日誌

学校通信

宮崎県工業教育フェア開催

 12月3日~4日にかけて、「宮崎県工業教育フェア」が宮崎県体育館にて開催されました。専門高校(工業高校)の特色ある教育活動の成果を発表する場として、毎年開催されている事業です。初日には工業技術発表会が行われ、県内6校の工業高校が日頃の「ものづくり」に関する研究や製作活動の成果を発表しました。
 本校は、「テクノボランティアによる校内設備の整備とひまわり支援学校との交流」と題して、電気科3年の山内瑞樹さん、橋本大豊さん、栁田雄飛さんが発表しました。コロナで他校との直接的な交流が困難となった昨今、自分たちのもつ電気工事の知識と技術を生かし、ひまわり支援学校の老朽化したコンセントカバーの修理やコンセント及びLANケーブルの移設等、テクノボランティアとして地域(他校)に貢献できたことを発表しました。賞を獲得することはできませんでしたが、県教育委員委員会からはすばらしいボランティアだと賞賛していただきました。
 今後は、新たなテーマとして、機械・電気・建築の3学科が連携しながら多様な力を結集し、世の中の役に立つアイデアを実現することが重要ではないかと感じました。また、体育館のブースには、本校の各学科が製作した作品が展示されました。











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教職員向け企業見学

 11月25日の午後、管内にある企業見学に行ってきました。通常、企業見学と言えば、就職活動における企業選択の一つとして生徒が行うものですが、今回は日向工業高校の教職員で企業を見学してきました。一つは中国木材株式会社。住宅用構造材の製材を中心に加工から納品まで一括して行う会社で、主に北米からの輸入材を使用しています。会社は日向市細島の工業専用地域にあり、物流に適した広大な埋め立て地に建てられています。ほとんどの作業がオートメーションで行われており、生産性・安全性・品質性に圧倒されました。
 もう一つは、門川町にある株式会社メタルフォージ。この会社は、自動車や建設機械、農業機械等に欠かせない強度が必要とされる主要部品を製造する会社で、巨大なハンマーで打ち出す作業に圧倒されました。宇野社長の「企業は人なり」という理念に共感したところです。自分の作った製品をお客様に喜んでもらえるという価値観を持つことは、給与や福利厚生面、職場の雰囲気と同様に重要な要素であると感じました。
 今回の企業見学をサポートしていただいた人財育成分科会(延岡市工業振興課)の皆様にも心より感謝申し上げるとともに、この企業見学で得たものを、今後のキャリア教育にしっかりと生かしていきたいと思います。
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日向市市制施行70周年

 本日、日向市文化交流センターにて、日向市市制施行70周年記念式典が開催されました。十屋幸平市長(本校10期生)が、「日向で育った子どもたちが、地元に残り、帰りたくなるような、笑顔があふれる心豊かな日向市」の実現に向けたまちづくりに全力で取り組んでいくと、式辞を述べました。また、日向市に貢献のあった方々の表彰等においては、本校57期生(平成29年度建築科卒)の井上一希さんが、「青の国大賞」として奨励賞を受賞いたしました。井上さんは、日本の伝統木工技法である組子細工を用いた創作に取り組んでおり、宮大工として活躍しています。本日、日向市民栄誉賞を受賞した中島弘明様(東郷メディキット株式会社会長)及び日向市民栄誉賞特別賞を受賞した青木宣親様(プロ野球ヤクルトスワローズ選手)の副賞である組子細工の行燈を手がけたのも井上一希さんでした。本校にもすばらしい技術者が数多く地元で活躍しております。私たちは、70年からあとに伝統をしっかりと繋いでいく使命があると思っています。70年後の未来に向けて日向工業生も頑張っていきましょう。



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授業力向上を目指した取組

 工業教育の授業力向上を目指し、県内の工業高校全体で取り組む「開かれた授業研究」が日向工業高校で開催されました。本事業は工業系高校全7校で実施する取組で、本日は建築科3年の建築法規の授業を坂本先生が行いました。20名程の先生方で授業参観した後、反省会を実施しました。生徒はタブレットを使い日向市都市計画図を基に、日向市内の主要建造物がどのような用途地域に建設されているかを熱心に調べていました。

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建築科3年「課題研究」

 建築科3年の課題研究で、大田先生率いる木材加工班が「消毒液スタンド」を製作して、玄関前と保健室前に設置しました。販売してもいいぐらいの出来栄えで、足でペダルを踏むと消毒液が出る仕組みになっています。スプリングを利用しているので元に戻るようになっています。もっともっと人の役に立つモノを開発して欲しいと願っています。

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ものづくりコンテスト全国大会 堂々4位

 「高校生ものづくりコンテスト全国大会(溶接部門)」が11月14日(日)神奈川県にて開催されました。本校から機械科2年の児玉海晴さん(平岩中学校出身)が九州代表として参加しました。全国の各ブロックを勝ち上がってきた10名で日頃の溶接技術の成果を競い合いました。児玉さんは部活動後も日向市内の企業に通い、溶接技術マイスター認定の技術者に教えを請うなど日々努力を重ねてきました。結果は入賞にあと一歩及ばず4位という結果でしたが、児玉さんはまだ2年生。今回の経験を糧に更なる飛躍が期待できると思います。それでも全国4位という成績はとてつもない結果だと思っています。この体験を他の部員にも伝え、日向工業高校全体のスキルアップが図られることを期待します。


  全国4位になった児玉海晴さん 機械科2年
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県高校駅伝大会 堂々の15位

 11月5日(金)に県総合運動公園内特設コースにて、全国高等学校駅伝競走大会宮崎県予選が行われました。競技人口の減少等の影響もあり出場校は僅か17校。そのような中、本校陸上部はチームを編成し17校の中の1校として大会へ出場しました。長距離専門の選手ばかりではありませんが、部員一丸となって走っている姿はとても感動しました。1区の小林凌明さんが11位とゲームを作り、後ろの走者につないでくれました。黙々と一人で朝練習をしている姿を見かけていましたが、その成果が十分に発揮できたのではないかと思います。

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マイコンカーラリー県大会

 ジャパンマイコンカーラリー県大会が11月3日に宮崎工業高校で開催され、団体3位となりました。毎日遅くまでプログラムの調整をしながら奮闘していましたが、残念ながら個人入賞することはできませんでした。八代市で開催される九州大会までには、しっかりマシンのコンディションを整えて頑張って欲しいと思います。なお、電気科1年の上田修三さんがAdvanced Classの部の3位決定戦で敗れ惜しくも4位という結果でした。

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マイコンカーラリーの練習風景

 ジャパンマイコンカーラリー県大会を11月3日に控え、練習も大詰め。電気技術部が放課後遅くまでプログラムの調整をしていました。マイコンカーラリーとは、マイクロコンピュータを搭載した模型自動車がコースを自動制御で走りタイムを競う競技で、全国大会を目指して生徒たちが一生懸命に取り組んでいる競技です。製作には、設計技術、機械加工技術、制御技術、電子回路に関する技術など、工業に関する総合的な技術や知識が求められます。部員は、マイコンカーの走りを最終チェックしながら、プログラムの微修正に余念がありませんでした。九州大会出場を目指して頑張って欲しいと思います。
   
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企業説明会を開催

 本日、本校の1年生・2年生と保護者を対象に、企業説明会を実施しました。県内17社が参加しブース形式で行われ、保護者からも「県内にこんないい企業があったとは知らなかった」とか、企業からも「これだけ多くの生徒が聞いてくれてやりがいがあった」というご意見をいただきました。キャリア教育や進路指導は、まず企業を知るところから始まると考えています。自分の視野を広め、あるいは「自分の進むべき道はここだ」と絞り込む機会になったことと思います。参加していただいた企業の皆様に感謝するとともに、企画していただいた先生方にも感謝する次第です。
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