日誌

学校通信

恕のこころ

 新年度も3か月が過ぎようとしていますが、5月に開催された県高校総体ではソフトボール部が見事4連覇を達成し、インターハイ出場を決めました。また、水泳競技では林裕輝さんが400m自由形で3位に入り九州大会出場を決めました。
 6月に開催されたものづくりコンテスト宮崎県大会においても、溶接部門と木材加工部門で最優秀賞を獲得し、旋盤作業部門と電気工事部門で優良賞を獲得しました。エントリーした4部門すべてにおいて入賞できたことは、本校にとってすばらしい快挙だと思います。先生たちの熱心な指導と生徒の地道な取り組みによって、本校の「ものづくり技術」の高さを証明した大会となりました。
 さて、本校は高度経済成長期の日本産業を支えるべく工業人の育成を目指し、昭和36年に設立された今年で62年目を数える専門高校です。現在は、機械科・電気科・建築科の3学科が併置されており、ものづくり産業の強みである「技術力と品質力」を高める教育に日々取り組んでいます。
 また、第四次産業革命の発展により、AIやIOT、ロボットなどの先進技術が社会で実装されていることから、本校においてもIT社会に対応できる人材の育成に努めていく必要があると考えております。
 生徒の皆さんは、卒業後、社会に貢献しながら激動の社会を生き抜いていかなければなりません。そのために必要なことは、専門性を身に付けることです。そして、最も大切なことは将来を見据えたキャリアプランをしっかりと立てることです。計画があってこその実践です。そこで、校長先生から生徒の皆さんへ4つのメッセージを送りたいと思います。
 1つめは、「不安や弱さが人間を成長させる」ということです。自分の弱さをネガティブに捉えてダメな人間と思っている生徒はいないでしょうか。弱い自分や不安を受け入れるということは、自分をもう一段階成長させる要素だと思います。弱い自分と向き合うことが、強い自分に成長させてくれるものと確信しています。
 2つめは、「目標を達成しようとすれば規律は自ずと生まれてくる」ということです。自分の目標を確実に達成しようとすれば、それに向かうための取り組みが必要になります。そして、目標達成の障がいとなるものを自ら取り除こうとするはずです。自分に合った目標を一日でも早く見つけ、充実した日々を送ることを期待しています。
 3つめは、「ものづくりの感覚を磨くこと」です。本校は、ものづくりを中心とした専門高校です。センスのあるものをたくさん見て、触れて、考えて、自分なりのオリジナル作品を作り上げる力を身に付けて欲しいと思います。
 4つめは、「恕のこころ」を持つことです。恕とは、中国の孔子が言った言葉で、「自分がされたくないことは人にもしてはいけない。」という意味があります。相手に対して常に優しさと思いやりを持って接して欲しいと思います。
 最後になりますが、高校生には無限の可能性があります。自分はこれぐらいだと決めつけず、新たなことにチャレンジして欲しいと思います。時間は現在と未来しかありません。素晴らしい未来を創るためには、今直ぐ行動を起こすことが必要です。私たち教職員も、生徒全員の目標達成に向け一生懸命に取り組んでまいりますので、今後も引き続き、保護者等の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。「自発・創造」という校訓を胸に、本校生がたくましく成長してくれることを期待しています。

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ものづくりコンテスト宮崎県大会

6月11日(土)、宮崎工業高校を主会場として、第16回ものづくりコンテスト宮崎県大会が開催されました。総合開会式では宮崎県工業会の山本専務理事より、「他校の取組にも関心を持ち他校からも学んでほしいと述べ、これまで学んだことを誰かのために役立ててほしい。」と激励の言葉をいただきました。その後、各会場に分かれて競技が開始され、昨年に続き溶接部門と木材加工部門で最優秀賞(1位)を獲得しました。また、電気工事部門と旋盤作業部門で入賞するなど、日向工業の専門技術の高さを示すことができた大会となりました。選手の活躍はもとより、日頃から指導されてきた先生方の地道な取り組みに感謝いたします。本日の結果は以下のとおりです。

〇溶接部門

 団体の部 優勝:日向工業高校(児玉、三浦、川口) 

 個人の部 1位:児玉海晴 2位:横井昂生 3位:川口将吾

〇木材加工部門

 1位:山口陸空 2位:鈴木航輝

〇電気工事部門

 3位:甲斐 匠

〇旋盤作業部門

 3位:中里光一

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表彰伝達式

本日、全校朝礼にて県高校総体で入賞した部活動の表彰伝達式が行われました。ソフトボール競技の優勝と水泳個人で林裕輝さんの3位入賞、柔道個人で安藤詩穏さんの3位入賞を全校生徒の前で伝達いたしました。上位大会での更なる活躍を期待しています。

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高校総体8日目

本校が出場する競技は、本日が最終日となります。昨日に引き続き、弓道男子団体戦が行われました。残念ながら予選を通過することはできませんでしたが、桑村選手が3年生の意地を見せ、チーム内で最高の3中の的中でした。3年間の集大成がしっかりと出せたのではないかと思います。


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高校総体7日目

本校から出場する最後の競技は弓道競技です。本日、ひなた武道館にて、男子団体の1立目が行われました。明日は2立目、3立目が行われ、的中数の合計で順位を競います。上位16校が決勝トーナメントに進むことができます。明日の頑張りに期待したいと思います。なお、本日、唯一の3年生である桑村選手が4射中3中を的中させ、個人決勝へコマを進めました。残念ながら敗退しましたが、主将としての立ち居振る舞いには大変素晴らしいものを感じました。

 

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高校総体6日目

高校総体もいよいよ終盤。本日は、ソフトボール男子決勝のほか、3競技で熱戦が繰り広げられました。ソフトボール決勝は、息詰まる投手戦となり6回を終えて0-0のスコアレス。迎えた最終回、先頭打者はエースで4番の小林旺雅。好投を続ける相手投手の速球を叩き、ソロホームランで先制。投げては7回を無失点に抑え、見事に完封勝利。小林の投打にわたる活躍で大会3連覇を達成しました。強化指定校としての意地を見せた試合となりました。本日行われた結果については、以下のとおりです。

・ソフトボール男子決勝  日向工業1-0日向

・バドミントン男子個人S 岩佐、佐藤(ベスト16)

・卓球男子個人S3回戦  川村2-3宮崎工業

・ラグビー準々決勝    日向工業0-112延岡星雲

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高校総体5日目

高校総体も5日目。いよいよ終盤に差し掛かってきています。本日の日向工業生の活躍をお知らせします。本日は、サッカー競技の2回戦が行われ、接戦の末、宮崎西高校に0-1で惜敗しました。雨の降りしきる中、山本主将を中心に守りを固めで戦いましたが、残り5分で決勝ゴールを決められ勝利をものにすることができませんでした。秋の選手権に向け、チーム一丸となって更なる飛躍を期待しております。その他、バドミントン競技男子個人シングルスで、岩佐選手と佐藤選手が明日の5回戦にコマを進めました。また、卓球競技男子シングルスで、川村龍海選手が明日の3回戦にコマを進めました。本日の結果は以下のとおりです。

・サッカー    2回戦 日向工業0-1宮崎西

・バドミントン男子4回戦 岩佐25-17延岡星雲(5回戦進出)

             佐藤25-10佐土原 (5回戦進出)

・卓球男子個人  2回戦 川村3-0延岡高校(3回戦進出)

・テニス男子個人シングルス 敗退

・陸上競技    男子200m、女子やり投げ 敗退

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高校総体4日目

高校総体4日目。本日の日向工業生の活躍をお知らせします。本日は、水泳競技400m自由形で林裕輝選手が九州大会の標準記録を突破し、見事3位入賞を果たしました。また、男子バドミントン部は、団体戦でベスト8止まりだった昨日の雪辱を果たさんと、個人ダブルスとシングルスで全員が3回戦へコマを進めました。明日の活躍に期待したいと思います。本日の結果は以下のとおりです。

・水泳競技男子400m自由形決勝 3位 林 裕輝(九州大会出場)

・バドミントン男子個人 シングルス5名、ダブルス1組 3回戦進出

・卓球男子団体 1回戦 日向工業3-1延岡商業

・陸上競技男子100m 予選敗退

・テニス競技男子個人 シングルス5名 敗退

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高校総体3日目

 高校総体3日目。本日は8競技で熱戦が繰り広げられ、日頃の練習の成果を存分に発揮しながら、力の限り躍動していました。明日以降の活躍を期待しています。

・ラグビー  1回戦  日向工業22-15佐土原 

・サッカー  1回戦  日向工業 5-0 日向学院

・ソフトボール1回戦  日向工業 4-0 延岡工業

・バドミントン準々決勝 日向工業 1-3 日向高校

・テニス団体 1回戦  日向工業 0-3 宮崎北 

・卓球個人  1回戦  日向工業 0-3 宮崎工業

・陸上競技4✕100mR 予選敗退

・水泳男子自由形200m 決勝4位 林 裕輝

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高校総体2日目

 本日は、ひなた武道館にて柔道競技の個人戦が開催されました。男女合わせて7名の選手が延岡学園高校や宮崎日大高校などの強豪校に挑みました。敗れはしましたが、思い切って技を掛ける姿にとても感動しました。

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