、とにかく色んな人と接すること。そして、そのとき持った感情に正直になること。
とお話しさせていただきました。

少しでも今後のヒントになっていたら嬉しいです。

(文責:福島)

高校進路指導主事向け研修会にて講師を務めました

宮崎県の高校進路指導担当主幹教諭・進路指導主事会の研修にて、コーディネーターの羽田野がお話をさせていただきました。

いただいたお題は「面接(就活も受験も)のオンライン化にどう対応するか」
オンライン面接も多数経験されている、とある企業人事の方をゲストに、前半はお話いただき、後半は私や参加者からの質問をしつつ、私も経験や考えをお伝えしつつ、という形で進めました。

主題はオンライン面接でしたが、採用側は受験者の本質(その人らしさ)を見たいということで、小手先の対策だけではなく、キャリア教育や探究の意義についても話が及びました。
採用をする企業側の意見を聞く機会はなかなかないので、非常に有意義な場になりました。
(文責:羽田野)

延岡高校SSH MS科1年生で「連続講話」

延岡高校メディカル・サイエンス科1年生(2クラス、79人)では、令和3年度1年間を通して、「SDGsフィールドワーク」という探究学習に取組みます。その導入として、3つの「連続 講話」が行われました。


1. 5月10日(月)には、「探究するということ」というテーマで、県キャリア教育支援センタ

ーの水永正憲が講話をしました。

旭化成の変革と成長への挑戦、変化の本質は何か?と問う、探究とは何か・何故いま求められているのか、皆さんへのメッセージ・・・について語りました。

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2. 5月17日(月)には、「研究開発の現場から」と題して、旭化成メディカルMT株式会社 
バイオプロセス技術開発部の高園康隼さんに講話をしていただきました。

オンラインでの開催でしたが、大型ディスプレーに講師の姿も映し出され、臨場感あふ

れる取組みになりました。


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3. 5月24日(月)には、「サスティナビリティと企業」と題して、旭化成株式会社 サスティ

ナビリティ推進部長の徳永達彦さんに講話をしていただきました。

東京からのオンライン開催でしたが、講話後には生徒からたくさんの質問が出され、活発な意見交換が行われました。


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西都市立穂北中学校でよのなか教室を実施しました

隣町の児湯郡新富町より、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構の中山隆さんと、新富町地域おこし協力隊の竹内庸公さんにお越しいただき、インタビュー形式で西都市立穂北中学校の3年生がお話を聞く場をコーディネートさせていただきました。

お二人のこれまでのキャリアや、住んできた場所からみる、「宮崎ではたらく、暮らす」についてのお話は、生徒達が日頃当たり前だと思っていたことの価値を改めて見つめ直すきっかけとなったようです。

また、
●チャレンジするからこそ失敗もあるよ
●大人が失敗している姿に子どもが触れられると、子どもも失敗しやすい
といったお話も出ました。

その流れから、失敗を賞賛するチームビルディングのワークも実施し、子どもたちの笑顔あふれる時間となりました。



文責:福島

日南市立東郷中学校にて講話を行いました

日南市立東郷中学校の2年生向けにコーディネーターの羽田野が講話を行いました。
テーマは「働くって何だろう?」
7月に予定されている職場体験に向けて、将来のことや働くについて考えて欲しいとのご要望を受けて、
私のこれまでのキャリアのこと、大事にしてきたこと、これからの社会の変化などをお話しました。

 
感想を読むと
・お金を稼ぐために働くのだと思っていたけど、違う考え方があるのだと驚いた
・自分のことを考える良い機会になった
・たくさん失敗したと聞いて、自分が失敗しても前を向いて頑張ろうと思った
・人生に色んな生き方があるんだなと選択肢が増えたように思った
・色々なことに挑戦したいと思った
などなど色々な気付きを書いてくれていました。

また、私自身は話すときに「私はこういう性格でこういうことを大事にしているからこう選んだ」みたいに、「私のケースでは」を強調するようにしています。
そのせいか、「自分も同じタイプで共感した」という感想もあれば、「私は違ってこうなのでこうしたい」といった感想もあって、各々の自己理解にも繋がっていたようでした。
(文責:羽田野)

国光原中学校1-2年生を対象にした講和をハイブリッドで行いました

※消毒、マスクの徹底、距離をあけて座る、オンラインを活用するなど、新型コロナウィルス感染予防対策の下、開催されました。

本日、児湯郡にある川南町立国光原(こっこうばる)中学校にて
中学1年生、2年生を対象とする総合的な学習の時間を使って、キャリア教育に関するオリエンテーションを実施し、福島がコーディネートしました。



ご登壇いただいたのは、2名の社会人と0歳の赤ちゃん。
国光原中学校と、宮崎市内の登壇者の自宅をオンラインでつないでのハイブリッドで開催。

1組目は、宮崎市よりオンラインで登壇してくださった 今村 絵梨(いまむら えり)さんと、三番目のお子さんである0歳の文太(ぶんた)さん。
元中学校教師で、3人のお子さんのお母さんでもある今村さん。
オンラインで、赤ちゃんとの登壇を実現してくれました。




育児休暇明けに学校へ職場復帰した際、生徒たちの失敗をこわがる姿に気づいた今村さん。赤ちゃんの時は、自分の「〜〜したい!」にまっすぐ行動できるのに・・・と胸が痛んだそうです。

●失敗は、いつかできるようになるためのプロセスであること
●そのままの自分で素晴らしいこと(もっと自信を持って大丈夫)
というエールを生徒たちに送ってくれました。
 

2組目は、同中学校卒業生である 下地 泰信(しもじ やすのぶ)さん。
川南町で堆肥事業を行う有限会社タヂカラを、先代より正式に事業継承し、代表に就任された26歳の若手堆肥農家です。




堆肥を極めるためにも、農業を知る必要性があると実感し、両方を学べるキャリアを選択され、行動を起こした下地さん。

また、
●勉強だけではなく、楽しみも大事であること
●成長のためには、自分の足りないところ、苦手な部分もありのまま認めること
の大切さをお話ししてくれました。

今後の展望は?という質問には
「堆肥って臭いと思っていますよね?でも僕は、良い堆肥を作ることができれば解消できると思っています。川南町の堆肥は臭くない、を押し出せるようにして町のイメージアップにも貢献したいです」と熱く語ってくれた下地さん。
このお話には、会場中が強くうなづき、下地さんの夢を一緒に共有させてもらえた時間となりました。




先生から「実際に宮崎の外に出てみて感じる宮崎のよさや、川南町外に出てわかる川南の良さってどんなものがありますか?」というご質問をいただき、下地さんからは「人と人とのつながりがあること」との回答。

川南に戻ってすぐ大型の設備を使って堆肥づくりに本腰入れて取り組むつもりだったのが、帰ってきてみればそのあたりの設備を全部お父様が売ってしまった後だったそうです。
t(トン)単位の堆肥を人力で空気を含ませながら切り返す作業を続けている中で、機械を貸そうとしてくれるつながりも生まれたことをお話してくれました。

年度初めのオリエンテーション。生徒たちには少しでも生き方の選択肢が無限にあることを感じ取っていただけていたら嬉しいです。

(文責:福島)

飯野高校のグローカルアントレプレナーシッププログラムに参加しました

コーディネーターの羽田野が宮崎県立飯野高校のE-GEP(グローカルアントレプレナーシッププログラム)に参加してきました。 
 このプログラムは2年間かけてえびの市の未来を創るビジネスモデルを作るというプログラムで、コーディネーターの羽田野が学びや成長の支援を担当しています。
 
この日は生徒たちと一緒に事業を作る伴走役の地域パートナーに向けて、事業プランや進捗を発表。質問に答えたり、アドバイスをもらったりしながら、より計画の具体性を高めました。
また、地域パートナーの方が取り組んでいる事業についてもお話いただき、交流も深めることができました。
(文責:羽田野)

小林市立三松中学校でキャリア教育の授業を行いました

小林市立三松中学校の2年生向けにキャリア教育の授業を行いました。
コーディネーターの西立野が相談を受けて企画し、ゲスト講師として同コーディネーターの稲田、羽田野が登壇しました。
 
1コマ目は稲田と羽田野がそれぞれのキャリアや考えてきたことについて講話。その後10分ほどですがお互いに質問をし合い、内容を深めました。
2コマ目は教室に戻り、それぞれのクラスで質疑応答。紙に質問を書いてもらい、箱に入れてくじ引き形式で引きながら答えました。
2クラスあったので、途中でゲスト講師が交代し、どちらのクラスとも話ができるようにしています。

質問は、
・好きなアニメは何ですか?
・結婚していますか?
といった身近なものから、
・どうしたらやりたいことが見つかりますか?
・自分らしくいるためには?
・一番大切にしている価値観は何ですか?
といった、悩みに直結しているようなものまで様々。
紙に書く形をとったことで、質問もしやすくなったようです。
時間の許す限り、たくさんの質問に答えました。
(文責:羽田野)

飯野高校のグローカルアントレプレナーシッププログラムに参加しました

今日もコーディネーターの羽田野が宮崎県立飯野高校のE-GEP(グローカルアントレプレナーシッププログラム)に参加してきました。
このプログラムは2年間かけてえびの市の未来を創るビジネスモデルを作るというプログラムで、コーディネーターの羽田野が学びや成長の支援を担当しています。

この日は県外の講師の先生とオンラインで繋ぎながら、作成している事業計画の内容や春休みの行動計画についてプロジェクトごとにフィードバックを受けました。


飯野高校では校則の変更が行われ、必要であれば探究活動へのスマートフォンの持ち込みもOKになったとのこと。早速、各自の資料をLINEグループで共有して手元で見ながら進めるなど、スムーズな進行に役立っていました。
(文責:羽田野)

小林市立三松中学校でキャリア教育の授業を行いました

小林市立三松中学校にて、コーディネーターの西立野と羽田野の2名でキャリア教育の授業を行いました。

行ったのは、いま企画開発中の「有名人リサーチ」プログラム。生徒それぞれが好きな有名人(芸能人やクリエイター、スポーツ選手や歴史上の人物など)について、テレビ番組や動画、本や雑誌など様々なメディアの情報を基に、どんなキャリアを歩んできたのかを調べ、キャリア形成について考えを深めるというプログラムです。
新型コロナの影響でゲストを学校に招くということが難しい状況は今後も続くと思われます。その中でも、考える機会を作れないかと思い、企画しました。

すでに前週の授業でそれぞれが好きな有名人を調べ、ワークシートに記入。今回の授業では、グループごとに調べてきた内容を共有し、どんな共通点や相違点があるのか分析をしてクラス内で発表を行いました。

振り返りシートには、以下のような感想が見られました。
・調べてきた人のジャンルがバラバラでも共通することを多く見つけることができた。
・どの班でも調べた人の共通点として「努力」があったことに驚いた。
・子どもの頃から現在の仕事を夢にしていた人もいれば、子どもの頃の夢は全く違ったけど何かのきっかけに現在の仕事をしているという人もいた。改めて色々なことに挑戦することが大事だと思った。
・ただ好きというだけで曲を聴いていたアーティストについて、詳しく知ることで違う視点からその人を応援できるようになるし、その人の人生から学ぶことで自分の将来が見えてくることもあるのだと思った。

このプログラムは、いくつかの学校で試験的に取り入れて頂いており、その結果も踏まえてワークシートなどを整備し、関心のある中学校の先生方にご案内していく予定です。
(文責:羽田野)

日之影中学校1年生で特別連続授業が行われました

3月10日、11日と2日間にわたって、それぞれ1時限ずつ、日之影中学校1年生(24名)に、トータルコーディネーターの水永が、特別連続授業を行いました。

これは、2月9日に行った対話につづくもので、「社会人として一番求められるものは何ですか?」との問いに対して、「新しいことに挑戦する気持ちが一番大事です」と話しをしたところ、さらにたくさんの質問が寄せられ、それに応えるために行われたものです。


 10日は、「旭化成の変革と成長への挑戦」と題して講話をしました。

「昨日まで世界になかったものを」というスローガンを大事にして、常に世の中の困りごとを解決できるような新しいものを創り出すことに一生懸命取り組んでいる人々の姿をお話ししました。100年近く前に、みんなの住んでいる日之影町に水力発電所を建設したところから始まる歴史や、ベンベルグという糸から人工腎臓の中空糸が生み出されたイノベーションの物語を紹介しました。本物の人工腎臓透析器とその糸にも触れてもらいました。




 11日は、生徒さんたちが出してきたたくさんの質問に答えました。

「延岡支社長として社員とどのようなコミュニケーションをとっていましたか?」

「なぜ、支社長になろうとしましたか?」

「リスクを恐れず挑戦できたのはなぜだと思いますか?」

  「人と接することで一番大事にしていることは何ですか?」

  「今後、若い人はどう変わっていかないといけませんか?」

  「水永さんが思う理想の未来や社会はどういうものですか?」

関連して追加質問も活発に出され、普段学校で子供たちに話すことはなかったような話もたくさんすることになりました。本音の対話になっていくのが不思議な気持ちでした。


 生徒たちは、一人一人のタブレット端末を自在に使って、聞いたことをメモしたり、感想を書いていました。主体的に動いている姿がとても頼もしく思える授業になりました。


(文責:水永)

延岡市立岡富中学校で「ひなた場」を実施しました

3月10日(水)岡富中学校2年生(3クラス、84名)で「ひなた場」を実施しました。


昨年3月に計画していましたが、コロナ禍で延期を余儀なくされ、さらに今年1月28日の予定も再延期とせざるを得ない状況がつづきました。しかしながら、万全の感染防止対策を講じるなど、先生方の懸命のご尽力と、18名にのぼる講師の方々にも毎朝体温測定をお願いして体調管理に万全を期していただくなど多くの関係者のご努力のおかげで、悲願の開催に至ることができました。


 当日は、密を避けるとともに、床に直接座ることを避けるため体育館に机と椅子を用意し、アクリル板も設置するなど、学校側で万全を期した準備が整えられました。

対話の際は、講師一人に生徒二人ずつでしたが、先生方の配慮の行き届いた組み合わせもあり、活発な対話がくり広げられました。


 コーディネーターの稲田佑太朗さんに、ファシリテーターをつとめていただき、和やかな雰囲気のなかですすめられ、2時間があっと言う間に過ぎました。

生徒たちへも確かな響きがありましたが、講師の方々からは「自分の勉強になった」という声もたくさんいただきました。

 「生徒たちが、しっかり考え、悩んでいることを知り、とてもうれしく思いました」

 「グループではおとなしかった子も、対話ではすごく話をしてくれた」

 「人生グラフを作成して過去をふりかえり、今回の機会がなければできない経験でした」


(文責:水永)


宮崎東高等学校でキャリア教育講話実施

日時:2021年3月9日 17:50~19:40
場所:宮崎東高等学校視聴覚室
内容:キャリア形成における働く・仕事・お金について考える


宮崎東高等学校の西久保先生より連絡がり、特別活動でキャリア教育についてお話をしてほしいと依頼がありました。夜間定時制の全学年対象に、「働く」「仕事」「お金」について考える時間を作って欲しいと依頼がありました。


宮崎市担当の稲田が訪問し、生徒向けにキャリア教育についてお話をしました。生徒の中には、アルバイトなどを行いながら学校に通っています。今回の時間で、生徒たちのキャリア形成につながる時間になればと思います。


(文責:稲田)

宮崎市立生目南中学校のキャリア教育講話実施

日時:2021年3月8日(月)
場所:宮崎市立生目南中学校
内容:生目南中学校3年生を対象に対話形式で、自分の働くことや幸せについて考え見つけていく

大人と働くことや幸せについて語り合う時間を卒業前に持ちたいということで、生目南中学校から依頼があり、教育支援センターの渡木さんがプログラムを構成し、キャリア教育コーディネーターはモデレーターとして登壇。また、パネラーに中学3年生3名に代表して登壇してもらいました。


対話形式でモデレーターが生徒に対話形式で質疑応答を行いました。生徒たちは、和やかな雰囲気でキャリアについて考える時間になりました。


今回のようにご相談の中から、キャリア教育のプログラム内容を一緒に設計することも可能ですので気軽にお声掛けいただければ幸いです。

(文責:稲田)

延岡高校MS科1年生へ探究学習の最終授業を行いました

延岡高校SSH(Super Science Highschool)では、メディカルサイエンス科1年生で「SDGsフィールドワーク」と位置付けて探究学習を行ってきました。
この1年間の探究学習の成果については、既に2月5日にポスター発表が行われています
今回は、3月8日に、この1年の締めくくりとして、半年間にわたって指導アドバイスをいただいた5名のメンターの方々に来校してもらい、これまでの振り返りと、次年度(2年生)の課題研究につなげていくための最終授業が行われました。

 
 メンターの方々からは、生徒たちへ励ましや助言の言葉をたくさんいただきました。
「答えのない問題や、解決の方法も決まっていない問題に取組むことの意義は大きい
「それぞれにオリジナリティを発揮できていたことは素晴らしい」
「興味をもって取り組んでいたので、きっとこれからに活きると思う」
「ネットでプロの研究論文を読むと、これからの研究のすすめ方の参考になると思う
「企業に入ると研究環境が整っているので、研究がさらにおもしろくなります」



 授業後に、メンターの方々と、先生方との意見交換が行われ、今年度の実施結果について様々な意見や今後への提言も出され、次年度につながる会合になりました。
トータルコーディネーターの水永も同席して、一緒に関わらせていただきました。
(文責:水永)

飯野高校のグローカルアントレプレナーシッププログラムに参加しました

昨日、今日の2日間で宮崎県立飯野高校のE-GEP(グローカルアントレプレナーシッププログラム)に参加してきました。
このプログラムは2年間かけてえびの市の未来を創るビジネスモデルを作るというプログラムで、コーディネーターの羽田野が学びや成長の支援を担当しています。

今週は高校入試のために授業はお休み。その時間を使い、学校近くの市民センターの会議室に集まって活動を行いました。
1日目は全員でのこれまでの活動の振り返りを行い、その後はプロジェクトごとに個別のフィードバック。2日目最後は協力してくださっている地域のパートナーの方々と集まって今後の関わり方について議論を行いました。

実際に起業するというハードル、どこまで口出しをするかという大人の距離感、卒業後の進路との兼ね合い、難しい部分はたくさんありますが、その中でも生徒さんたちの考え方や行動が変わってきている様子が見えた充実した2日間でした!
 
(文責:羽田野)

後川内中学校の立志式で講演を行いました

高原町立後川内中学校の立志式にて、コーディネーターの羽田野が講演を行いました。
実は昨年度も講演の依頼をいただいており、立志式に向けて2回の事前授業・ワークショップを行っていたのですが、肝心の本番は新型コロナの影響で中止に。1年越しにお話することができました。

テーマは「正解のない社会の歩き方」
①正解のない社会とは?
②仕事は「選ぶ」から「つくる」へ
③正解のない社会を歩くために
の3つの小テーマを設けて、これからの社会の変化や私自身のキャリアについて話をさせていただきました。


後川内中学校の2年生は全部で6名(この日は1名欠席)。他の学年の生徒や保護者の方も見守る中で、立志の誓いの発表があったり、生徒全員での和太鼓の演奏があったり、とアットホームな雰囲気の立志式でした。


(文責:羽田野)

延岡星雲高校1年生の探究学習発表会が開催されました

延岡星雲高校1年生 フロンティア科(40人)ならびに普通科(160人)では、この1年間をかけてそれぞれに探究学習に取り組んできました。その成果を発表する会が、2月25日に開催されました。

トータルコーディネーターの水永が、先生方と協議を重ねメンターの確保等にあたり、実現しました。




1.フロンティア科
昨年までは2年生にメンターを配置して探究学習に取組みましたが、今年度は1年生に社会人メンターを配置し、先ずは課題探究の練習を行うという位置付けで取組むことになりました。1学期には探究の基礎として「学びみらいPASS(河合塾)」を活用。2学期から月に1回、メンター(4名)による指導を開始しました。はじめに、メンターの方々に課題テーマを設定していただき、生徒は8班に分かれて探究に取組みました。

この日、発表された課題テーマは次の通りでした。

・ボランティアの現状と課題を分析し、今後のあり方を考える

 ・介護施設に従事する介護職員の離職率の高さ、人手不足をどうすれば解消できるか

・コロナ禍の中、環境に配慮した新たな生活様式をどう作っていくか

 ・ゴミの減量化等を世代間交流により取組み、地域の自治会活性化に繋げられないか

・自然災害が多発する中、安全にくらしていくためにできることは何か

 ・自転車事故を減らすにはどうすればいいか

・延岡に作るべき最適な商業施設は何か

 ・延岡にプロスポーツチームを誘致するにはどうしたらいいか


発表会は2時間をかけて行われ、生徒同士からも活発な質疑が交わされました。その後メンターからの意見とアドバイスも提起され、多くのメンターの方々から、この半年間の成長ぶりに感銘を受けたと、評価の声をいただきました。


2.普通科

1年生では探究についての基礎を学び、2年生での本格的な探究学習(課題研究と提案)につなげていくことになりました。その一助として社会人メンター(4名)に就いていただき助言・指導をいただくことになりました。1学期には、新聞記事やSDGsを通して社会問題を知る学習等が行われ、2学期からテーマについて探究学習を開始し、メンター指導も開始されました。

生徒をランダムに8つのクラスに分け、次に例示したような8つの大きなテーマが設定されました。そして5~6人位の班(全部で28班)に分かれて、各クラス毎に同じテーマについて探究に取組みました。指導は、各クラス毎に担当の先生が就かれ、社会人メンターがそれぞれ2クラスの指導にあたりました。

   ・延岡の海(長浜海岸、ウミガメ等)のPRを考える

   ・ドイツとの交流・イベントを企画する

   ・ICTを活用した優しいまちづくりを考える

   ・延岡の川の汚染状況を調査し改善方法について提案する

   ・若者目線から延岡のPV(プロモーションビデオ)を企画する


発表会は、体育館でポスターセッション方式で実施されました。
1時間という短時間ながら、発表する生徒、それを聞く生徒、質問や意見を交わす先生方やメンターが入り混じって、賑やかな発表会になりました。


(文責:水永)

日南市立飫肥中学校の「立志式」にて講演を行いました

2月12日(金)飫肥中学校2年生(2クラス、64名)の「立志式」が行われました。
飫肥中学校2年生は、この1年間を通して「働くこと」について考えを深める取組みを重ねてきました。1学期から、全員で「働くこととは?」というテーマで考えを深め、発表も行い、共有してきました。そして昨年12月18日には、羽田野コーディネーターの支援も得て、5名の講師を交えた「キャリア教育ワークショップ」が行われています。 
校長先生の話のあとに、「太郎の手紙」への返事を、生徒代表の6人が発表しました。(将来はお笑い芸人になりたいと夢を持っている太郎。勉強は嫌いなので勉強なんかしなくたってお笑い芸人にはなれるよね、勉強の意味がわからない、と問いかける太郎に、親の立場から返事を書くという設定です)



立志式では生徒全員が一人ずつ「誓いの言葉」を述べました。そのあとに、トータルコーディネーターの水永が「君たちはどう生きるか(そのⅡ)」と題して講話をしました。昨年7月の第一回につづけて次のようなメッセージを送りました。 
・世の中には実に多様な仕事や働き方をしている大人たちがいること   
 ①昨日まで世界になかったものを創り出したいと懸命に生きている人たち   
 ②縁あってめぐりあった仕事を一生懸命にやるという人たち   
 ③自分の思いを深く見つめて、決してぶれないで生きている人たち   
 ④人のためになるのがカッコイイと思っている若者たち 
・世の中の「変化」の本質を考えるということ
(トヨタが、自動車を作る会社から移動サービスの会社に変身しようとしている理由) 
・自分にとって幸せとは何だろう、と考えてみましたか?

「立志式」と題した冊子には、全員の文章が掲載されています。一人ずつそれぞれに深い考察が感じられ、この1年の学びが素晴らしいものだったことがよくわかります。
・「自分のこれからの生き方についての決意」
・「太郎へ」(太郎の手紙への返事)
 
(文責:水永)

飯野高校のグローカルアントレプレナーシッププログラムに参加しました

飯野高校のグローカルアントレプレナーシッププログラム(E-GEP)にコーディネーターの羽田野が参加をしました。
9人の生徒さんがそれぞれ2年間かけてえびの市の未来を創るビジネスモデルを作るというプログラムで、羽田野は学びや成長の支援を担当しています。
1月は県の緊急事態宣言の影響でずっとオンラインでの参加だったため、久しぶりの対面となりました。



この日は参加者一人ひとりとの面談。プロジェクトの上手くいっていること、上手くいっていないこと、自分自身がどこまで成長したか、何を課題にしているのか、現状を振り返り、今後の方針を立てました。
1人につき10分ほどではありますが、それぞれの状況がある中で一人ひとりと話ができることはすごく大事だなと感じます。
(文責:羽田野)

日之影中学校1年生で探究学習と対話授業

日之影中学校1年生(24名)は、この1年間、「総合的な学習の時間」に、校内ハローワークや高校生との協働によるGIAHS(世界農業遺産)アカデミーへの参加、GIAHSの視点を加味した「ふるさと探訪」などに取組んできました。 

2月9日(火)には、伊東校長先生による「Society5.0で活躍するために」と題した講義のあとに、トータルコーディネーターの水永との対話授業が行われました。 
・社会人として一番求められることは何ですか。  
・新しいことに挑戦して失敗したらどう乗り越えてきたのですか  
・旭化成ではSDGsを実践しているのですか
質問の前に、先ず自分の意見をはっきり述べてから質問をする姿に、大変感銘を受けました。短時間ではありましたが、大変有意義な対話になりました。日頃からの先生方のご指導の力を感じました。 

日之影中学校では昨年末に生徒全員に一人一台のタブレットが配布されています。そして1年生も、ネットを積極的に活用して、次々に探究テーマを提案し始めています。
朝の会では、順番にテーマを決めて、調べてきたことを発表していて、この日は、「お正月について」というテーマで、日本のお正月行事の内容や歴史やおせち料理の由来など、ネットを使って調べたり家族や地域の人に聞いたりした発表がありました。一旦調べて終わりではなく、「なぜ日本は正月行事が多いのだろう」という疑問点も提示され、次への探究のつながりもできていました。

(文責:水永)

南郷中学校の立志式で講演を行いました

日南市立南郷中学校の立志式にて、コーディネーターの羽田野が講演をさせていただきました。
テーマは「正解のない社会の歩き方」


構成としては大きく以下の3つ
①世界はたくさんの仕事でできている
②未来は誰にも予測できない
③そんな社会で迷子にならないために

南郷中の2年生とは日南PRツール制作プロジェクトを約半年一緒にやってきていたので、その活動で起きたことや感想に書かれていたことを拾いながら具体的に話をすることができました。
(文責:羽田野)

延岡高校SSH 普通科・MS科1年生 発表会

延岡高校SSH(Super Science Highschool)は昨年4月にスタートした後、コロナ禍の様々な困難に直面しました。しかし、教職員の方々をはじめとして学校全体で、感染防止に最大限の配慮を行いながら、探究学習に取り組んできました。そして、この1年間の学びが、次の通り発表されました。

1.2月5日(金) MS科1年生(80名) 「課題解決型学習」ポスター発表会

昨年9月から、地元企業のメンターの方々(5名)のアドバイス指導を得ながら、次のような自然科学のテーマを設定して、学びを深めてきました。トータルコーディネーターの水永も、メンターの方々と一緒に関わってきました。
・延岡の川水を使って美味しい飲み水を作る    
・じゃがいも電池、フルーツ電池を用いたLEDライトの作成    
・人工臓器用高強度ハイドロゲルの開発    
・バークペレットの発熱量向上    
・新型コロナウイルス感染症の流行を数理モデルにより解析し対策を提案する


2.2月8日(月)普通科・MS科1年生(242名)「プレ課題研究」プレゼンテーション

昨年4月から、ミニ課題研究、アイデア捻出トレーニング、研究テーマの計画立案に取
組んできました。3~5人の班毎に、研究テーマを決定しプレゼンテーションが行われました。このテーマについては2年次に課題研究として取組む予定です。
(文責:水永)

東郷中学校の立志式にて、よのなか先生が講演を行いました

日南市立東郷中学校の立志式にて、日南市のよのなか先生として登録していただいている岸大吾さんが講演を行いました。
岸さんは自然保護のためサンゴの養殖を目指すGreen Fingersという団体を立ち上げて活動されています。コーディネーターの羽田野が相談を受け、コーディネートを行いました。



「全員に火種を」を主目的に置いたという岸さん。

「失敗した自分を卑下するのではなく、挑戦した自分を褒めることに徹する方がいいのはなぜか。」
「自分を抱きしめてあげるとはどういうことなのか。」
「得た利益を人に分け与えることができない人間がどれほど自由奔放に生きて、どういう仕打ちを受けるのか。」
といったことを事例も交えながら投げかけていました。
(文責:羽田野)

延岡高校で「地域研究」発表会

2月1日(月)に、延岡高校普通科2年生(164人)による「山桜プロジェクト(地域研究)」の発表会が実施されました。

昨年5月からスタートした「探究学習」は、延岡市の長期総合計画をもとに地域の課題解決への提言を行うことを目標に、5つの研究課題に分かれて探究を深めてきました。
1.食・農  2.教育  3.医療・福祉  4.産業・工業  5.観光

延岡市役所の若手職員の方々(7名)がメンターとして、毎月1回学校に出向いてもらい、指導と助言をしていただきました。延岡市商工観光部(工業振興課)とトータルコーディネーターの水永が、メンターと先生方との橋渡し役となって、学びの深化を図ってきました。



校内発表会で選ばれた7チームが、読谷山洋司延岡市長に対して提言発表を行いました。
1.(教育)    「学力(特に英語)が上がることによって人口も増えるのではないか」
2.(観光)    「仕事ができて、親子で楽しめる場所」
3.(駅まち)   「Creation Nobeoka 私たちで創る延岡の未来」
4.(食農)    「企業を通じての延岡発展について」
5.(医療福祉) 「すべての人が幸せな老後を過ごすために」
6.(産業工業) 「延岡の学生に仕事を知ってもらおう!」
7.(産業工業) 「延岡に活気を! 商店街プロジェクト!」

読谷山市長からは、「いずれも的を得ていて延岡を良くしていける提案をいただいた。実際の市政に参考にしていきたい。」との講評がありました。
(文責:水永)

宮崎市立赤江中学校1年生に「キャリア教育講演会」を実施

1月28日(木)に、赤江中学校1年生(5クラス、157名)で、「キャリア教育講演会」が実施され、トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか 君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話を行いました。


赤江中学校1年生では、「総合的な学習の時間」に、1学期は「防災教育」に取組み、2学期には「赤江の地域について知ろう」と学びを深めてきました。今回の講演会は、3学期に取組む「キャリア教育、職業調べ学習」の最初に実施されたものです。

講話では、「やりがいのある仕事が見つけられない」と苦悩している若者が多い現実を知ってもらい、中学生の今「自分にとって幸せとは何だろう」と考え抜いてみることが大事だという話をしました。
講話の後には、たくさんの質問が出され、真剣に話を聞いて、自分事として考えてくれていることがわかって、とても感動しました。
(文責:水永)

宮崎東高校 定時制夜間部 「総合探究成果発表会」

1月26日(火)に、宮崎東高校定時制夜間部(24人)では「総合探究成果発表会」がオンライン(リモート)で実施されました。

宮崎東高校では、「哲学対話」を提唱されている東京大学の梶谷真治教授のオンラインでのご指導を得ながら、哲学対話をもとにして探究学習を深めてきました。
 第一回  9月 8日 哲学対話で使用するコミュニティボールを作成
 第二回 10月 6日 哲学対話について説明。練習を行う
 第三回 10月20日 哲学対話 「いま何かはまっていることについて」
 第四回 10月27日 哲学対話 「バイト、仕事、働くことについて問いを出す」

以上の梶谷先生の指導を受けた後、テーマをしぼり、グループで意見交換し合いながら探究活動に取組みました。トータルコーディネーターの水永も、対話への参加と、発表会の審査を依頼され、第三回からオンラインで参加しました。

発表会では、予選を経て選ばれた9名から発表がありました。
「人として成長するには」「努力とは?」「私の3年間」「昔の相撲」・・・といった多彩なテーマでの発表が行われました。問いの立て方が、一人一人それぞれによく考え抜かれており「自分で考える」ということが哲学対話の経験を通して自分のものになっているのだと感じられました。

梶谷先生からは「探究学習がここまですすんできたのは、先生方のご努力の成果だと感銘を受けました。哲学対話もこれからさらに積み重ねていくことが大事です。」と講評がありました。

発表会には、県内だけではなく青森県、愛知県、東京都など全国各地からオンラインで観覧参加された方々がおられ、多くの所感が寄せられていました。
(文責:水永)

延岡市立旭中学校1年生に「よのなか教室」を開催

1月22日(金)に旭中学校1年生(2クラス、67名)では、2学期から進路学習として「働くということ」について考え、学びを深めてきました。1年生を終了するにあたり、「働く」大人の姿に触れ、生の話を聞く機会を設け、2年生へとつなげていくことになりました。

1年生は、1学期には地域の第一次産業の方々からのビデオメッセージを視聴し、その後4ケ月間にわたって調べ学習や社会人講話を聞き、9月に地域の農漁業の魅力を発表しています。

この日は、「よのなか先生」として次の4名の方々にお話しをいただきました。
 1.加行諒平さん (株式会社加行建設 代表取締役)
 2.川西宏和さん (延岡市 農業畜産課 主事)
 3.清永太一さん (株式会社キヨナガ 専務取締役)
 4.酒井康行さん (延岡市キャリア教育支援センター コーディネーター)
トータルコーディネーターの水永の方で、サポートさせていただきました。

コロナ禍の厳しい状況下でしたが、密を避け換気を徹底する等の教室における対策とともに、講師の方々にも2週間前から毎日体温測定をして体調管理に留意いただくなど、最大限の感染防止の配慮を行うことで実施にこぎつけることができました。
 
(文責:水永)

岡富中学校ひなた場実施への事前説明会

延岡市立岡富中学校にて、「ひなた場」実施に向けた事前説明会を実施しました。岡富中学校さんから、「ひなた場を実施したいので、協力して欲しい」とお声かけをいただきまして、水永トータルコーディネーターが説明会を企画しました。

ひなた場とは、対話型キャリア教育プログラムです。

「対話で大人と子どもがつながるあたたかな場」

<目的>
1 日常生活を立ち止まり、自分自身と向き合い、これからどうなりたいかを考える
2 自分の憧れのロールモデル(理想にしたい大人の姿)を見つける
3 気軽に相談できる地域の先輩との関係を作る



延岡市内からひなた場にご協力いただける大人の方々に集まっていただき、事前説明を行いました。ひなた場について、教育支援センターの渡木より概要説明を40分程度行いました。




ひなた場の概要について説明した後、稲田コーディネーターより対話を行う上での4大原則「聴く」「尊重する」「保留する」「声に出す」について説明し、ひなた場のプログラムである「人生紙芝居」と「人生グラフ」について説明と質疑応答を行いました。


翌年1月28日(木)に「ひなた場」を実施します。当日も事前に集まっていただき、最終打合せを行い、実施に向けて準備を行なっていきます。当日がとても楽しみです。

キャリア教育支援センターでは、ひなた場を実施したい学校の支援も行っております。気軽にキャリア教育等について相談を行っていただければ幸いです。

(文責:稲田)

飫肥中学校にてキャリア教育ワークショップを実施しました。

日南市立飫肥中学校にて、キャリア教育ワークショップが行われ、コーディネーターの羽田野が日南市のよのなか先生として登録されている5名の方をゲストティーチャーとしてコーディネートしました。

ゲストティーチャーとして来てくださったのは、こちらの5名。
牛衛 裕次さん(養護老人ホーム 清風園 主任生活相談員)
佐藤  泰信さん(日南・飫肥カトリック幼稚園 園長)
水尾 梨沙子さん(美容サロンLanikai オーナー)
小玉 幸太郎さん (スパイスカフェヒトツブ 代表)
片岡 裕子さん(Local Local株式会社/日南酒造会館)

まず初めに、代表生徒3名がこれまでに考えてきた「ハタラクとは?」の作文を発表。
その後、5人の社会人それぞれに分かれ、25分×2ターンで、話を聞いたり、質疑応答を行ったりしました。
 

最後は全体に向けてゲストティーチャーそれぞれからのメッセージ。
「まずは目の前にあることに一生懸命になってほしい。そこからやりたいことも見えてくるはず」
「人生のゴールは死ぬときに笑顔で終えられること。やりたいことをやってもいいし、やらなくてもいい。こうしなければならない、に縛られないで欲しい」
「難しく考えすぎず、まずは楽しんで」
と、それぞれの人生経験に基づいた温かい言葉が贈られました。
(文責:羽田野)

にちなん起業体験プログラムの最終報告会を実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の最終報告会が実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、商品を準備してオンラインショップを経営します。

この日は2カ月間に渡って運営したオンラインショップの売上をまとめ、出資してくださった方々に報告と出資金の返金を行いました。

参加した中高生からは、
・商品を考えて売ることの大変さや難しさを感じた
・自分の意見を持ち、それを伝え、また相手の意見を聞くことの重要さを学んだ
・起業は難しかったけど、やりがいを感じた。昔にとらわれない考え方で世の中のニュースを見るようにしたい
・考えたり、思ったりするだけではなくて、それを行動に移すことが大事だと学んだ
・自分が欲しい商品ではなく、買う人の視点から考えないとうけないのが難しかった
といった振り返りがありました。
(文責:羽田野)

延岡星雲高校で「キャリア講演会」を実施しました

延岡星雲高校普通科ならびにフロンティア科1年生(200人)を対象に「キャリア教育に関する講演会」が実施されました。

普通科とフロンティア科では、9月からそれぞれに社会人メンターの指導を得ながら「探究学習」を行っています。トータルコーディネーターの水永が、メンターと先生方との橋渡し役となって、学びの深化を図ってきました。

先生方の工夫と思いにより実施された、生徒へのアンケートによりますと、
(1)仕事に対するイメージは、きつい・だるい・大変とネガティブに感じている生徒が、約8割もいることがわかりました。
(2)また、社会に出て働くことに不安を持っている生徒が、約7割もいました。

将来への不安やネガティブな考えを、何とか少しでも前向きにできないかと、講師を務めたメンターの4人の方々(地元で企業を経営されている若手経営者の方々です)が、事前に何度も議論し準備し、生徒代表の4名が司会進行を務める形で講演会は行われました。

講話も一方的に話をするのではなく、事前に全生徒から質問事項を出してもらい、それを生徒たちがまとめ、講師陣が集まって事前に議論検討して、わかりやすく生の事例などを交えながら、司会の生徒たちとやりとりする形ですすめられました。

 
(文責:水永)

妻高校にて探究活動「さいと学」の振り返りを行いました

コーディネーターの福島と羽田野がメンターとして関わらせていただいていた宮崎県立妻高校の探究活動「さいと学」。
11月に最終発表とチーム振り返りがなされ、最後の個人振り返りのパートを福島が担当させていただきました。

授業一コマの限られた時間ではありましたが、
・個人振り返り
・それをチームに持ち寄ってシェア
・チームメンバーから寄せ書き的にメッセージをもらう(他者視点でのフィードバックの意味)
の3つを実施することができました。

(文責:羽田野)

飯野高校のグローカルアントレプレナーシッププログラムに参加しました

今日はコーディネーターの羽田野が県立飯野高校でのグローカルアントレプレナープログラム(E-GEP)に参加しました。
9人の生徒さんがそれぞれ2年間かけてえびの市の未来を創るビジネスモデルを作るというプログラムで、羽田野は学びや成長の支援を担当しています。


今日は全員と1対1の面談を行い、自分自身の課題を整理。
例えば、人前で話すのが苦手、という場合も、その引っかかりの原因は様々です。
相手にどう思われるか考えてしまう、という場合もあれば、原稿があって準備すれば話せるけどアドリブが苦手、という場合もあります。
何にハードルを感じているかを分析し、乗り越えるために何をしていくのか、一緒に検討を行いました。
(文責:羽田野)

都城市立五十市小学校にて「よのなか教室」を実施しました

都城市立五十市小学校の6年生のクラスにて「よのなか教室」が実施され、コーディネーターの西立野がコーディネートを担当しました。

総合的な学習の時間「自分の未来を描こう」の単元で、株式会社サニー・シーリング社長の窪田祐一さんが登壇。 
自作のPPTを使用して「なぜ、人ははたらくのか!」を、狩猟時代・農耕時代にさかのぼって「皆が役割分担を持つことで、お互いに支え合って生きてきた」、 「現在の諸々の仕事も同じように、一人ひとりが、得意な分野を生かしながら、役割を果たすことによって、社会を支えている」など前半約20分程お話していただきました。

後半は話を聞いて各自で再度「はたらくとは!」感じたこと・思ったこと等を付箋に書き出し、
グループで、発表し合い、画用紙に各グループで出た意見をまとめ、各代表が発表し合いました。
各グループの発表では、「人は役割を果たして支え合うためにはたらいている」、「人々が、快適に過ごせるようにするために働く」等の意見が出ました。

最後に、窪田社長から「利他の心・思いやりの心を大切にしてほしい等」のコメントをいただいて
終了しました。
(文責:西立野)

東郷中学校の新生徒会向けにリーダー研修を行いました

日南市立東郷中学校にて、新生徒会の執行部や委員会メンバーのリーダー研修が行われ、コーディネーターの羽田野が講師となる「よのなか先生」のコーディネートを行いました。

講師となったのは油津商店街の活性化に取り組む株式会社油津応援団の黒田駿平さん。
商店街を改革した事例を元に、ビジョンを描き、人を巻き込む大切さやコツについてお話いただきました。

昼休みの短い時間ではありましたが、学校外の大人からの話は刺激になったようです。新生徒会長からは「もっと挨拶が活発な学校にしたい」というビジョンも語られました。


(文責:羽田野)

東郷中学校にて対話型プログラム「ひなた場」を開催しました

日南市立東郷中学校にて、3年生向けに対話型キャリア学習プログラム「ひなた場」を開催しました。

「ひなた場」は、生徒と地域の大人がお互いに人生を語りあう「対話」
を通して、人と人をつなぐプログラムです。

生徒と大人が1対1で話す「対話」と、大人がこれまでの人生を紙芝居形式でプレゼンする「人生紙芝居」の2つのプログラムで構成されています。
1対1の対話を実現するため、生徒27名に対し、参加した大人の数は15名。
コーディネーターの羽田野が人選や事前の打ち合わせ、当日の大人向けの研修などを担当しました。

生徒たちは1班3人のグループとなり、交代で対話をしながら、空いた時間で人生紙芝居を聞きます。
最後に元のグループで振り返りを行い、その場を終えました。

 
体育館に散らばり、1対1で対話(左) 待っている間に人生紙芝居を聞く(右)

(生徒たちの感想)
・対話では悩みについて一緒に考えくださったり、すごく声をかけてくださり、安心して話すことができました。
・対話の大人の方がたくさんほめてくださり、自分に自信を持つことができました。
・自分とは違った意見で物事を見ていて、これからの人生で大切なこと、役に立つことを教えてもらいました。
・コミュニケーションが苦手という悩みがありましたが、対話を通じて自分の長所を伸ばすといいと分かりました。
・学校生活で人に言えないことも相談することができ、心に余裕ができました。
・どの大人の方も過去のことを後悔しておらず、楽しんでいると感じたので、自分の好きなことをしたり、楽しむことが大事だと思いました。交流をして、色々な人生を聞くことができたので、自分も選択肢はたくさんあると感じることができました。
(文責:羽田野)

妻高校にて探究活動「さいと学」の審査員を務めました

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」の最終発表会に審査員として参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、私たち2人も約5ヶ月に渡って担当するグループの活動を支援してきました。

今年は新型コロナの影響があり、スタートが遅れたり、イベントが開催しにくかったりと思うように行かないことだらけでしたが、その中でも仮説を立て、試行をし、迷いながら学んできた様子を感じることができました。
発表会で一旦区切りとはなりますが、審査員の方々からのアドバイスを受けて、さらに活動は続きます。

(文責:羽田野)

延岡市立延岡南中学校2年生の「よのなか教室」で講話をしました

延岡南中学校では、本年度の「総合」の時間の取組みが、本格始動しました。
その皮切りとして、11月19日(木)、2時限を使って、2年生(131人)を対象に「よのなか教室」が行われました。

トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか」と題して、次のような内容の講話を行いました。
<君たちが漕ぎ出す社会は可能性に満ちている>
<社会には多様な働くすがたがある>
<自分にとって幸せとは何か? を考えることが大事>

途中で2回のグループワークを行いました。
1.何故、勉強するのですか?  何故、働くのですか?
2.自分にとって幸せとは何だろう?

何人かの生徒たちに発表してもらいましたが、実に様々な意見を述べてくれました。
このような多様な意見を、聞き・話し・考えることは、とても大事なことだと思います。
 
(文責:水永)

西都市立三財中学校にてセンター通信の取材をしました

10月16日に西都市立三財中学校3年生の総合的な学習の時間で実施された、職業人リモートインタビュー。
宮崎日日新聞や広報さいとにも掲載され、反響も大きいため、この取り組みのプロセスを振り返りながら取材を行いました。



センター通信に掲載されますので、楽しみにしていてください。

詳細内容のダウンロードはこちらからできます。
三財中リモートインタビュー研修センター通信記事.pdf

(文責:福島)

南郷中学校のプロジェクト型学習の最終発表会を行いました

今日は日南市立南郷中学校にて、「プロジェクト型仕事体験」の最終発表会でした。
取り組んだプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
新型コロナの影響を受けて中止となった職場体験に代わるものを、とのご相談をいただき、コーディネーターの羽田野が企画をして先生方と一緒に進めてきました。

・ファミリー層をターゲットに、親子で楽しめるアクティビティを
・アクティブシニアの方をターゲットに、日南のグルメを
・野球ファンに向けて、それぞれの球場近くの観光スポットを
と、どの班も様々な工夫を凝らして制作していました。
発表も素晴らしく、班で話し合い、試行錯誤をしながら最後までやりきったことで学んだ様子がとても伝わってきました。

発表会には南郷プリンスホテルの西川支配人にお越しいただき、審査と講評をしていただきました。
選ばれた作品は12月からホテルのロビーで実際に上映・配布されます。
(文責:羽田野)

延岡市立延岡中学校1年生に「よのなか教室」を実施しました

11月12日(木)の2時限を使って、延岡中学校1年生(97人)では、宮崎大学医学部附属病院 「救命救急センター」の金丸勝弘医師による講話が行われました。

1年生では、9月から、「なぜ僕らは働くのか」(池上彰監修)をもとにした授業が4回実施されています。 「仕事って何だ?」 「どうやって働く? どうやって生きる?」 「好きな仕事に? 仕事を好きに?」 ・・・といったテーマで学びを広げてきました。
その仕上げとして、11月5日に「ライフプラン研修」、そして今回の講演会につなげられています。トータルコーディネーターの水永が、講師依頼などをお手伝いさせていただきました。

金丸さんは、医師をめざそうとした思いや、宮崎の人たちの命をつなぐためにドクターヘリが必要であることに思いが至ったこと。そして救命救急医療の先進地である千葉県の病院へ、5年間学びに行かれます。その後、宮崎県でのドクターヘリの導入に至るまでの経緯を詳しくお話になりました。

Doc-Heli for all 、 All for MIYAZAKI という話はとても感動的でした。
ここまで宮崎のことを思っていただいていることに心底から感謝したいと思いました。
そしてこのことは子供たちに伝えるべき大事なことだとあらためて感じました。
宮崎で、様々なハンディキャップと闘いながら、新しい価値創出に挑戦されている大人の姿を見て、生徒たちは大きな刺激を受けたことと思います。
(文責:水永)

田野地区3校合同のキャリア教育研究協議会に参加しました

宮崎県キャリア教育コーディネーターの活動として、西立野、稲田、福島の3名が宮崎県田野町にある七野小学校で、キャリア教育研究協議会に出席しました。
2部制となっており前半は授業見学、後半は協議会でした。
後半は、パネラーとして参加させていただき、テーマは「キャリア教育の視点を取り入れた授業の在り方とは」でした。 

 授業見学は、七野小学校の1・2年生の生活科と5・6年生の道徳でした。どちらの先生も生徒も、大人数の見学に緊張することなく授業をされていました。
後半の協議会では、授業見学を通してどの様にキャリア教育の視点を各授業に導入するかという話をしました。
先生たちが主体性を促す様な授業設計を普段行っていることが印象的でした。 
 引き続き、宮崎県のキャリア教育推進に尽力いたします。

(文責:稲田)

「グッジョブフェスタinにちなん」にスタッフとして参加しました

「グッジョブフェスタinにちなん2020」が開催され、コーディネーターの羽田野がスタッフとして参加しました。

グッジョブフェスタとは、日南市内の小学5年生から中学2年生を対象に、地元の仕事を体験型で学ぶというもの。今日は70名程度の参加者が15の事業ブースに分かれ、一回25分の4ターンで様々な仕事に触れました。

短い時間ながらもどのブースも体験と学びの要素が入るよう工夫され、子どもたちはとても楽しそうでした。
 
(文責:羽田野)

延岡市立延岡中学校1年生で「ライフプラン研修」を実施しました

延岡中学校1年生(3クラス、97人)の「総合」の時間では、2学期のテーマを「何故僕らは働くのか?」と題して、池上彰氏監修の同名の本をもとに、9月から延べ10回の連続した授業が実施されています。

その中で、将来必要になる「お金」のことについて詳しく考えてみようと、11月5日(木)に「ライフプラン研修」を実施することになりました。トータルコーディネーターの水永が、先生からのご要望などを踏まえて、講師のお願いなどのお手伝いをさせていただきました。

ソニー生命から3名の方々を講師としてお迎えして、普段は高校生向けに行われている授業を、中学生向けにアレンジしていただいて実施しました。生徒たち同士で意見を出し合ったり、生徒たちに問いかけたりしながら、様々な条件でのシュミレーションも映像に映しながらの興味深い授業になりました。

現在13才の中学1年生たちに、16年後の30才を想定してもらい、どんなライフプラン(人生計画)を立てるのか。人生のどんな時期に、どんなイベントがあり、それにはどんな費用が掛かるのか?を考えていく内容でした。

標準的な働き方だけではなく、これからは新しい働き方も生まれることも紹介されました。
大事なことは、普段はあまり考えることのないお金のことを想像することで、「今の自分にとって、何が大切か、考えるきっかけにしてほしい」という最後の言葉は、きっと生徒たちにも響いていたことと思います。
(文責:水永)

延岡市立北浦中学校3年生 連続「よのなか教室」

北浦中学校3年生(22人)の「総合」の時間では、2学期のテーマを「自分を知る」と定めて、様々な視点や社会人講話を織り交ぜて、延べ8回の連続した授業が実施されています。
自分の将来の生き方について、幅広い視点を持たせることで、自分自身を振り返り、目標(夢)をもって学習に取り組むことができるようになることがねらいです。

最後の仕上げの2回は、地域を超えて幅広く活躍されている社会人をお迎えして「よのなか教室」が開催されることになりました。トータルコーディネーターの水永が、先生から構想や希望をお聞きし、講師探しとお願いのお手伝いをさせていただきました。

10月30日(金)には、現在東京にて建築設計の会社を経営され、東京と延岡を行き来しながら仕事をされていて、延岡駅前複合施設エンクロスを設計された建築家の山根俊輔さんに講話をしていただきました。

今回の「よのなか教室」では、「つくること“やりがい”のつくり方」という演題でお話をしていただきました。
 <8年間 ~ かけた時間(努力)>
 <自分で決めた ~ 決定・決断>
 <喜んでもらえた ~ 結果が見える>
という内容を中心に、エンクロスを設計した時の実際の図面や、3Dを用いた完成予想図などの映像を用いて、つくることの意味について分かりやすく話をされました。

 
(文責:水永)

「幸せ」をテーマにした職業講話を行いました



今日は、新富町立新田学園中学部生徒111名に向けて、職業講話が実施され、トータルコーディネーターの水永が導入講話として「自分にとっての幸せ」について講演いたしました。


事前学習として「自分にとっての幸せ」についての動画を見ていただき、今日を迎えた生徒たち。

仕事を通しての幸せや、自分の幸せを通してキャリアを逆算する大切さを考えるきっかけになれば幸いです。


他、葬祭場でのお仕事や作業療法士のお仕事、海上自衛隊のお仕事についても、社会人の方からお話しいただいた後に、パネルディスカッションを実施。生徒たちから上がった質問をベースに、展開して行きました。


1年生から3年生まで積極的に質問の挙手があり、中には、「仕事を辞めようと思ったことはありますか?それはどんな時ですか?」という質問も。


社会人からそのエピソードを聞いた2年生の一人からは、自身も部活を辞めようと思った時期があったが、現在はバスケ部のキャプテンになっていることをお話ししてくれる場面もありました。


西都・児湯エリア担当の福島コーディネーターは講演者がリラックスして話せる空気の作り方を生徒と練習した後、パネルディスカッションのファシリテーターとして登壇しました。
(文責:福島)

宮崎工業高校2年生の保護者向けセミナーで講話をしました

宮崎工業高校では2年生の保護者を対象に、セミナーが開催されました。これは、宮崎市(商業労政課)の主催により、「就職活動状況の変化や、宮崎で働く魅力等を知ってもらうために」企画されたものです。

この日は、修学旅行の説明会が行われており、その後の時間を活用して実施されました。約80人の保護者の方々が参加されました。

最初に、ハローワークプラザ宮崎の方から最近の県内の求人・就職状況の説明があり、その後に、トータルコーディネーターの水永が、「育むということ -未来を担う人財育成」と題して講話を行いました。
 <若者の働く現場では、静かに静かに、大きな変化が起きている>
 <宮崎の若者たちが、やりがいのある仕事が見つけられない、と苦悩している>
 <中高生の時から、自分にとって幸せとは何だろう? と問いかけることが大事>
 <子供たちに、未来の可能性をこそ語ることが必要!>
 <若者定着は、産業界の役割と責任>
というお話を、約40分行いました。

「宮崎県企業ガイドブック」(左) 「宮崎のまち・ひと・しごと」(右)

(文責:水永)

にちなん起業体験プログラムの第五回を開催しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の第五回のプログラムが実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラムです。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、商品を準備してオンラインショップを経営するプログラム。

10月1日にオープンしたオンラインショップの運営も折り返しで、第五回となる今回は、中間振り返りとして現状の確認と残り1ヶ月どう販売していくかの戦略立案を行いました。
3グループに分かれた中高生たちが、それぞれ以下のようにショップを運営いています。

●苔テラリウム制作キットを販売する「Mosstore(もすとあ)」
https://mosstore.thebase.in/
●主婦をターゲットに親子の会話のきっかけとなるようなTシャツやトートバックを販売する「ChouChou(シュシュ)」
https://chouchouncn.thebase.in/
●気軽におそろいを楽しめるをコンセプトにしたTシャツを販売する「AM’」
https://amnichinan.thebase.in/

プログラムの詳細は
こちら


(文責:羽田野)

飯野高校のグローカルアントレプレナーシッププログラムに参加しました

今日はコーディネーターの羽田野が県立飯野高校でのグローカルアントレプレナープログラム(E-GEP)に参加しました。
9人の生徒さんがそれぞれ2年間かけてえびの市の未来を創るビジネスモデルを作るというプログラムで、9月からスタートしているのですが、この度サポートメンバーとして加わることになりました。

プログラムの設計・運営は、 ㈱次世代共創企画代表取締役、NPO法人JAEファウンダー/理事、大正大学地域構想研究所関西・淡路支局長/特別研究員、ミライ企業プロジェクト全国事務局代表など様々な肩書をお持ちの山中昌幸さんが遠隔で実施。
羽田野は生徒さんたちへの個別のフィードバックやお悩み相談、成長の振り返りなど、学びの面でのサポートを担当します。

今日は事例研究の授業を見学後、生徒さんと座談会形式で課題に思っていることなどについて話し合いました。


(文責:羽田野)

川南町国光原中学校で、キャリア教育プログラムの支援活動を行いました

今日は、児湯郡川南町立国光原中学校にて、コーディネーターの福島がワークショップを行いました。


対象は同校1年生。

今後ますます地域の方との活動を予定されており、今年度のSST計画の中で9月に実施したコミュニケーション講話に続く10月は「他の人の視点を借りて自分について見つめ直してみよう」というテーマで実施。


自己分析のフレームワーク「Will Can Must」をアレンジしたワークシートを活用し、同級生とシェアしながら新しい自分を発見することにチャレンジする時間となりました。


「自分がやっていて嬉しいことが人の役にも立つ」ということは、幸せにはたらくためにとても大切な考え方の一つですが、いざ自分のCan-できること・得意なこと-を出そうとしても、ついつい「できていないこと」に目を向けがちです。


しかし、クラスメイトなど「他者」から

「あの時にとても楽しそうだったよね」

●●の時、すぐ気が付けていたよね」

「みんなを笑わせるのが得意だよね」

など率直なフィードバックをもらうことで、
他者から見た自分について考えてみるきっかけになることがあります。

次年度以降の地域活動の中で、様々な役割や、やりがいの可能性が広がるタネになってくれるといいなと思います。

(文責:福島)

オンライン・ライフプラン発表会をサポートさせていただきました

 



小林市立須木中学校3年生のオンライン・ライフプラン発表会で、コーディネーターの稲田と福島がゲストティーチャーとして対話を促すファシリテーターをさせていただきました。

こすもす科「夢をつかもう!」の単元の中で、それぞれが今現在で考えているキャリアプランに、グループの生徒たちからの質問や意見を交えてブラッシュアップしていきます。

小林市教育委員会訪問もあり、20名以上の大人に囲まれての発表の中、生徒たちはイキイキと表現をしていました。

これから進路選択の準備が本格化してくる時期。自分を見つめ直すことで、より自分を知り、様々な選択に向けてのサポートとなれば幸いです。

(文責:福島)


南郷中学校のプロジェクト型学習でサポートを行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業のサポートを行いました。

南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。優秀作は南郷プリンスホテル様で実際に活用されます。

前回に引き続き、今回もパソコンを使っての制作作業。少しずつ作業にも慣れてきて、レイアウトや色味、アニメーションなどこだわって作りこむ様子が見られました。
最終的にどんなリーフレットや動画になるのか、とても楽しみです。


(文責:羽田野)

西都市立三財中学校で、オンライン職業講話を実施しました







西都市立三財中学校にて、オンライン職業人インタビューが実施され、企画・実施サポート、事後のフィードバックを福島が担当しました。


オンラインの場合、地域の大人の働く現場に触れるという点では限界がありますが、メリットも様々あることを関係する全員で共有ができ、また、今後のキャリア教育の広がりや可能性を探ることのできた1日になりました。


これを一つのきっかけに、今後県内で検討したい学校へのサポートもできればと思います。

<生徒たちからの感想一例>

・職業人から若者への一言が、10年、20年後に若者に言えるように、僕も頑張りたいです。

・心の中に残っている言葉が2つあります。1つ目は、「大人がこうやっていっているからこうしよう」ではなくて「大人はこうやっていっているけど、私はこうしよう」と言う言葉です。大人が言うことは全て正解と思わずに、自分で考えて行動していこうと思いました。

・自分の中での失敗ということに対して悪いイメージだったけど、今日の話を聞いてチャレンジしているから失敗するといって、良いイメージのことを聞けて、自分の考えが広がったのでよかった。

・今回お話をしていただいた人達のように「上手くいかない時こそ成長できる!」とポジティブに生活していきたいです。

・仕事での達成感については、私なりに回答をまとめると、相手がいるから達成感が生まれるのだなぁと思いました。確かに感謝された時や教え子が選手になった時など、結局皆さん同じことで達成感を感じているんだと感じました。


<職業人からの感想一例>

・話すことで自分にとっての再確認にもなりましたし、他の方の意見を聞いて自分でも気づく部分があった。

・子どもたちの気持ちを育てる、異議のある時間。

・学生さんに少しでも、お役に立ちたいと同時に自分の為にも、異業種の方々とのお話しが聴けて、勉強になりました。

・とても良い授業だと感じましたので、ぜひ協力したいと思っています。

・お話しさせてもらうことができて、とても楽しかったです。話す側も自分の仕事に誇りが持てるように感じたので、園の職員にも話して欲しいなぁと思いました。


(文責:福島)

妻高校の探究活動「さいと学」でプレゼン講座を行いました

本日はコーディネーターの羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」にてプレゼンテーション講座を行いました。11月に最終発表会が予定されており、そこに向けて発表の準備をする段階になります。
また、コーディネーターの福島も引き続きメンターとして参加し、生徒たちの活動をサポートしました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

講座ではメッセージを絞り、内容を付せんに書き出し、順番を並べ替え、という手順をワークをしながら一緒に進めていきました。

(文責:羽田野)

南郷中学校のプロジェクト型学習でサポートを行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業のサポートを行いました。
南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
優秀作は南郷プリンスホテル様で実際に活用されます。

7月から企画を考え、情報を集め、今回はいよいよパソコンを使っての制作作業。
PPTソフトを使って動画もリーフレットも制作をしていきます。

パソコン作業自体に慣れていないため、キーボード入力に時間がかかったり、操作方法に戸惑ったりという場面もありましたが、フォントや色味にこだわり、少しずつ形になっていく様子が見られました。(文責:羽田野)

都城泉ケ丘高校2年生への「職業講話」を実施しました

都城泉ケ丘高校では1、2年生を対象にした「職業講座」が行われました。
今年はコロナ禍で開催が一時危ぶまれていましたが、無事実施できたことを生徒たちも先生方も大変喜んでおられました。

講座に先立ち、2年生(260名)を対象に全体講演を、トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか -激変する時代にこれから求められる人財」と題して行いました。
<君たちが漕ぎ出す社会は可能性に満ちている>
<世の中には多様な働く姿がある>
<自分にとって幸せとは何か?を考えることが大事> という話をしました。
講演後に本質を突いた質問がいくつも出され、講師の私にとっても刺激的な対話 の場になりました。

このあと、1,2年生を対象に「職業講座」が行われ、17名のOBや地域の 方々が講師として来校されお話をされました。弁護士、旅行業、メディア、製造業、銀行、医師、看護師、臨床心理士、航空大学校、小学校教師、特別支援学校教師、県・市職員など多様な職業の方々から、生徒たちは2人ずつを選んで、入れ替わって詳しく話を聞きました。

(文責:水永)

西都市立三財中学校でのオンライン職業講話に備えた練習会を行いました

本日は、10月16日に予定している「オンライン職業人インタビュー」に備え、西都市立三財中学校の3年生の生徒19名と先生方3名でオンラインで練習会を行い、コーディネーターの福島がファシリテーターをつとめました。

 

まず最初に、クイズ形式でZoomの使い方をお伝え。
ミュート機能や、画面のON/OFF切り替え、チャット機能について、アイコンを頼りに、チームメンバーや、他のチームと助け合いながらボタンを探しました。

声を出したりジェスチャーで伝えることがとても上手な三財中3年生のみんな。オンラインだからこそ、対面している時よりもとても大事なことなので、本番でも同じように対応できると、インタビューをされる職業人の方も話しやすくなるだろうと思いました。

次に、チームごとにブレイクアウトルームを作り、そこにお一人ずつ先生に入っていただいて、インタビューの練習を実施。実施後の振り返りでは、生徒や先生からこのようなコメントがありました。

<生徒から>
・リモートだと、遅れて聞こえてきたりして焦ってしまった。
 落ち着いて質問できるように備えたい。
・ちょっと緊張した。
・相手の(今回は先生の)意外な一面を聞くことができて
 楽しいと感じた。

<先生から>
・たくさん質問できたことが、素晴らしかった。
・リアクションをしっかり取れていたところが素晴らしかった。
・質問する前に「質問していいですか?」や終わった後に
 「ありがとうございました」と伝えられていた。

改善のポイント:
・1つの質問について回答をもらったら、そこから深掘りしていくのもいい。
・その人が仕事に就くまでの道のりや、必要な資格、
 どうやって取得するのかという質問があると、より仕事について
 理解が深まるのでは。

3名の先生から、励ましと改善点としてのアドバイスがありました。

本番は10月16日。インタビューには、県内外の様々な職業の方が関わってくださる予定です。(
文責:福島

妻高校にて探究活動「さいと学」のメンターを務めました

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」にメンターとして参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

新型コロナの影響を受けながらも何とか6月からグループでの活動を始め、いよいよ大詰め。
自分たちが考えた施策を具体的に実行に移すため、地域の方々に話を聞きに行ったり、協力のお願いをしたりという活動が進んでいます。
メンターの方に教えてもらいながら初めての企画書作りに取り組む様子も見られました。
(文責:羽田野)

延岡星雲高校の総合的な探究で、社会人メンターによる指導開始

本日、延岡星雲高校フロンティア科1年生(40名)の総合的な探究の時間(「フロンティア学」)で、社会人メンターによる指導がスタートしました。
トータルコーディネーター(兼延岡市キャリア教育支援センター長)の水永がサポートさせていただき、メンターと先生方との事前打合せも行いました。

昨年までは2年生でメンター指導を行ってきましたが、「探究学習」を実りあるものにするためには、もっと早くから取り組んだ方がいいということで、今年から初めて1年生に、メンターによる指導を導入したものです。

企業と行政から4名の方々にメンターとして来校いただきました。先生の方から「介護福祉」「観光」「環境」「安全」という4つのジャンルが示され、それぞれについて具体的な「課題テーマ」を2つずつ、メンターの方々に提示いただきました。生徒たちは、この課題テーマに取組みを開始しました。

これから来年3月までの半年間で12回の授業が予定されていますが、この内毎月1回程度(合計で5回)メンター指導日を設けて、来校いただきアドバイス指導を受ける予定です。

 
(文責:水永)

延岡商業高校1年生に職業講話を行いました

延岡商業高校1年生(3クラス、90名)に、トータルコーディネーターの水永が職業講話を行いました。

延岡商業高校では、全学年で取組む「桜マーケット」(延岡駅前周辺店舗にての販売実習)を、毎年12月に行っています。1年生は、卒業生や協賛企業の方々と共に販売実習を行う予定です。
それに備えて、「働くということ」「商売とは何か」「企業の実態」などについて学ぶ一環として講話が企画されました。

1年生の2クラス(60名)については既に、7月8日(水)にリモートでのオンライン講話を行っています。今回は残りの3クラスの生徒たちを対象に行われました。

講話は「君たちはどう生きるか -君たちの未来は可能性に満ちている」と題して行いました。「自分にとって幸せとは何か」を考えること。「未来は可能性に満ちた時代であること」そして、「何のために働くのか、多様な働き方があること」を語りました。最後に「失敗や挫折を恐れずに挑戦してほしい」と生徒の皆さんに心からのメッセージを送りました。

(文責:水永)

延岡市立旭中学校1年生が、農漁業の魅力を発表

旭中学校1年生(2クラス、67名)が、「第一次産業から再発見 延岡の魅力」について発表会を実施しました。 

1学期に、延岡市内の農業と漁業の現場をバスで訪問する予定でしたが、コロナ禍で訪問できなくなったため、ビデオメッセージを作成して欲しいとの依頼がありました。
そこで、トータルコーディネーター(兼延岡市キャリア教育支援センター長)の水永の方で、サポートさせていただき、農業者2名、漁業者2名のビデオメッセージを作成しました。

その4名のビデオメッセージ(各人7分)を、6月5日(金)に1年生全員でクラス毎に視聴し、その後6月から9月までの4ケ月間にわたって、延べ8回の調べ学習や社会人講話等が行われました。その間、個人毎に課題を設定し「調べてわかったこと」「皆に伝えたいこと」「感想」などをまとめました。

発表会には、ビデオメッセージを寄せていただいた田口さん(果樹園)、中西さ
ん(ひむか本鯖養殖)のお二人が来校され、発表を聞いた後に、生徒たちの質問に
答えながら、対話が行われました。
生徒たちはビデオに登場されたご本人が教室に
来られるというワクワク感と、調べ学習を通じて得られた気付きや疑問を直接本人に聞いてみたいという期待で、「興味津々」の様子でした。

1時限目の発表会の後行われた2時限目の質疑応答と対話の時間は、圧巻でした。
35分の時間があっという間で、次々に質問が出され、様々な角度からの質問や意
見で実りある対話となりました。この4ケ月間の先生方のご指導のもとで、生徒たちの主体性が引き出されたのだと思います。
このように、つながりのあるキャリア教育を行うことによって、間違いなく子供たちの「主体性」が引き出されるのだということを実感する機会となりました。

  
(文責:水永)

高鍋高校・探究科学科報告会に、伴走者として出席いたしました

本日午後、県立高鍋高校にて、探究科学科1年生の「探究I」報告会が開催され、コーディネーターの福島が伴走者として出席しました。

探究科学科は、昨年度より普通科探究科学コースから変更され、従来の教育活動に加えて、探究心の育成を目的とした学科です。「協働的・批判的・創造的思考力」を備えた人材の育成を目指し、学校設定科目として「探究I」を開講しています。

本年度1学期をとおしてフィールドワーク演習Iでまちづくり学習を実施。
期間中は、課題を見つける、深掘りする、仮説を立てて、実際に高鍋町内を歩く、発見したことを共有するなど地域を題材とした課題解決型学習を進めてきました。

また、高鍋町に本店を構える株式会社日向利久庵の弓削社長にもご講演いただいたり、一般社団法人Global Academy 岡本代表からの中間フィードバックありという、大きな支援の下、1グループ4名に分かれ、観光や、文化財、商店街の利活用の課題、安心安全な町について歩行者の交通安全の視点で検証したチームなど計6チームが発表を行いました。

探究コースが始まった時から関わらせていただいており、当初と比べると、生徒たちの成長・変貌をとても感じました。2学期、そして2年生でも熱量高く取り組んでほしいと思います。

(文責:福島)

延岡市立岡富中学校2年生が社会体験バスツアーを実施

9月18日(金)に岡富中学校2年生(84名)が、社会体験学習として職場訪問バスツアーを実施しました。
トータルコーディネーターの水永が、延岡市の有志で活動している「産業観光研究会」のメンバーと一緒に支援しました。

生徒たちは3グループに分かれて、大型バスに分乗して、2社ずつを訪問しました。
訪問先は、岸上蒲鉾冷蔵株式会社、有限会社亀山工業、株式会社中園工業所、株式会社田口ファミリーファーム(果樹園)でした。

訪問先では、責任者の説明・現場見学を行いましたが、生徒からはたくさんの質問が出されて活発な対話が生まれていました。
生徒たちはこの様子をタブレットで写真撮影し、3学期に行われる予定の「働く姿 写真コンテスト」に向けてさらに学びを深めていくことになります。

  
(文責:水永)

妻高校にて探究活動「さいと学」のメンターを務めました

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」にメンターとして参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

写真は終了後のメンターの振り返りの様子。各グループの進捗を共有し、メンターとして関わる上での課題や疑問点について意見交換をしました。

(文責:羽田野)

川南町国光原中学校で、キャリア教育プログラムの支援活動を行いました

今日は、コーディネーターの福島がサポーターとして関わっている児湯郡川南町の国光原中学校で、1年生の調べ学習の中のプログラム「共創的コミュニケーション 体験して使ってみよう」が実施されました。

12月の発表までに、地域の方と関わり進めていくことを計画されている中、地域の方から様々な角度で深くヒアリングするスキルを身につけることを目指しています。

まずは2人でペアになり、「否定」「肯定」のワークを実施しました。
一人が「〜しよう」と声をかけ、もう一人が「やだ」「いいね」を返し続けます。「やだ」と言われ続けた時、言い続ける時の気持ち、そして「いいね」と言われ続けた時、言い続けた時の気持ちに目を向け、覚えておいてもらいました。

次に、「Yes, And」のワークを実施し、一人が「〜しよう」と声をかけたら、もう一人には「いいね。じゃぁ、〜しよう」とさらに提案を乗せてもらいます。

それぞれのワークをやってみて、どんな風に展開して行ったか、どんな気持ちだったかを共有する時間をとりました。

・やだ、っていうときは申し訳なくなった。
・やだ、と言われ続けるのは苦しくて途中で言えなくなった。
・いいね、と言われると受け入れられていると感じた。
・いいね、の後に提案が出てくると、さらにアイディアが発展すると感じた。といった感想が出てきました。

最後に、「間違ってもいい」を体感できるワークも実施し、生徒たちも大変盛り上がりました。

同校には、コミュニケーションのワークのため、フェイスシールドのご準備もいただきました。おかげさまで安心してワークも楽しんでいただけました。

講話の様子
(文責:福島)

日南高校の探究活動の研究発表会に審査員として参加しました

今日はコーディネーターの羽田野が、日南高校の探究活動「未来戦略課」の研究発表会に審査員として参加しました。

日南高校の「未来戦略課」は日南市のまちの課題について研究し、グループごとにテーマを設定して解決策を政策として提案します。
1年生の11月頃~2年生の7月にかけて行われているもので、最終発表会を経て選ばれた5グループが今回の研究発表会に臨みました。
今回の審査員には、日南市長、日南市教育長も参加し、最も優秀な発表に「市長賞」が贈られました。

また、例年は大きな会場での実施なのですが、新型コロナの影響を受けて教室を会場に、いるのは審査員と一部の先生、あとは発表の生徒さんたちが入れ替わり立ち代わり。これから活動を控える1年生たちは同時配信している動画を各教室で見る、という形でした。

(文責:羽田野)

延岡高校「課題解決型学習」メンターとの第一回会合が実施されました

今日は、トータルコーディネーターの水永が支援をしている延岡高校の「課題解決型学習」にて、メンターとの第一回会合が実施されました。

延岡高校では、MS(メディカルサイエンス)科ならびに普通科で、今年4月からSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)の認定を受け、取組みが始まっています。
MS科1年生(80名)では、1学期での学びを基に、2学期から本格的に「課題解決型学習」に取組むことになりました。
そして、先生方の指導に加えて、社会人メンターにも継続的に関わっていただくことで、実践的な深い学びをめざしていきます。
当センターでは、メンターの人選や依頼などについて支援させていただきました。

9月14日(月)5時限に、メンター(地元企業の若手研究者・ベテラン技術者5名)から「課題テーマ」が提起されました。
生徒たちは、この中から希望するテーマを選び、来年3月まで、折々にメンターの指導を得ながら学びを深めます。

テーマは自然科学に関するもので次の通りです。
 1.延岡の川の水を使って美味しい飲み水を作る。
 2.ジャガイモ・フルーツ電池を用いたLEDライトの作成
 3.人工臓器用高強度ハイドロゲルの開発
 4.バークペレット(バイオマス燃料)の発熱量向上
 5.新型コロナウイルス感染症の流行を数理モデルにより解析し、対策を提案する

(文責:水永)

にちなん起業体験プログラムの第四回を開催しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の第四回のプログラムが実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラムです。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、商品を準備してオンラインショップを経営します。
第四回となる今回は、オンラインショップで扱う商品をショッピングセンターサピアで試験的に販売するテスト販売会を行いました。

参加者は学校等を通じて知り、申込みをしてくれた中高生14名。3グループに分かれ、それぞれに商品を企画し、販売を行います。
第一回~第三回を通じて、以下の3つのショップができました。
苔テラリウム制作キットを販売する「Mosstore(もすとあ)」
気軽におそろいを楽しめるをコンセプトにしたTシャツを販売する「AM’」
主婦をターゲットに親子の会話のきっかけとなるようなTシャツやトートバックを販売する「ChouChou(シュシュ)」

今回のテスト販売の結果を踏まえ、10月1日よりオンラインショップBASEにて本格的な販売を開始します。
プログラムの詳細はこちら


(文責:羽田野)

南郷中学校のプロジェクト型学習にて特別授業を行いました!

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業を行いました。
南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
近くにある南郷プリンスホテル様のご協力により、制作したものの中で優秀なものは、ホテルのロビーで放映&配布をしていただけることになっています。

今回はこのプログラムの一環で、映像制作などを手掛けるメディアクリエイトクリエイトあんばらんすの三輪洋平さんと、WEBデザインやライター、カメラマンなど様々な制作を行う企画制作はるうた商店のよしだなほさんにお越しいただき、特別授業をしていただきました。

まず5時間目はメディア制作のプロであるお二人から「伝える」仕事をする際に大事にしていることや良いものを作るために取り組んでいることなどのレクチャー。私がインタビュアーとなってお二人に質問をする形で進めました。
6時間目は、リーフレットを制作するグループと、動画を制作するグループに分かれ、それぞれ制作する上での具体的な手順や注意点を学びました。

このプログラムでは、全体の授業デザインからワークシートの作成、協力企業である南郷プリンスホテル様の紹介や今回の講師の調整など、あらゆる面でコーディネーターとしてお手伝いをさせていただいています。
(文責:羽田野)

三郷町3校の修学旅行の事前学習に動画で参加しました

今日はコーディネーターの羽田野が、三郷町の3つの中学校(美郷南学園、美郷北学園、西郷中学校)が合同で行う修学旅行の事前学習会に動画で参加をしました。

新型コロナウィルスの影響で修学旅行先が県内になったことを受け、新しい修学旅行の形を模索されている三郷町の中学校。日南市に行ってまちづくりの事例を学ぶ予定とのことで、日南市にどんな取り組みがあり、どんな特徴があるのか、今回はキャリア教育のコーディネーターというより、日南を選んだ移住者の一人としてお話をさせていただきました。

本来であれば現地でお話したかったのですが、どうしても都合がつかず、事前に動画を撮影して流していただく形での講話となりました。


(文責:羽田野)

東郷中学校の3年生によのなか先生の授業を行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立東郷中学校の3年生にキャリア教育の授業を行いました。
日南で活躍されている4名の社会人の方をよのなか先生としてお招きし、「人生の転機」をテーマにパネルディスカッション。コーディネーターは企画&進行役です。

お越しいただいたのは、児童発達支援に取り組むNPO法人HappyCrayonの事務局長であり、障がいを持つ人の働く場としてconys caféを昨年立ち上げられた齋藤美奈子さん、日南市役所の健康福祉部長寿課で行政の立場から医療福祉を支える中田歩さん、永野建設株式会社代表取締役の永野伸弥さん、いちごがり写真館「くらうんふぁーむ」の運営を始め、農業や地域づくり、大道芸人と幅広く活動されている渡邉泰典さんの4名。

5時間目にパネルディスカッションを聞いた後、6時間目はさらに話を聞きたい人を囲んでの質疑応答。20分×2ターンでじっくりお話を聞きました。

・同じ質問に対して、4人それぞれの考えがあっておもしろかった。
・今の自分と違った考え方ばかりで、そのときにできた目標に向かって努力していることが参考になりました。
・夢のとおりにいかなくてもどう考えていくかが大切で、悩みすぎないことも大切だと思った。
・AI等が発達・普及してきても人にしかできない仕事がある。と言われて納得した
・どこで働いているかではなくてどうやって働いていくのかが大事なんだと思いました。
など様々な感想が聞かれました。

多様なゲストの方それぞれのお仕事に至った経緯ややりがいなどを伺うことで、進路への向き合い方や仕事の捉え方について考える機会になったのでは、と思います。


(文責:羽田野)

妻高校の探究活動「さいと学」へ行ってきました!

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」に参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心の基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

私たちもメンターの一人として担当する班へのアドバイスを行う他、学校のご要望に応じて全体向けのワークショップを実施したり、ワークシートの作成をしたり、「さいと学」自体が教育目標を達成できるものになるよう、お手伝いをしています。

  
(文責:羽田野)