お知らせ

学校からのお知らせ

雨の日曜参観

今朝は、朝から結構などしゃ降りでした。玄関に通じる舗装道路を歩くにも水が溜まっていないところを探し探し歩かないといけないぐらい。

今日は本校は日曜参観です。こんな日にこんなに雨が降らなくてもと、うらめしく空を見上げるもやむ気配どころか益々雨は強まるばかり。そんな中でも子供たちは元気に登校して来ました。足元を見るとほとんどの子が雨靴でした。よく分かってらっしゃる! 私も雨靴を常備しておこうと気付かせてくれた今日の雨でした。

さて、本来であれば4月の日曜参観ということで、授業参観・学級懇談・PTA総会の予定でしたが、コロナ禍ということもあり保護者の方の学校滞在時間を短くするためにPTA総会は書面審議となりました。

下の写真は、3・4年生の授業参観の様子です。もちろん、参観日でも複式指導であることは変わりません。変わるのは、保護者の方が参観されているということ。

ん? さらに変わっていることに気付きました。何だかお分かりになりますか?

そう、保護者の方にも椅子が用意されていることです。これも、児童数が少ないからこそのサービスですね。感染症対策として保護者の方も話をすることなく、お子さんの横で静かに授業を参観されていました。ぱっと見、授業参観というよりもお子さんと一緒に授業を受けている感じに見えます。それにしても、担任の先生はやりにくいというか、緊張するだろうなあと思いながら見ていましたが、そこは本校の若い先生方、堂々と授業を進めていました。

保護者の皆様、本日はお足もとの悪い中、授業参観にお越しいただきありがとうございました。子ども達も雨の中、よく登校して頑張りました。明日は振替休業日です。ゆっくり休んでくださいね。

世界へ

6年生の外国語科の授業の様子です。

2人先生がいますね。1人は担任の先生、もう1人は。。。

 

 

そう、新しいALTの先生です。

体も大きく、一見少し怖そうですが、日本滞在も長く実は日本語ぺらぺらで、とても気さくな先生です。得意料理は豚汁だとか(笑) 外国の文化と日本の文化の違い等も含めて、楽しいお話もいっぱいしてもらえそうですね。

ただし、授業中はALTの先生は基本的に英語しか話されません。なぜなら外国語科の目標は「外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ、外国語による聞くこと、読むこと、話すこと、書くことの言語活動を通して、コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を育成すること(略)」だからです。つまり、外国語によるコミュニケーションを通して外国の言語や文化に対する理解を深めていくことが目標なので、日本語ぺらぺらでも日本語はあえて話されないのです。

今日が初めての出会い、授業でしたが、それでも子ども達の順応性は早いですね。次の休み時間には、もう気軽に声掛けをしていました。小さい頃から英語に親しんでいる子ども達は、大人になる頃には、気後れすることなく外国の方とコミュニケーションをとることができるようになっているかもしれませんね。

 

そう言えば、牧水先生も57日間の朝鮮旅行を経験されているとか。

ALTの先生とのコミュニケーションを楽しむことで、ぜひまだ見ぬ世界への夢や興味・関心を高めていってほしいと思います。

あくがれ

 日向市駅西口にある駅前交流広場の愛称が「あくがれ広場」に決まったとか。子ども達や市民があこがれる楽しい交流の場になりそうな素敵なネーミングですね。ちなみに今日の短歌は、奇しくもこれでした。

 

 けふもまた こころの鐘を打ちならし

  打ちならしつつ あくがれて行く

 

 これもまた牧水先生の有名な歌ですね。「旅の歌人」とも言われた牧水先生が早稲田大学4年生の夏休みに中国地方を旅した時の歌だとか。

 

 さて、話は現実に戻りますが、本校は昨日、今日と個人面談を行っています。そのため子ども達は13時過ぎには「さようなら(集団下校)」をしました。本来なら家庭訪問の予定でしたが、新型コロナウイルスの感染状況が高止まりにあることから、学校でパーティション等の感染症対策を行った上での個人面談に変更しました。コロナ禍以前に比べると担任と保護者が顔を合わせて話す機会が極端に少なくなっています。ですから、この時期に学級担任と保護者が面談をすることは、子どもについての共通理解を図ったり、信頼関係を築いたりする上で、とても重要なことだと思いますので、個人面談という形でそのような機会をもてたことはとても良かったと思います。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

 話は少しさかのぼりますが、入学式前だったか、体育館近くの古い木造トイレから動物の鳴き声がし始めました。どうも壁のすき間に子猫が迷い込んだらしく「ミャーミャー」と声がします。しばらくは様子を見ていたのですが、悲しそうな鳴き声がいつまでも続くので、教育委員会の許可も得た上でトイレの内側の壁を一部とっぱらって救出作戦に乗り出しました。が、子猫は奥に奥に入り込んでどうしようもありません。結局その日はあきらめて帰ったのですが、鳴き声は次の日も続いていました。少し弱々しい感じになりながら。もう、こうなったら子猫がいると思われるトイレの表側の壁をとっぱらって救出することを決意。教務主任の先生が壁の一部を外すとすき間に入り込んでいた子猫が私の手のひらの上にポトリ! やったあ!2日がかりの救出作戦、成功!!

 

  し、しかし、、、こ、これは、、、こ、子猫ではない!

  なんだ、この生物は??

 

 調べてみると、子猫もどきの鳴き声の正体は、なんと「あなぐま」でした。

 その後、あなぐまさんには裏の山に帰ってもらいました。とっぱらった壁も日向市教育委員会の方が次の日には修繕に来てくださいました。ありがとうございました。

 

 あなぐまの子をこの手に保護するなんて、こんな体験もある意味、貴重ですよね。

人生を旅ととらえるなら、この貴重な経験も牧水先生の「あくがれ」のお導きかしら!???

 

 

 

大きな古時計

 

  地(つち)踏めど 草鞋(わらじ) 聲(こえ)なし 山ざくら

               咲きなむとする 山の静けさ

 

 今日の短歌はこれでした。山ざくらのつぼみもふくらんで、これから咲こうとする山に牧水先生の草鞋の音だけが響き渡る、今から90年以上も前のことなのに、時を越えて静かな山を一人歩き続ける牧水先生の姿が目に浮かぶようです。

 

 さて、1枚目の写真は朝のボランティアの様子です。学年問わず早く来た子ども達が校庭をきれいにしてくれています。ボランティアの最後には集めたゴミを誰が一輪車で持って行くか、本気のジャンケン勝負が待ち受けています。もちろん先生も例外ではありません。みんな結構、楽しみながらボランティアに取り組んでくれています。学年問わず楽しみながらボランティアに取り組む、これも本校の良い校風ですね。

 

 今日は、6年生は全国学力学習状況調査が行われました。本校の6年生も真剣に取り組んでいました。いつも取り組んでいる問題よりもレベルの高い問題もあるので、時間との闘いでもあります。時間と言えば、本校の玄関を入ってすぐに大きな柱時計があります。時計の横の文字を見ると、どうやら平成元年度の卒業記念品のようです。もう33年間も坪谷小学校の子ども達の時間に寄り添って来たんだなあと思うと、これまた感慨深いものがあります。今も30分ごとに「ボーンボーンボーン」と時を刻んでくれています。本当は1時間毎に刻んでくれるといいのだけれどとも思ったのですが、これまでの33年間を思うと、やはりこのままにしておこうと思ったことでした。

 

花と読書

  「まちかど花フェァ2022」の表彰式に参加してきました。学校部門で「奨励賞(第3位)」をいただいてきました。ありがたいことです。おかげで校長室からもいつもきれいに咲いた花々を見ることができます。ありがたいことです。その花に寄ってきたミツバチもよく校長室を訪ねて来ます。ありがた。。。。

 きれいな花が咲くように、子ども達は日頃のお世話に加え、月に1回、朝活動の「フラワータイム」の時間に学級園の草取りや花の苗植えなどを頑張っています。

 

 さて、今日はもう一つ。

 4月23日の「子ども読書の日(シェークスピアの命日に由来しているとか)」にちなんで、日向市教育委員会の主催により、今日は本校に日向市立図書館の方が来てくださいました。普段から本に造詣の深い図書館の方に「おはなし会(読み聞かせ)」を行っていただき、子ども達も楽しそうにお話を聞いていました。その後は市立図書館の本の貸し出しも行ってくださいました。たくさんの本を持って来てくださったので、子ども達も選びがいがあり、時間をかけて選んでいました。市立図書館の皆様、ありがとうございました。

 

 花と読書、どちらも牧水先生が愛したものです。そして、本校の教育目標である「進んで学び 豊かな心をもち たくましく生きる 児童の育成」に関係の深い活動です。ぜひ、これからも花を大切に育てる心、読書への興味関心を高めて、心地を耕していってほしいと思います。

  

ありがとうございました!

 

 学校から見える坪谷の自然の様子です。今日は、天気もよく山がとてもきれいです。坪谷小学校にいると、牧水が愛したふるさとだなあと実感します。学校の前を流れる川の水は本当にきれいだし、山々からは鳥の鳴き声、特にうぐいすの鳴き声がよく聞かれます。

 さて、今日は少し授業の様子を紹介します。

 1・2年生は、音楽で校歌の練習をしていました。1年生はまだ、歌い始めたばかりなので2年生がリードしているようでした。

 

 5・6年生は、図画工作で自画像を描いていました。早く描き終わった人は読書をしているようです。自画像は、とても大きく描けていて上手でした。

 

 3・4年生は、算数の勉強をしていました。ん? 3・4年生で一緒に算数の勉強?

 いえいえ、実は上の写真は4年生の学習の様子です。

 教室全体を写すと下の写真のようになっています。

 

 3年生は、反対(前。。。と言っても、それぞれにとって見ている方が前なんですけどね。)を向いて、取り組むべき課題に取り組んでいます。3年生はこの少し前には、解き方について自分たちで話し合っていました。

 いわゆる複式指導による学習です。この複式指導で大変なのはやはり教師です。45分間の中で2つの学年に指導するわけですから、教師自身が一番、授業の進め方について見通しをもって指導していかなければなりません。初めて複式指導をする先生もいます。そこで、今年度の本校の研究テーマも

 「分かる・できる・のびる つぼやっ子の育成」

  ~複式学級における算数科の学習を通して~

として、複式学級における算数科学習指導の効果的な指導の在り方を研究していく予定です。日々の実践と情報交換や協議を重ねながら、つぼやっ子の「できた!」という自信と喜びにつなげていきたいと思います。

 

 さて、昨日、雨上がりで空気が澄んでいたからなのか、それまでの私の注意力が足りなかったのか、昨日の放課後、あることに気付きました。

 校門の方から子ども達の声が聞こえてくるのです。何か大きな声で言っています。

   ? ? ?

 気のせいかなと思っていると、その後の子ども達からも何か言ってる声が。

 気を付けて聞いてみると、分かりました。 

 

 「ありがとうございました。さようなら~」

 

 なんと子ども達、校門を出る際にいつもこんなあいさつをして帰っていたのでした。

 朝は、「おはようございます。よろしくお願いします。」

 帰るときは、「ありがとうございました。さようなら~」

 なんてすてきな校風でしょう。

 思わずこちらも「よくがんばったね。ありがとうございました。さようなら~」という気持ちになりました。

 

 今日、帰るときも子ども達は元気にあいさつして帰って行きました。

 1週間おつかれさま。ありがとうございました。

 また来週、元気に登校してくるのを待ってますよ。

雨の降る中。。。

 

 水の音(ね)に 似てなく鳥よ 山ざくら

        松にまじれる 深山の昼を

 

 今日の短歌は、これでした。

 ひらめきました!! 今日の校長先生からの「牧水クイズ~」

 登校して来た子ども達に「では今日の牧水クイズです。ジャジャン」

 「牧水先生は、花が好きでしたが、その中でも1番好きだった花は何でしょう?」

 さすがにこれはみんな苦戦しました。

 何人かの子が「さくら?」と答えました。おしい!

 今日の問題はなかなかいい問題だったなと悦に入って、

 最後に登校して来た6年生の男の子にも同じ問題を出すと

 「山ざくら!!」

 と、即答。えっ!?

 「な、なんでそう思ったの?」

   と尋ねると、

 「牧水先生の歌には『山ざくら』で終わる歌や『山ざくら』が入っている歌が多いから、

  きっと牧水先生は『山ざくら』が大好きだったんだろうなと思ったので」

 と見事な推理!  ぐぬぬ。。。

 「大正解!!!」 まいりました。

 さて、気を取り直して? 雨のぱらつく中、それでも元気に登校して来た子ども達を坪谷小学校の先生方が明るく迎えます。休み時間には「ワハハハハ」と校舎中に響く○○先生の大きな笑い声。先生の笑い声っていいですね。子どもを安心させる力をもっています。

 昼休みは、外で遊べない中、みんなどうしているのだろうと学校の中を少し回ってみると、体育館で遊んでいる子もいれば、教室で遊んでいる子もいれば、図書室で過ごす子もいるというように、それぞれ楽しんでいるようでした。こんなときも学校を広々と使えるのは、小規模校の良さですね。

 そう言えば、図書室に立ち寄った際に、一人の子が

「校長先生、ぼくがよく読んでるのはこの本です。」

 どうやら人気の本らしく同じ本が6冊も置いてありました。

 中を見るとマンガ風ではありますが、牧水の生涯が約170ページにわたって描いてあり、なかなか読み応えのある本です。なるほど、なるほど。牧水初心者の私もさっそく読んでみようと思ったことでした。

 

 

1年生も元気に!

 今日から1年生も元気に登校してきました。3人の1年生は、全員お兄さんがいるのでお兄さんと一緒に、またお兄さんも含めて近所の上級生と一緒に仲良く登校してきました。

 校門の前に来ると、

「おはようございます」「よろしくお願いします」

 玄関前に来ると、

「短歌をろうえいします」

 

 日向の国 むら立つ山の ひと山に

       住む母恋し 秋晴れの日や

 

 1年生もお兄さん達を見習って、あいさつしたり短歌を口ずさみます。今はまだお兄さん達の真似ですが、「学ぶ」は「まねぶ、まねる」から始まります。そのうち自然とあいさつも短歌の朗詠も自信をもってできる日が来ることと思います。がんばれ!1年生。

 さて、子ども達を迎えた後、学校の中を散策してみるといろいろとおもしろいものが目にとまりました。

 1つ目は、体育館前の彫像 ロダンの「考える人」、うーん、何年考えてるんだろうというぐらいの年代物です。

 2つ目は、玄関に置いてあった虫かご、前から「何だろう?」と気になっていたのですが、事務の先生に聞いてみると3月までいらっしゃった技術員の先生がクワガタの幼虫を見つけてそのままこの虫かごで育てているのだとか。いつ頃、成虫になるのか、何クワガタなのか、これもまた楽しみですね。

 他にも記念碑や牧水が丘など紹介したいところがたくさんありますが、それはぜひ、実際に本校に足を運んで見ていただきたいので、今日はこれぐらいにしておきます。

 さて、1年生はどんな様子かなと教室に行ってみると、楽しそうに勉強していました。どうやら好きな動物についてお話しようという勉強のようです。お話をする、お話をしっかり聞く、勉強の基本となることです。がんばってほしいです。

 がんばって勉強したあとの給食はおいしいでしょうね。今日の給食は、1年生のことを考えてか、カレーライスにツナサラダですよ!  しっかり食べて、昼休み、お兄さんお姉さん達と元気に楽しく遊んでください。それでは、今日はここまで。

 

入学おめでとう!

 今日は、令和4年度の入学式がありました。あいにく少し小雨が残る天気ではありましたが、3名の新入学児童が元気に登校してきました。

 入学式では来賓や保護者の方も参列し、在校生もやはり緊張気味な中、新1年生の3人が担任の先生に連れられて元気に入場してきました。

 担任紹介の後、氏名点呼。みんなしっかりと「はいっ!」と返事ができて立派でした。

 コロナ禍にあり、来賓数の制限がある中でしたが日向市教委 学校教育課長補佐 様、本校のPTA会長 様にご臨席いただき、お祝いのことばをいただきました。ありがとうございました。

 そして、いよいよ歓迎の呼びかけ、上級生が力を発揮する時間です。

 シーンとした体育館に子ども達の声が鳴り響きます。

 

 「まっていた春が来たよ」

 「山のみどりや川がきれいだよ」 

   (途中 省略)

 「1年生のみなさん 入学おめでとうございます」

 「これからまいあさ ぼくすい先生の短歌をろうえいするよ」

 

   ほととぎす~(ほととぎす~) なくよと母に おこされて

    すがるこまどの~ 草月夜かな~ ♪

     (すがるこまどの~ 草月夜かな~ ♪)

 

 坪谷小学校の学校短歌でもある「ほととぎす」の歌が子ども達によって吟じられると鳥肌が立つような感覚を覚えたのは、私だけではないと思います。それほどすてきな朗詠でした。

  「みんなでたのしく勉強しようね」

  「みんなでおいしい給食 食べようね」

  「昼休みは なかよく あそぼうね」

 1年生にとっては、上級生のこの心のこもった呼びかけが、小学校生活への期待と安心を大きくふくらませてくれたことと思います。最後は、上級生のみんなで「1年生になったら」の歌を振り付け付きで披露してくれました。

 

 これから6年間、坪谷小学校の伝統を引き継いでいく3名の新入生が大きく成長していけるよう、職員一丸となって見守り導いていきます。

 

  若竹の 伸びゆくごとく 子ども等よ

      真直ぐにのばせ 身をたましひを

 

 3名の新入生の皆さん、そして保護者の皆様、ご入学本当におめでとうございます。

 

 

 

今日も元気に!

「おはようございます!」「よろしくお願いします!」

今日も子ども達は、元気に登校してきました。週はじめの月曜日で全員そろうのは嬉しいですね。

校門前での子ども達の元気な挨拶に、花壇の花達も何となく嬉しそうです。

さて、教頭先生と「今日の短歌」が待つ玄関前に行く道すがら、何人かに牧水先生にまつわるクイズを出題してみました。(ただいま、牧水先生について必死に勉強中。せっかく学んだ知識をクイズにしてひけらかしてみようという魂胆です。)

「校長先生からの問題です。若山 牧水先生の本名は何でしょう?」

(ほとんどの子が即答で『しげる』と答えました。すごい!! 本当は『①カツオ ②しげる ③とおる』と三択で出すはずだったのですが、恐るべし「つぼやっ子」)

くやしいので、「牧水先生の本名は『しげる』ですが、ではお母さんの名前は何でしょう?」

これもほとんどの子が「牧(まき)」と答えてくれました。

むむむ。「じゃあ、母の名は『牧(まき)』ですが、父の名前は何でしょう?」

これは、さすがに難しかったようです。一人の子が「りゅうぞう?」と答えてくれましたが、実は私も自信がなかったのでした。確認してみると正解は確かに「立蔵(りゅうぞう)」でした。すごいですね!!

 さて、朝方はいい天気でしたが、昼前から雨が降り出し、少し肌寒いぐらいになりました。しかし、明日の入学式は雨もやみそうです。3名の新入生が入学して来るのを心待ちにしている2年生から6年生までの子ども達が一生懸命に会場設営をしてくれました。最後の練習をして、あとはいよいよ明日の入学式を待つばかりです。

入学式に向けて

 1学期2日目がスタート。今日の短歌は、

 

 「白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ」

 

子ども達にもなじみ深い短歌らしく「あっ、今日は『白鳥は』だ!」と嬉しそうに口にする声が聞かれました。教頭先生も「そうだね。1周回って今日が1番に戻ってきたんだね。」とこれまた感慨深げです。今日も子ども達の高らかに詠む声が校庭に鳴り響きます。この歌は、情景が鮮やかに目に浮かんできて青と白のコントラストと言葉の響きがとても心地よいです。空も海も青一色に広がる中にきわだつ白い鳥の姿に旅人(牧水先生自身)の姿を重ねて詠んだ歌とも言われています。平成二十年の「短歌研究」十二月号の「わが青春の一首」のアンケート調査でも第1位に輝いた短歌で、現在もなお愛され続け親しまれている歌と言えるようですよ。

 

 さて、今日は来週火曜日に迫った入学式に向けての予行練習が行われました。オンとオフの切り替えが素晴らしく、練習が始まると緊張感が体育館に張り詰めました。予行練習に一生懸命に取り組む子ども達、一通り練習が終わった後、進行の先生の「皆さんが1年生の入学を歓迎する気持ちは、どんなところで表すことができますか?」の問いに「入退場の時の拍手」「呼びかけ」「歌」と的確な答えが返ってきます。そこでもう1度、拍手や歌の練習に取り組むと20人に満たない子ども達の大きな拍手や歌声にさらに熱が入ってきました。12日(火)には、3名の新入生が入って来ます。当日は、新しい「つぼやっ子」を歓迎する気持ちで体育館があふれんばかりになることでしょう。

 

 給食を食べたら、昼休み、広い運動場で子ども達と先生が思いっきり走り回って遊んでいます。これも小規模校ならではのよさですね。

 

令和4年度がスタート

 暖かな春風そよぐ中、令和4年度第1学期の始業の日を2年生から6年生まで全員そろって迎えることができました。

 校門の前で朝から元気なあいさつで入ってくる子ども達、玄関前まで来ると「今日の短歌」を高らかに朗詠する子ども達の声に坪谷小学校の1日が始まったと、とてもさわやかな気持ちにさせてもらいました。

 新任式では6名の新しく来られた先生方のあいさつをみんなとてもよい姿勢で聞いていました。

 始業式では3名のお友達がこの1年でがんばりたいことの作文発表をしてくれました。新しい学年のスタートにあたって意気込みが感じられる発表でした。校長先生のお話では、この1年のスローガンが伝えられました。

 ○ 一人一人が輝いて 活気あふれる坪谷小学校

 ○ 坪谷地区・坪谷小のよさを知り、よさを引き出し、よさを生かす

 このスローガンのもとに一人一人がしっかりとがんばりぬく1年にしていきたいですね。始業式が終わり、いよいよ学担発表、子ども達もドキドキ、先生方もドキドキの瞬間でしたが、担任の先生が発表されると子ども達は歓迎の意味の温かい拍手で迎えてくれました。そして担任の先生と一緒に大掃除、学級活動の時間とあっという間に帰りの時間に。今日は集団下校の日。玄関前で子ども達と先生方全員が元気に「さようなら」とあいさつを交わした後は先生対子どものじゃんけん大会がスタート! ひとしきりじゃんけんをしおわると、桜の花が舞い落ちる中、帰って行く子ども達、また家の人を待ってる間、先生と遊んで過ごす子、舞い落ちる花びらをキャッチしようとする子、ほほえましい光景に牧水先生もきっとほほ笑みを浮かべてらっしゃるんじゃないかなと思える時間でした。

 さあ、いよいよ令和4年度がスタートしました。20名の「つぼやっ子」の笑顔と成長のために職員一丸となって頑張っていきます。このブログで、子ども達の頑張る様子と坪谷地区・坪谷小のよさを少しでも多く紹介していきたいと考えています。皆様のご理解・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

        

       

 

卒業式

 3連休が明け、何かと慌ただしさがあり、ホームページの更新が滞ってしまいました。申し分けありません。昨日は、第113回卒業式を行いました。新型コロナの影響で、通常であれば30名前後の来賓にご臨席を賜るところを市内統一で来賓を日向市代表とPTA代表の2名に規模を縮小しての実施でした。

 ただ、今回本校の卒業生は、1名でしたが、保護者席には、親戚の方々を含め、たくさんの元本校職員や地域の方にも参加していただき、卒業を祝っていただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。規模は、縮小されたもののアットホームで家族的な温かい雰囲気のとても素晴らしい卒業式だったと思います。

 卒業生の卒業証書授与後の涙の短歌朗詠では、自然に在校生を含め、会場内に涙を流す姿が見られ、とても感動的でした。中学校からは、学校生活にさまざまな変化があると思いますが、本校で培ってきた力をしっかりと出し、おおいに活躍してくれることを期待しています。がんばれ卒業生!

 

   

   

  

校内牧水かるた大会

 今日は、本年度最後の牧水かるた大会でした。今回は、グループを分けず、全校児童で体育館を会場として一斉に行いました。教室に分かれて実施していた時に比べ、本格的な大会の雰囲気があり良い意味で緊張感がありました。マイクを使った音響、最初から最後まで1名の先生によるタイマーを使った正確な札の読み上げ、各グループにイスに座った審判員等、まさに本物の大会という感じでした。

 多くの子どもたちが上の句の段階で札をとる姿を見ていて、2学期からさらにレベルが上がったことを感じました。全てのグループを順に見ていきましたが、枚数に差はあったものの全員が札をとることができていることがとても嬉しく思いました。子どもたちは、それぞれが牧水先生の短歌で1番好きな短歌があります。さすがにその札は全員がとることができていました。大会といっても1番の目的は、牧水先生の短歌に親しむことです。その目的をしっかりと達成できた本日の大会でした。来年度からは、日向市での大会も復活すると思います。本校の子どもたちの活躍を期待したいと思います。

 がんばれ!坪谷っ子!

   

   

   

  

 

卒業式練習&表彰

 今日は、卒業式最後の全体練習で明日は、予行練習です。何となく実感がわかないのですが、来週木曜日は、卒業式当日となります。今日は子どもたち様子に体育館に集合した段階から自然に緊張感が漂い、充実した練習ができたように思います。いつもは厳しい行事担当の先生からも、子どもたちはたくさん褒めていただきました。確かに姿勢、礼のタイミング、よびかけ全ていつ本番を迎えても良い状況だったと思います。

 本番では、涙声になり、うまくセリフが言えないような状況も予想されますが、心から全校児童・全職員で卒業生の旅立ちをお祝いしたと思います。なお、練習後は、短歌と俳句で入賞した子どもたちの表彰を行いました。卒業式の練習の後だったので、あえて写真のようにステージ上で表彰を行いました。いつもより表彰される子どもたちの表情に緊張感を感じました。この純粋さがまた本校の子どもたちの「よさ」でもあります。

 

   

  

しいたけこま打ち

 今日は、2月の予定していましたが、「まん延防止」の適用により延期していた「しいたけこま打ち」を行いました。本校では、ドリルの穴あけから子どもたちが挑戦します。低学年や転入して初めての経験になる子どもたちは、先生や高学年に補助をしてもらいながら実施しました。数をこなすうちにどんどん上手になっていく様子が見られました。作業がこま打ちになると、低学年も怖さもなく実に楽しそうに活動していました。低学年に感想を聞いてみると、来年は、補助なしで自分の力でドリルを使ってみたいと意気込みを語ってくれました。

 ちなみに指導してくださったのは、本校の校区内にある仲深地区の区長さんでした。ご本人にホームページに紹介することを確認していませんでしたので、今回はお名前の紹介は控えさせていただきます。しいたけのこま、ほた木、電動ドリル、作業用台などたくさんの準備、そしてこま打ちの説明もしていただきありがとうございました。次年度もよろしくお願いします。

   

   

  

 

 

暑い!

 今日は、とにかく暑い1日でした。子どもたちの中には、半袖で登校してきた子どもたちがいましたが、正解だったと思います。職員室の温度計を確認すると写真のように23度をはるかに超していて、おそらく直射日光のあたる運動場はおそらく25度以上あったのではないでしょうか。そのせいかさすがに今日の運動場は子どもの数が少なく、教室で過ごしているこどもたちも多かったようです。

 ただこんな暑い日を喜んでいたものもありました。それは、写真の花壇やプランターの花たちです。いっきに満開に近づいてきたように感じられます。来週木曜日の卒業式にちょうど満開になると最高ですね。毎日、子どもたちと花の様子を眺めるのがとても楽しみです。

 

   

  

お別れ遠足

 今日は、お別れ遠足でした。まず1時間目は、体育館でお別れ集会です。各学級からの発表では、低学年が、卒業生の良い所をリレー方式で発表していき、その後歌のプレゼントをしてくれました。中学年は、ダンス、漫才、コントをM1グランプリ風に発表して、会場をおおいに盛り上げてくれました。高学年は、全校児童・全職員を対象にしたクイズをしてくれました。本校の全員がクイズ形式で紹介されていてとても良い企画だなあと感心しました。

 卒業生は、学校に関するクイズを行い、正解者に手作りのプラ板を賞品として贈呈していました。また、クイズに答えられなかった子どもたち全員にもしっかりプレゼントが用意されてあり、心温まる雰囲気でした。また、卒業生から各学級に対して、卒業生の思いを込めた文字を色紙に書き、プレゼントしていました。

 お別れ集会が終わると、牧水公園までウオークラリーです。チェックポイントでいろいろな問題に挑戦していきました。公園につくとラリーの表彰も行いました。また牧水記念文学館の見学も行い、坪谷小を紹介したDVDも見せていただき帰りには、お菓子の詰め合わせのお土産までいただきました。ありがとうございます。

 その後は、昼食をとり、全校遊びや自由遊びを思いっきり楽しみました。楽しみ過ぎて、ほとんどの子どもたちは疲労困憊の様子でした。学校に着くとほとんどの子どもたちがぐったりとしていました。楽しい思い出がいっぱいできたと思います。今日はゆっくり休んで、疲れを癒してくださいね。それでは良い週末を!

 ところで、写真を見て気付かれたかもしれませんが、子どもたちも職員もほぼ終日マスク着用でした。唯一マスクをはずしたのは、集合写真のほんの数十秒の間のみ。必ずマスクをはずすお弁当の時間は、黙食つまり一切声を出せませんでした。長年遠足に行っていますが、お弁当を一人も声を出さず沈黙の中で食べたのは初めてです。ある意味奇妙な光景でした。ひたすら食べることだけに集中していたため昼食の様子の写真はありません。

 

   

  

   

  

  

  

  

 

参観日

 今日は、本年度最後の参観日でした。1・2年生は、1年間でできるようになったことの発表でした。詩の発表や歌、かけ算九九の発表、マット運動などさまざまな発表が行われ、発表が終わる度に、大きな拍手が起こっていました。中学年は、外国語活動でした。ほとんどが英語で授業が進められていましたが、子どもたちは内容を理解しているようでした。ただ、保護者の前だったためか、いつもと違って英語を使うことを恥ずかしがっている様子も感じられました。5年生は1・2年生と同じような形で1年間でできるようになったことの発表でした。5年生で習った漢字や、英語の単語の確かめ、跳び箱運動を発表していました。6年生は、リースづくりを保護者と行い、最後に事前に準備していた色紙といっしょに感謝の言葉を添えて、保護者に渡していました。自然に心が温かくなるような場面でした。

 授業参観後は、学級懇談の前にリモートを活用して、全校懇談を実施しました。内容は、生活のきまりの確認と家庭学習のお願いでした。感染対策や時間の短縮を考慮して実施してみたのですが、視聴されている保護者の方々と同じ階のパソコン室で進行を進めたところ若干ハウリングが発生して聞きにくい点があったように思います。保護者の皆様にはご迷惑おかけしました。全校朝会や短歌発表集会では、進行を職員室で行い、全く問題がなかったので油断していました。すごく残念です。次回は、職員室からの中継にしたいと思います。ただ1番良いのは、体育館に集合して頂くことができる状況になることでしょうね。保護者の皆様、本日は、お忙しい中、参観日に多数来校していただきありがとうございました。

 

   

  

   

  

 

 

卒業式練習

 今日は2回目の卒業式練習を行いました。前回に比べ、礼のタイミングや姿勢もかなり良くなってきました。特に呼びかけは、前回は、台本を見ながらでしたが、今日は全員がセリフを覚えて行いました。さすがに台本を見ていないだけにひとつひとつの言葉にしっかり気持ちがこもっていたように思います。途中から本番の呼びかけを聞いているような気持ちになり感動してしまいそうでした。本校の子どもたちは、呼びかけをいろいろな場面で行っているせいかとても上手で聞き手に伝わる呼びかけを行うことができます。これも本校の子どもたちの立派な「よさ」だと思います。

 ぜひ本番でも卒業生に感動の卒業式をプレゼントしたいと思います。