えびの市立飯野中学校

日誌

指導教諭を活かした授業研究会「美術 研究授業」実施!

 本校では、「指導教諭を活かした授業研究会」と題して、指導教諭の今西先生を中心として、年間を通して、授業研究に取り組んでいます。

  2学期は、今西先生以外の先輩の先生方に授業を提供していただき、皆で学ぼう!という計画で、前回は伊藤先生が、今回は2月3日(金)に美術科の堀先生が研究授業を実施していただきました。

 「デッサンの力を高めよう!」というめあてから、それぞれが「5段階」の行程で、5本目の指をデッサンしました。

 ①大まかに形を整える。

 ②大まかに明暗をつける。

 ③消しゴムでハイライト。

 ④シャーペンでハッチング。

 ⑤仕上げ。    と、限られた3分間で集中して取り組んでいました。

 デッサンが終わったら、「13歳の自画像で自己表現を」と、先の課題を提示した上で、「スタンピング」の技法を先生が実演し、スクリーンで映し出されました。4つの色を選んだ上で、先生が指を使って、先ほど描いた指のデッサンにスタンピングされました。生徒全員が「えっ?」と、驚いておりました。

 それから、準備をして自分たちも先生と同じように4つの色を選び、スタンピングしていきました。

 堀先生はゆっくりと声をかけられながらも机間指導をされました。そして生徒を見て回りながらも、先生自身も自分の作品をささっと作成されていました。

 最後のまとめでは、「自分の気持ちが表現できましたか?」と言われながら、プロジェクターの蓋が外され、先生の作品が映し出され、「すごい!」と生徒全員が感嘆し終わりました。

 美術室にいる生徒全員が一時間「思考」を繰り返しながら表現し、先生の芸術性に触れ感嘆する、「心が動く」素晴らしい授業でした。

 授業後は、参観された先生方が校長室に集まり、「事後研究会」を行いました。事後研究会のレベルの高さにも校長として驚かされました。

 生徒の皆さんにとって、「わかる・できる・楽しい」授業となるよう、飯野中学校の先生方は、これからも頑張っていきます!

ポジティブ・プログラム 第5回実施!

 2月3日(金)は、1年生で「ポジティブ・プログラム 第5回」の授業を実施しました。

 今回の授業は、前回の授業を振り返った後、社会的スキル(人との付き合い方)を使って「あたたかい言葉」をかける練習をしてみました。

 「あたたかい言葉」とは?

☆人をほめる言葉

☆人をはげます言葉

☆人のことを心配する言葉

☆人に感謝する言葉     です。

 実際の場面を想定して、各グループで、「あたたかい言葉」をかけてみました。

 実際にやってみると、意外に言葉かけには悩んでいる一年生でした。

 

 あたたかい言葉の効果は?

〇相手の気持ちをよくする。

〇自分の気持ちを伝えることができる。

〇自分の気持ちもよくなる。

〇仲良くできる。   などでしょうか。

 1年生の生徒の皆さんが、「あたたかい言葉」を友達どおしでも、家族ともできますように。

 次回が、最後のポジティブプログラムになります。

 

メディア・リテラシー講座実施

 2月2日(木)は、1年生が「メディア・リテラシー講座」を受講しました。

 昨年に引き続き、鹿児島より髙﨑恵さんにお越しいただき、貴重な講座を開催することができました。

 今回の講座は、「自分を好きになるためにメディアを読み解くちからをつけよう」ということで、アニメを使って、映像メディアの読み解きを経験してみました。

〇「男の人は〇〇」「女の人は〇〇」と、性別に関する固定的なイメージが知らず知らずのうちに身に付いてしまっていること。

 などなど、周りの人と意見を交換し、発表しながら、お互いに考えを共有していきました。

〇「違い」はすぐに間違いにはならない。

〇「違い」こそは、宝物。

〇お互いの考えを受け入れ・受け止め、信頼関係を築きながら、関係性を作り上げていってほしい。

〇「違い」を認めて新しい価値を作っていってほしい。

 など、多くのことを教えてくださいました。

 真剣にお話を聞き、互いに意見を交換し、「男女共同参画社会」についても学んだ1年生でした。

令和4年度 「高校生の声を聞く会」実施!

 本日2月2日(木)は、本校卒業生の高校生13名に来校してもらい、「高校生の声を聞く会」を2学年で実施しました。

 おそらく、コロナの感染が広がってから数年間実施できておらず、「2年か3年ぶり?」の開催だったのでしょうか?

 今回は、寒さ対策などから、「zoom」を使って、全体会を行い、各高校ごとに説明等をしてもらいました。

〇高校の紹介

〇学科の紹介

〇中学生へのメッセージ と、それぞれが、話す内容を予め準備してくださっていて、はきはきと話してくれました。

 また、後半は、各教室のブースに分かれて、「質問タイム」として、2年生がそれぞれの班で考えた質問を、各高校の先輩方に熱心に聞いていました。

〇様々な壁があるが、壁を乗り越えて、高校生活を楽しんでほしい。

〇進路を決めたら、とにかく頑張ってほしい。たくさん悩んでほしい。

〇なりたい自分になれるように、まず、やってみること!

 母校の先輩である高校生の、「生」の声であったため、2年生の生徒の皆さんも、必死にメモを取りながら、食い入るように話を聞いていました。

 中学生に向けたメッセージには、力強さと、母校への、また後輩へのあたたかい想いが詰まっていました。

 お話くださった卒業生の皆さん、本当にありがとうございました。

 さあ、2年生の皆さん、自分のこれからの進路どうしますか?

第1回 宮崎県吹奏楽コンクール Winter Cup 吹奏楽部出場!

 雪もちらつく、寒さ厳しい1月28日(土)に、記念すべき第1回となる「宮崎県吹奏楽コンクール winter cuo」が、小林市文化会館で実施され、本校吹奏楽部も出場しました。

 

 本校の吹奏楽部は、コロナ禍で練習に制限がある中、また、大寒波などにも見舞われ練習時間も削られる中、本当に粘り強く、部員全員で練習を重ねてきました。

 そして、どきどきの中、本番を迎えました。県内の各地から来ている学校の中には、43人、35人と大人数で出場する学校もあり、人数と楽器の豊富さに、校長の私も圧倒されてしまいました。

 しかし、飯野中の吹奏楽部の皆さんは、山下先生のしなやかで、柔らかくて、力強い、とても素敵な指揮に引っ張られ、あたたかく、繊細で、力強く、深みのある音を奏でていました。

 演奏を間近で聴いていた私は、思わず「鳥肌」がたち、感激し、「人数じゃないんだ。演奏の質、心からの演奏が大事、心が一つになった演奏がいいんだ。」などと、ご一緒した保護者の方とお話したところでした。

 結果、本校は見事に「銀賞」受賞!

 やっぱり、審査員の先生も、私と同じことを考えられたのでは、と一人思ったところでした。

 本当に、素晴らしい演奏でした。

 御指導いただいた山下先生、石黒先生、的場先生、御協力いただきました保護者の皆様方、本当にありがとうございました。

 

指導教諭を活かした授業研究会 「理科 研究授業」実施!

 本校では、「指導教諭を活かした授業研究会」と題して、指導教諭の今西先生を中心として、年間を通して、授業研究に取り組んでいます。

 2学期は、今西先生以外の先輩の先生方に授業を提供していただき、皆で学ぼう!という計画で、伊藤先生に、理科の研究授業を実施していただきました。

 「電熱線による発熱量は何に関係するのだろうか?」という学習課題から、それぞれが「予想」を立て、「実験」へと進んでいきました。

 2種類の実験を班に分かれて行いましたが、結果はいかに?

 記録の係の生徒は、タブレットに記録していき、表・グラフを作成していました。作成した表・グラフは「ロイロノート」に提出し、他の班の結果も全員で共有しました。

 「何に関係するんだろう?」と2年1組の生徒の皆さんが「疑問」をもちながら実験に取り組む授業でした。

 授業後は、参観された先生方が校長室に集まり、「事後研究会」をしました。今後は、参観された先生方が授業を見せてくださることになっています。今回の伊藤先生の授業で学んだことを、参観された先生方が自分の教科の授業に活かすという、素晴らしい取組です。

 生徒の皆さんにとって「わかる・できる・楽しい」授業となるよう、飯野中の先生方は、これからも頑張っていきます!

 

「文部科学大臣表彰」受賞! 

 この度、本校が「第15回キャリア教育 優良学校 文部科学大臣表彰」を受賞しました。

 

 先日、東京で開催された表彰式にオンラインで参加しました。

 全国から優れた学校や団体が表彰されたのですが、本校は宮崎県トップでの表彰となりました。これまで、コロナ禍にありながら、先生方と「学びを止めない」「飯野中でしかできないことを」と開発してきた「キャリア教育」の取組と、生徒の皆さんの取組の成果が高く評価されました。

 PTAの方より、横断幕も飾っていただきました。本当にありがとうございました。これからも、生徒の皆さんのために、本校は頑張っていきます!

 

中学校最後のサッカーの授業?!

 1月下旬にさしかかり、三年生は、各教科の授業も「中学校最後」となるものが出てきているようです。

 先日からグラウンドでは三年生が保体の授業でサッカーをしていましたが、今日は「中学校最後のサッカーの授業!」ということで、「真剣に」「楽しく」走り、投げ、蹴る、必死な3年生の姿を近くまで見に行ったところでした。

 そんな今日は、県立高等学校入学者選抜の「志願者数・倍率」が発表の日でした。どうか、全員が希望する進路先に進めますように。

 心から祈ります。

 

初期研修 研究授業 1年2組 理科「力による現象」

 本日1月18日(水)は、鸙野先生の4回目の初期研修研究授業が実施されました。本日の研究授業は1年2組で、理科の「力による現象」の単元でした。

 さて、「同じものをはかったのに、台はかりの針のめもりが違うのはなぜだろう?」と考える授業でした。

 「ばねを引く力の大きさとばねののびには、どのような規則性があるだろうか?」

 まずは、自分で「仮説」を立てました。

 次は、仮説をもとに、実験装置を使って、確かめてみました。

 力の大きさとばねの伸びの関係を確かめるために、ばねに指標をつるし、ものさしの0cmの位置を合わせて、実験がスタートしました。

 おもり「1個」から、測定し、タブレットで画像を撮ります。撮った後は、表にまとめます。

 グループで測定する人、画像を撮る人、表に記録する人と、分担し、協力しながら実験を行っていました。

 各グループで作成した表を全員で共有しながら、グラフを作成し、「考察」「結論」とまとめに入っていきました。

 今回の授業では、1年2組の皆さんが、「なぜだろう?どうなるんだろう?」と疑問に思いながら実験し、自分の考えをまとめるなど、理科の学習に真剣に取り組んでいました。また、タブレットで撮影し、「ロイロノート」に画像を提出する作業もありましたが、グループの代表が手際よく提出し、テレビで共有しながら最後のまとめに入っていくことができました。一つ一つの学習活動を見ながら、成長を感じるところでした。

 最後は、「ばねののびは、ばねを引く力の大きさに比例する。」という結論に達していました。

 鸙野先生、1年2組の皆さん、お疲れ様でした!

第13回宮崎県市町村対抗駅伝競走大会 本校選手出場!

 いよいよ2日後の1月9日(月・成人の日)に宮崎市において、『第13回宮崎県市町村対抗駅伝競走大会』が実施されます。

 本校からは、5名の生徒が選手としてエントリーされました。昨日の全校集会では壮行会が行われ、全校生徒から応援の拍手をもらいました。

 選手5名は明日8日より宮崎市入りし試走・9日が本番となります。えびの市の代表として、ベストコンディションで走り抜き、タスキをつないでほしいと思います。

【エントリー選手】

〇前田 夏みさん(第2区選手)

〇林田  空さん(第6区選手)

〇吉松 陽輝さん

〇加治佐 新さん

〇溝口 冬萌さん

 本校の吉國 敬一先生がコーチを務められます。また、保護者・卒業生も選手としてエントリーされております。

 えびの市選手団の活躍を心から祈ります。応援をお願いいたします。

【日時】

 令和5年1月9日(月・成人の日)10:00 宮崎県庁前スタート

【区間】

〇第2区:第1中継所:Honda Cars宮崎中村東店 10:05頃通過予定→第2中継所:本郷北方・日建学院宮崎校 10:13頃通過予定

〇第6区:第5中継所:ナガノヤまなび野店・西松屋チェーン宮崎まなび野店 10:37頃通過予定→第6中継所:フーデリー赤江店 10:49分頃通過予定

【オンライン配信】

1月9日9時45分から「youtube」にてライブ配信予定

【留意点】

〇沿道の応援はマスクを着用し、十分な距離を空けて観戦すること。また、声援を送らないこと。

〇選手と競技役員以外は中継所付近に立ち寄らないこと。