日誌

活動報告

県立飯野高校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました

今日は県立飯野高校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました。
講師はキャリア教育コーディネーターの羽田野と福島が務めました。

「ひなた場」は主に中学生を対象に、自分のこれまでを振り返る「人生グラフ」を使いながら先輩と対話をする新しい形のキャリア教育プログラム。通常、先輩役は地域の大人の方々が務めますが、えびの市では飯野高校の高校生が務めます。

今年はえびの市内4つの中学校全てで飯野高校生と中学生の「ひなた場」が実施されることとなり、先輩役として参加する高校生に向けてプログラムの内容や注意事項などをお伝えし、その準備を行いました。

(文責:羽田野)

 学びの積み重ね・つながりが生まれつつある延岡高校

延岡高校MS(メディカル・サイエンス)科1年生(81名)では、5月からスタートした「課題研究」(SDGsフィールドワーク)の学びの成果を、10月17日(月)にポスター発表しました。 発表会の冒頭に説明を聞く生徒たち

               発表会の冒頭に説明を聞く生徒たち

メンターに次の「課題テーマ」を設定していただき、各テーマごとに4グループ(各グループは4人で構成)が取組みました。同じテーマでもそれぞれに捉え方や問いの立て方は違っていました。

・魅力的な花火をつくろう                       ・・・樫田 健太さん (旭化成電子)

・ミネラルウオーターの硬度測定       ・・・槌岡 南美さん (旭化成)

・植物から芳香成分を抽出してみよう          ・・・伊藤  恵さん (旭化成)

・モーターのしくみを理解し作ってみよう        ・・・冨田  空さん (興電舎)

・手洗いとアルコール消毒の有効性について ・・・加口 大貴さん (九州保健福祉大学)

 

 この半年間で、「探究のしかた」や、「問いの立て方」を学んだ1年生たちは、これから後半の半年間で「プレ課題研究」を行います。そこでは、来年2年生で取組む課題研究のテーマを、自分達自身で考え決めることになっています。

SSHも3年目を迎えますが、1年生~3年生の間の積み重ねやつながりが生まれつつあります。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

メンターや他のメンバーを前にポスター発表する生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            メンターや他のメンバーを前にポスター発表する生徒たち

コロナに負けない「キャリア教育」をどうつないでいくか

延岡市立西階中学校2年生(96名)では、コロナ禍に負けず感染防止対策を万全にとりながら、6月から5連続「よのなか教室」が開催されてきました。

この企画は、昨年に初めて実施され、今年もほぼ同じ形で継承されています。

 

第1回は、6月9日(金)に「働くこととは」と題して細川真由美さんによる講話

第2回は、6月17日(金)に、3名の「よのなか先生」による「失敗は成功のもと」講話

第3回は、6月24日(金)に、5名の「よのなか先生」による「夢をはぐくむ講演会」

第4回は、7月15日(金)に、8名の先輩社会人を招いて「哲学対話」

 

第5回目となる今回はその最終回。当初は7月に開催予定でしたがコロナ禍で延期となり、2学期のこの日に実現できました。10月14日(金)、西階中学校2年生に水永が講話しました。

演題は、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」でした。

 

 先生方の、「子供たちに少しでも社会にふれさせてやりたい」という熱い思いに頭が下がる思いがしています。昨年に引き続いて2年目の今年も実施されたことに敬意と感謝をしたいと思います。どうすれば、このように継承することができるのか、今後参考にしていければと思います。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

集中して話を聞く生徒たち

 

 

 

 

 

   

 

 

       集中して話を聞く生徒たち

 

高鍋高校で普通科・生活文化科1年生向け地域講座が行われました

各町テーマ別講座の様子

東児湯5町(都農町、木城町、川南町、高鍋町、新富町)から直接地域のことを教えていただく「地域講座」が行われ、高鍋高校 普通科・生活文化科1年生全6クラスが5グループに分かれ、受講しました。

2020年、2021年と継続してきた地域講座のテーマでしたが、今年は見直しも実施。

都農町-地場産業 木城町-地域の教育 川南町-地域の農業(就農)・漁業

高鍋町-地域の防災 新富町-地域の観光

をテーマにお話しいただきました。

今年は講義型だけでなく、ワークショップ型でも実施いただき、「地域の教育」講座に参加した生徒は、「魅力ある学校づくり」について考え周囲と共有するなど、自分ごとで考えるきっかけをいただきました。

約2週間後に行われるフィールドワークでは、今回学んだことをヒントにさらに深い学びへと繋げてくれることと思います。

(文責:福島)

宮崎県私学教育研修会で 「キャリア教育」講話

 10月11日(火)に開催された「第52回 宮崎県私学教育研修会」で、「育むということ ~子供たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話をさせていただきました。

 

 宮崎県内の私立中学校・高校の先生方が120人ご参加され、研修会の研究目標は「新しい時代に応える私学教育」。講話の後には三つの分科会に分かれて研究発表などが行われました。

 

 キャリア教育支援センターは公立学校だけを対象にしているのではなく、私立学校もサポートさせていただいていることをPRしました。「よのなか教室」と「よのなか先生」のこと、ビデオメッセージ(動画)のことなどを紹介しましたので、興味を持っていただければありがたいです。

 

 あとで送っていただいた感想文のなかに次のような言葉がありました。

「非常に興味がわいたので実践してみたい。」

「地域の人材を活用したくても、その方法が分からなかったので大変参考になりました。」

「我々教員だけがキャリア教育を行うのではなく、社会が一つになり取組むことが大切なのだと感じた。」

                                                                                                        (トータルコーディネーター 水永)

 

 延岡市立恒富中学校2年生 連続「よのなか教室」

10月3日(月)、恒富中学校2年生(81人)に、FC延岡AGATA 代表の桑原英一さんがJリーグ入りをめざす夢と、これまでに様々な苦労を乗り越えてきたこと、サッカーを通して地域活性化にかける思いなどを熱く語っていただきました。

 

10月4日(火)には、延岡観光協会 事務局次長の岩本晋長さんが「コロナ禍での観光協会の取り組み」と題してお話をしていただきました。これまで普通に行われてきた「大師祭り」や「花火大会」や「アウトドア体験」などがまったくできなくなりましたが、観光協会では様々な取組に挑戦してこられました。行政とタイアップした補助制度や、県内他市町の観光協会との協働企画や、全国の旭化成グループ社員を対象にした延岡産品のネット販売・・・などなど、具体的な写真も使いながら紹介していただきました。

 

お二人の話を聞いて、生徒たちからは率直な意見や、具体的な質問がたくさん出されました。

 

コロナ禍でも地域の活性化に懸命に取組んでおられる方々の姿を、生徒たちに直接触れさせてやりたいという先生方の強い思いと要望を受けて、お二人のご協力を得てこの講話を開催することができました。

                                                                                                                        (トータルコーディネーター 水永)

Jリーグ入りへの夢を熱く語る桑原さん    コロナに負けない元気を取り戻そうと語る岩本さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            Jリーグ入りへの夢を熱く語る桑原さん              コロナに負けない元気を取り戻そうと語る岩本さん

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(2回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 本日は、6連続講話の2回目です。1回目は残念ながら私が参加することができずご報告ができませんでしたが、今回の2回目から、司会進行を生徒さん2名がつとめ、私が講師紹介をさせていただくことになりました。

 今回は、都城市内で食品の卸、加工食品の企画販売等を手がける「ばあちゃん本舗株式会社」「霧島商事」の2社の経営をしながら地域貢献をされている小園秀和さんがお話しくださいました。都城市ふるさと納税進行協議会に加盟され、小園さんの会社の商品も寄付金のお礼の品になっています。ふるさと納税の仕組みや、寄付金の実績や使い道のお話しは、生徒にはとても興味深い内容だったようです。講話の後に質問のある生徒は、講師のところに直接行って講師と対話します。講師の周りには質問したい生徒がたくさん詰めかけました。講話で感じたこと、気づいたことを振り返りとしてタブレットに入力して講話を終わりました。次回は地元特産に関わる方が来てくださる予定です。(文責:長友)

延岡高等学校「課題研究」発表会  IN 恒富中学校

9月29日(木)、延岡市立恒富中学校2年生(81人)に、延岡高校普通科2年生(代表して4班、 12人)が現在取り組んでいる「課題探究学習」を紹介する発表会が行われました。

 

恒富中学校2年生では、「総合的な学習の時間」を、「延岡の企業を知り、他地域とつながろう」をテーマとして 1年間を通して取組んでいます。この中で連続した社会人講話「よのなか教室」や、職場体験に替わる職場訪問バスツアーなどが実施されています。

 

これに加えて、延岡高校との連携を図るため、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)として課題探究学習に取組んでいる延岡高校生たちに、自分たちの取組を中学生に伝えてもらうことになりました。 お互いにウィンウィンの成果が得られることを期待して企画されました。4班に代表して中学生の前で中間発表を行ってもらいました。発表してもらったテーマは次の通りです。

・化 学        「泡の量と汚れの落ち方の関係」

・物 理        「ものを遠くに投げるためには」

・人文・社会科学    「言語の起源」

・人文・社会科学    「一番覚えやすいペンの色は?」

 

質疑応答では、中学生たちから率直で鋭い質問もたくさん出されていました。後輩である中学生たちにどうやって伝えるかと悩みながら考えてきた高校生たちには、きっと大きな刺激と学びがあったに違いないと思います。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

中学生に研究成果を発表した延岡高校生たち 

 中学生からは率直で鋭い質問もたくさん出された

 

 

 

 

 

 

 

 

           中学生に研究成果を発表した延岡高校生たち                       中学生からは率直で鋭い質問もたくさん出された   

延岡星雲高校F科1年生 「サイエンティフィック・セッション」を開催

延岡星雲高校フロンティア科1年生(37人)を対象に、9月28日(水)に「サイエンティフィック・セッション」が開催されました。

これは、理系を選択する生徒が減少していることに危機感を感じた先生から、理系でどんな魅力のある仕事ができるのかを知ることができる機会を設けてあげたいという相談があり、旭化成の協力を得て企画したものです。今回はその第一回になります。

 

旭化成延岡支社 動力部の三石朗大さんが、石炭火力発電所のCO2を削減するために、有限な資源である石炭を使わないで、ゼロカーボンに向けた抜本的な技術開発をすすめていることを紹介されました。

またご自身がどうして理系を選択したのか、中学校、高校の時の思いや、大学生になって大学院で学ぶ時まで、様々な変遷があったことも紹介されました。

講話の後、興味を覚えた生徒たちからは多様な視点からの質問が相次ぎました。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

技術開発の魅力を語る三石さん

                                                        技術開発の魅力を語る三石さん

にちなん起業体験プログラムの第三回を実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の第三回が実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

第三回となる今回は具体的な出店の準備。午前中はグループごとに買い出しをしたり、商品の試作をしたり、忙しく活動をしていました。

午後は日南市を拠点にデザイン・映像制作・カメラマンなど様々な活動をされている渡邉茜さんを講師に、お店の看板やポップの作り方を学びました。
また午後の後半では、「元ナンパ師」公務員として有名な山田崇さんにオンラインで登壇していただき、声のかけ方について教えてもらいました。

次回はいよいよ街市の本番。10月29日(土)の午後に一番街でお店を出しますので、ぜひ様子を見に来てください!

 

(文責:羽田野)

高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習2回目を行いました!

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 本日は、その事前学習2回目「積極的傾聴についての授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク2」を担当させていただきました。傾聴とは?のお話しをした後に、生徒には2人1組となってもらい、話し手と聞き手となって「きいてるの?」「きいてるよ」を互いに感じるエクササイズを行って、傾聴の大切さを学びました。さらに、前回のマンダラチャートに入力した高城に関する興味・関心のキーワードについて、もっと知りたいことを考えて関心を深めていくワークを行いました。そのキーワードのひとつは「私」と設定しました。高城と自分との関わりについて考えてもらい、自己理解を深めるきっかけにしてもらいたいなと思います。次回はいよいよ講話が始まります! (文責:長友)

 

三財中学校で、オンラインよのなか先生を実施しました

三財中学校で例年行なっている「職業人へのオンラインインタビュー」本番に備え、

様々な場所で働く社会人とオンラインでつなぎ、仕事について聞き、「働く」について考えるよのなか先生を実施しました。

お話をしてくださったのは、五島列島で漁師YouTuberをされている玉井さん

東京にある団体で人材育成や広報を担っている河野(こうの)さん

そして、東京で私立小学校の先生をしている加藤さんと、その相棒のぴよまつさん。

まずは、生徒と「仕事とは○○だ」についてアイディア出しをし、みんなの仕事のイメージを共有。その後、社会人の方のそれぞれの仕事内容や、仕事の好きなところ、つらかったことを聞いていきました。

社会人のみなさんから聞こえてきた「仕事」は、どうやらみんなのイメージしていた「仕事」の概念を変えてくれたようでした。

本番では、より多様な大人とオンラインでつながることで、いろんな「働く」に触れてもらえるようコーディネートしたいと思います。

(文責:福島)

高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習1回目を行いました!

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。

  本日は、その事前学習1回目「質問力を高める授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク1」を担当させていただきました。広い体育館で体を動かしながら「あなたは誰?」「あれは何?」「何をするもの?」を質問し合うゲームを通して、質問力を高めるエクササイズの後、マンダラチャートを応用して「高城の興味・関心を深堀りする」ワークに取り組みました。マンダラチャートは、中央に目標を印し、その周りにそれを達成するために取り組むこと、さらにそのひとつひとつを達成するために実際にすること、を8つずつ掲げていく思考ツールです。大リーグで活躍中の大谷翔平選手は、高校生の時にこのチャートを活用して自分の目標達成のためにすることを整理して、プロ野球選手になる夢の達成につなげたことで有名になりました。ワークではタブレットを使い「高城について自分の興味・関心」をマスに入力していきました。この段階では埋めていくことが難しい生徒さんも見られましたが、これから高城に関わりのある方々の講話を聴いて、感じたこと、気づいたことからキーワードを入力していくことになりました。

翌週は、さらにそのキーワードを深めていくワーク2を予定しています。(文責:長友)

日南高校の未来戦略課(探究)の研究発表会の審査員を務めました

今日はコーディネーターの羽田野が日南高校の未来戦略課(探究)の研究発表会の審査員を務めました。

7月に全グループの発表会が行われ、そこから選ばれた6チームによる最終発表会。
審査員は日南市長、教育長、宮崎大学地域資源創生学部の土屋先生、そこへ校長先生も加わり、最優秀賞となる市長賞を次点となる校長賞を選びます。

防災、教育、観光などの社会科学分野のほか、自然科学に関するテーマもあり、探究活動の拡がりを感じました。

(文責:羽田野)

美郷町立美郷南学園6年生 「働く」を考える

美郷南学園6年生(10人)では、1学期に「人は何のために働くのか」というテーマで学びを深めてきました。5年生までに「美郷科」で学んだことをふりかえりながら、様々な視点で考えてきました。

9月12日(月) 13時40分~15時20分までの2時限を使って、水永が「君たちはどう生きるか」と題して講話しました。途中2回のグループセッションも行いました。

 

美郷南学園では、6年生から1日間の「職場体験」を経験します。7年生と8年生ではそれぞれ2日間が予定されています。9月末に予定されている職場体験の前に、1学期の学習について整理したり、友達と考えを共有したりしながら、自分の考えを拡げていくために、今回の「よのなか教室」が企画されました。

 

 

職場体験の後には、第二ステージとして、地元南郷町の渡川マンマに話を聞き、3学期には第3ステージとして、地域外の講師を招いて話を聞く予定です。

今回は、県キャリア教育支援センターのHPに依頼があり、水永がサポートさせていただきました。

 

授業の最後に、8月にあった日向市財光寺小学校6年生が、6年後に18才になって集まったという話をもとに、先生からみんなに、「6年後に美郷南学園に集まろう!」と呼び掛けていただきました。美郷町では今年から18才成人式を開催しています。6年後が楽しみです。

後でいただいた感想文の中に次のように書いてくれた子供がいました。

「ぼくは絶対に夢をかなえたいです。その夢をかなえるためにいろいろなことを勉強します。そして6年後に、水永さんに報告します。」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

延岡市立旭中学校2年生 「職場訪問学習」(職場体験に替えて)

9月8日(木) 8時30分から15時までをかけて、旭中学校2年生(83人)は、コロナ禍で職場体験ができなくなったため、それに替わる学習として「職場訪問学習」(バスツアー)を行いました。

 

1班は、「旭化成(株)延岡展示センター」、「センコービジネスサポート㈱」、「㈱中園工業所」を、

2班は、「センコービジネスサポート㈱」、「㈱三井」、「旭化成(株)延岡展示センター」を訪問しました。 延岡市(商工観光文化部)と延岡市キャリア教育支援センターが訪問企業を検討し依頼しました。

 

働く人々を観察して、「どんな様子で働いているか(働く姿)」、「働く人はどんなことに気を配っていたか、どんな工夫をしていたか」、「見学した企業が、世の中に提供している価値は何か」を、探ることが課題でした。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

センコービジネスサポートの玄関で 

三井で「商社」の現場を学ぶ生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

      センコービジネスサポートの玄関で             三井で「商社」の現場を学ぶ生徒たち

妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました

今日はコーディネーターの羽田野、福島、長友が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

「妻みらい学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みです。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

羽田野が担当するグループは子育て支援をテーマに子どもの一時預かりの場づくりを計画しています。
この日は具体的な実施に向けて集客の方法や会場、準備事項の検討・確認を行いました。

学校の先生だけで全てのグループ活動をフォローすることには限界もありますので、地域の大人がメンターに入ることできめ細かなサポートができ、活動の実現性の向上や学びの深まりに繋がると考えています。

(文責:羽田野)

延岡市立旭中学校3年生 宮崎銀行による「SDGs講演」

9月5日(月)、旭中学校3年生(66人)を対象に、宮崎銀行 延岡市祇園町支店長の冨満正哉さんに、「宮崎銀行が取組むSDGs宣言」と題して講話をしていただきました。課題探究学習「10年後の世の中と私 SDGsを通して考える」の一環です。先生方のお考えをもとに、水永が宮崎銀行に講師をお願いしました。

 

 

SDGsを一般的に理解するだけではなく、地域の企業が、「どうしてSDGsに取組むのか」、具体的にはどんなことを目標にしているのかをお話しいただきました。事前に、3枚のリーフレットを読んで、質問を考えてもらうことになりました。生徒たちはそれぞれに多様な視点から読み込んで、たくさんの質問を出してくれました。

 

当日は、クイズを交えながらとても分かりやすく講話していただきました、生徒たちものりのりで、講話終了後も講師のそばに行って、様々な質問をしていました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

講話終了後にも講師に質問する生徒たち

               講話終了後にも講師に質問する生徒たち

日向市立財光寺小学校6年生  6年後に18才で「しゃべり場」再会

8月28日(日)に、日向市立財光寺小学校6年生で一緒に学んだ子供たちが、6年経って18才になった今年、企画された「しゃべり場」で再会しました。18才の悩みや夢を語り合う場として地域住民有志の方々が主催されたもので、当時の担任の先生二人も参加され、卒業生31人が集まりました。

 

当時、水永は日向市キャリア教育支援センターのコーディネーターで、5年生と6年生の2年間に延べ15回以上の「よのなか教室」を実施した経緯があり、集まった生徒たちにエールを贈ることになりました。「社会に出て一番大事になるのは“仲間”であること。いろんな仲間をつくってほしい。特に小学校時代の友達は、利害なくフランクに話せる大きな財産」と話しました。

 

集まった皆さんに、6年前の「よのなか教室」で今でも記憶や印象に残っていること、「よのなか教室」で学んだことでこの6年間力になったこと、などをアンケートに書いてもらいました。たくさんの学びが得られたことがわかりました。「よのなか教室」などのキャリア教育が、どのような成果を生んでいるのかを知る一つの手がかりにもなりました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

6年前小学校6年生の時の学び舎「財光寺小学校」に集まったみなさんたち

               

 

 

 

 

 

 

 

   

                6年前に小学校6年生だった時の学び舎「財光寺小学校」に集まったみなさんたち

 若手社会人研修 「グループ・合同学習“コネクト”」がスタート

延岡・日向の地元企業で働く若手社員を対象に「グループ・合同学習“コネクト”」が企画され、全6回の研修がスタートしました。地元企業の経営者の方々が企画し運営されていて、8人の受講生たちが学びに挑戦しています。

 

次のような研修計画が企画されています。

第1回 8月24日 講義 テーマ:「 育むということ  ~チームをつくる~ 」

第2回 9月 2日 講義 テーマ:「仕事の喜び、失敗をどう乗り越えたか」

第3回 9月28日 講義 テーマ:「自社での役割、今後どうなっていきたいか。会社をどうしていきたいか。」

第4回 10月14日 個人作業「自社分析と自己分析(中学生への話の内容)の紹介と共有」

第5回 11月11日 「よのなか教室」の本番を想定した模擬発表会と意見交換

第6回 12月~1月  延岡市内の中学生に「よのなか教室」の「よのなか先生」として講話を行う。

 

第一回で、水永が講師として講話しました。最終的に、地元の中学生たちに「働く喜びと苦労」などを本音で語ることになりますので、これからの成長が楽しみです。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

グループ学習に臨む若手社員のみなさんたち

 

 

 

 

 

 

 

 

                グループ学習に臨む若手社員のみなさんたち