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2017年3月の記事一覧

キラキラ 離任式

 先日新聞などで発表もありましたが、定期異動に伴い、10名の先生方を見送ることになりました。今日は離任式があり、生徒や同僚職員との別れを惜しみました。 

神崎勝久校長先生 本校2年
 土々呂中学校の顔として内外に広く知られていました。土々呂中学校での改革は数知れず、おかげで多方面からよい評価をたくさんいただきました。
 延岡市立延岡中学校へのご栄転です。


舟津賢一先生 本校5年
 研究主任として本校の学力向上に尽力されました。また、土曜授業の活性化にも取り組んでいただきました。
 延岡市立延岡中学校へのご栄転です。


ロマス敬子先生 本校4年
 授業力、生徒指導力が高く、英語科の学力向上に尽力されました。合唱部、吹奏楽部の副顧問としても面倒をみていただきました。
 プノンペン日本人学校へのご栄転です。


下川淳子先生 本校5年
 英語の指導だけではなく、卓球部顧問としても尽力されました。また、放送担当として、各種行事において助けていただきました。
 延岡市立恒富中学校へのご栄転です。


日髙竜太先生 本校4年
 3年学級担任として無事卒業生を送り出しました。また、進学主任としてきめ細かな対応をしていただきました。
 日之影町立日之影中学校へのご栄転です。


城田陽子先生 本校4年
 数学科の先生として学力向上に尽力され、3年生の昼休み学習会など、きめ細かな対応をしていただきました。
 門川町立門川中学校へ赴任されます。


山木美佳先生 本校3年
 学級担任、柔道部副顧問、専門外の家庭科など、どれも精力的に取り組んでいただきました。持ち前の明るさで、皆さんや学校に元気を与えてくれました。
 延岡市立東海中学校へ赴任されます。


泉恵利奈先生 本校1年
 専門教科外ではあったのですが、数学科の学力向上に尽力されました。また、女子バレーボール部副顧問、清掃担当と幅広く貢献していただきました。
 宮崎市立久峰中学校へ新規採用となります。

吉玉裕子先生 本校4年
 国語の学力向上はもちろんですが、給食指導において、細かなところまで指導をしていただきました。おかげで、生徒だけでもしっかりと活動ができました。今年度でご退職となります。


甲斐志麻先生 本校2年
 事務室の先生として、給食費や副教材などの校納金の管理をしていただきました。今年度でご退職となります。
















選手推戴式

 男女卓球部と男子ソフトテニス部の推戴式が行われました。

 男女卓球部は、第18回全国中学選抜卓球大会が、3月26日(日)~27日(月)に山形県総合運動公園総合体育館で行われます。

 男子ソフトテニス部は、全国ミズノジュニア選抜ソフトテニス大会が、3月29日(水)~31日(金)に三重県四日市で行われます。

 頑張れ土々呂中、健闘を祈ります!

【キャプテンの抱負】


【生徒会激励のことば】

学校 修了式

 平成28年度土々呂中学校修了式が行われました。
 厳粛な雰囲気の中この1年間を振り、新しい学年に進級する心構えと新たな決意をつくる場となりました。


 年間反省発表では、1年生代表で中須陽斗くん、2年生代表で宇都宮綾花さん、生徒会代表で和田樹香さんが発表しました。3人とも、1年間を振り返って素晴らしい発表でした。

 
 修了証授与では、1年生代表で甲斐慶大くん、2年生代表で尾﨑歩くんが校長先生から修了証を受け取りました。


 1年間を締めくくる校長先生の話です。聞く態度も立派でした。先日の卒業式から、1,2年生の態度に変化が見られています。自覚がでてきたということでしょうか。校長先生からも褒めていただきました。

学年集会(一年生)

 今日の学年集会では、各クラスの後期プログラム委員長から、後期を振り返っての作文発表がありました。
 どのクラスの代表も、うまくいかない中で多くの学びがあり、それを2年生になってからの生活に活かしたいと、前向きな気持ちを伝えてくれました。





学力クラスマッチのパーフェクト賞をとった5名の表彰も行われました。


 

キラキラ 第70回卒業式

 土々呂中学校第70回卒業式が盛大に行われました。
 延岡市教育委員会、関係各位の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。

 ~答辞~
 春の日差しが降り注ぎ、土々呂中の桜のつぼみが今か今かと花を咲かそうとする今日、私たち、3年生160人は土々呂中学校を卒業します。
 3年前、春風がそよぐ中、一回りも大きな制服に身を包み、先輩方が見守る中、この体育館で入学式を迎えました。あのときと同じ場所、同じ風景にいながらも、3年という月日が、ブカブカの制服を袖も丈も短くし、たくさんの経験が私たちを大きくたくましくそして何より成長させてくれました。

 その中でも部活動は、全く何もできない0からのスタートで始めたにもかかわらず、日を重ねていく中で、0が0でなくなり、1年後には後輩に教える立場になり、人に教えることの難しさを学びました。そうなるまでに、やはり先輩という存在はとても大きく、先輩方が全力で部活動に取り組む姿勢や、自分の練習の時間を割いて教えていただいたことで、プレーする楽しさやうまくならない悔しさ、同じ悩みを分かち合える同級生の存在の大きさを部活動を通して経験できたことは、これから何か新しいことへチャレンジするときの支えになると思います。

 そして、心待ちにしていた修学旅行。雨の朝、先生方、保護者の皆さんの見送りを背に出発しました。初めての地を訪れるにあたり、皆で下調べや準備をしていく段階から修学旅行は始まり、まだ知らぬ土地への思いでワクワクしました。そして、実際に各地を訪れることで感じることがたくさんありました。長崎で目にする戦争の爪痕は、戦争を知らない私たちにとってあまりにも衝撃的で言葉になりませんでした。そして神戸では、阪神淡路大震災から20年、自然の恐ろしさを知ることで、今、日向灘の近くに住む私たちにとって決して他人事ではないと感じました。そして何より楽しみにしていたUSJでは、私たちの想像をはるかに超えるアトラクションの数々に、時がたつのを忘れるほど楽しみました。この3泊4日の中で、時間を守ることの大切さと人と合わせることの難しさを学ぶことができたと思います。

 そして私にとって一番印象に残るのは、今年度の体育大会です。入学して初めて、クラス全員が同じハチマキをすることができました。男子が体と体をぶつけ合い戦う姿はたくましく、女子が大きなタイヤを奪い合う力は想像以上で、リレーでは皆がクラスのバトンをつなぐために全力で走り抜きました。この体育大会の成功の陰には、各団の団長をはじめとする多くの役員の努力がありました。今、目を閉じれば、あのときの皆の真剣な顔、大きな声が聞こえてきそうです。

 このように振り返ってみると、私たちは何気ない日常の中に、たくさんの学びと思いがぎっしりと詰まった特別な時間を刻んできました。その時々にいつも側にいたのは仲間でした。その存在に幾度となく励まされ、ときには自分が励ます立場になり、お互いが切磋琢磨することで成長できたのだと思います。そんなかけがえのない仲間と過ごした一瞬一瞬は、私たちにとって決して忘れることのできない時間となりました。

 先生方には、どんなときも私たちを諦めず、毎日のように指導していただきました。思春期真っ只中の私たちは、時に自分の感情のままを態度や言葉に出し、注意されても素直に聞くことができない時もありました。それでも私たちに本気で向き合ってくださいました。本当にありがとうございました。

 在校生の皆さん、土々呂中学校の伝統を繋ぐバトンを今託します。どうかしっかり受け取り、土々呂中学校で多くの事を学び、後輩の皆さんにバトンを繋いでください。

 家族の皆さん、今まで部活動の送迎、応援、受験の時のサポートなど、いつも一番近くで寄り添い、支えてくださりありがとうございました。おかげで私たちは今日9年間の義務教育を終えることができます。そして明日からは、自分で選んだ道を歩むことになります。初めて、自分で進路を決めることに不安と期待とそして何よりも責任を感じています。そんな私たちですが、どうか今まで同様、時に厳しく、時に暖かく見守っていてください。

 いよいよ別れの時が近づいてきました。今、私がこの瞬間に思うことは、できることならこの制服を着て、明日も明後日もその次の日も、土々呂中学校へ登校したい。いつものように「おはよう」と言い、席に着きたいという思いです。それほどに私は土々呂中学校が大好きです。
 その大好きな土々呂中学校で学んだ3年間をしっかりと胸に刻み、明日から私たちが踏み出す第一歩への糧として 飛び立とう 未来信じて

平成29年3月16日
第70回 卒業生代表 堀越 妃那