日誌

活動報告

西米良中学校 立志式で 「講話」

1月19日(木)、西米良中学校2年生(10名)による「立志式」が行われました。

生徒たちは、「宝地図」を使ってこれまで考えを深めてきた、これからの夢や目標を、生き生きと語ってくれました。

 

 生徒発表の後には、先生方や保護者の方々からの動画メッセージも紹介されました。先生や保護者お一人ずつから贈られた心温まる言葉は、生徒たちに間違いなく響いたことと思います。

 

講話では、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して語りました。

  1)社会(将来)を考えさせきれていない学校と家庭の教育

  2)君たちが漕ぎ出す社会は、可能性に満ちている

  3)多様な「働くすがた」がある

  4)自分にとって幸せとは何か?と、考えることが大事

  5)君たちへのメッセージ 「失敗や挫折こそ」

                                     (トータルコーディネーター  水永)

立志の誓いを堂々と述べる2年生たち

                       立志の誓いを堂々と述べる2年生たち

宮崎東高校定時制「総合探究成果発表会」が行われました

1月17日夜、県立宮崎東高等学校の定時制に通う生徒1〜4年生

各3名が代表として選ばれ、発表する「総合探究成果発表会」が開催されました。

探究活動に伴走支援されていた多数のゲストの方からの
愛ある質疑とともに公開型で開催され
ユニークに満ちた探究活動を生徒一人一人が進めている様子が感じられました。

また同時に、学年代表以外の生徒の活動も、各教室に展示され
学校外からの参加者が投票できる仕掛けもとても面白いものでした。

今年度、まだ過程重視の発表会も予定されている県立東高校定時制。
これからも楽しみです。

<文責:福島>

アシスト事業 「企業が考える人づくり」 講話

1月13日(金)に「企業の力を教育に! みやざきの教育 アシスト事業」オンライン講演会(県教委生涯学習課主催)で講話をしました。アシスト企業の方々をはじめ60名の方々がオンラインで聴講されました。

 

 演題は、「企業が考える人づくり」でした。

冒頭で、最近刊行された「先生どうか皆の前でほめないで下さい」という著書で、最近若者の特徴が、「目立つことを恐れる」「競争より協調 協調より同調」であると言われていることから入りました。しかしこれは、「大人たちがそう思っているからこそ若者に感染している」という著者のメッセージを紹介して、上の世代こそ人財育成のマネジメントを変えなければいけないと訴えました。 

 講話の内容は次の内容でした。

  ・高い「離職率」

  ・低い「県内就職率」

  ・地域・学校協働について考える

  ・育むということ

子供たちを育てるのに、「学校(先生)」と「親」だけでは難しい時代になっていること。そこにこそ「社会(とりわけて企業)」の力が求められていることをお話しさせていただきました。

 

 アシスト企業を中心として、コミュニティ・スクールの地域コーディネーターと、我々キャリア教育支援センターのコーディネーターとが、もっともっと協働していくことで、子供たちに多様で数多い大人たちの姿にふれさせてあげることができると、お願いしました。

                                                                  (トータルコーディネーター  水永)                                                                                                                   

高鍋高校第9回課題研究発表会(探究プレゼンテーション)が開催されました

令和4年12月24日(土)、高鍋高校探究科学科の課題研究発表会が体育館で開催されました。

探究科学科2年生28名がそれぞれ進めてきた課題研究について

前半後半で計2回、ポスタープレゼンテーション形式で、

地域の方や保護者、中学生、中学校の先生も来場される中の発表でした。

また同科の1年生も「探究」というネームカードをつけて運営しながら

先輩たちの研究を聞き、質問をする様子がありました。

テーマカテゴリーは教育、社会、地域、地域と教育、自然科学、保健家庭に分かれ

「助産師になる」という夢を持った生徒の初産婦における産後のストレスに着目した研究や

ゲームが好きな生徒によるプログラミングを使った研究、

町立高鍋図書館をサードプレイス論を元にした研究など多岐にわたりました。

最後の講評では探究アドバイザーの中山隆さんが今後の研究継続にエールを送りました。

<文責:福島>

 

 若手社員が語る「働く喜びと苦労」 IN 恒富中学校

延岡・日向地区の地元企業で働く若手社員(7社の8人)を対象にした「グループ・合同学習“コネクト”」が企画され、5回の研修を終えたあと、地元の中学生(恒富中学校2年生・81人)に「働く喜びと苦労」を語る授業(「よのなか教室」)が、12月22日(木)に行われました。

 

これは、地元企業の経営者の方々が企画運営されたもので、自分の会社や職場を超えて、同じ世代の仲間と異業種交流することにより、働くモチベーションと帰属意識を高めようと計画されたものです。          次のような研修が行われました。

第1回  8月24日  講義 テーマ:「 育むということ  ~チームをつくる~ 」

第2回  9月 2日  講義 テーマ:「仕事の喜び、失敗をどう乗り越えたか」

第3回  9月28日  講義 テーマ:「自社での役割、今後どうなっていきたいか」

第4回 10月14日  個人作業「自社分析と自己分析(中学生への話の内容)の紹介と共有」

第5回 11月11日  「よのなか教室」の本番を想定した模擬発表会と意見交換

研修でお互いを語り合う若手社員

                       研修でお互いを語り合う若手社員

質疑を含めて20分のお話を2回行い、生徒たちは入れ替わって4人の方から話を聞きました。

授業で話してもらったことは次のような内容でした。

 ・会社と仕事の紹介

 ・現在の仕事(会社)を選んだ理由、この仕事に就くまでの経緯

 ・働く喜びと苦労

 ・これまでに経験した失敗とそれをどう乗り越えたか

 ・これからやりたいこと、実現したい夢などについて

若手社員にとっては中学生に本気で語ることで、自らをふりかえりさらに深める機会になりました。

中学生たちにとっても、若い先輩たちが悩んでいることや目指していることを率直に語ってくれたことで、自分の将来を考えるうえで貴重なヒントを得る機会になりました。 

                                   (トータルコーディネーター 水永)

若手社員の質問に積極的に手を挙げて応える生徒たち  

  若手社員は緊張しながらも楽しく語った

 

 

 

 

 

 

 

  若手社員の質問に積極的に手を挙げて応える生徒たち      若手社員は緊張しながらも楽しく語った

延岡星雲高校 フロンティア科 「探究活動 中間発表会」

フロンティア科2年生(24人)は、4月から「フロンティア学」として課題探究学習に取組んできました。生徒たちそれぞれが設定した10のテーマに、1人~6人のグループに分かれて研究を深めてきました。    12月21日(水)に、1年生(37人)も参加して発表会が行われました。

 

生徒たちが自ら設定して取組んだのは次のようなテーマでした。

「延岡市の多文化共生について」

「日本語の乱れについて」

「若年者の投票率について」

3人のメンターの方々に、10月から5回訪問してもらい、指導・助言をいただきました。

この発表の後、研究をまとめて1月に最終発表が行われる予定です。

                                  (トータルコーディネーター  水永)

   ポスター発表を聞く生徒たち            発表を聞いた3人のメンターからアドバイスをもらう

ポスター発表を聞く生徒たち    発表後を聞いた3人のメンターからアドバイスをもらう

高城中学校1年生「未来COMPASS」高城の魅力を伝える(1)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。

9月から12月にかけて6名の高城町に関わりのある方に講話をいただきましたが、今回からは、生徒たちが高城の魅力を伝えるパンフレットを作製する活動へと進めていきます。

本日は2コマの時間をとり、宮崎日日新聞社読者室の黒木友貴さんに出前授業「学校に宮日がやってくる」をしていただき、魅力を伝える記事を書くことについて教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

授業の中では、取材の練習や写真の撮り方について、構え方や構図の作り方、注意点を教えていただいた後に、実際に2人ひと組になってタブレットを用いて実際に撮影してみる体験学習もあり、生徒は夢中になって取り組んでいました。また、教材新聞を閲覧して、記事のスタイルや見出しについて解説していただき、新聞をあまり読んだことがなかった生徒も、新聞に興味を持ったようでした。生徒たちは、今回学んだことを活かして、冬休みの課題「高城について取材をしよう」に取り組む予定です。 (文責:長友)

五ヶ瀬町立三ヶ所小学校で「ひなた場」を実施しました

五ヶ瀬町立三ヶ所小学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなたば」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。小学校での実施は、11月29日に実施した鞍岡小学校に続き、2例目になります。

今回は小学校5、6年生(13名)を対象に、地域の大人7名(対話5名、人生紙芝居2名)での実施でした。小学生向けということで、班内での自己紹介のテーマトークのお題にカードを用いたり、人生グラフの代わりに改良したワークシートを使って自分について語る対話を行うなどの工夫をしました。また「どんな大人になりたいか」を最後に考える振り返りには、振り返りのキーワード(〜な大人)が書いてあるシート使って班内で話し合いました。

ちょうど寒波が到来してとても寒い中でしたが、地域の方々のご協力でとても有意義な時間になりました。小学生のひなた場、まだ事例が少なく課題もありますが、小学生に「どんな大人になりたいか」を考えるきっかけを作る場にしていきたいと思います。(文責 長友)

 延岡高校普通科2年「SDGs課題研究」へのアドバイス

「高千穂ムラたび」の飯干さんにヨーロッパ観光客のことをオンラインでインタビュー

                                        「高千穂ムラたび」の飯干さんにヨーロッパ観光客のことをオンラインでインタビュー

延岡高校普通科2年生(160人)は、41班に分かれて、それぞれに設定した研究テーマについて1年間をかけて探究学習に取組んでいます。その伴走者として、旭化成OBの8人がアドバイザーとして、月に1回(合計で9回)学校に出向いてアドバイス指導を担っています。

 

水永が担当している班のなかに、「外国人観光客を宮崎県に増やすために私たちにできること」をテーマにしている班があります。当初は、国や県の観光統計や報告書を丹念に調べていましたので、できればフィールドワークをした方がいいのではとアドバイスしました。

 そこで、延岡観光協会の方を紹介したところ早速訪問して話を聞き、さらに県観光協会の方とも接触を拡げていきました。宮崎県のインバウンド観光客のターゲットはアジアの国々が主ですが、メンバーの仮説と意見は、「ヨーロッパの観光客」でした。私は、高校生らしい新鮮な感性に感銘を受けました。

 そこで、たびたびヨーロッパを訪れて学び、ヨーロッパの人々を滞在型の観光客として受け入れつづけておられる、「㈱高千穂ムラたび」の飯干淳志さんに、12月7日、オンラインでお話を伺うことになりました。生徒たちは新しい指摘に刺激を受け、積極的に質問を重ねていました。

                                                                                                        (トータルコーディネーター  水永)

にちなん起業体験プログラムの最終報告会を実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の最終報告会が実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

今回はその中高生「起業家」たちが出資してくださった投資家向けに事業報告を行う最終報告会でした。
収支を計算し、どうしてその結果になったのか、上手くいったこと、上手くいかなかったことは何か、分析してプレゼンテーションを行いました。

  

プレゼンを聞いた大人の方からは
・3チームとも見立てが甘かっただけなのか、自分達に努力ではどうしようもなかったことなのかを考えることで、日々の生活に役立てるのではないか。
・収支にはこだわらずに、経験を通して何を学んだかを大切にしてほしい。
・以前の総会から最終的に商品になり、1回目から2回目の工夫もあったことを感じた。100点ということはなかったかと思うが、気づいて学び次に活かすサイクルをしていくことが大事にしてほしい。
・途中の試行錯誤・失敗から学んだことも多いと思う。これから些細な失敗もあると思うが、そこから多くのことを学んでほしい。
・学校では学べないことを経験できたと思う。学校の先生たち以外の大人から学べることは多かったのではないか。これからもこういう経験を積んでほしい。
・プログラムに参加しようと思った気持ちがまずすごい!興味を持った上で行動したことが大きな一歩。冒険しない方が楽なはずだけど、知らないところに足を踏み入れたことが素晴らしい。
大人がこれだけ多い中で自分なりに考え、答えた場面を見ることができて良かった。
といったコメントが寄せられました。

黒字で終えられたグループもあれば、赤字になってしまったグループもありますが、最終的には温かい言葉をかけていただき、ほっとした表情を見せていました。

(文責:羽田野)

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(6回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。

 本日は6連続講話の最終日で、高城町の観音池公園の近くにある石山観音寺の住職、松下勝冠さんがお話しくださいました。

勝冠さんから、石山観音の由来、今の観音寺の再興するまでの経緯や地域の方との想いをお話しいただき、生徒たちは歴史的な観音寺が地域の宝であることを改めて感じたようでした。また、勝冠さんから普段は近くで見ることのできない仏具を見せていただきました。恐る恐る仏具を手に取ってみて、綺麗な鈴の音に感動したり、長い数珠を数人で持って祈ってみたり、長いお経のページを広げて読んでみたり、普段できない体験に夢中になるとても貴重なお時間をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回で6連続講話は終了です。次回からは、高城について興味、関心を持ったことを振り返り、それを伝えるためにパンフレットにして発信する活動をします。その第1弾として、新聞記者の方に出前授業をしていただき、高城の魅力を伝える記事の書き方について授業をしていただく予定です。 (文責:長友)

延岡市 「地域コーディネーター」の方々と意見交換

12月1日(木)に、延岡市の「地域コーディネーター」(地域学校協働活動推進員)の方々12名、延岡市教委(社会教育課)、はげまし隊事務局の方々と、延岡市キャリア教育支援センターコーディネーター3名との意見交換会を実施しました。

 

キャリア教育支援センターでの「よのなか教室」の取組結果と、今後の課題などを説明しました。地域COは「地域の人」や「民生委員」などとの接点が多いのが強みで、キャリア教育COは企業との接点が強みだということもわかりました。お互いの強みを活かし合うことで、子供たちに触れさせてあげる大人の層も充実していきます。

また、「よのなか先生」を出迎えたり案内したりするのを地域COにお願いできれば、先生方の負担を減らすこともできるのではないかという意見も出されました。キャリア教育の実施計画などを、その都度、地域COと共有していくことも考えられます。

このような具体的なコラボレーションを実現するためにも、地域COとキャリア教育COとの意見交換を今後とも続けていこうということになりました。

地域コーディネーターの方々に「よのなか教室」などの取組を紹介しました

                                                 地域コーディネーターの方々に「よのなか教室」などの取組を紹介しました

                                                                                                                  (トータルコーディネーター  水永)

妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました

コーディネーターの長友、羽田野が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

妻高校独自の課題解決型学習である「妻みらい学」、メンター来校日は今回で5回目です。2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みを行なっています。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。
この日は12月22日に予定されている最終発表会のプレゼンの準備を行いました。

羽田野が担当しているグループのテーマは子育て支援。西都市内には日曜日に子どもの一時預かりをしてくれる場所がないということで、一時預かりのイベント※を2回実施しました。(※高校生だけでなく、保育士資格を持った方にボランティアで協力いただいています)

この経験を通じて学んだこと・気付いたことを聞いてみたところ、こんな答えがそれぞれから返って来ました。
・子供連れの人に対する見方が変わった。前はスーパーとかで見かけても何も思わなかったけど、大変なんだろうなと見るようになった
・経験する前は、泣いている子に対して何かすれば泣き止むのだと思っていた。実際には何をしても泣き止まないのだと知った。
・子どもへの対応について、ググればいいと思っていた。実際には検索する余裕なんてなかった。
・自分は子どもが好きで保育士に興味があったけど、子育て支援について調べていくと子育てに関して色々な見方や価値観を持つ人がいるということを知った。

どの気付きも素晴らしく、共感しかありませんでした。

(文責:羽田野)

五ヶ瀬町立鞍岡小学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しました

今日は五ヶ瀬町立鞍岡小学校にて対話型キャリア教育プログラム「ひなたば」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。

通常は中学生に向けて実施しているプログラムですが、小学校5、6年生を対象にするという初の試みでした。
いつも使っているワークシートを改良したり、新しいワークシートを追加したりと工夫を加えて実施しました。

最終的にはお願いしていた地域の方々のチームワークと対応力に助けられ、無事に終えることができました。

 
(文責:羽田野)

「にちなん起業体験プログラム」の販売を宮崎市の街市で実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の2回目の販売が街市にて実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

この日は2回目の街市への出店で、前回の反省を踏まえて用意する商品や金額を変えたり、飾りつけを工夫したりとよりバージョンアップしたお店づくりができました。

  

(文責:羽田野)

日南市立飫肥中学校にて、よのなか先生による講話を行いました

今日は日南市立飫肥中学校にて、よのなか先生による講話が行われました。

講話をしてくださったのは日南市内でCafe&Bar GoodTimeを経営する河野孝志さん。
飫肥中学校の卒業生でもあります。

河野さんは大学在学中からヒッチハイクで全国をめぐり、さらには海外も含めて各地を旅しながら様々な価値観に触れ、最終的には地元日南に戻ってこられました。
そんな中での失敗や気付き、チャレンジすることの大切さなどについて語ってくださいました。

(文責:羽田野)

えびの市立飯野中学校にて、宮日新聞による出張授業が行われました

今日はえびの市立飯野中学校の1年生を対象に、宮日新聞の黒木様をゲストに迎えたインタビュー講座を実施しました。
総合的な学習で行われている「えびの学」の一環で、この講座を受けた生徒さんたちは身近な大人に仕事についてのインタビューをしてまとめることになっています。

授業は5、6時間目の1コマ。前半で黒木様にインタビューのコツや注意点をレクチャーしてもらった後、後半はクラスメイト同士で実際にインタビューをしてみました。
始めはなかなか質問が思い付かず、時間を持て余してしまう子もいましたが、徐々にコツをつかんで話が弾む様子が見られました。
同じ教室で学んでいても普段の会話ではなかなか聞けない話も聞けたようで、とても盛り上がっていました!

(文責:羽田野)

延岡市立 南中学校1年生 「企業訪問学習」 

南中学校1年生(168名)は、11月21日(月)に、1日間をかけて「企業訪問学習」を行いました。 42名ずつの4グループに分かれて、午前に2社(一部は4社)、午後に2社を訪問しました。総合的な学習の時間「南風」のふるさと学習で学んだことを、実際に企業訪問して知識と理解を深めようと企画されました。延岡市(商工観光文化部)とキャリア教育支援センターでサポートしました。

  「向陽プラントサービス」を見学する生徒たち   広大な「INOBECH」(旧鉄工団地)を歩いて移動しました

 

 

 

 

 

 

                                                                                                       「向陽プラントサービス」を見学する生徒たち   広大な「INOBECH」(旧鉄工団地)を歩いて移動しました

生徒たちは、INOBECH(旧鉄工団地)もクレアパーク(工業団地)もほとんどが初めてでした。そして先生方も訪問するのは初めてでした。今回の訪問が、「工業都市・延岡」を感じる貴重な機会になったことと思います。

旭化成展示センターでワークシートを手に調べる生徒たち 

九州保健福祉大学の説明を聞く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

  旭化成展示センターでワークシートを手に調べる生徒たち      九州保健福祉大学の説明を聞く

旭化成では、説明の後にワークシートを基に調べ学習が行われ、説明を聞くだけの見学ではなく、生徒自身が考えて調べる学習になりました。九州保健福祉大学では、「中学校と大学との違いは何だろう」という問いを丁寧に説明いただき、普段考えないような学びになりました。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター  水永)

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(5回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。

 本日は6連続講話の5回目、高城町内のお祭りのポスターや、特産物のパッケージデザインを手掛けている石井亮作さんがお話しくださいました。

石井さんから、これまでデザインした事例をたくさん紹介していただき、生徒たちはポスターやパッケージがこのようにできているとは知らなかった!など、嬉しそうに感想を話してくれました。また、石井さんは特産物を用いた商品開発にも関わっておられること、最近は地元で採れる金柑を活用したマカロンの開発をされたことをお話しくださり、そのマカロンの試食もさせていただきました!地域から新たな商品が生まれていくことを身近に感じることのできた、とても貴重なお時間だったようです。

 

 

 

 

 

 

次回は、地元でとても有名な石山観音寺の住職をお招きして、お話しいただく予定です。 (文責:長友)

えびの市立加久藤中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しました

今日はえびの市立加久藤中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました!

中学生と対話をするのは飯野高校の高校生たち。今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することとなり、今日は真幸中学校との同時開催でした。

中学生と高校生が1対1で話す対話の時間と、高校生がプレゼンする人生紙芝居があるのですが、どちらもすごく盛り上がっていて各所で笑い声が聞こえました。

また、母校だった高校生が当時の先生と楽しそうに話す場面も。高校生になって成長した姿を見てもらえるのも、このひなた場の良いところだなと思いました!

(文責:羽田野)

えびの市立真幸中学校にて「ひなた場」を実施しました

えびの市立真幸中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。

今回、真幸中3年生と対話をしたのは、飯野高校2年の高校生たちです。今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することになり、今日は加久藤中学校との同時開催です。

今回は本番当日に初めてお会いした中学3年の皆さんでしたが、当日をとても楽しみにしてくれていたようで、高校生の先輩方ともすぐに打ち解けて、楽しく対話をしていました。また人生紙芝居では、先輩の生き方にとても興味を示し、たくさん質問をしてとても盛り上がっていました!高校2年生の皆さんも、対話を通じて自分の振り返りができたことにとても感動し、「来年もひなた場に参加したい!」と感想を寄せてくれました。

同校出身の高校生は、中学校の先生方とも嬉しい再会もあり、高校生として成長した姿を見てもらえる良い機会にもなったようです。 (文責 長友)

延岡市立 岡富中学校3年生で「ひなた場」を実施 

令和4年11月15日(火)に、岡富中学校3年生(106名)で「ひなた場」が実施されました。今年3月、2年生の時に予定されていたのですが、コロナ禍で延期になりました。3年生は高校選択と受験を控えた難しい時なのですが、先生方の深慮と熱い思いで敢えてこの時期に企画されました。「ひなた場」を終えた生徒たちは、将来への思いを深め、高校受験に向け て決意を高めたことと思います。

体育館で班毎に自己紹介から始まる   22名の講師の方々を紹介

 

 

 

 

 

 

                                体育館で班毎に自己紹介から始まる                         22名の講師の方々を紹介

生徒たちは、6名ずつの18班に分かれ、紙芝居講師4名、対話講師18名の方々に来校いただきました。

講師が自身の人生グラフを真剣に語る 

 生徒の人生グラフを寄り添いながら聞く講師

 

 

 

 

 

 

 

                               講師が自身の人生グラフを真剣に語る                 生徒の人生グラフを寄り添いながら聞く講師

講師の方々からは異口同音に「私のためになりました」と感謝の言葉をいただきました。

「人生グラフを作る中で、今後のキャリアやどう生きていきたいかについてしっかりと考えることができました。このような機会を与えていただき、ありがとうございました」

「出身校で自分の人生をお話しすることが出来るというのは、なかなか経験することのできない貴重な経験になりました」

「子供たちからも逆にパワーもいただき、これからの仕事の活力にしようと思っています」

「自分について振り返ることができ、今後自分が何をすべきかを見直すきっかけにもなりました。 生徒のためと思って参加しましたが最終的には自分のためにもなり、参加して良かったと強く感じています」

                                                                                                              (トータルコーディネーター 水永)

えびの市立飯野中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しました

えびの市立飯野中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。

昨年度に引き続き、中学生と対話をするのは飯野高校の高校生たち。
さらに今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することとなり、今日は上江中学校との同時開催でした。

中学生と1対1で15分、しかもキャリアや人生をテーマに対話をするというのはなかなかハードルが高いと思うのですが、さすが飯野高校生といった感じでどのグループも楽しそうに話をしていました。
合間で聞く人生紙芝居もどこも盛り上がっており、タイムキープも一苦労でした。

(文責:羽田野)

えびの市立上江中学校で「ひなた場」を実施しました

えびの市立上江中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。

上江中3年生と対話をしたのは、飯野高校3年の高校生たちです。今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することになり、今日は飯野中学校との同時開催です。

この日をとても楽しみにしてくれていた上江中学校3年の皆さん、高校生の先輩方との1対1の対話では積極的に話し、人生紙芝居では真剣に耳を傾け、先輩にもたくさん質問をして会話が盛り上がっていました!高校生の皆さんからも「自分が中学生の時に悩んだこと、思っていたこと、と同じことを感じているんだなと思いました」との感想、自分の振り返りにもなったようです。

また、同校出身の高校生もいて、中学校の先生方とも嬉しい再会となりました。高校生として成長した姿を見てもらえる良い機会にもなりました。 (文責 長友)

宮崎工業高校 2年生保護者への「進路講演会」 

たくさんの保護者のみなさんに参加いただきました

                                                           たくさんの保護者のみなさんに参加いただきました

11月9日(水)午後に、宮崎工業高校2年生保護者を対象に「進路講演会」が行われ、水永が「育むということ  未来を担う人財育成」と題して講話しました。

この日は、修学旅行説明会があり、その後に同じ会場で開催されました。学校側のこのようなご配慮により、多くの保護者の方々に参加いただけました。

 

講演では、子供たちの主体性こそが最も大事だと強調しました。親や先生に「いいから」と言われるまま、自分ではあまり考え悩まずに進路を選択している若者がたくさんいること。それでは将来やりがいのある仕事に出会うことは難しい。早期離職が全国平均よりも多く、苦悩しつづけている宮崎の若者たちの現実を直視してほしいと語りました。

 

この企画は、宮崎市工業政策課が主催され、就職支援コーディネーターの協力のもと実施されています。既に何年も毎年積み重ねられてきたことにより、学校側との連帯や協働が深まっています。

                                                                                                                (トータルコーディネーター 水永)

宮崎県立都城商業高等学校のキャリア教育プログラム「ことのはプロジェクト」に参加してきました!

 人の心を種として言葉が生まれたように、生徒に何かが芽生えるような「きっかけ」を作ってもらいたい、企画した先生方の想いの詰まった都城商業高等学校の新たな取り組み「ことのはプロジェクト」に、コーディネーターの長友と福島がゲストスピーカーとして参加しました。

スピーカーとして集まった大人は33名、対象は1~3年の467名の全校生徒です。スピーカー1人に対し10~15名の生徒がブースに集まり、対話形式で話しを聞きました。スピーカーが自分の信念や最も大切にしていることを「キャッチコピー」で表現し、その一覧を見て生徒は話を聞くスピーカーを2名まで希望しました。選んだスピーカーの名前や職業は「ことのは」当日に会うまで分からない、そのことも生徒のワクワク感につながったと思います。

体育館で行われた生徒とスピーカーとの対面式が和やかな雰囲気で行われ、その後に各ブースに移動して講話が始まりました。

各ブース30分の対話が2回に分けて行われ、生徒は2名の大人との対話から生き方のストーリーにふれる時間でした。

都城商業高校では、事後アンケートも実施され、ことのはプロジェクトの前後での変化変容を記録されるなど、効果検証までしっかりと実施されている素晴らしい企画でした。

今後も、生徒一人一人のキャリア観の形成に向けてサポートできるよう伴走してまいります。

 <文責:長友・福島>

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(4回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 本日は6連続講話の4回目、高城町内で起業し、様々な分野で活躍されている産業カウンセラーの髙濵優子さんがお話しくださいました。

 

企業で研修や労働者の相談に応じている高濱さん、「人生はどこからでもスタートできる」というとても前向きなお話しに生徒たちも真剣に耳を傾けていました。また、高濱さんは2020年のオリンピックで聖火ランナーを務められた経験をお持ちで、その時に持った実物のトーチをお持ちくださり、生徒にも触らせていただくなどとても貴重な体験もさせていただきました。講話終了後は多くの生徒が質問にいきました。企業を元気にする高濱さんから、たくさん元気をいただいた講話でした。

次回は、ポスターや食品パッケージのデザインをされている方にお話しいただく予定です。 (文責:長友)

 

 

「にちなん起業体験プログラム」の販売を宮崎市の街市で実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の販売が街市にて実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

この日は街市に出店し、実際に自分たちで企画・準備した商品を販売しました。
足りないものがあって慌てて買いに走ったり、予想以上に早く売り切れてしまったり、トラブルもありましたが臨機応変に対応し、無事に販売を終えることができました。

  

(文責:羽田野)

五ヶ瀬中等教育学校で 土曜講座「進路講演会」 

五ヶ瀬中等教育学校の前期課程・中学1~3年生(113名)を対象に土曜講座が開催されました。

社会で活躍する人の生の声を聞かせることで、自らの将来の夢や希望を見つけ実現するための一助としたいと企画されたものです。

 企画された先生からの要請を受けて、延岡市の若手経営者にお願いして、10月29日(土)の午前に実施することができました。講師の土居広実さんは、廃タイヤ等のリサイクルを事業としている株式会社ドイ産業の社長です。2年前に事業承継されたばかりの若手女性経営者として、ご自身の体験を率直に語られました。

 講話のあと、生徒たちからはよく考え抜いた意見や具体的な質問がたくさん出されました。

「SDGsに関する次の施策は何ですか?」 「考え方の違う部下にはどう接しておられるのですか?」 「一番大変だった失敗の体験はどんなものですか?」 「仕事のカベはどうやって乗り越えておられるのですか?」

 土居さんは、ご自身の体験や考えを、率直に飾らずに分かりやすく語っていただきました。一方的な講話に終わらず、生徒たちとの意見交換によって質の高い時間になりました。

                                                                                                                 (トータルコーディネーター 水永)

ご自身の体験を率直に語られる土居さん  生徒たちは積極的に講話に参画していました 

 

 

 

 

 

   

       

    ご自身の体験を率直に語られる土居さん        生徒たちは積極的に講話に参画していました

西米良村で、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が行われました

西米良村で中山間地エリア会議とともに、西米良中学校で対話型キャリア教育
プログラム「ひなた場」が開催され、
コーディネーターの福島がファシリテーターをつとめました。

対象学年は、1〜3年生です。
ひなた場では、一対一の真剣な対話を通して日常生活を立ち止まり、
自分自身と向き合いこれからどうなりたいかを考えたり
ロールモデルを見つけたり地域で気軽に話せる大人との関係を
つくることを大切にしています。

今年の夏の終わりにあった大雨台風災害により、
宮崎県内各所大きな影響がありました。
西米良村も被害が大きく、開催自体が危ぶまれましたが、
地域の大人による「子どものためにも開催する」という強い団結の下、実行されました。


(13名の地域の素敵な大人の皆様です。)

また、午後は中山間地エリア会議も開催され、
パネルディスカッション「わたしの『宮崎が好き!』な理由」では
宮崎大学4回生で日南市出身の西田美羽さん
椎葉村在住 合同会社UIキャスト 代表 天野朋美さんが登壇。

その後、町村混合で「宮崎が好き!な人材づくり」について
グループトークで考えを深めました。

MRT宮崎放送「みらい・みやざき まなび隊」でご紹介いただいた動画は
こちらからご覧いただけます。
https://youtu.be/NAbxW1TjahE

<文責:福島>

えびの市立真幸中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました

今日はえびの市立真幸中学校にて、キャリア教育コーディネーター羽田野が対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました。

「ひなた場」では人生の先輩(地域の大人や高校生)と1対1で対話を行うのですが、その際に人生グラフを用いて話をします。今日はその人生グラフの書き方を説明し、実際に書いてもらいました。

これまでの人生を振り返ってグラフ化するので時間がかかるのでは?と心配されていましたが、実際にはみんなすらすら書いていました。
書き終わった生徒さんたちはお互いに見せ合い、盛り上がっていました。

(文責:羽田野)

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(3回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は6連続講話の3回目、有限会社観音池ポークの馬場通さんがお話ししてくださいました。馬場さんの会社は、生産から販売まで6次産業化を進めています。ブランド豚ができるまで、生産した豚肉を素材を余すことなく活用して加工食材として提供していることなど、「生産から食卓までの安全安心な食品つくり」を追求されていることをお話しくださいました。最後の質問タイムではたくさんの生徒が馬場さんのところに行って、養豚や食肉加工について質問していました。次回は、高城で起業し活躍されている女性の方に来ていただく予定です。(文責:長友)

保護者の家庭教育学級で 「キャリア教育」 を語る

串間市立大平小学校(3人)と、秋山小学校(7人)での合同授業がありました。授業参観の後、保護者と教職員を対象にした「家庭教育学級」で、水永が講話しました。

演題は「育むということ 子供たちの未来は可能性に満ちている」でした。

あとでいただいた感想文の中で次のようなご意見などをいただきました。

「子どもと将来のことをもっと話していく必要があると、あらためて感じました」

「とても勉強になり、価値観が変わりました。親もしっかり考えていきたいと思います」

保護者の方々にお話ししました                                                         保護者の方々にお話ししました

講話のあとに、教職員の方々と意見交換をしました。

小規模校での先生方のお姿には頭が下がる思いがしています。保護者の方々も平日の昼間にもかかわらず熱心に参加いただきました。子供たちは恵まれていると思います。

 

これからはそれに加えて、子供たちに、串間市内だけでなく市外も含めて多様な大人と触れさせてあげたいと強く思いました。先生方と連携して「よのなか教室」をサポートしていくことができるといいなと思います。

                                                                                                                (トータルコーディネーター 水永)

 先生方との自由な意見交換の様子

                                                                        先生方との自由な意見交換の様子

延岡市立旭中学校1,2,3年生がそれぞれに「発表会」

旭中学校では、総合的な学習の時間を「あさひタイム」と名付け、半年間の取組結果を、10月21日(金)、午前に1,2年生が、午後に3年生が、保護者参観もいただきながら発表しました。

 

1年生は、6月から延岡を知る 連続8回のよのなか教室を開催してきました。

「国際交流と延岡」「福祉と延岡」「観光と延岡」・・・など8人の講師の方々から話を聞いてきました。この日は、学んだことをチーム毎に「新聞」にして発表しました。

作成した「新聞」を発表した後、校長先生のコメントを聞く1年生

            作成した「新聞」を発表した後、校長先生のコメントを聞く1年生

2年生は、7月に開催した「よのなか教室」で聞いた話と、9月に実施した「職場訪問学習」(職場体験に替えて実施)で訪問した企業から学んだことを、パソコンの画像にして発表しました。

発表会に参加された「よのなか先生」(講師5人)からは、たくさんの感謝と激励の言葉をいただきました。

 4つのブースに分かれて発表 

  「よのなか先生」からは感謝と激励の言葉が

 

 

 

 

 

 

 

                        4つのブースに分かれて発表                         「よのなか先生」からは感謝と激励の言葉が

3年生は、「10年後の世の中と私 SDGsを通して考える」をテーマに、5月から半年間、課題探究学習(PBL)に取組んできました。5人のメンターの方々から「ミッション(課題テーマ)」を提示いただき、同じテーマに3グループが取組みました。同じテーマでも視点や解決策は多様なものになっていました。

パワーポイントや小演技も工夫して発表 

休憩時間にメンターに報告と御礼を伝える生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

   パワーポイントや小演技も工夫して発表                休憩時間にメンターに報告と御礼を伝える生徒たち

妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました

コーディネーターの長友、羽田野が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

妻高校独自の課題解決型学習である「妻みらい学」、メンター来校日は今回で4回目です。2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みを行なっています。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

福島(本日は別の業務でお休み)と長友が担当するグループは「ゴミ拾いはスポーツだ!」を合言葉にチーム対抗の競技としてゴミ拾いを楽しむイベントの企画実施に取り組んでいます。この日は、妻高生徒会が実施するゴミ拾いボランティア「キラキラ大作戦」とタッグを組む企画、名づけて「スポキラ大作戦!」の実施に向けて、生徒会との打ち合わせの段取りや、参加者の募集の準備を進めました。いつものゴミ拾いボランティア活動が、競技型のイベントになることで、ボランティア意識がどう変わるか?と問いをたて、それを確認するための調査アンケートについても検討しました。

メンター来校日4日目

このような高校生のグループ活動に地域の大人がメンターとして伴走することで、活動の実現性の向上や学びの深まりに繋がるようにサポートしています。

(文責:長友)

新しい形で継承されはじめた 延岡星雲高校F科2年生メンター指導

延岡星雲高校フロンティア科2年生(24名)では、「探究学習」を「フロンティア学」として位置付け2020年からは1年生で探究の基礎を学び、2年生では本格的な課題研究と提案に取組みます。1,2年生の2年間を通したつながりのある学習として積み重ねてきています。

 

2017年 F科2年生(人文コース) 課題研究に取組み開始

      (9月からメンター(3名)により「地域の課題」をテーマに学習し、翌年3月に延岡高 

 校と合同で「発表と提言」(商工会議所会頭ほか出席))

2018年 F科2年生(人文コース)に、上記と同じ形で実施。

      (7月からメンター(4名)により学習し、翌年3月に市長へ提言)

2019年 F科2年生(全員)に、上記と同じ形で実施 

      (9月からメンター(6人)により学習し、翌年3月に発表。コロナのため学内で実施)

2020年 F科1年生(全員)に繰り上げて「フロンティア学」として実施 

      (10月からメンター(4名)により学習し、翌年2月に発表)

2021年 F科2年生(全員)に1年生から引きつづき継続して実施 (F科1年は探究の基礎)

         (6月からメンター(4名)に前年から持ち上がってもらって学習し、翌年2月に発表)

 

今年からは生徒たち自身が決定したテーマについて、4月から探究学習を実施し、9月に中間発表を行いました。それを基にして、10月から3ケ月間、メンター(3名)の指導アドバイスを受けながら12月の最終発表につなげていきます。10月19日にメンター指導がスタートしました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 メンターの自己紹介を聞く生徒たち

               メンターの自己紹介を聞く生徒たち

県立飯野高校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました

今日は県立飯野高校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました。
講師はキャリア教育コーディネーターの羽田野と福島が務めました。

「ひなた場」は主に中学生を対象に、自分のこれまでを振り返る「人生グラフ」を使いながら先輩と対話をする新しい形のキャリア教育プログラム。通常、先輩役は地域の大人の方々が務めますが、えびの市では飯野高校の高校生が務めます。

今年はえびの市内4つの中学校全てで飯野高校生と中学生の「ひなた場」が実施されることとなり、先輩役として参加する高校生に向けてプログラムの内容や注意事項などをお伝えし、その準備を行いました。

(文責:羽田野)

 学びの積み重ね・つながりが生まれつつある延岡高校

延岡高校MS(メディカル・サイエンス)科1年生(81名)では、5月からスタートした「課題研究」(SDGsフィールドワーク)の学びの成果を、10月17日(月)にポスター発表しました。 発表会の冒頭に説明を聞く生徒たち

               発表会の冒頭に説明を聞く生徒たち

メンターに次の「課題テーマ」を設定していただき、各テーマごとに4グループ(各グループは4人で構成)が取組みました。同じテーマでもそれぞれに捉え方や問いの立て方は違っていました。

・魅力的な花火をつくろう                       ・・・樫田 健太さん (旭化成電子)

・ミネラルウオーターの硬度測定       ・・・槌岡 南美さん (旭化成)

・植物から芳香成分を抽出してみよう          ・・・伊藤  恵さん (旭化成)

・モーターのしくみを理解し作ってみよう        ・・・冨田  空さん (興電舎)

・手洗いとアルコール消毒の有効性について ・・・加口 大貴さん (九州保健福祉大学)

 

 この半年間で、「探究のしかた」や、「問いの立て方」を学んだ1年生たちは、これから後半の半年間で「プレ課題研究」を行います。そこでは、来年2年生で取組む課題研究のテーマを、自分達自身で考え決めることになっています。

SSHも3年目を迎えますが、1年生~3年生の間の積み重ねやつながりが生まれつつあります。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

メンターや他のメンバーを前にポスター発表する生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            メンターや他のメンバーを前にポスター発表する生徒たち

コロナに負けない「キャリア教育」をどうつないでいくか

延岡市立西階中学校2年生(96名)では、コロナ禍に負けず感染防止対策を万全にとりながら、6月から5連続「よのなか教室」が開催されてきました。

この企画は、昨年に初めて実施され、今年もほぼ同じ形で継承されています。

 

第1回は、6月9日(金)に「働くこととは」と題して細川真由美さんによる講話

第2回は、6月17日(金)に、3名の「よのなか先生」による「失敗は成功のもと」講話

第3回は、6月24日(金)に、5名の「よのなか先生」による「夢をはぐくむ講演会」

第4回は、7月15日(金)に、8名の先輩社会人を招いて「哲学対話」

 

第5回目となる今回はその最終回。当初は7月に開催予定でしたがコロナ禍で延期となり、2学期のこの日に実現できました。10月14日(金)、西階中学校2年生に水永が講話しました。

演題は、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」でした。

 

 先生方の、「子供たちに少しでも社会にふれさせてやりたい」という熱い思いに頭が下がる思いがしています。昨年に引き続いて2年目の今年も実施されたことに敬意と感謝をしたいと思います。どうすれば、このように継承することができるのか、今後参考にしていければと思います。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

集中して話を聞く生徒たち

 

 

 

 

 

   

 

 

       集中して話を聞く生徒たち

 

高鍋高校で普通科・生活文化科1年生向け地域講座が行われました

各町テーマ別講座の様子

東児湯5町(都農町、木城町、川南町、高鍋町、新富町)から直接地域のことを教えていただく「地域講座」が行われ、高鍋高校 普通科・生活文化科1年生全6クラスが5グループに分かれ、受講しました。

2020年、2021年と継続してきた地域講座のテーマでしたが、今年は見直しも実施。

都農町-地場産業 木城町-地域の教育 川南町-地域の農業(就農)・漁業

高鍋町-地域の防災 新富町-地域の観光

をテーマにお話しいただきました。

今年は講義型だけでなく、ワークショップ型でも実施いただき、「地域の教育」講座に参加した生徒は、「魅力ある学校づくり」について考え周囲と共有するなど、自分ごとで考えるきっかけをいただきました。

約2週間後に行われるフィールドワークでは、今回学んだことをヒントにさらに深い学びへと繋げてくれることと思います。

(文責:福島)

宮崎県私学教育研修会で 「キャリア教育」講話

 10月11日(火)に開催された「第52回 宮崎県私学教育研修会」で、「育むということ ~子供たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話をさせていただきました。

 

 宮崎県内の私立中学校・高校の先生方が120人ご参加され、研修会の研究目標は「新しい時代に応える私学教育」。講話の後には三つの分科会に分かれて研究発表などが行われました。

 

 キャリア教育支援センターは公立学校だけを対象にしているのではなく、私立学校もサポートさせていただいていることをPRしました。「よのなか教室」と「よのなか先生」のこと、ビデオメッセージ(動画)のことなどを紹介しましたので、興味を持っていただければありがたいです。

 

 あとで送っていただいた感想文のなかに次のような言葉がありました。

「非常に興味がわいたので実践してみたい。」

「地域の人材を活用したくても、その方法が分からなかったので大変参考になりました。」

「我々教員だけがキャリア教育を行うのではなく、社会が一つになり取組むことが大切なのだと感じた。」

                                                                                                        (トータルコーディネーター 水永)

 

 延岡市立恒富中学校2年生 連続「よのなか教室」

10月3日(月)、恒富中学校2年生(81人)に、FC延岡AGATA 代表の桑原英一さんがJリーグ入りをめざす夢と、これまでに様々な苦労を乗り越えてきたこと、サッカーを通して地域活性化にかける思いなどを熱く語っていただきました。

 

10月4日(火)には、延岡観光協会 事務局次長の岩本晋長さんが「コロナ禍での観光協会の取り組み」と題してお話をしていただきました。これまで普通に行われてきた「大師祭り」や「花火大会」や「アウトドア体験」などがまったくできなくなりましたが、観光協会では様々な取組に挑戦してこられました。行政とタイアップした補助制度や、県内他市町の観光協会との協働企画や、全国の旭化成グループ社員を対象にした延岡産品のネット販売・・・などなど、具体的な写真も使いながら紹介していただきました。

 

お二人の話を聞いて、生徒たちからは率直な意見や、具体的な質問がたくさん出されました。

 

コロナ禍でも地域の活性化に懸命に取組んでおられる方々の姿を、生徒たちに直接触れさせてやりたいという先生方の強い思いと要望を受けて、お二人のご協力を得てこの講話を開催することができました。

                                                                                                                        (トータルコーディネーター 水永)

Jリーグ入りへの夢を熱く語る桑原さん    コロナに負けない元気を取り戻そうと語る岩本さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            Jリーグ入りへの夢を熱く語る桑原さん              コロナに負けない元気を取り戻そうと語る岩本さん

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(2回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 本日は、6連続講話の2回目です。1回目は残念ながら私が参加することができずご報告ができませんでしたが、今回の2回目から、司会進行を生徒さん2名がつとめ、私が講師紹介をさせていただくことになりました。

 今回は、都城市内で食品の卸、加工食品の企画販売等を手がける「ばあちゃん本舗株式会社」「霧島商事」の2社の経営をしながら地域貢献をされている小園秀和さんがお話しくださいました。都城市ふるさと納税進行協議会に加盟され、小園さんの会社の商品も寄付金のお礼の品になっています。ふるさと納税の仕組みや、寄付金の実績や使い道のお話しは、生徒にはとても興味深い内容だったようです。講話の後に質問のある生徒は、講師のところに直接行って講師と対話します。講師の周りには質問したい生徒がたくさん詰めかけました。講話で感じたこと、気づいたことを振り返りとしてタブレットに入力して講話を終わりました。次回は地元特産に関わる方が来てくださる予定です。(文責:長友)

延岡高等学校「課題研究」発表会  IN 恒富中学校

9月29日(木)、延岡市立恒富中学校2年生(81人)に、延岡高校普通科2年生(代表して4班、 12人)が現在取り組んでいる「課題探究学習」を紹介する発表会が行われました。

 

恒富中学校2年生では、「総合的な学習の時間」を、「延岡の企業を知り、他地域とつながろう」をテーマとして 1年間を通して取組んでいます。この中で連続した社会人講話「よのなか教室」や、職場体験に替わる職場訪問バスツアーなどが実施されています。

 

これに加えて、延岡高校との連携を図るため、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)として課題探究学習に取組んでいる延岡高校生たちに、自分たちの取組を中学生に伝えてもらうことになりました。 お互いにウィンウィンの成果が得られることを期待して企画されました。4班に代表して中学生の前で中間発表を行ってもらいました。発表してもらったテーマは次の通りです。

・化 学        「泡の量と汚れの落ち方の関係」

・物 理        「ものを遠くに投げるためには」

・人文・社会科学    「言語の起源」

・人文・社会科学    「一番覚えやすいペンの色は?」

 

質疑応答では、中学生たちから率直で鋭い質問もたくさん出されていました。後輩である中学生たちにどうやって伝えるかと悩みながら考えてきた高校生たちには、きっと大きな刺激と学びがあったに違いないと思います。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

中学生に研究成果を発表した延岡高校生たち 

 中学生からは率直で鋭い質問もたくさん出された

 

 

 

 

 

 

 

 

           中学生に研究成果を発表した延岡高校生たち                       中学生からは率直で鋭い質問もたくさん出された   

延岡星雲高校F科1年生 「サイエンティフィック・セッション」を開催

延岡星雲高校フロンティア科1年生(37人)を対象に、9月28日(水)に「サイエンティフィック・セッション」が開催されました。

これは、理系を選択する生徒が減少していることに危機感を感じた先生から、理系でどんな魅力のある仕事ができるのかを知ることができる機会を設けてあげたいという相談があり、旭化成の協力を得て企画したものです。今回はその第一回になります。

 

旭化成延岡支社 動力部の三石朗大さんが、石炭火力発電所のCO2を削減するために、有限な資源である石炭を使わないで、ゼロカーボンに向けた抜本的な技術開発をすすめていることを紹介されました。

またご自身がどうして理系を選択したのか、中学校、高校の時の思いや、大学生になって大学院で学ぶ時まで、様々な変遷があったことも紹介されました。

講話の後、興味を覚えた生徒たちからは多様な視点からの質問が相次ぎました。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

技術開発の魅力を語る三石さん

                                                        技術開発の魅力を語る三石さん

にちなん起業体験プログラムの第三回を実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の第三回が実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

第三回となる今回は具体的な出店の準備。午前中はグループごとに買い出しをしたり、商品の試作をしたり、忙しく活動をしていました。

午後は日南市を拠点にデザイン・映像制作・カメラマンなど様々な活動をされている渡邉茜さんを講師に、お店の看板やポップの作り方を学びました。
また午後の後半では、「元ナンパ師」公務員として有名な山田崇さんにオンラインで登壇していただき、声のかけ方について教えてもらいました。

次回はいよいよ街市の本番。10月29日(土)の午後に一番街でお店を出しますので、ぜひ様子を見に来てください!

 

(文責:羽田野)

高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習2回目を行いました!

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 本日は、その事前学習2回目「積極的傾聴についての授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク2」を担当させていただきました。傾聴とは?のお話しをした後に、生徒には2人1組となってもらい、話し手と聞き手となって「きいてるの?」「きいてるよ」を互いに感じるエクササイズを行って、傾聴の大切さを学びました。さらに、前回のマンダラチャートに入力した高城に関する興味・関心のキーワードについて、もっと知りたいことを考えて関心を深めていくワークを行いました。そのキーワードのひとつは「私」と設定しました。高城と自分との関わりについて考えてもらい、自己理解を深めるきっかけにしてもらいたいなと思います。次回はいよいよ講話が始まります! (文責:長友)

 

三財中学校で、オンラインよのなか先生を実施しました

三財中学校で例年行なっている「職業人へのオンラインインタビュー」本番に備え、

様々な場所で働く社会人とオンラインでつなぎ、仕事について聞き、「働く」について考えるよのなか先生を実施しました。

お話をしてくださったのは、五島列島で漁師YouTuberをされている玉井さん

東京にある団体で人材育成や広報を担っている河野(こうの)さん

そして、東京で私立小学校の先生をしている加藤さんと、その相棒のぴよまつさん。

まずは、生徒と「仕事とは○○だ」についてアイディア出しをし、みんなの仕事のイメージを共有。その後、社会人の方のそれぞれの仕事内容や、仕事の好きなところ、つらかったことを聞いていきました。

社会人のみなさんから聞こえてきた「仕事」は、どうやらみんなのイメージしていた「仕事」の概念を変えてくれたようでした。

本番では、より多様な大人とオンラインでつながることで、いろんな「働く」に触れてもらえるようコーディネートしたいと思います。

(文責:福島)

高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習1回目を行いました!

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。

  本日は、その事前学習1回目「質問力を高める授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク1」を担当させていただきました。広い体育館で体を動かしながら「あなたは誰?」「あれは何?」「何をするもの?」を質問し合うゲームを通して、質問力を高めるエクササイズの後、マンダラチャートを応用して「高城の興味・関心を深堀りする」ワークに取り組みました。マンダラチャートは、中央に目標を印し、その周りにそれを達成するために取り組むこと、さらにそのひとつひとつを達成するために実際にすること、を8つずつ掲げていく思考ツールです。大リーグで活躍中の大谷翔平選手は、高校生の時にこのチャートを活用して自分の目標達成のためにすることを整理して、プロ野球選手になる夢の達成につなげたことで有名になりました。ワークではタブレットを使い「高城について自分の興味・関心」をマスに入力していきました。この段階では埋めていくことが難しい生徒さんも見られましたが、これから高城に関わりのある方々の講話を聴いて、感じたこと、気づいたことからキーワードを入力していくことになりました。

翌週は、さらにそのキーワードを深めていくワーク2を予定しています。(文責:長友)

日南高校の未来戦略課(探究)の研究発表会の審査員を務めました

今日はコーディネーターの羽田野が日南高校の未来戦略課(探究)の研究発表会の審査員を務めました。

7月に全グループの発表会が行われ、そこから選ばれた6チームによる最終発表会。
審査員は日南市長、教育長、宮崎大学地域資源創生学部の土屋先生、そこへ校長先生も加わり、最優秀賞となる市長賞を次点となる校長賞を選びます。

防災、教育、観光などの社会科学分野のほか、自然科学に関するテーマもあり、探究活動の拡がりを感じました。

(文責:羽田野)