12月18日(水)、佐藤先生が初期研修の一環として、1年2組の道徳の授業を公開しました。校長先生をはじめ、何名かの先輩の先生方も参観に訪れ、授業後には研究会も実施し、佐藤先生へのアドバイスを送りました。
この日の授業のテーマは、「規則を守る意義」でした。教科書の題材を用いました。規則を守ることは大切ですが、社会の秩序は、守るべき最低限度のことを示した法を守るという他律意識だけで成り立つものではなく、自らの良心に従って、一人一人が積極的に規律や決まりを守るという自律的な積極的行動によって、維持され高められていくものです。これらのことを、題材の中に登場する人物の行動や気持ちの変化について考えることで、気づき、これからの生活に生かすことがねらいです。佐藤先生ご自身の反省としては、「中心課題の設定が難しく、うまく授業をまとめることが大変でした。」ということでしたが、生徒は限られた時間で個人で、グループで一生懸命考えていました。
授業後には参観した先輩の先生方から、様々なアドバイスがあったようです。佐藤先生に限らず、何の授業でも、課題を一つ一つクリアしながら授業改善に努めることが大事です。
12月17日(火)、大根を収穫しました。生徒会執行部を中心とした生徒の自主的な取組で、10月中旬に種をまき、間引きなどの手入れを経て、ようやく収穫にこぎ着けました。5月の生徒総会で決議され、育った大根は、12月20日に開催される校内駅伝ロードレース大会終了後に振る舞われる豚汁の具材となります。
この日の昼休み時間、生徒会執行部を中心に多くの生徒が集まり、大根を抜いていきました。その後は、水が冷たいにも関わらず、丁寧に水で土を落とし、並べていきました。知識や経験もなく、また、あまり日当たりの良い場所ではなかったので、細かったり、短かったり、いびつな形をしていたりと様々でしたが、予想以上の収穫でした。
校内駅伝ロードレース大会終了後に振る舞われる豚汁の具材となりますが、どんな味がするのか、楽しみですね。
12月17日(火)、外薗先生が3年1組の英語の授業を公開し、多くの先生方が参観に来ました。2014年にノーベル賞平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんを題材として取り上げ、要点を捉えたり、考えたことや感じたことを簡単な語句や英文を用いて書いたりする学習内容でした。
生徒は、マララさんの夢がどのように変化していったのか、またその理由は何かを本文から読み取り、自分なりの考えを表現していきました。辞書を片手に、使いたい単語を調べ、意欲的に表現しようとしていました。politician(政治家)、compulsory(必修の)、influence(影響力)など、最近の中学生が覚えないといけない単語は難しくなったものだと感じると同時に、抵抗なく使う姿に感心させられました。
今後も、このような授業公開をとおして、授業改善に努めていきます。最終目標は、山田中学校の生徒の学力向上です。
12月16日(月)、3年生が面接の模擬練習に取り組みました。今回で、3回目となりました。高校によっては、個人面接、集団面接と形態は様々です。集団討論を実施する高校もあります。
集団討論は、例えば、「『あなたは、インターネットやSNSを利用するにあたって、犯罪やトラブルの被害者や加害者とならないようするためには、どのようなことに注意すればよいと考えますか。』グループで話し合って、特に必要だと思われることを3つにまとめてください。」というものです。発言する内容もさることながら、他者の意見を聞いて意見を述べる、集団の考えをまとめる、協調性などが評価されるようです。
3回目とあって、ずいぶんと受け答えもうまくなってきました。ただ、最近のニュースに目を通している生徒は少なく、これからの課題と言えるでしょう。各学級に配付されている新聞を、もっと活用して欲しいところです。国語や数学などの教科の学習以外にもやるべきことが多くて大変ですが、頑張りましょう。受験生!
12月14日(土)、ボランティアで中霧島地区にある「石川理紀之助記念碑」、「しまうつりの碑」(慰霊碑)、「前田用水路之記」の清掃活動に取り組みました。参加した生徒は26名、学校支援ボランティアの会をはじめ、地域の方々と約2時間汗を流しました。
年に1、2回は地域で清掃しているそうですが、今回中学生が初めて参加しての活動となったようです。記念碑の苔を落としたり、周辺を束子で擦って水を流したり、草をとったり、落ち葉を集めたりしました。参加した生徒は一生懸命取り組んでくれました。また、地域の方々と一緒に活動することで、「中学生と掃除すると元気が出る。」と喜んでもらえたようです。
年が明けると、交流事業で秋田県潟上市から中学生が来校します。その際、「石川理紀之助記念碑」、「しまうつりの碑」(慰霊碑)、「前田用水路之記」などを見学することになっています。その準備としても、意義のある活動となりました。
12月12日(木)、3年生が面接指導に取り組みました。高校受験を間近に控え、本番を想定した予行練習です。面接の形態は高校によって様々で、個人面接、集団面接があります。集団討議のある高校もあり、学力検査同様、しっかり準備をしておく必要があります。
学年の先生方はもちろん、他学年の先生や教頭先生も面接官として、指導に当たりました。面接の練習が始まって今回は2回目だったからか、しっかりとした態度で、答えられた生徒は少なかったようです。志望動機が弱かったり、予想外の質問にうつむいて黙っていたり、まだまだ練習が必要だと感じました。
普段から、どう答えるかをイメージし、できれば友達同士で練習したり、家の人に面接官になってもらったりしておくといいでしょう。また、普段から新聞やニュースに目を向け、自分なりの考えをもつことも大切です。
12月12日(木)、1年生が都城市社会福祉協議会、山田地区社会福祉協議会の方を講師としてお招きし、体験学習に取り組みました。高齢者の日常生活における動作を体験することで、高齢者への配慮について考える。地域で生き生きと活動される高齢者からも支えられていることに気づき、感謝の気持ちをもつことがこの学習のねらいでした。
体験内容は、車イスの体験、耳栓、視野狭窄メガネをかけた高齢者疑似体験でした。車イスの体験では、乗る方、操作する方を体験し、車イスに乗っている人の気持ちを考え、校舎内を移動しました。高齢者疑似体験では、耳栓、視野狭窄メガネをかけた状態で新聞を読んだり、カルタ遊びをしたりしました。また、肘・膝サポーターや錘付きベストを着用した状態でバスケットボールをすることで、高齢者の動きを体感することができました。
高齢者に限らず、他者への思いやりが何よりも大切なのではないでしょうか。これを機会に、高齢化が著しく進行している山田地区のことを考え、地域のために何ができるかを考え、行動する生徒になって欲しいと思います。
修学旅行の真っ最中ですが、ここで1年生の取組を紹介します。
12月11日(水)、1年生が山田地区内の福祉施設を訪問し、様々なことを学習しました。1年生の総合的な学習の時間のテーマは「地域の目を向ける」で、「中学生としての自分を知るとともに、自分の身近な地域を知ろう」が目標となっています。具体的な学習内容として、「福祉に関する学習」が設定されており、今回の活動はその一環です。
訪問した事業所は、山田りんどう福祉会、あさぎり園、山田介護事務所けねじゅ苑、デイサービスふるさと七つ星、山田養護老人ホーム霧峰園、中央保育所、まんがつか認定こども園、認定こども園谷頭こども園、の8ヶ所です。お忙しい中、本校の生徒のためにご協力いただきありがとうございました。大変お世話になりました。
各事業所では、施設について詳しく説明を聞き、記録をしっかりとっていました。また、高齢者の疑似体験や園児との交流など貴重な体験をさせてもらったようです。学校では、記録をもとに写真も合わせて、報告書を作成します。明日は、学校で高齢者や車イスの体験学習をします。こちらも頑張りましょう。
12月10日(火)、尾方先生が授業を公開しました。1年2組の数学の授業で、おうぎ形の弧の長さや面積を求めることが目標で、この日は応用問題にチャレンジしました。本校の研究の一環で、先生方も授業を参観しました。一人1授業の公開が目標で、授業改善に努めていきます。
応用問題とあって、生徒は解決に苦戦していたようです。難しいところは、プレゼンテーションソフトを活用して、生徒が視覚的に理解できるような工夫がされていました。また、解決できた生徒は解決できていない生徒を支援したり、全員の前で黒板を使って説明したり、教え合い学習や表現の場が設定されていました。授業参観というよりは、その問題を解決するのに一生懸命な先生もいて、生徒の説明に相槌を打ちながら熱心に耳を傾けていました。それだけ、魅力のある教材だったということでしょうか。
今後も、このような授業公開をとおして、授業改善に努めていきます。最終目標は、山田中学校の生徒の学力向上です。
12月10日(火)、朝5時45分、2年生が修学旅行へ出発しました。寝坊なのか集合時間に若干遅刻する生徒もいたようですが、57名全員が予定通り、元気に出発しました。
この日のスケジュールは、宮崎空港を7時35分に離陸し、伊丹空港着陸が8時40分です。その後、人と防災未来センターを見学後、神戸中華街で昼食を摂り、奈良公園を見学後、京都の旅館「日昇別荘」に17時30分に到着します。
大きな期待を胸に、テンションあげあげで出発しましたが、時間や公衆のマナーを守り、全員元気に返ってきてくださいね。
12月9日(月)、朝自習の時間を使って計算力クラスマッチを実施しました。学習委員会の企画による生徒の自主的な取組で、学力向上につなげようというねらいもあります。
事前に予想問題として100題程度を印刷したプリントを配付しておきました。各学級の学習委員会を中心に、小テスト等を行い、学級で練習をしてきました。全学級同じ問題で競います。つまり、1年生の範囲の計算問題となるわけです。
平均85点以上の学級が表彰の対象となり、全校で最も平均点の高かった学級は「最優秀賞」として表彰されます。2年生は明日から修学旅行に出かけるため、昼休みに1・3年生の学習委員会で採点します。さて、最優秀賞となる学級はどこでしょうか?
12月5日(木)、3年生が花の苗を植えました。山田地区青少年育成協議会の活動の一環で、花の植栽・設置による環境美化活動をとおして生徒の健全育成を図ることが目的です。
パンジー(黄、青、ローズ)とスミレを合わせて369株植えました。この花は見て楽しむこともできますが、卒業式や入学式の会場を飾ることになります。これから苗が育ち、花がきれいに咲くまでには、水をやったり、萎びた花を摘んだりする手入れが必要です。このような活動をとおして、生徒は命の大切さや思いやりの心について考えることになると思います。
この他、3年生は手分けして、プランターの洗浄、花壇の草取りや耕しなどの手入れ、作業小屋などの清掃と学校のあらゆるところをきれいにしてくれました。また、余分な花を摘んで、フローティングフラワーを作りました。意外だったのは、フローティングフラワー作りに積極的だったのは男子生徒。女子力が高いです。
せっかく頑張って植えたことですから、きれいな花を咲かせるように、手入れをしっかりやっていきましょう。
12月4日(水)、全校集会を開きました。内容は各種表彰、命の大切さを考える日の講話でした。
今回も、多くの生徒が表彰されました。卓球部は10月19日に開催された宮崎市総合団体卓球大会で3位、都城工業高等学校主催のインテリアデザインコンテスト着色部門(コーディネート賞)の藤本夕愛さん、友好交流都市シンボルマークコンテスト入賞の川野莉子さん、青少年読書感想文コンクール入選の森山美咲さん、益留大和さん、福吉優空さん、福田榊さん、みやざきサイエンスコンクール(審査員特別賞)と宮崎県学校発明くふう展(入選)の福島泰希さんでした。この他、先日行われた英語検定3級の合格証書を、合格者を代表して元野瑚乃香さんが受けとりました。受賞者の皆さん、おめでとうございます。今後も多くの生徒が表彰されることを期待します。
今回の講話の担当は、佐藤先生でした。性によって差別することがないように、という話でした。最近何かとLGBTが話題となっており、本校でも学級名簿を男女混合名簿としています。大切なのは、お互いが他の人権を尊重することだと思います。いじめや差別のない山田中学校を築いていきましょう。
12月2日(月)、初期研修で、佐藤先生が1年2組の学級活動の授業を公開しました。少しでも佐藤先生の授業力向上につながればという思いで、他の先生方も授業を参観しました。
この日の授業の題材は、「性別に関わりなく協働する社会」で、アンケート結果を振り返り、身近にある性別による固定的な役割分担の矛盾について考え、男女共同参画社会づくりに向けた意識を育てることがねらいでした。アンケート結果について個人で考え、班で討議し、積極的に学習する生徒が多かったようです。
授業の後は、参観した先生方から意見をいただくばかりではなく、指導担当の先生と研究会の時間もありました。まだまだ初期研修は続きますが、佐藤先生には、ベテランの先生からのアドバイスをもとに、成長していって欲しいものです。
都城地区租税教育推進協議会が主催する税についての中学生の作文に応募し、上位の成績を修めた生徒の表彰が、11月27日(水)、校長室で行われました。都城・北諸県地区納税貯蓄組合連合会長の東様、都城税務署の田中様が来校され、4名の生徒一人一人に賞状と記念品を手渡されました。
いずれも1年生で、会長賞に東花奈さん、銅賞に山管倫子さん、清家綺仁さん、福吉優空さんが受賞しました。4名の生徒が書いた作文を読んでみました。どの生徒も税金を納めることの意義がよく理解できていること、税金を納めなかったらどうなるのかを具体的に考えていることが書いてあり、素晴らしい作文です。また、中には住民税、消費税などどんな税があるのか詳しく調べている生徒もいました。
中学生は、税金を納めているわけではないので、現実として受け止められない部分もあろうかと思います。しかし、このような取組をとおして、税に対しての理解を深めていって欲しいと思います。
11月27日(水)、期末テストが始まりました。この日はどの学年も4教科が実施されました。昨晩のテスト勉強は大変だったと思いますが、どの教室を回っても生徒は最後まで一生懸命取り組み、張り詰めた空気が漂っていました。
少しでも良い結果を出して欲しい、学力を定着させたいという願いからか、昨日は特にこれまでの学習内容の復習をする授業が多かったようです。本来ならば、このような学習をしなくてもいいように、生徒の主体的に学習に取り組む態度を期待したいところですが・・・。
明日28日(木)は3教科が実施されます。明日も頑張りましょう。また、やりっ放しで終わるのではなく、結果を受け入れ、復習を確実にしておきましょう。
授業は、期末テスト前ということもあり、テスト対策の学習の様子をみていただくことになりました。普段の学習の様子をお見せできなかったのは残念ですが、意見交換においては、本校の様々な教育活動について、成果や課題について活発なご意見をいただきました。また、課題を指摘していただくばかりではなく、今後どのようにすれば解決できるのかについても示唆していただきました。
本日いただいたご意見をもとに、課題解決に取り組んで参りたいと思います。今後ともご支援を賜りますようお願いいたします。
11月22日(金)、木之川内小学校で山田地区人権教育研修会を開催しました。山田地区の小中学校4校の先生方が一同に会し、大変有意義な研修会となりました。目的は、「授業研究会等をとおして人権教育について研修を深めることにより、教職員一人一人の人権感覚を高めるとともに、各学校の人権教育の充実を図る。」ことです。
6年生の「学級活動」の授業を参観しました。「広い心で」というテーマで、いじめを防止するにはどうすればよいかを考える授業でした。授業の後は研究会があり、成果や課題について協議していきました。さらに、「いじめのはびこる学校」という協議題で、小中学校の先生方が入り交じった小グループで研修を深めていきました。この協議題は逆転の発想であり、出てきた要因の対策をとればいじめが防止できるであろうということになります。新しい視点での協議になり、研修が深まったようです。また、今年度を振り返って、4つの小中学校が取り組んできた研究の成果と課題についてのまとめの発表が各部会からありました。
年末の忙しい時期に、会場と研究授業を提供していただいた、木之川内小学校の先生方と児童の皆さんに感謝したいと思います。ありがとうございました。
11月22日(金)から教育相談を始めました。26日(火)、27日(水)にも教育相談の時間が確保されています。十分な時間が確保できませんが、足りない部分は何とか時間を生み出して、全員を対象に学級担任が中心となって相談に当たります。
教育相談のねらいは、「生徒の悩みや変容に気付き、相談をとおしてストレスを軽減させ、より良い学校生活を送ることができるようにする。」ことです。事前にアンケートをとり、悩みを把握しておき、相談します。学年が上がれば上がるほど悩みは多く、大きくなるものです。特に3年生は進路決定の時期になっており、同時進行で保護者を交えて三者相談も行われています。
相談期間ばかりではなく、日頃から気軽に先生方に相談して、少しずつでも悩みを解決していって欲しいものです。
11月21日(木)、トキワ医院の先生をお招きし、1年生を対象に歯の衛生について指導をしていただきました。目的は、「口腔衛生の重要性について学ぶとともに、むし歯や歯肉炎予防には歯磨きが大切であることを理解する。」、「正しい歯磨きができるように、むし歯や歯周病を積極的に予防しようとする態度を育てる。」ことです。
本校のむし歯の治療率は低いこともあって、今回の実施となりました。衛生士の方に、むし歯、歯周病、歯肉炎の症状や原因について講話を聞き、歯磨きの重要性について理解できたようです。汚れが確実に落とせているか、鏡で確認しながら実際に歯磨きをしました。毎日、何となく歯磨きをしているのですが、指導していただいたことで、生徒は、正しい磨き方についても理解できたようです。また、歯の衛生について積極的に質問する生徒もいて、充実した時間を過ごすことができました。
トキワ医院の先生方、ご指導ありがとうございました。これから正しい磨き方を実践し、虫歯予防に努めるとともに、むし歯のある人は早く治療していきましょう。
11月20日(水)、学級専門委員会・全校専門委員会が実施されました。各学級で各専門委員会ごとに話し合ったことを持ち寄って、全校で協議しました。全校専門委員会に出席しない生徒は、清掃活動などに取り組みました。
各専門委員会の今月の目標は次のとおりです。学年委員会は「ボランティア活動に積極的に参加しよう。」、学習委員会は「家庭学習を充実させよう。」、生活委員会は「ボランティア活動をしよう。」、保健委員会は「インフルエンザや風邪に負けない体をつくろう。」、文化委員会は「図書室を積極的に利用しよう。」です。この目標を達成するために、具体的な対策を協議していきました。
この日の全校専門委員会から、新生徒会役員が進行していくことになりました。現役員の3年生が見守る中、無事スタートを切ることができたようです。
11月20日(水)は、全学級で道徳の授業が行われました。毎週水曜日には、時間割の中に道徳の授業が位置付けられています。この日は、初期研修も実施され、新規採用の先生(佐藤先生)も先輩の先生(黒木先生)の授業を参観し、その後研究会に出席し、研修を深めました。
今年度から「特別の教科 道徳」が全面実施となり、各学校で従来の道徳の授業よりも工夫した取組が求められています。本校では、評価の困難性の解消、多様な授業に生徒に触れさせる工夫などを目的に学年所属の先生方が一丸となって取り組んでいます。具体的には、従来は学級担任による授業でしたが、学年職員(学級担任、副担任)がローテーションで道徳の授業を実施しています。また、授業には2人の職員がおり、授業する先生と評価をする先生と役割分担しています。
今後も、道徳教育について工夫を施し、生徒に生命を大切にする心や他を思いやる心、善悪の判断といった規範意識などの道徳性を身に付けさせていきたいと思います。
11月15日(金)の放課後、数学検定が実施されました。3級に20名、4級に9名、5級に5名、合計34名の生徒が挑戦しました。3級は中学校3年生修了程度、4級は中学校2年生修了程度、5級は中学校1年生修了程度です。いずれの級も1次試験と2次試験が60分ずつで問題を解き、合格の目安は1次試験が全問題の70%、2次試験が60%です。3級に合格すると、高校によっては入試で受験料が免除になるなどの優遇制度もあります。
試験会場には張り詰めた空気が漂っており、どの生徒も真剣な表情で最後まで問題に取り組んでいました。中には、1年生でありながら4級に、2年生でありながら3級に挑戦している生徒もいました。試験前には昼休み時間や放課後を返上して学習に取り組むなど、より高いレベルの級に挑戦し、意欲的でした。
多くの生徒が合格していることを期待したいと思います。1月には最後の漢字検定が予定されています。今後も多くの生徒が挑戦し、学力向上につなげて欲しいものです。
11月14日(木)に参観日を実施しました。午後からの日程で、1・2年生は学級担任による道徳の授業参観、3年生は高校入試説明会、その後1・3年生は学級懇談、2年生は修学旅行説明会と慌ただしい1日となりました。
道徳の授業は、1年生が「思いやり」、2年生が「責任ある言動」をそれぞれテーマとした授業でした。同じ時間に開催された3年生の入試説明会へ出席する保護者もいたようで、参観率は50%といったところだったでしょうか。3年生は、資料を基に入試の日程、推薦入試、提出書類など詳しい説明がありました。親子で出席する説明会で、こちらはほぼ100%の出席率でした。
学級懇談では、家庭や学校での様子、携帯・スマホの取扱い、これからの行事予定などが話題となりました。特に、3年生では、初めて受験生を抱える保護者もおり、入試説明会で疑問に思ったことについて質問もありました。2年生は、こちらも親子そろっての修学旅行説明会でした。日程や持ち物、健康管理、約束事など、旅行代理店の方も参加しての詳しい説明会でした。また、修学旅行のスローガンが実行委員会より発表されました。「歴史と文化を感じ、絆をみんなで深めよう~和の心を味わって~」です。
多くの保護者の皆様にご来校いただき、ありがとうございました。話題となった内容が大変多く、消化しきれなかったのではないでしょうか。ぜひご家庭で資料に目を通していただき、何か疑問点があったら、遠慮無く学校へご連絡ください。
11月13日(水)、生徒会全校専門委員会任命式が行われました。生徒会長の西川さんから、学習委員会委員長の荒神那海さん、副委員長の若松黎さん、書記の中島伊紗那さん、生活委員会委員長の米吉汰公さん、副委員長の米吉晴矢さん、福留花奏さん、文化委員会委員長の日髙愛さん、副委員長の南海稀さん、福吉優空さん、保健委員会委員長の西川真愛さん、児玉寛汰さん、書記の若松美優さんに一人一人任命証が手渡されました。
11月11日(月)、2年1組がイカの解剖実験に取り組みました。この日の学習課題は「イカはどのような体のつくりをしているのだろうか。」で、実際にイカを解剖して、器官について調べ、イカ(無脊椎動物)と脊椎動物の共通点や相違点をまとめていきました。
生徒は班ごとに1杯のイカをはさみやピンセットを使って解剖していきました。口の位置がわかったところで、口からインクを入れて、胃や肛門の位置を観察したり、目を取り出して固さなどを調べたりしました。
脊椎動物と無脊椎動物の共通点は目や口などの器官があること、違いは無脊椎動物は骨が無く体が柔らかいことであり、「背骨がなく、体が柔らかい生き物を無脊椎動物」と定義して授業をまとめました。目や口などの器官は共通していても、その位置がヒトなどの脊椎動物とは大きく違っており、生徒にとっては興味をそそる解剖実験となったようです。
11月8日(金)、漢字検定試験に22名の生徒が挑戦しました。準2級に2名、3級に13名、4級に7名の生徒が受験しました。3年生は多くの生徒が資格を持っており、受験した生徒はほとんどが1・2年生でした。
4級は中学校在学程度で対象漢字数は1322字、3級は中学校卒業程度で対象漢字数は1607字、準2級は高校在学程度で1940字、合格基準はいずれも200点満点70%程度です。準2級をはじめ、多くの生徒がよりレベルの高い級の合格を目指して頑張りました。
会場は緊張した空気が漂っており、生徒は最後まで問題に取り組んでいました。多くの生徒が合格しているといいですね。今月は、15日(金)に数学検定も実施されます。こちらに挑戦する生徒にも頑張って欲しいと思います。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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