活動報告
延岡高校SSH MS科2年生 メンター指導がスタート
5月14日に、令和6年度 延岡高校SSH MS科2年生(2クラス、78人) 「STI課題研究」のメンター指導がスタートしました。
1年生の時に「プレ課題研究」で決定した研究テーマ(自然科学)について課題研究を行います
生徒は、「物理」7班、 「化学」6班、 「生物」4班、 「数学」3班 20の班(1班は3~5人)に分かれて研究にあたります。
昨年に続いてメンターに就いていただいた方々と生徒たち
次の方々にメンターとして指導にあたっていただいています。
1)萩尾 蓮 (旭化成株式会社 電池材料事業部 ハイポア品質保証部 日向品質管理課)
2)旭化成ファインケム株式会社 品質保証部の4名の方々に入れ替わって担当いただきます
松浦 友香里(品質管理1課)
森 武徳 (品質管理2課)
西山 拓郎 (品質保証課)
恒川 友紀 (品質管理1課)
3)甲斐 奈月 (旭有機材株式会社 管材システム事業部 管材テクニカルサービス部
テクニカルリサーチグループ)
4)赤塚 一義 (九州電力送配電株式会社 宮崎支社 配電部
延岡配電事業所 配電制御グループ長)
*上記1)~3)の方々には、昨年1年生の時に引き続いてご担当いただいています
年間の活動計画は下記の通りです
下記の時間帯は、14:20~16:10(110分) *は短縮授業で13:55~15:35(100分)
4月 9日(火) オリエンテーション
4月16日(火)* 講義①「研究の方法・すすめ方」大倉正道(九科大教授)
4月23日(火)*
4月30日(火)*
5月 7日(火)*
5月14日(火)* 第1回(生徒・メンター・先生方との顔合わせ)
5月21日(火)* 講義②「研究結果の分析方法・まとめ方」竹澤眞吾(九科大教授)
<萌樹祭(文化祭):6/20,21>
6月11日(火)
6月25日(火) 第2回メンター指導 (発表・検討会)
7月 9日(火)
<夏休み:7/29~8/30><体育大会:9/9>
9月 3日(火)
9月10日(火)
9月17日(火) 第3回メンター指導 (中間発表)
9月24日(火)
10月 1日(火)
10月 8日(火)
10月15日(火)
10月22日(火)*
10月29日(火)*
11月 5日(火)*
11月12日(火)* 第4回メンター指導 (発表・検討会)
11月19日(火)*
12月 3日(火) 講義③「ポスターの作成方法」大倉正道(九科大教授)
12月10日(火) <修学旅行:12/15~20>
1月14日(火)
1月21日(火) 第5回メンター指導 (発表・検討会)
1月28日(火)
2月 3日(月)午前4時限 第6回メンター指導(課題研究発表会・ポスターセッション)
2月25日(火) 論文作成
3月11日(火) 論文作成・課題研究のまとめ
(トータルコーディネーター 水永)
延岡高校SSH MS科1年生 「探究すること」 講話
4月22日(月)に、延岡高校 メディカルサイエンス科1年生(2クラス、82人)「探究するということ」 というテーマで講話をしました。
講話の最後に、「大学では何を学ぶのか(高校生の君たちへ)」と題したレポートを配付しました。
〇大学生になったら、どんな生活をするのでしょうか?
高校生の今、想像してみたことはありますか?
親元を離れて一人暮らしをして、今まで会ったことのないような友達と語り合ったり、見たこともないようなお店や街に出かけたり・・・と、自由で楽しい生活が待っていると、胸躍らせていることでしょう。
〇大学生のことを「学生」と言いますよね。高校生までは「生徒」と呼ばれていました。
学生と生徒とは、どう違うのでしょうか。
生徒とは教えを受けて実行する人で、学生とは自立的・主体的に学ぶ人なんだそうです。
つまり、大学生になったら、先生から教えられる存在から、自ら何かを学ぶという姿勢に変わらなければならないということですね。とても大きな変化が待っています!
〇大学入試が変わり始めましたよね。
実は、大学入試よりももっと大きく変わるのが大学での教育と言われています。
皆さんが大学生になった時は、今までとは大きく違った大学教育になっているのです。
それは「学生」の意味をさらに深化させて、「主体的に、答えのない問題に答えを見出す」ことに主眼が置かれた教育になっているはずです。
〇今までのように、先生が教えてくれることを覚えたり学んだりするだけでは済まなくなります。テストも、暗記した知識を問うだけのものではなくなりますし、体験や対話を通して自分の意見が言えることが求められるようになります。
でも、「自分で考える」力を身に付けるには、大学生になってからでは遅すぎます。
〇最近は、SNSが普及して、本や新聞という「活字」をあまり読まない人が多くなりました。大学生でも本を読む人が少なくなっているそうです。
読書は、生きる力や生きる楽しみを見つけるには、間違いなく大きな力になります。
大学生になったら「是非、読書する楽しみ」を覚えてほしいと思うのです。
〇藤原正彦さんは、「国家の品格」というベストセラーの著者としても有名な方です。
専門は数学者ですが、歴史や文学などにも深い教養をお持ちです。
その藤原さんが、お茶の水女子大学で学生たちと一緒に続けられた読書ゼミの様子を書かれたのがこの「名著講義」(文春文庫)です。
学生たちに本の読み方を語られています。
これらの本を読んだ学生たちが劇的に変わっていく姿が、いきいきと描かれています。
〇この中で紹介されている本は次の11冊です。
「武士道」 (新渡戸稲造)
「余は如何にして基督信徒となりし乎」 (内村鑑三)
「学問のすすめ」 (福沢諭吉)
「新版 きけわだつみのこえ」 (日本戦没学生記念会 編)
「逝きし世の面影」 (渡辺京二)
「武家の女性」 (山川菊栄)
「代表的日本人」 (内村鑑三)
「山びこ学校」 (無着成恭 編)
「忘れられた日本人」 (宮本常一)
「東京に暮らす」 (キャサリン・サンソム)
「福翁自伝」 (福沢諭吉)
〇タイトルを見ただけで、とてもカタくて難しそう、と思いましたか。
確かに、社会や国語の教科書に出てくるような本ばかりですね。
でも、この「名著講義」は、実際の読書ゼミでの授業を、そのまま再録した構成になっています。だから、藤原先生と学生たちとのやりとりが、会話の形で書かれています。
とても読みやすいのです。是非、手に取って読んでみて下さい。
〇この11冊の本を読むのは大変ですが、「名著講義」1冊であれば大丈夫です。
是非読んでみて下さい。
大学生になってからでは、遅過ぎるのです。
高校生の今こそ、読書の楽しさを覚えるキッカケをつくるチャンスです。
それは、将来まちがいなく、あなたの力になることと信じます。
(文春文庫 2012.5.10刊 /初出は2009.12刊行)
(トータルコーディネーター 水永)
延岡市立 東海中学校2年生「ひなた場」を実施
3月5日(火)に、東海中学校2年生(135人)を対象に「ひなた場」が実施されました。
5名の人生紙芝居講師、23人の対話講師が、6人ずつの班に分かれた生徒たちと対話を行いました。長友はるなさん(県キャリア教育支援センター)にファシリテーターを務めていただきました。
講師の方々と生徒たちとの対面
東海中学校2年生は、この半年間で5連続「よのなか教室」を体験してきました。
9月27日 第一回 王子谷剛志さん(旭化成柔道部選手、全日本柔道選手権優勝)
10月24日 第二回 門田賢士さん (千徳酒造 社長、延岡工業高校で甲子園出場)
11月17日 第三回 8人の講師の方々から、2名を選んで講話を聞く
1月19日 第四回 8人の講師の方々から、2名を選んで講話を聞く
2月16日 第五回 立志式で、上田耕市さん(虎彦株式会社 社長)
その仕上げとして、今回「ひなた場」で、地域の大人と対話を通して学びを深めました。
130人を超える規模での「ひなた場」の実施ははじめてでした。
すすめ方等での課題も明らかになりましたので、これから都市部の中大規模の中学校での開催に取り組んでいければと願っています。
23班に分かれて自己紹介から始まった 講師との対話では生徒たちはたくさん話していた
原則1対1での対話を確保しつつ、お願いする講師の数も持続可能なものにしていくこと等を考え、いくつかの改善工夫を試行しました。
まず、班編成は3人ではなく、6人としました。対話・紙芝居の1サイクル時間を15分ではなく倍の30分としました。その結果全体の所用時間が2時間ではなく3時間になります。
そして対話を1人15分確保するため、対話に入らないもう1人の生徒には、4つの「交流ブース」を設け、そこに先生に1人入っていただき自由トークを行うことにしました。
また、人生紙芝居(15分)の終了後に残る15分の間は、ワークシートに感想や意見等を書き込み、ふりかえりの時間にしました。
課題の一つとして、人生紙芝居に集まる生徒数が20人前後と多くなったため、声が届きにくかったり、まとまりにくくなったりしていました。紙芝居講師の数を増やすか、会場を別にするかなどの再検討が必要です。
先輩の人生グラフを聞く生徒たち 交流ブースで、先生と和やかに自由トークする生徒たち
修了後、講師の方々からは次のような感想やご意見をいただきました。
「やんちゃな子や、しゃべれない子もいた。しかしその生徒の得意なことや辛かったことを聞いてあげると話ができるようになった。ひなた場がいい機会になったのではないかと感じた」
「友達ができるなど何か一つあるだけでも学校が楽しくなる。この時期の中学生に大人たちの関わりなどが及ぼす影響は大きいと思った。この時期の子供たちに関わる大人の責任は大きい」
「思った以上に生徒たちは素直だった。見た目だけで判断してはいけないと思った」
「今後一緒に働くかもしれない世代の声を聞く機会になった」
一緒に参加していただいた校長先生と担当の先生からは次のようなお話をいただきました。
「生徒たちの表情が普段とちがってとても良かった。学校の机上では学べないことが学べたと思う」
「普段学校では見られないような姿に感銘を受けた。普段はあまり話さない子たちが、対話で話している様子を遠くから見ていて、こんなにしゃべるんだ、と気付いて驚いた。とてもいい時間を過ごせたと思う」
(トータルコーディネーター 水永)
延岡市立 北方学園中学校2年生「立志式」講話
2月18日(日)に、北方学園中学校2年生(19名)で「立志式」が開催されました。
前半では、生徒たちが「立志の決意」を発表して、後半では、記念講演として水永が「君たちはどう生きるか -君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話をしました。
1月9日(火)に、ビデオメッセージ「教えて!よのなか先生」から、水永正憲の「自分にとって幸せとは何だろう」を視聴しました。そして3つのワークシートを使って、「①印象に残ったことなど」「②理想の将来を達成するため(マンダラート)」「③将来なりたい自分のためにがんばりたいこと」を書き出しています。
1月19日(金)には、お互いの考えを紹介し合い、さらに自分の夢を具体的に描き、1月26日(金)には、立志式で発表する(一人2分間)内容をまとめて、立志式に臨みました。
ビデオメッセージを視聴し、HPに掲載されているワークシートも活用されたケースを知ったのは初めてでしたので、生徒たちにどんな学びができたのか大変関心がありました。
「ひとつの言葉」をもとに将来を語る、夢を語る。その夢はどうすれば実現できるか、さらに夢が実現したらどうしたいか・・・と先の先まで考えさせておられました。自分の思いを掘り下げていくには、ビデオメッセージとワークシートは効果的な方法になっていると感じました。
講演では、「AIで仕事がなくなるのではなく、AIで新しく仕事が生まれる」のだということ。「正解がない社会になるのではなく、正解はいくつでもある社会になる」のだということを話しました。
そして、アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓十五の君へ~」を紹介しながら、15年後になりたい姿や夢がまだなくてもいい。今の自分を深く掘り下げてみることが大事。さらに、将来の夢を考えるだけではなくて、今悩んでいること・不安に思っていることなどを、15年後の自分に向けて打ち明けてみてはどうだろうか。そういう手紙を書いてみてはどうだろうか。と話しかけました。
後に届いた生徒たちの感想文には次のようなことが書かれていました。
「私は講演を聞いて、幸せは変わっていいということが分かり、いろいろなことに挑戦してみたいと思いました。」
「自分にとって幸せとは何か? という問いかけでは、すぐには何も思いつきませんでした。自分がやりたいことだけでなく、人の為になることなど、先のことも考えてこれからのことについて、あらためて考えていきたいと思います。」
「私が心に残ったのが、紹介してもらった「栄光より挫折、勝利より敗北、成功より失敗。負けてはじめて覚える。失敗しなければ絶対うまくならない。」という横浜高校野球部の渡辺監督の言葉です。」
「「手紙」という歌を聞いたことはあるけど、歌詞について深く考えてなくて、考えたときにすごく納得できた。」
(トータルコーディネーター 水永)
立志の言葉を述べる生徒たち
延岡高校2年生 課題研究ポスターセッション、SSH運営指導委員会
2月10日(土)に、延岡高校2年生(普通科4クラス・156人、MS科2クラス・78人)の課題研究ポスターセッションが行われました。
昨年4月にオリエンテーションが行われ、この1年間で28回(毎回2時限)の探究学習が積み重ねられました。その中で、普通科では7人のアドバイザーが9回、MS科では4人のメンターが6回、学校に出向いて質問に応えたりアドバイスを行ったりして、生徒たちと意見交換を行っています。
数学・物理・化学・生物などの自然科学系が41班、人文社会科学系が16班で構成されていました。この日は、宮崎大学と九州保健福祉大学の先生方と、民間企業の方々15名が評価委員として参加され、生徒たちの発表に耳を傾け、質問や意見を述べていただき、審査評価も行っていただきました。
1年間の成果をポスターで発表する生徒たち
この日の午後、SSH運営指導委員会が行われました。
委員の一人として、次のような意見を述べさせていただきました。
「答えのない問題に答えを見出す力を養うとされる探究学習は、学校内だけで閉じずに、社会人と積極的に協働して取り組む必要があります。
学校が企業に一方的に負担をお願いする、と考える必要はありません。産業界にとってもWINがあることを、先生方に共有していただくことが大事だと思います。」
「一方で、社会人講師の人選・依頼を、持続可能なものにしていく必要があります。
これまではメンターやアドバイザーの人選・依頼を、キャリア教育支援センターだけで担ってきましたが、担当の教職員と分担しながらすすめていく仕組みを作ることが大事だということに思い至りました。(今年度、普通科1年のSDGsフィールドワークで、全教職員で行う体制をつくり、市内3団体に協力してもらう仕組みを構築されたことは有意な参考になります)」
「メンターと教職員・生徒との連携を深めるための工夫が求められています。
メンターと教職員との連絡手段としてEメールと携帯電話の双方を共有すること。
メンターと生徒とがEメールで自由に連絡をとり合えるようにすること。
メンターと教職員との役割・責任の分担を明らかにすること。
メンター同士の横の連携を深めるため、交流懇親会をスタート時と期中に2回程度行うこと。」
(トータルコーディネーター 水永)
『 「工都のべおか」で STI for SDGs 人材を育成するカリキュラムの開発 』
西都市内中学校1年生合同で「キャリアみらいゼミ」が開催されました①
西都で暮らし働くことの意義や魅力、その前段階としての高校での学びの在り方などについての理解を深めるとともに、将来における自己実現や社会貢献、進路実現について考える「キャリアみらいゼミ」が、今年も西都市内中学校1年生を対象に行われました。
広い西都市内にある、妻(つま)中学校、三財(さんざい)中学校、都於郡(とのこおり)中学校、穂北(ほきた)中学校 銀鏡(しろみ)中学校、三納(みのう)中学校の1年生が一堂に会する貴重な学びの場。
長文となるため、2回に分けて報告したいと思います。
オープニングムービー、橋田市長あいさつ、来賓紹介から開会式が始まりました。
その後、「マインドセット」をテーマに、穂北中学校・竹下校長先生、銀鏡中学校・黒木先生、宮崎県教育研修センター・草刈指導主事によるトークセッション。
・なぜ西都市ではこのキャリアみらいゼミをはじめ、さいと学に力を入れているのか?
・これから身につけていきたい力と、その理由となる社会的背景
・この学びのねらい、参加する1年生にどんな気持ちで参加してほしいか
・次のプログラム「ハイスクール・クエスト(妻高校校長先生、現高校3年生3名登壇)」でつかんでほしいこと
について、聞き手・西都市教育委員会・笠主査より問いかけがされました。
さいと学の理念にひもづく様々な活動を振り返ることで、一人一人が自分のキャリアプランを練り上げていってほしい、というメッセージや、午後の地域人材からの学びでは「ぜひ、生き方に着目してほしい」というメッセージが生徒たちに送られ、まさに午前・午後と続くこの会のマインドセットとなる時間でした。
続いて、【第一部 ハイスクール・クエスト】。
西都市内唯一の高校で、100年を超える伝統校・県立妻高校より、三浦校長先生、3年生の黒木さん(普通・文理科学コース)、池迫さん(情報ビジネスフロンティア科)、飛賀さん(福祉科)が登壇し、「高校とはどんな力を伸ばすところなのか?」についてお話されました。高校とはそもそもどんな場所なのかといった全体的な視点からの話や現役高校生のリアルな声も聞ける場となっていました。
特に、「もし、もう一度中学生に戻れるとしたら?」との問いに、高校生全員が「勉強を頑張りたい」と答えていましたが、その理由は一人一人さまざま。
「自分の長所を書くときに困った。いろんな経験をしておけば、もっと自分を発見できたかもしれない」「計画性をもって取り組む訓練をしておけば良かった。スケジュールを立てるときに、生徒会や部活動の予定がかぶったり、長期休暇中の課題を後にためたりしてしまった」という実体験をもとにして語られるエピソードは、多くの中学1年生に刺さったのではないかと思いました。
会場にいる1年生からは「高校で身につけた力は?」「集中できる勉強方法は?」という質問があがっていました。
午前の部最後は、【第二部 マイタウン・クエスト】。
毎年、西都市内地区を超えた歴史文化に深く触れる学習の機会となっているこの会。今年のテーマは「日本最強の城と都於郡」。
都於郡中の生徒による調べ学習の発表から始まり、地形を利用した攻めと守りの城となっていることや、もしも、大きな勢力となっていた伊東氏(都於城)が伊東氏VS島津氏の戦いで勝っていたら・・・という仮説が津曲社協係長より語られました。都於郡では学校で甲冑を実際に作る学習があるなど、地域の歴史を体感的に学ぶ機会もあるようですが、地区外に住む中学生にとっては初耳な内容も多かったようです。
また、伊東マンショ(満所)については、以前飯牟禮氏がプロの漫画家へ依頼し制作された漫画を元に、有志で声優を集めて音声吹き替えをしたアニメーション動画で紹介されました。「わかりやすく生徒たちに届けたい」と時間をかけて今も続編の制作を進めているとのことでした。
ここで午前の部が終了。昼食を挟んで、午後の部開始です。
(西都市内中学校1年生合同で「キャリアみらいゼミ」が開催されました②へ続く)
延岡市立 東海中学校2年生で「連続よのなか教室」
東海中学校2年生(4クラス、135名)では、キャリア教育の学年目標として下記をめざして取り組んでいます。
1)キャリア教育活動を通して将来の生き方を考え進路計画を立てることができる生徒を育てる
2)自己理解を深め、啓発的な体験を通して、職業に関する理解を深めさせる
そして、「総合的な学習の時間」では、1学期に3日間の「職場体験」を経験しました。
2学期~3学期には、「何のために〇〇をするのか」について、生徒一人一人がテーマを決め、主体的にを将来を考える場をつくっていきたいと考えています。
そこで、9月から半年間をかけて、「5連続よのなか教室」を実施することになりました。
9月 8日(金)14:40~15:30 オリエンテーション (何のために〇〇するのか)
9月15日(金)13:40~15:30(2時限) テーマ設定、よのなか教室に向けて、キャリアパスポート記入
9月27日(水)13:40~15:30(2時限)「第1回よのなか教室」(王子谷剛志/旭化成柔道部選手)
9月29日(金)13:40~14:30「学活」 修学旅行に向けて
10月 6日(金)13:40~15:30(2時限) 同 上
10月12日(木)13:40~15:30(2時限) 同 上
10月20日(金)13:40~15:30(2時限) 合唱コンクール、鑑賞教室
10月24日(火) 9:45~10:30「学活」 「第2回よのなか教室」(門田賢士/千徳酒造 社長)
10月27日(金)13:40~15:30(2時限)*行事 修学旅行の説明会
11月10日(金)13:40~15:30(2時限) 同 上
11月17日(金)13:40~15:30(2時限) 「第3回 よのなか教室」(8人の講師から2人を選ぶ)
11月24日(金)13:40~15:30(2時限) 修学旅行(直前指導) 11/26~28(長崎・福岡)
12月 1日(金)10:45~12:35(2時限) 修学旅行のまとめ
12月14日(木)13:40~15:30(2時限) 修学旅行のまとめ発表
1月12日(金)13:40~15:30(2時限)
1月19日(金)13:40~15:30(2時限) 「第4回 よのなか教室」(8人の講師から2人を選ぶ)
1月26日(金)13:40~15:30(2時限) キャリア教育講演会(キャリアプランニング/ソニー生命)
2月 2日(金)13:40~15:30(2時限) 立志式に向けて
2月 9日(金)13:40~15:30(2時限) 同 上
2月16日(金)13:40~15:30(2時限)*行事 立志式
「第5回 よのなか教室」(上田耕一/虎彦㈱ 社長)
3月 1日(金)14:40~15:30
3月 5日(火) 9:45~12:35(3時限)*道徳+総合 「ひなた場」
第3回の講師は次の方々でした。生徒たちは2人を選んで話(30分)を聞き質疑応答をしました
1.石内裕貴さん(旭化成柔道部選手・副主将、30才・100kg級・天理大)
2.尾原琢仁さん(旭化成柔道部選手、28才・100kg超級・筑波大)
3.繁昌久哲さん(旭化成 延岡総務部総務グループ長、 元旭化成柔道部)
4.友碇利勝さん(アンカーフレンズ株式会社 代表取締役、 元旭化成柔道部)
5.佐藤照政さん(株式会社キーレックス ENEOS出北CS、昨年恒富中でコネクト講師)
6.永田夕理さん(株式会社コノハナ 営業、 昨年恒富中でコネクト講師)
7.吉玉勇作さん(株式会社吉玉畜産(延岡よっとん)代表取締役)
8.桑原勇斗さん(FC延岡AGATA 監督、 ㈲ はーと介護 取締役)
第4回の講師は次の方々でした。生徒たちは2人を選んで話(30分)を聞き質疑応答をしました
1.川田修平さん(旭化成柔道部選手、 27才・100kg超級・明治大)
2.後藤龍真さん(旭化成柔道部選手、 24才・100kg級・東海大)
3.松田陽子さん(城山ふとん店 店舗責任者) *ビデオメッセージ有り
4.岩田直樹さん(株式会社キーレックス)
5.吉弘和泉さん(虎彦株式会社 取締役営業部長)*ビデオメッセージ有り
6.桑原英一さん(FC延岡AGATA 代表取締役社長、㈲ はーと介護 代表取締役会長)
7.奥野貴大さん(延岡市 商工観光文化部 工業振興課 工業振興係)
8.酒井康行さん(延岡市キャリア教育支援センター コーディネーター)
9月からの活動開始に備えて、夏休みの時間を活用して、8月22日(火)に県教育研修センターの草刈淳さん(指導主事)をお招きして、先生方の「キャリア教育研修」を行いました。
「どんな子供を育てたいのか」、「よのなか先生にどんな話をしてもらいたいのか」・・・ 「何のために」という議論を毎回深めることが大事だと学びました。
この研修会での協議の結果、9月から始まる各行事を、先生方が分担されて、各回を受け持たれることになりました。
立志式では、これまでの学びをふまえて、「こんな大人になりたい」について考え、表現することにしました。普段なかなか人の話を聞けない子たちもいましたが、この場では自分で考えて言葉にして発表する姿に、先生方も感動しながら聞き入っておられました。
そして、最後のまとめとして、3月5日に「ひなた場」を実施しました。
親や先生以外のナナメの関係にある地域の大人と、1対1で対話をすることで、自分自身を深く見つめる機会になりました。 (この「ひなた場」については別途活動日誌で報告しています)
(トータルコーディネーター 水永)
門田さんの話を、体育館で聞く生徒たち
若手社員が語る「働く喜びと苦労」IN 北川中学校
1月18日(木)に、延岡市立北川中学校(全学年 59名)で、延岡市内で働く若手社員による「よのなか教室」が開催されました。
これは、延岡地区の地元企業で働く若手社員(5社の6人)が集まり、自分の会社や職場を超えて、同じ世代の仲間と異業種交流することにより、働くモチベーションと帰属意識を高めようと計画されたものです。 研修の最後に、中学生に「働く喜びと苦労」を語ることになっていますので、キャリア教育支援センターとしても積極的に関わっています。
6月から毎月1回の研修を重ねて、今回地元の中学校で「よのなか教室」を行い、自分の仕事の意義や魅力を語りました。これまでの自分を振り返り、これからの会社と自分の役割を見つめ直す機会になったことと思います。普段はあまり触れることのない地元で働く若手社員の姿に、生徒たちも刺激を受けたようです。
(トータルコーディネーター 水永)
講話を終えた6人の若手社員たち 講話のあと質問する生徒に和やかに答える講師
高千穂町「子育て講演会」で講話
1月12日(金)19時から、高千穂町PTA連絡協議会の主催による「子育て講演会」(約100名)が行われ、「育むということ -子供たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話しました。
あとでいただいた感想文ではたくさんのメッセージが語られていました。
「未来、白紙、正解はたくさん。とてもワクワクすることだと感じました。子供たちにも、明るく伸びてほしいとあらためて考えました。」
「子育て真っ最中で、我が子に対して親の意見や押し付けが子供が育たない一つの要因になっていることを痛感していた中での講演だったので、共感とともに、どのようにこれから子供たちや若い世代に接していけばいいのかをとても考えさせられました。言っても分かってもらえないからと諦めず、寄り添い、意見を聞いて、互いにWIN ーWINの関係を築いていきたいと思いました。」
「自分にとって一番大事なことは何か? 幸せとは何か? を子供たちと話してみたいと思いました。問題にぶつかった時に乗り超える力をこれから養っていけたらいいです。お家でもあれはダメこれはダメではなく、何がやりたい? 何か手伝うことはある? の言葉がけをできるだけやってみたいと思います。」
「“感謝される” より “感謝する” 方が生きがいややりがいを感じる。」ということに、とても同感しました。ありがとうございました。」
(トータルコーディネーター 水永)
PTAの保護者と先生方に熱心に聞いていただきました
日本商工会議所で「延岡での取組」を紹介
12月20日(水)に、東京で行われた日本商工会議所の「第3回 教育委員会」にて、「延岡市におけるキャリア教育の取組について」紹介しました。
本会は、「観光委員会」、「地域活性化委員会」、「労働委員会」との合同で開催され、全国の商工会議所の会頭や専務理事など約150名が参加されていました。延岡での「よのなか教室」の取組を紹介してほしいとの依頼を受けて、東京へ出向き対面で行ったものです。
日本商工会議所は、全国各地の商工会議所が取り組むキャリア教育活動の見える化と、好事例の全国への横展開を目的に、事例集「広がる! 深まる! 商工会議所のキャリア教育」を2年毎に作成し公開しています。
2022年の同書では、好事例として14例を紹介。地域により、対象は小中高生から大学生まで多岐にわたっています。
会合の後で、横須賀商工会議所、北九州商工会議所、石川県小松商工会議所の方々からお声をかけていただき交流することができました。
その後、商工会議所から話を聞かれた北九州教育委員会からお問い合わせがあり、1月29日に、リモート・オンラインで説明と意見交換を行うことができました。こちらからの情報提供だけでなく、北九州市におけるキャリア教育の取組も聞かせていただき刺激になりました。特に小学生へのキャリア教育の取組には貴重なヒントを感じることができました。
このような広域での交流、情報交換に拡がり、とても貴重な機会になりました。
(トータルコーディネーター 水永)
日本商工会議所の 「キャリア教育事例集」
(日商のHPに掲載されています)
〒880-0835
宮崎県宮崎市阿波岐原町前浜 4276 番地 729
(宮崎県教育研修センター みやざき学びサポートプラザ内)
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