お知らせ

学校からのお知らせ

複式指導のよさ

 昨日、本校の3・4年生の学級で複式指導による算数科の研究授業が行われました。単純に考えると複式指導は、単学級の指導の半分の指導しか受けられないから不利だと思われがちだと思います。しかし、昨日授業の様子を見ていると、実に子どもたちが生き生きとしていて自ら学ぶ姿勢が育っているように感じました。先生が別の学年の指導を行っている際、自分が今何をすべきかをしっかり考えて、自分の考えをまとめたり、練習問題に集中して取り組んでいました。それだけに先生が自分の学年の指導に来られた時、一人で考えたり、友達と話し合ったりしたことを先生に楽しそうに伝えている姿が見られ、学習することの楽しさを感じているように感じました。また、最終的に今日学習した内容に関する問題を全員ができるようになっていたことが何より素晴らしい複式指導のよさだと思います。確かに直接指導は、半分の時間ですが、主体的に自分一人で考えたり、友達と子どもだけで話し合ったりする学習が十分に確保されている複式指導のよさも感じた研究授業でした。声を大にして言いたい。「自ら学ぶ姿勢を育む複式指導!」

       

入賞おめでとう

 本校では、さまざまな俳句や短歌の審査会に作品を応募しています。先日は、その中のひとつである葉桜短歌賞より3名の入選者に対し、賞状と副賞が届きました。そこで、全校朝会に入賞した子どもたちの表彰を行いました。残念ながら1名は、病院に行っていたため、3時間目の学校行事あとに表彰を行いました。そのため写真は、2名と1名になっています。なお入選した作品は次の通りです。

【優秀賞】(3年生)
◎ ブルーベリー 青空みたいな すっぱさだ はっと気づくと お皿がからっぽ
【佳作】(2年生)
◎ ふしぎだな ピアノの音が きこえると あかるい色が ひろがっていく
【佳作】(4年生)
◎ 暑い日に 冷たいあいつに かぶりつく シャキとひびく スイカのメロディー

 ★ さすが入賞作品、情景と作者の気持ちがしっかりと伝わってきます。

 

真っ白

 今朝は、本年度一番の冷え込みでした。玄関の温度計を見ると、ちょうど0度を示しています。運動場をみると写真のように一面真っ白で、見るからに寒そうな景色でしたが、子どもたちは、「雪みたいだ」と運動場を走り回る姿が見られました。「子どもは、風の子」本当にその通りだと再確認したところです。
 今日から12月ということで、朝の立ち番は手袋を準備しましたが、それでも後半は、指先に痛みを感じるような寒さでした。これから、冬の本番ですね。

   

牧水ヶ丘祭りに向けて

 12月6日(日)の牧水ヶ丘祭りに向けて、全校で練習を進めています。子どもたちの練習すべき出番が2つあります。一つ目は、自作短歌の発表です。本年度つくった短歌の中で一番気に入った短歌をボードに貼り、全員が一人ずつ自分の短歌を朗詠していきます。先生方から指導を受ける度にどんどん上手になっていくのが目に見えて分かりました。本番に備えて、みんな一生懸命練習に臨んでいる証拠だと思います。二つ目は、牧水先生の歌三曲と呼びかけの練習です。牧水祭でも披露した発表なので、子どもたちも自信をもって発表していました。牧水祭では、大勢の参加者を感動させる素晴らしい発表でした。12月6日の発表も期待したいしています。

       

授業風景

 5時間目に突然、元気な短歌朗詠の声が響いてきたので、各教室を参観してみました。すると、来週の12月6日(日)に牧水ヶ丘祭が開催される関係で、いくつかの学年が祭で発表する短歌朗詠の練習をしていました。まず1・2年生の教室を参観すると、祭で発表する短歌を作った理由を一生懸命考えていました。5・6年生は、場所を特別教室に場所を移して、2枚目の写真のような形ですごく大きな声で発表の練習をしていました。冒頭に書いた元気な短歌朗詠は5・6年生だったようです。3・4年生はというと、ALTの先生と、とても楽しそうに英会話の学習をしていました。今日の学習がうまくいくと、英語による劇に挑戦できるということで、体が前のめりになりながら集中して学習に取り組んでいました。ここで、5・6年生が特別教室で朗詠の練習をしている理由が何となく分かった気がしたところです。なるほど、なるほど。