お知らせ

2020年12月の記事一覧

お話会・福祉体験学習

 今日は、牧水ヶ丘祭りの振替休業日の翌日でしたが、もちろん欠席なしで、全児童が元気に登校してくれました。今朝の朝の活動は、お話会(読み聞かせ)でした。低学年は、ダンゴムシが修業してアリと戦う内容でしたが、最後は、ダンゴムシが丸まって、あっさりごろごろ坂道を転がって、「修業が足りませんでした。」という結末でした。予想もしない結末が衝撃的でした。中高学年は、どんどん増えていくペンギンの数をもとに算数の計算問題が加わったお話でした。お話を聞きながら、私も頭の中で知らず知らずに計算をしてしまいました。
 3・4時間目は、日向市社会福祉協議会の方々4名が福祉について、学習を進めてくださいました。「福祉」とは何かから、始まり、福祉のドミノ倒しに挑戦しました。周りの人のことを常に考えたドミノ倒しの準備は、福祉の精神を知る上で、とても効果的でした。個人で挑戦した後、全員でも挑戦しましたが、留意点がしっかりと福祉の目的になっていて、楽しみながら子どもたちは、福祉の精神を学ぶことができました。体験学習の最後は、車いす体験でした。押し方の難しさを肌で感じるとともに、福祉協議会の方の車いすに乗られた方への優しい思いやりにもしっかり気づくことができました。本日は、福祉について学ばせていただいた福祉協議会の皆様、本当にありがとうございました。

           

牧水ヶ丘祭り

 本日12月6日(日)は、牧水ヶ丘祭りでした。昨日お知らせしたように、子ども神楽を皮切りに第一部で、来賓の方々からのあいさつ(日向市教育長、牧水顕彰会会長)、子どもたちによる牧水の歌発表、自作短歌の発表等が行われました。自作短歌の講評では、選者の方から一人ずつ全員の短歌に対して講評をしていただき、最後は子どもたちのがんばりに対して、ご褒美として手品を見せていただきました。第二部では、歌碑への献酒、献花が行われました。子どもたちの短歌朗詠をBGMにして、厳かな雰囲気の中で行われ、身が引き締まる思いでした。
 祭りが終わると、子どもたちは、自分たちが育てた五色米の販売を行いました。40袋以上準備していたお米は見事完売でした。ご協力ありがとうございます。お米販売が終わると、「繁くん」(牧水先生の着ぐるみ)よりお菓子のプレゼントがありました。「繁くん」からのプレゼントなのに、「お父さんありがとう」と1年生がお礼を言ったところで大笑いでした。
 そして、最後は、読売新聞社の取材がありました。読売新聞の正月号に今日の様子が特集号として掲載されるそうです。掲載される元旦の日が、今からとても楽しみです。

                       

お知らせ

 明後日の12月6日(日)は、牧水ヶ丘祭りです。牧水先生の文学的偉業を偲ぶ、本校にとって重要な式典です。この日のために子どもたちは、しっかりと準備を行ってまいりました。都合のつかれる方は、ぜひご参加ください。本日は、当日のおおまかな式次第等を紹介します。なお、本年度については、新型コロナへの対策として、例年式典とあわせて実施していた学習発表会とPTAバザーについては、中止させていただきました。ご了承ください。

1 期日  12月6日(日)
2 時間  午前8時50分開会 午前10時50分閉会
3 場所  第1部(体育館) 第2部(牧水ヶ丘)
4 式次第
 【第1部】
 ★ 伝統芸能発表(坪谷子ども神楽)  
  ① 開会のことば
  ② 来賓紹介
  ③ 学校長あいさつ
  ④ 牧水の歌発表
  ⑤ 来賓あいさつ
  ⑥ 全児童による自作短歌の発表
  ⑦ 講評
  ⑧ お礼のことば(PTA会長)
  ⑨ 閉会のことば
 【第2部】
  ① 献酒・献花
  ② 歌碑短歌朗詠
  ③ 歌「多摩川の砂に」 

★ 駐車場につきましては、運動場を開放しますので、ご利用ください。なお、当日は、かなり冷え込むことが予想されます。ストーブの準備はしますが、十分ではありませんので、防寒対策もお願いします。  

複式指導のよさ

 昨日、本校の3・4年生の学級で複式指導による算数科の研究授業が行われました。単純に考えると複式指導は、単学級の指導の半分の指導しか受けられないから不利だと思われがちだと思います。しかし、昨日授業の様子を見ていると、実に子どもたちが生き生きとしていて自ら学ぶ姿勢が育っているように感じました。先生が別の学年の指導を行っている際、自分が今何をすべきかをしっかり考えて、自分の考えをまとめたり、練習問題に集中して取り組んでいました。それだけに先生が自分の学年の指導に来られた時、一人で考えたり、友達と話し合ったりしたことを先生に楽しそうに伝えている姿が見られ、学習することの楽しさを感じているように感じました。また、最終的に今日学習した内容に関する問題を全員ができるようになっていたことが何より素晴らしい複式指導のよさだと思います。確かに直接指導は、半分の時間ですが、主体的に自分一人で考えたり、友達と子どもだけで話し合ったりする学習が十分に確保されている複式指導のよさも感じた研究授業でした。声を大にして言いたい。「自ら学ぶ姿勢を育む複式指導!」

       

入賞おめでとう

 本校では、さまざまな俳句や短歌の審査会に作品を応募しています。先日は、その中のひとつである葉桜短歌賞より3名の入選者に対し、賞状と副賞が届きました。そこで、全校朝会に入賞した子どもたちの表彰を行いました。残念ながら1名は、病院に行っていたため、3時間目の学校行事あとに表彰を行いました。そのため写真は、2名と1名になっています。なお入選した作品は次の通りです。

【優秀賞】(3年生)
◎ ブルーベリー 青空みたいな すっぱさだ はっと気づくと お皿がからっぽ
【佳作】(2年生)
◎ ふしぎだな ピアノの音が きこえると あかるい色が ひろがっていく
【佳作】(4年生)
◎ 暑い日に 冷たいあいつに かぶりつく シャキとひびく スイカのメロディー

 ★ さすが入賞作品、情景と作者の気持ちがしっかりと伝わってきます。