お知らせ

2022年5月の記事一覧

変身クラブ

今日は、クラブ活動の日でした。

4・5・6生が参加します。

本校にはどんなクラブ活動があるかというと

 

1つ

 

です。???

 

大きな学校だと、イラストクラブ、家庭科クラブ、ドッジボールクラブ、工作クラブ、ソフトボールクラブ、、、、といくつかの種類のクラブがあるのでしょうが、

何しろ、456年生、合わせて10名。

指導する先生もごくわずか。

ということで、本校のクラブ活動は

1つです。

 

その代わり、いろいろなクラブに変身します。

前回のクラブ活動ではバドミントンクラブとなり、

今日は、工作クラブとなり、

牛乳パックによる「こまづくり」に挑戦したようです。

 

部長さんを中心に(立候補した4年生が務めています。よく頑張っていました。

それをフォローアップしてくれる56年生もさすがです。)

活動が始まると、説明書を見ながら

「あーでもない、こうでもない、いや、こうでしょ。」

と言ったかどうかは定かではありませんが、

楽しそうに作成に取り組んでいました。

 

しばらくすると、牛乳パックのコマが完成!

こんな感じです。

上手にできたようで、

どの子のコマもよく回って

楽しそうに遊んでいました。

よかったですね。

 

さて、次回のクラブ活動では

家庭科クラブに変身するみたいです。

内容は、「調理実習」

何を作るかは、これから計画するのだとか。

計画も含めて楽しみですね。

 

AED講習

今日は、児童下校後、職員向けのAED講習が行われました。

日向消防署から2名の方に来ていただき、講習を行っていただきました。

説明が具体的でとても分かりやすく、途中に質問されたり、ユーモアを交えたりしながら講習を行っていただき、大変充実した研修となりました。

私たち、学校の職員はいざという時に備えて、毎年このAED講習(心肺蘇生法講習)を受けていますが、毎年、少しずつグレードアップというか、マイナーチェンジしています。

今回は、コロナ禍ということもあり、人工呼吸(マウストゥマウス)は行わずに胸骨圧迫のみで心肺蘇生を行う方法を教えてもらいました。

もしものときに救急車が到着するまでに、本校だと10分以上はかかると思われます。

それで、実際に(今日は6名でしたが)私たち職員で10分間、交代しながら途切れることなく胸骨圧迫を続け、またその途中でAEDを使って救命処置を行う方法を学ばせていただきました。

10分間、心肺蘇生(胸骨圧迫)を続けるのがいかに大変かよく分かりました。

もう5分ぐらい経ったかな? と思ったら、実際には2分ぐらいしか経っていませんでした。

 

今週から水泳学習も始まります。

いざというようなことがないのが一番なのですが、もしもの時はためらわずに心肺蘇生を行う技能と心構えができた今日のAED講習でした。

 

ご指導いただいた日向消防署の方、ありがとうございました。

何々?

突然ですが、今日の牧水クイズ! ジャジャン!

「今日の短歌に『家のせとぐち』という言葉が入っていますが、

『せとぐち』とは ①げんかん ②うらぐち ③だいどころ

 どれでしょう?」

大人の皆さんは、もちろん分かりますよね。

「せとぐち」とは「背戸口」

つまり、うらぐちで②が正解でした。

 

さて、玄関前の短歌のところに子ども達が

何人か集まっています。

何をしているんだろう?と

思って近づいてみると

1人の子が「今日の短歌」の中に使われている

文字を組み合わせて、できるお友達の名前は

誰の名前があるかな?みたいなことを

毎日やっているみたいで、

それをお友達と一緒に考えているところでした。

(たとえば、「ゆうま」とか「のりか」とかです。)

子どもって本当にいろんな遊びを考えますね。

 

ちなみに、今日の短歌の文字の中にかくされていた

坪谷小学校のお友達の名前は、

1人だけという難しいレベルだったみたいです。

えっ、誰?

んー、正解は坪谷小学校の関係者しか分かりませんね、すみません。

さて、今から出張なので今日はここまでです。

また来週~。

 

アオバズクとチリコンカン

今日は朝、子ども達を迎えながら一緒に歩いていると、

5年生の男の子が通り過ぎた横のセンダンの木を見ながら、

 

「校長先生、夏になるとこの木にアオバズクが来るんですよ」

と教えてくれました。

「ああ、ちらっと聞いたことはあったけど、この木だったんだ。」

「はい、親子で来ますよ。」

「へぇえぇ~、それは楽しみだ。早く見たいね。」

などと話していたら、今度は5年生の女の子が登校して来ました。

 

「校長先生、おはようございます。」

「はい、おはようございます。」

「校長先生、今日、給食 チリコンカンですよ。豆がいっぱい入った。。。」

(たしかに、給食あるあるで豆の入った給食メニューって意外と多いんですよね。)

 

「でも、豆は栄養があるから頑張ってたべなきゃね。」と言うのが模範解答なのでしょうが、

つい、私もポロリと

「実は、校長先生もちょっと苦手なんだよね。」

と言うと、2人でしばし沈黙。

まるで、ちびまる子ちゃんの額にたて線が入ったような感じに。。。。

 

すると思い出したように、その子が

「あっ、でも小さいおかずはフルーツポンチです!」

「おー、それはテンションがあがるねー。」

「はい!」

 

そんな会話をした今日の朝でした。

今は、お昼過ぎ、チリコンカンも全部、食べられたかな?

 

さて、今日はこの後、梅雨時期の大雨を想定した避難訓練があります。

ちょうど昼前から雨が強くなってきて、いいシチュエーションが

整った感じとなりました。

雨男がどこかにいるのかなぁ~???

 

種まき

今日は、五色米の種まきの日  ♪

本校の特色の1つである稲作体験活動のスタートの日です。

よく5年生が総合とかで体験する学校はありますが、

本校は全校児童で、種まきから草取りから稲刈りから脱穀まで

文字通り稲作を体験させてもらいます。

(と言ってもさすがに全てとはいきませんので、そこは大人の専門家の方が手助けしてくださいます。)

私もはじめてなのですごく楽しみにしていました。

学校のすぐ横の寺原 正さんのビニルハウスに集合して「はじめの会」を行いました。

寺原 正さんは、「坪谷小学校地域教育ネットワーク協議会会長」をしていただいている方です。すなわち、本校の稲作体験活動の手助け人であり、強力な助っ人です。)

「はじめの会」の中では、校長先生のお話に続いて、

経験豊富な高学年児童が準備していた絵を見せながら、

下学年児童に種まきのコツを伝授してくれました。

その後、寺原 正さんより五色米の種まきの

ルーツや種まきまでの準備について話をしてくださいました。

五色米は古代米とのことですが、本当に種も五色の色をしているんですね。

本校の五色米の稲作体験活動のスタートは、2019年だそうです。

ちょうど、本校がNHKジュニア短歌 学校大賞を受賞した年ですね。

 

今日の種まきは、子ども達は種まきからのスタートですが、

もちろん下準備を寺原さんがしてくださっています。

いい種をより分けるための塩水選をして、

種籾の消毒、これも無農薬で行うために、60度のお湯に10分間つけることで消毒をしているのだそうです。

さらには、5日間、水につけて今日の種まきに合わせてくださっているのですね。

そんな話を聞いて、子ども達も1つぶ1つぶを大切にしていこうという気持ちが高まったようです。

 

今日も、種まきは「おすず班(異学年交流班)」で取り組みます。

それぞれの班の今日のめあては、以下のようなものでした。

 

○ おいしいお米になるように、気持ちを込めてていねいにまこう!

○ たねを落とさないように、ていねいにまこう!

○ たね1つぶ1つぶに感謝して、ていねいにたねをまこう!

 

「ていねいに」という言葉に、どの班も大切に育てていきたいという思いが込められていますね。

 

さあ、いよいよ種まきです。

5色米なので、他の種類が混じらないように

作業場所を5箇所(先生達の班もつくって)種まきがスタートしました。

 

子ども達は(あっ、先生達も)、協力しながら工夫して全体にまんべんなくまいているようでした。

しばらくすると、こんな感じに。。。

 

今日、種まきした種から3日後ぐらいには芽が出てくるそうです。

20日間ほど一つ一つに丁寧に水やりをして苗を育てていきます。

 

「苗半作」

米作りの半分は苗作り! というぐらい苗作りが大事ということを

表した言葉だそうです。

 

生き物は正直なので、一つ一つの作業を手を抜かずに

行っていくことがやはり大切とのこと。

 

どんなことにも手を抜かずにがんばることが

未来の自分へとつながっていく。

人間も同じですね。

 

寺原 正 様、五色米のことや米作りのこと、

さらには生きていく上で大切なことを教えてくださりありがとうございました。

新体力テスト(屋外編)

今日は、新体力テストの2日目。屋外種目の調査がありました。

天気も良くて予定通り実施できました。

今日、行った種目は「50m走」と「ソフトボール投げ」

50m走は、スタートの練習やウォーミングアップを行った後、

計測が行われました。

みんな最後までよく走りぬきました。

担当の先生が、「スタートしてすぐは下を見て低い姿勢で走るんだよ。」と

言うと、子ども達はそれを意識して低い姿勢で構えます。

一番、はじめの写真なんか何となくかっこよく見えます。

ただ、意識するあまりいつまでも下ばっかり見て走っている子もいました。

ここら辺の加減が難しいですね。

 

続いて、ソフトボール投げ。

初めに、投げ方の指導があって、

その後、やわらかいボールを使ってキャッチボールの練習をしました。

 

さあ、いよいよ本番。

一人2球ずつみんなの前で投げていきます。

練習の成果からか、みんなはじめの頃より

距離が伸びている気がしました。

いい記録が出て自分でもガッツポーズをしている子もいました。

これぐらい投げるのかなぁと思っていた友達が、

予想以上に遠くに飛ばすと

思わず「おーーーー」と

いう声も聞かれました。

 

自分の記録に挑戦して全力でがんばる姿は、

どんなことでもすてきですね。

 

 

 

新体力テスト(屋内編)

今日の2時間目は、新体力テスト(屋内編)でした。

わざわざ「新」体力テストというからには、昔の体力テストと区別しているわけですよねぇ。

 

では、昔の体力テストってどんなのだったかというと、実は「体力診断テスト」と「運動能力テスト」の2つに分かれていたんですね。

「体力診断テスト」の内容はと言うと、

・反復横とび
・垂直跳び
・背筋力・握力
・踏み台昇降運動
・伏臥上体そらし、立体体前屈

 

「運動能力テスト」の内容はと言うと、

・50m走
・走り幅跳び
・ハンドボール投げ
・斜め懸垂腕屈伸
・ジグザグドリブル
・連続逆上がり

です。

今も残っているものもありますが、残ってないものも結構ありますね。

また、逆に「シャトルラン」や「立ち幅とび」のように、以前はなかったけれども新しく登場した種目もあります。

 

「踏み台昇降運動」とか終わった後に脈を測ってましたよねぇ。なつかしい~

ええ、今、なつかしい!と共感した方はたぶん昭和世代かなあ(笑)

ちなみに今の新体力テストに変わったのは、平成11年度からです。

 

さて、準備運動を済ませて異学年合同の「おすず班」に分かれて、

新体力テストが始まりました。

今日、取り組んだのは「上体お越し」「反復横跳び」「立ち幅跳び」の3種類です。

担当の先生の指示や説明をしっかり聞いて、テストを開始しました。

1年生にとっては、初めての体力テストなので先生や上級生が

やり方をていねいに教えたり、アドバイスしたりしながら

チャレンジしていきました。

今日は欠席もいなかったので、全員、記録を残すことができました。

どの子も楽しそうに、また一生懸命に取り組んでいましたよ。

明日は、新体力テスト(屋外編)です。

天気も良さそうなので、予定通りできそうですね。

牧水タイム

今日の朝の活動は、牧水タイム(短歌づくり)でした。

どの子もうんうんうなりながら(頭の中で)短歌づくりに励んでいました。

さて、今日は高学年の短歌を紹介してみましょう。

 

 ○ 朝早く ゲロゲロゲロと なりひびく

   カエルの家族が みんなを起こす

 ○ 母の日に 感謝の気持ちを 伝えよう  

   育ててくれて ありがとうの日

 ○ 朝の山 静かな雨音 気持ちいい

   すずしい一日 目も覚めスッキリ

 ○ ぶんぶんと ばく音ならして やってきた

   みつ取りどろぼう みつばちライダー

 ○ おすず山 ほこりをもって ろうえいす

   つぼやのせんぱい わかやまぼくすい

 ○ 明日から 土日の休み 二日ある

   家族でドライブ たまにはしたい

 

 さすがに高学年になると言葉の工夫がよく感じられる短歌となっています。

 五七五七七の中に映像や音が感じられたり、

 作者の思いや気持ちがよく表れたりしたものとなっているようです。

 

 それにしても、最後の短歌には笑ってしまいました。

 この作者の家族の方、このブログを見ていたらぜひ、ご検討を!(笑)

牧水生家清掃

今日は、年に2回の牧水生家清掃がありました。

昼休みが終わると、集まって清掃用具をリヤカーに積み、牧水生家へ出発。

現地に着くと、担当の先生の指示をしっかり聞いた後、

班ごとに分かれてさっそく清掃開始。

初めて参加する私は、牧水生家清掃ってどんな感じなんだろう?

と思っていたら、牧水生家のお庭掃除という感じでした。

途中、若山牧水記念文学館の方も参加して手伝ってくださいました。

ありがとうございました。

 

それにしてもこの時期、落ち葉の山、山、山。

やりがいのある落ち葉の量に子ども達もそれはそれは熱心に清掃をがんばっていました。

 

休憩をはさみながら1時間ほど清掃をがんばって集めた落ち葉はこんな感じでした。

 

母校の子ども達による生家清掃。

なんだか私は、墓参りに近い感覚を覚えました。

生家の周りがきれいになって、牧水先生もきっと喜んでくださっていることでしょうね。

子ども達、ほんとうによくがんばりました。

お疲れ様でした。

 

交通安全教室

今日は、交通安全教室がありました。

自転車の点検の仕方や正しい自転車の乗り方、歩行の仕方について

日向地区交通安全協会の交通指導員さんが丁寧に説明してくださいました。

子ども達はときおりうなずいたり、指示に返事をしたりして真剣に話を聞いていました。

 

お話が終わった後は、運動場に作られた模擬道路を使って

正しい自転車の乗り方や歩行の仕方の練習です。

 

さらに、なんと実際に学校の前の道路に行って横断歩道の渡り方について

実地練習が行われました。

横断歩道の渡りはじめは右を、途中からは左に気を付けながら渡らないと危ない!

という意味をよくつかめたのではないかと思います。

 

今日は命に関わる大切な勉強をさせていただきました。

日向地区交通安全協会の交通指導員の皆様、ありがとうございました。

 

子ども達には、先生達や大人達がいつも皆さんを見守ることはできないこと、

交通事故にあわないように気を付けられるのは最終的には自分しかいないこと、

道路には自分だけでなく自動車や自転車がいることを常に意識してほしいと

お話ししました。

今日の学習をこれからの生活の中でしっかり生かしてほしいと思います。

プール掃除

今日の午後は、子ども達によるプール掃除でした。

昨日の奉仕作業で保護者、卒業生がバッチリしてくださっているので、

子ども達はあくまでも仕上げ?

というよりも、自分たちで使うプールなので、

自分たちで使うプールを自分たちでもきれいにしよう!

というプールへの感謝の気持ちと

6月から始まる水泳(水遊び)学習への期待感を高めるための

プール掃除と言えるかもしれません。

担当の先生からの指導を受けて、プール掃除が始まりましたが、

ゴシゴシゴシと力を入れて床をみがく姿に

子ども達の気持ちが感じられました。

 

ん、そう言えば更衣室に大量のビーチチェアーを発見!

なんでこんなに? と少し笑ってしまいました。

 

さて、6月まであと2週間。

プール掃除も終わって期待が高まりますね。

では、今日はここまで!

 

感謝!

いったい何が始まるのでしょう。

下の3枚の写真を見て何が始まるのか、お分かりになりますか?

  

 

分からないと思いますので少しヒントを出します。

 

これで、少し分かった人も出てきたはず。

えっ、分からない?!

では、ホースのつづきがどこに行ってるかというと。。。

 

 

もうお分かりですね。

そうです。プール掃除でした。

今日(5月15日 日曜日)は、朝7時から奉仕作業がありました。

内容はプール掃除と運動場や花壇の除草作業でした。

明日、月曜日に児童によるプール掃除が予定されていますが、

何しろ全校児童20名なので、児童と職員だけではプール掃除も全然行き届きません。

そこで、保護者の方のお力を借りてプール掃除をしてもらいました。

それにしても、最初の3枚の写真を見てもらうと分かるように、準備がすごい!!

もう、どこの業者の方ですか!? と言いたくなるぐらい、万全の準備で臨んでくださいました。

もう感謝です。

 

さらに、プール掃除の様子を見ると何か少し変わった光景が。。。

手前の方に同じような青色のTシャツを着た人達が見えますね。

実は本校の卒業生が手伝ってくれているのです。

もう感謝感謝です。

 

保護者の方、卒業生、一生懸命にプール掃除に取り組んでいただき、汚れていたプールがみるみるきれいになっていきました。

本当にありがとうございました。

 

運動場や花壇の方も保護者の方、そして子ども達が一生懸命に除草作業に取り組み、とてもきれいにすっきりと気持ちのよい環境になりました。

本当に感謝でいっぱいです。

ありがとうございました。

 

さて、今日の奉仕作業とは別に一人で奉仕作業に取り組んでくださった方がいるようです。

私が出張で留守の間、地域の方が突然、学校に来られて

「学校周辺の除草をしときますね」

と教頭先生に言われて取り組んでいただいたとのこと。

もう、感謝というよりこれは、

感動!!

です。ありがとうございました。

 

保護者の方はもちろん、卒業生であったり、地域の方であったり、

地域とのつながりによって学校が支えられていることを強く感じます。

皆さん、本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

幼虫

本校の事務室前玄関に虫かごが置いてあります。

3月まで勤務されていた技術員さんが置いてくださったのだとか。

中にはクワガタの幼虫がいるとのことだったのですが、昨日、土の中から出てきているところを発見!!

ん? 直径5㎝はありそうなこの大きさ!

これはクワガタ?というよりカブト虫の幼虫では?

まあ、それはそれでうれしいのですが、どうも幼虫が土の上に出てくるのは、

土の環境がよくないか、さなぎになる前のどちらかのようです。

後者だといいのですが、前者であれば土の入れ替えとかをしなくてはいけないとのこと。

なんでもそうですが、育てるってそう簡単ではありませんね。

 

さて、今日の朝の活動は「牧水タイム」(短歌づくりの時間)でした。

1年生には、それこそ始めたばかりの短歌づくり、というか短歌が何であるかもまだよく分かっていません。

担任の先生が、子どもに近頃あった出来事や感じた事について、一緒にお話ししながら話をふくらませてあげたり、その中からいい言葉に気付かせてあげたりしながら指導されていました。

その作品を少し紹介してみましょう。

 

○ けえきはね なんではんぶん きれるのか

  おせんべいは きれなかったよ

○ ともだちと つぼやしょうがっこうで やきゅうした

  ぼくはばったー ちょっときんちょう

○ いえのそと きょだいなはなびが きれいだな

  ぱちぱちぱち どんどんどんと

 

1年生らしいかわいい短歌になったようです。

今はまだ短歌の卵? 幼虫? ですが、ここから少しずつ成長していく様子が楽しみです。

 

おはなし会

今日は6年生は「子どものための音楽会」に参加するために宮崎市へと出発しました。

残った1~5年生ですが、今日は、本年度最初の「おはなし会」の日でした。

朝のお忙しい時間に学校に来ていただき、子ども達に本の読み聞かせをしていただきました。

 

   

写真を撮って回ってみると、子ども達は静かな雰囲気の中で本の世界に入り込んでいるのがよく分かりました。

 

読み聞かせが終わった後、「おはなし会」の方と話をしてみると、本校の「おはなし会」が発足したのは平成12年だとか。かれこれもう20年以上、続いていることになりますね。

さらに驚いたのはその会員数でした。

なんと「おはなし会」のメンバーは現在20名いるとのこと。

全校児童20名に対して、「おはなし会」の会員数20名ってすごいですよね!!

内訳は現在の保護者・保護者OBが半数を越え、さらに地域の方が協力してくださってるのだそうです。「おはなし会」の方も「子どもが目を輝かせてお話を聞いてくれるのが楽しい」「外で会ったときも『おはなし会のおばちゃん』と手を振ってくれたりするのがうれしい」のだとか。それにしても20名は驚きです。会員数が多ければ、代わりばんこに無理なく活動を続けることができるので、これも長く続く秘訣かもしれません。

ところで、ここまで「おはなし会」のことを紹介してきましたが、よくある「名称(グループ名)」が本校の「おはなし会」には付いてないのだとか。そこでこの度、子ども達に「おはなし会」の名前を募集してその中から名称を決めよう!という話になりました。どんなグループ名になるのか楽しみです。決まったらこのホームページでも紹介したいと思います。

 

そう言えば、今日、「おはなし会」のために来られた保護者の方に、ちょうど一緒になった子どもが雨にぬれて光ったくもの巣を見て言ったそうです。

 

 「おばちゃん、くもが花火をあげてるよ」

 

すてきな感性と表現ですね。それを気に留めてくださる保護者の方もさすがです。

きっとこんな何気ない子どもとの交流が生まれるのも「おはなし会」の楽しみの一つなのかもしれませんね。

 

「おはなし会」に協力いただいている保護者の方、OBの方、地域の方、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

吾木香(われもこう)

ゴールデンウィーク明けの月曜日、今日の気持ちを表すかのように(?)どよ~んとした曇り空が広がっています。

子ども達はどうかなと気にしていたら、20名全員が元気に登校して来ました。よし! 今日は、それだけで心の中の天気が曇り空から快晴に変わりました。

上の3枚の写真は、今日の低中高学年別のとある時間の様子です。

一番左の写真は、低学年の音楽の授業の様子です。校歌を歌う前の発声練習をしているところです。

真ん中の写真は、昼休みの中学年の様子です。体育館で鬼ごっこをしながら思いっきり走り回っていました。

そうそう、今日は本来であれば牧水生家清掃の日だったのですが、雨も降り出したので延期となりました。

最後、一番右側の写真は高学年の総合的な学習の時間の様子です。5月19日に控えた種まき(稲作体験活動)に向けて、上手な種まきの仕方について下学年に教えるための準備・計画を考えているところでした。

 

ところで、今日の短歌はこれでした。

 

意味は、「吾木香(われもこう)、すすき、かるかや。 秋くさの中でも、花らしい花をもたない、最も寂しいこれらを君に贈ろう。」という意味だそうです。牧水が大学時代、図らずも道ならぬ恋となってしまった恋人に詠んだ歌だとか。(詳細はご自分でお調べください : 笑)

吾木香(われもこう)、すすき、かるかやが秋の草であるのは分かりますが、それにしても「吾木香(われもこう)」

何となく気になる不思議な名前の草ですね。いったいどんな草なのだろうと思ったところで、ピーン!!

今日の牧水クイズが決まりました。

若山牧水の母校である坪谷小学校の子ども達は、郷土のまた日本の歌聖となった牧水先生の短歌を毎朝、玄関前で朗詠していますが、せっかくならできるだけ短歌の意味も理解してほしいという思いから、時々その日の短歌にまつわるクイズを出しています。

吾木香(われもこう)について調べてみるとこんな草(花)でした。

なんとなく寂しげな哀愁のある花ですね。

玄関前で今日の短歌を朗詠するとき、吾木香(われもこう)の映像が子ども達の頭に浮かんでくるといいなと思いながら画像を印刷して、問題を出してみました。

「今日の牧水クイズ。ジャジャン」

「この草の名前は次のうち、どれでしょう? 1すすき 2かるかや 3われもこう」

もちろん知っている子はいません。(知っていたら尊敬です。そして、私が恥じ入ります  笑)

 

 吾木香 すすきかるかや

 秋くさの

 さびしききはみ 君におくらむ

 

大学時代の牧水先生が、道ならぬ恋に悩み苦しみながら恋人に贈ったこの歌ですが、

実は、この歌の吾木香の花の名には「我も恋う」がかけて(かくして)あるのだそうですよ。

学び (「端午の節句」に寄せて)

今日は、ゴールデンウィークまっただ中の2日目の授業日。朝から雨降りではありましたが、子ども達、元気に登校してきました。

今日の朝は、全校朝会でした。内容は大きく2つ。「校長先生のお話」と「月目標について」です。

校長先生のお話では、「めざす児童像」について話がありました。

本校のめざす児童像は、以下の3つです。

 ○ めあてをもって 進んで学ぶ子ども

 ○ 自分に自信をもち 思いやりのある子ども

 ○ 根気強く がんばる子ども

これは学校の教育目標「進んで学び 豊かな心をもち たくましく生きる 児童の育成」とそのままリンクしています。ゴールデンウィークが終わってここから夏休みまで長いですが、一時間一時間、一日一日を大切にしてしっかりがんばってほしいと思います。「努力は嘘をつかない」がんばった先には、きっと自分への大きな自信が財産となって宿ることでしょう。

「月目標(5月)」は、「マナーを守って食べよう」です。こちらは担当の先生から丁寧にお話がありました。生きていく上で学ぶべきこと、いっぱいありますね。日々、これ学習です。

さて、今日は雨降りの一日でしたが、3・4年生は社会科の学習で雨の中、校外学習に出かけていきました。先日の遠足で行った牧水公園や学校の近くのお寺や派出所などを巡りながら、学校の周りの様子を見学して来たようです。学校に戻ってきた後は、学校の周りの様子について友達と話し合いながら地図に地図記号を書き込んでいました。よい学びになったようですね。

ところで、今日の給食には「かしわもち」がついていました。昨日の「子どもの日」すなわち「端午の節句」にちなんでデザートとして付けられたようです。そう言えば、先日配られた「給食だより」に「端午の節句」に「かしわもち」を食べる風習になったのは、「かしわの葉は、新しい芽が出るまで古い葉が落ちないことから『家系が絶えない』という縁起のよい食べ物として食べられるようになった」のだとか。

へえへえへえ(古い!?)

知らないことって世の中にいっぱいありますね。

もしかすると聞いたことあるのかもいれませんが。。。。。

忘れてしまっているのでやはり「へえ~そうだったのか」と新たな発見と学びの喜びを感じることができます。

学んでは忘れ、忘れては学び、その度に学びの喜びを感じることができるなんて、うーん、老いも悪くはないなぁとも思うのですが、定着するためにはやはり繰り返しの学びが大切ですね。

さて、ゴールデンウィーク最後の連休です。

たくさん遊んで、リフレッシュして、来週からまたしっかり学んでいきましょう!!

わぁ、おいしそう !

ゴールデンウイーク前半の三連休が終わりました。今日1日 頑張れば、また三連休。うれしいですね。そしてまた、1日頑張ればまた連休。ゴールデンウィークとは誰が名付けたのか、うまく言ったものです。では、ゴールデンウイークが終わった後の週は何と言ったらいいのか。。。やめておきましょう(笑) 

さて、今日は歯科検診がありました。歯科検診と言えば子どもの頃、歯科医さんが発する言葉を理解できないまでも、「ん?今のはいいのか?ダメなのか?」と想像力を総動員しながら聞き耳を立てて検査を受けていたのではないでしょうか?

よい結果が出るといいですね。まずは、毎日の歯磨きをしっかり頑張っていきましょう。歯は食べるためにとてもとても大事なものですから。

本校の令和4年度の重点目標の1つに「食育を基盤とした健康増進・体力向上」があります。食べることは生きていく上で欠かせないことです。また、食べることで元気や活力や喜びを感じ、明日へのエネルギーとなっていきます。子ども達にとっては、自分の体をつくるだけでなく、日々の学びの土台となるものです。まさしく食べることは生きることであり、「生きる力」を育んでくれるものです。

では、その大切な「食」に関して、本校の給食の様子を少し紹介すると給食当番が給食の準備をする間、他の児童は1つの教室で無言で待っています。コロナ禍前だったらそのまま同じ教室で児童と先生が楽しく会話を楽しみながら食事できたのですが、残念ながら今のご時世そうはいきません。給食の準備が終わると2つの教室に分かれて前を向いて「黙食」です。

ただ、「黙食」の前に少し変わった光景が見られます。それは何かと言うと、当番の号令です。

 

「立腰」(当番)

「給食を見てください」(当番)

「〇〇、〇〇〇〇〇」(みんな)

「手を合わせてください」(当番)

「いただきます」(みんな)

 

さあ、上の「〇〇、〇〇〇〇〇」の中には何が入るでしょう?

もう、お分かりですね。

そう、表題の「わぁ、おいしそう!」が入ります。

みんなで、給食を見て「わぁ、おいしそう!」と言ってから食べるのです。

冗談みたいな話ですがこれって実は、消化・吸収の上でもとても良いことなんだそうですよ。

美味しいものを前にすると唾液が出たり、においや目で時には耳で、食べる前に味を想像したりと五感でおいしさを感じることで消化・吸収の準備が始まります。何も考えずにただいきなり食べ始めた時よりも、しっかりと消化・吸収の準備が整った上で食べた時の方が、より消化・吸収がされやすくなるのだそうです。

「わぁ、おいしそう」

この一言で楽しい食事の雰囲気づくりにもなりますし、消化・吸収の効率もアップしてくれます。

すてきな言葉ですね。

さあ、そう思ったら皆さんも今日から食べる前に口に出してみましょう。

「わぁ、おいしそう!!」