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SSHブログ【普通科&サイエンス科】
ACT-SI1スタート!
7月29日(水)
1年生の科学探究(ACT-SI1)がスタートしました!
初めて「研究」に触れる1年生。
やりたいことはたくさんあるのですが、いったいどんな研究ができるのでしょうか。
まずは、「研究者としての心構え」を先生から聞きました。
宮崎北高校では研究を次のように定義しています。
「社会問題の改善を目標に、その過程にある課題を解決するために必要な実験や観察」
つまり、興味があっても倫理に反する研究はしてはいけません。
また、「主観的」なまとめ方をする小中学生の自由研究と異なり
これから行う研究は「客観的」でなければなりません。
論理的に情報を伝えるために仮説、実験、結果、考察という研究の流れや、定量的なデータの大切さを学びました。
他にも、グループで研究を行う意義など…
これから始まる科学探究の心の準備を行いました!
みんなよりも一足先に研究を始めている科学部のメンバーは
自分の研究を紹介。
部員の勧誘も行いました(^^)
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1年サイエンス科の博物館実習
8月29日(土)
宮崎県総合博物館様の協力のもと、1年サイエンス科のフィールドワーク(FW)が行われました。
今回は10月に控えた屋久島フィールドワークに備えて、宮崎県の植生と地質について学びました。
※屋久島フィールドワークはコロナ禍の影響で延期となりました。
全体講義では、宮崎北高校にも自生している照葉樹林の話など
身近にある植物について学びました。
博物館で実際の標本を見ながら学びます。熱心にメモを取っていますね。
次は宮崎県の地質について学びました!
与えられたサンプルをよく観察します。
詳しいレポートを書くために写真も撮影しています!
普段何気なく接している、植物や岩石。
そこに興味を持つと、私たちの住んでいる地球の歴史が見えてきます。
とても興味深い時間でした。
これからのフィールドワークも楽しみですね。
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イギリスのタウンリーグラマースクールと交流計画
宮崎北高校では、国際交流も重要なSSH事業のひとつです。
しかし、コロナ禍の影響で、毎年行っているタイとの交換留学も無くなってしまいました。
また、その他の国とも留学を交えた交流を計画していますが、現在の所状況は厳しいです。
そこで、かねてより国際交流の輪をヨーロッパに広げたいと考えていた教育開発部の先生によって、
新たにイギリスのタウンリーグラマースクールとの
オンライン交流を計画しました!!
先日、zoomにて先方と我々で簡単な打ち合わせを行いました。
タウンリーグラマースクールの先生です。とても優しい先生でした。
(写真の掲載許可をいただきました。)
話が盛り上がります。
英会話での盛り上がりは、見ていて普通にかっこいいです。
(ブログ筆者感想)
タウンリーグラマースクールでは9月から学校が始まるので、
現在は具体的な交流の内容を相談しています。
本格的なオンライン交流はこの2学期に開催予定。
”オンライン国際交流”自体が初めての取り組みです。
果たして、どのような内容になるのでしょうか♪
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MSECフォーラムに向けて
お久しぶりです。当ブログも夏季休業に入っておりました。
宮崎北高校は8月19日に(放送による)始業式を行いました。
いよいよ新学期のスタートです。
2学期もどんどん更新していきますので、よろしくお願いいたします。
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8月7日に予定されていたMSECフォーラムですが
コロナ禍の影響により、参加者が会場に集まっての開催は見送られ、
今回はオンライン開催となりました。
宮崎北高校の教育開発部では、各学校の参加者分の投票用紙を作成しました。
今回は県内の高校から約850名が参加者します。
マークシートで投票を管理するため、個別に名前が印刷された投票用紙が用意されています。
これを、一人分(16枚)ずつ束ねてお届けしました。
その数…1万3600枚以上!!
束ねても、束ねても…終わりが見えません(笑)
参加者ごとに封筒に入れています。
これはまだほんの一部。
なんとか、各学校ごとに送る用意が出来ました!
今回の作業に限らず、大会運営には先生達の影の努力があります。
この後、各学校ではポスター発表用の動画撮影を行っていただきました。
その作業も大変だったと思います。
皆様、本当にありがとうございます。
コロナ禍でいろいろな研究発表大会が中止や延期になる中
生徒達の研究発表の場を少しでも確保するため、
出来ることを、最大限行って行きます。
MSECフォーラムの動画は、教育ネットひむかにて
近日中に参加校に限定公開されます。
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海洋実習(その1)
※シリーズ「海洋実習」で4回分ありますので、ブログ公開日時を入れ替えて、上から順に読めるようにしています。
7月10日(金)の報告です。
宮崎県立宮崎海洋高校の実習船「進洋丸」と連携し、
海洋実習を行いました!
参加したのはサイエンス科1年生です。
FW(フィールドワーク)の一環です。
今回の目的は大きく以下の通り。
・海洋実習を通して、海洋科学の知識を学ぶ。
・海洋研究の重要性を学習する。
・マイクロプラスチックの調査を実施し、環境問題への意識を高める。
この日のために、事前学習も積み重ねてきました。
こちらが実習船「進洋丸」です。
一ヶ月間に及ぶマグロ延縄漁業などの実習を行っているとても大きな実習船です。
隅々まで掃除が行き届いており、とても綺麗です。
出港式です。
お世話になる進洋丸船員の方々に、実習協力のお礼の気持ちを伝えます。
(なお、出港式は正装で行うため、制服に着替えます!)
生徒代表が挨拶をしました。
「人生で初めての経験ができることを嬉しく思います。
本日の実習を通して、多くのことを学び、クラスの絆も深めたいです。」
…と、実習に臨む心境を話しました。
いよいよ出発です。
見送りに来てくれた家族の方へ、敬礼し、帽子を振りました。
今回は、最も遠いところで大淀川沖20km地点の大陸棚まで向かいます。
そこで水深200m海域の海水を採取します。
以降、深さと場所を変えて、いくつかの地点で採水や気象観測などを行います。
目的地に着くまでに、船内見学を行いました。
実習船の仕組みを学び、海洋研究への理解を深めるためです。
ここは機関室制御室です。
巨大な実習船を動かすエンジンやプロペラの仕組みを学びました。
この部屋はほぼ水面下にあり、左右の揺れが少ないそうです。
隣の機関室では、巨大なエンジンが轟音を立てて動いていました。
こちらはブリッジです。いわゆる操舵室です。
舵の制御盤や、エンジンの制御盤などがあります。
オートで制御されており、行き先を入力すると進んでいくそうです。
ここは水面より高いところにあるため揺れが激しく、生徒達はコケないように踏ん張っていました(笑)
また、特筆は航海日誌です。進洋丸はハワイまで行くこともあり、全て英語で書かれていました!
ここは通信室です。
新聞などの情報も、こちらで受信するそうです。
モールス信号の発信装置を体験させてもらいました。
生徒が適当に押した信号を「今のは『ウ・ウ・エー』と発信してたね。」と即座に言葉にしてくれました(笑)。
盛りだくさんの船内見学でした。
次回はいよいよ測定作業です!!
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