東郷学園ニュース
5年生の米づくり ~荒おこし→植えしろ→田植え~
5年生が米づくりに取り組んでいます。地域ボランティアの皆さんに教えてもらいながら、荒起こし、植えしろ、田植えに挑戦しました。
初めの方こそ、「わ~ん泥がついたあ~」「気持ち悪い~」「汚れる~」などと大人しかった子どもたちも、回を重ねるごとに大胆になっていき、全身泥だらけでも余裕の表情!手足を洗う用水路の水の冷たさも満喫していました。トラクターに乗る体験もさせてもらいましたよ。
下校途中に田んぼの見回りをしてくれている5年生もいます。土手が崩れて田んぼの水が流れ出ていることに気づいた子どもたちが石や土で水をせき止めてくれていたのだとか。それを知った地域ボランティアの鈴野さんが「自分たちの田んぼ、という意識を持ってくれているのがうれしい!」と、大変喜んでおられました。
ぼくたち、わたしたちの田んぼを今後も見守っていきます。
地域ボランティアのみなさん、手伝いに駆けつけてくださった保護者のみなさん、ありがとうございました。
これぞ郷育!小中一貫教育を貫く軸!
東郷学園といえば「郷育」。郷育を意識した取り組みが様々に展開されています。郷育のキーワードである「切磋琢磨」「社会性」を感じる取組の一つが、集会時の児童生徒の動きです。
全児童生徒が体育館に集まる時、先生たちの声は一言も聞こえません。児童生徒会執行部がそれぞれにスケッチブックをもち、要所要所に立っています。笑顔で礼儀正しく会釈で迎えてくれる中学生。移動するほかの中学生も小学生も、スケッチブックのメッセージ(無言・1列で歩こう等)をしっかり受け取って無言でキビキビ移動しています。
体育館では、上の学年の児童生徒がこれまた無言でよい姿勢で待っています。よいお手本を真似て、今では入学してまだ3か月弱の1年生も立派な態度で集会に参加していて「すごいなあ!」と感心してしまいます。
特筆すべきは、繰り返しになりますが先生たちが何も言わなくとも子どもたちが自主的にそのような雰囲気を作り、実践できているところです。まさに郷育!小中一貫教育のよさだと感じています。
多肉植物の寄せ植え体験 ~第1回 家庭教育学級~
6月5日に第1回目の家庭教育学級が開催されました。
花のたかはしの高橋由明さんをお迎えして、総勢15名の家庭教育学級生、そのお子さんたちを交えての多肉植物の寄せ植え体験をしました。
高橋さんの分かりやすい説明&実演の後、各自で6つの好きな多肉植物を選び、自由にレイアウトしていきました。ああでもない、こうでもない、と楽しみながらあっという間に寄せ植えが完成。最後はみんなで観賞会をしました。
後半は、今後の家庭教育学級の内容を検討。令和7年度は、「応急手当講座(健康・防災教育)」「家庭で取り組むキャリア教育」「親子でボッチャ(人権教育)」「視察研修」「苔玉&ドライフラワー教室(ものづくり講座)」というような内容で進めていくことが決まりました。
保護者同士で、親子で、ワイワイ楽しみながら「家庭教育にとって大事なこと」について考えていく1年間にしていきます。
子どもだけでなく、職員も日々学んでいます!5分間ミニ研修
子どもを教育する私たち職員も、日々情報のアップデートが必要です。しかし、なかなか研修時間が取れないのが現状です。しかし!東郷学園はその限定された時間の中で、常に子どもたちによりよい教育を提供しなければ!という思いから、毎週水曜日の職員会議の始めの5分を「5分間ミニ研修」という時間にすることにしました。
毎週水曜日に5分間の研修を積み重ねることで、職員の意識を継続させること、毎週具体的な内容の研修を盛り込むことで、翌日から子どもたちに教育で還元すること、等をねらいとした取組です。
すでに3回実施しました。第1回目は小学部教頭より「すべての子どもの授業の参加度を上げるために私たちにできること」ということで、「授業のユニバーサルデザイン化を土台としたチェックポイント」を使って、自分の授業を振り返り、今後の改善点を探りました。
第2回目は、生徒指導主事より最新の生徒指導についての情報提供。第3回目は、中学部教頭より学校の安全についての情報提供。
5分間という短い時間だからこそ、先生たちも全集中!今後も様々な内容で5分間の研修を積み重ねていく予定です。
話す力、聞く力、建設的な話し合いって大事だなあ…児童生徒総会
5月23日に児童生徒総会が開催されました。
児童生徒総会とは、児童生徒会の最高議決機関。みんなで学校のことを話し合い、みんなで物事を決定していく場です。また、総会の進め方や考え方を下級生に引継ぎ、発展させていく場でもあります。
まさに、将来のPTA総会、まちづくり協議会、市議会、県議会、国会等につながっていくような「小さな社会」を感じさせる総会でした。
参加者は5年生から9年生。各委員会からの提案について話し合った後、「優しさと思いやりのある学校とは?~私たちにできることを考えよう!~」という協議題でも話し合いました。
人の意見を聞きながら自分の意見をまとめてアウトプットする、話し合いの着地点を考えながら意見をまとめていく…大人でも難しいことに、それぞれの立場で懸命に努めようとしている子どもたちの姿が印象的でした。執行部や小学部・中学部それぞれの学級代表の子どもたちの緊張感もビシビシ伝わってきました。
児童生徒総会を通じて、日頃の授業や活動の中での「話す力・聞く力・建設的に物事を考える力」を鍛えていくことの重要性を改めて感じているところです。
今後は、みんなで話し合ったことをみんなで「実践」していくことで、東郷学園を「優しさと思いやりのある学校」にしていくという年間を通した取組がスタートします。保護者の皆様、地域の皆様、乞うご期待!です。
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