榎原中便り

　この１年間、学級活動の時間や補充の時間を利用して、全学年合同の学習を１０回程度行いました。内容は、これからの生き方を考えたり、学校のよさに気づいたり、と盛りだくさんでした。限られた時間の中で、全校生徒２６名は学年の枠を超えて真剣に取り組んでくれて、充実した学習となりました。最後の時間に、一人一人に自分の心の成長を書いてもらいました。時間いっぱいかけて書いている姿を見て、とても嬉しく思いました。この学習では、「よろこばせごっこ」をみんなでしていこう。そして自分を大切に思う気持ちをもち、そこから生まれた周りを大切に思える気持ちを広げていこう…をみんなの心で考えてきました。これからも自分を大事に、周りを大事に、たった一度しかない人生を悔いなく過ごしていってください。
　

　今日は県立高校合格発表でした。本校は５名受検しましたが、全員合格しました。これで本年度卒業生７名全員が志望通りの高校に進学することとなりました。本当におめでとうございます。全員が、新たなスタートラインにつくことができましたね。今日合格した５名は、職員室にも報告に来てくれました。これからの活躍を祈っています！

　

　１６日の９：３０、榎原中学校卒業式が始まりました。１３名の保護者と２６名の来賓の方々に、７名の卒業生の門出を祝っていただきました。校長先生の前日の言葉「義務教育最後の授業」を全校生徒でしっかりと意識して、感動と感涙あふれる卒業式となりました。明日から７名がいなくなると思うと寂しいのですが、在校生送辞にもあった「１・２年生で頑張ります」の言葉を胸に、榎原中の伝統を引き継ぎ、高めていきましょう。卒業生及び保護者のみなさん、９年間の義務教育お疲れ様でした。これからのさらなる飛躍をお祈りしています。
　

　卒業式前日の今日、式全体練習を行いました。練習の中で、校長先生から「明日は３年生にとっての最後の授業ですね」とのお話がありました。榎原中ではこの１回の練習で本番を迎えます。人数は少ないものの、歌の声などとても力を感じました。練習後には、１・２年生からのサプライズもあり、榎原中らしいひとときでした。さあ、いよいよ明日は３年生にとっての最後の授業…最後まで榎原らしく！

　今週月曜から朝の時間帯は、全校合唱練習をしています。子供たちは音楽担当の先生を中心に、全体で歌ったりパートごとに話し合ったりしながら頑張っています。短い時間ですが、先生と生徒が一緒に取り組んでいる姿、とてもすがすがしく感じます。卒業式もこの雰囲気で…。

　

　１３日（月）の午後、今年度学年ごとに学習してきた性教育のまとめをしました。生徒会の保体委員会が中心になって、これまでの振返りの後、付箋を使って意見を集約し、発表しました。ここで気づいた学びを、ぜひ今後の生活に生かしていってほしいと思います。意識が変われば言動も変わります…。ここまで準備をしてくれた人たち、お疲れ様でした。
　

　１３日（月）の昼、日南地区更生女性会の方々が来校されて、３年生へ押し花贈呈をしていただきました。初めに保護司とは何かについてのお話があり、「この押し花を見ながら正しい道を歩み続けて下さい」という願いを知ることができました。この心の絆で、これからの充実した人生を進んでくださいね。まごころを届けていただき、ありがとうございました。
　

　１０日（金）の給食は交流給食でした。生徒会が主催となり、会場準備・片づけ、レクレーション企画・運営、３年生への色紙贈呈などを行いました。全校生徒と教職員３５名を７グループで、笑顔いっぱい、温かい時を過ごすことができました。準備をしてくれた生徒会の人たち、ありがとうございました。

　１０日（金）、避難訓練を実施しました。本校は今年度、不審者対応、火災そしてこの日の地震と３回行いました。特に今回は明日が東日本大震災追悼日にあたることもあって、校長先生より今でも多くの人たちが苦しい状況にあることなどの現実を知ってほしい、というお話がありました。その後ＤＶＤを見ながら、地震への備えについて学習をしました。

　９日（木）、お別れ遠足がありました。昨日まで県立入試を受けていた３年生はほっとした表情で登校、２６名全員で県総合博物館と平和台公園へバスで移動しました。少し風が強かったのですが、青空の下、見学や生徒会レクレーションなどとても楽しい１日でした。これは、生徒会役員を中心に、これまでいろいろ準備してくれた人のおかげです。ありがとうございました。３年生と一緒に生活するのも残りわずか。この日のようにたくさんの笑顔あふれる毎日でありますように…。