学校日誌

2023年6月の記事一覧

授業風景 ~1年生活科~

 早いもので明日から7月となります。

 そのような中、30日(金)の3・4校時に1年生は、図画工作の時間で七夕飾りを作りました。子どもたちは、先生から完成したものや実際に作る場面を見せてもらい、紙の折り方や切り方によって出来上がりが違うということを学習した後に、いざ作り始めました。子どもたちは、折り方や切り方を工夫しながら作っていて、出来た作品を友だちと見せ合っていました。

  

  

 最後にみんなの作品を飾りましたが、子どもたちのアイデア溢れる作品のおかげで、教室が明るい雰囲気になり、一足早い七夕気分を味わうことができました。

  

授業風景 ~5年算数科~

 29日(木)に5年生は、算数の授業で合同な図形(四角形)の描き方について考えていました。子どもたちは、定規やコンパス、分度器を使い、試行錯誤しながら描き方を考え、自分で考えた描き方を友だちに教える姿も見られました。

  

 描き方を発表する場面では、四角形の対角線を1本、または2本引いて四角形を三角形に分割して考える2つの方法が紹介されましたが、既に学習した合同な三角形の描き方をしっかりと活用できていました。さらに発表も「ここまでいいですか?」と丁寧に確認していて、聞いている友だちを意識しながら分りやすく上手に伝えていました。

  

 子どもたちには、自分で考えることの楽しさや課題を自力解決したときの喜びをたくさん味わってほしいと願っています。

授業風景~3年理科・6年国語科~

 28日(水)は、3年生は理科で、自分たちで育てている「ホウセンカ」「マリーゴールド」「ヒマワリ」を観察しながら、植物の育ち方や形・色・大きさなど体のつくりについて共通点や違いなど、自分で気付いたことをスケッチと一緒に記録していました。

  

   

 6年生は国語で、具体的な事実をもとに提案する文章を書いて、各班でまとめていました。内容は、食品ロスや節電・節水などSDGsに関するもので、提案する理由や内容、その効果など文章の構成を考えながら、説得力のある文章にするために検討を重ねていました。

  

  

 6年生は、委員会活動やクラブ活動、運動会などで下級生をリードしていかなければなりませんが、今日の学びを様々な場面で生かして活躍してくれることとと思います。

授業風景~4年音楽・6年家庭科~

 27日(火)、音楽室から元気な歌声が響いてきました。音楽室を覗いてみると、4年生がリズムに合わせて合唱していました。歌った後にもう一度、音符を見ながら、リズムを声で表現したり、机をたたいたりして確認していました。音符を見るとなかなか複雑そうでしたが、子どもたちは視覚的にもリズムやテンポを理解して、上手に表現することができていて、音楽の楽しさを味わっているようでした。

  

 また、6年生の教室からは、軽快な音楽が聞こえてきたので覗いてみると、みんなで楽しそうに踊っていました。その中で数人が片手にビニール袋を、もう片方の手には軍手とその上からビニールを付けているのです。何をしているのか子どもに尋ねると、家庭科の授業で、涼しく快適に過ごすために湿気の吸収しやすさを比較する実験をしているところでした。実験後は、手袋を付けた手と付けなかった手の違いについて、たくさんの意見が出ていましたが、それ以上にエアコンが効いた中で額の汗を拭う子どももいて、子どもたちの一生懸命さや純朴さが伝わってきました。

  

   

プール開き

 今週から、子どもたちが楽しみにしているプールでの学習が始まりました。五十市小学校では、夏休みをはさんで9月まで行われる予定です。

 初日となった26日(月)の午前中は、1年生と5年生がプール開きを行いました。プールに入る前に、担任の先生から再度、注意事項について確認があった後、事故やけががなく楽しく学習ができるように、みんなでプールの方を向いて「よろしくお願いします。」とあいさつしました。

  

 その後、1年生は、肩から頭まで順に水の中に入ったり、水をかけ合ったりして水に慣れてから、水の中を歩いたり、走ったりして、最後はみんなで流れるプールをつくりました。5年生も、水に身体を慣らした後、プールの左右の端から端まで泳ぐ練習をして、最後はどこまで泳げるか挑戦していました。どちらの学年も子どもたちは、命に関わる学習でもあることを理解し、先生の指示をしっかり聞きながら、楽しんでいました。

   

  

  

  

  

 

授業風景~1年国語科~

 23日(金)に1年生の国語科の単元「おおきなかぶ」で、子どもたちは役割演技をしながら、登場する人物や動物の気持ちについて考えました。班で役割分担した後、先生が「今日は、おおきなかぶを持ってきました。」と子どもたちにかぶを見せると、教室中に「わーっ」という歓声があがりました。

  

 みんながナレーター役として教科書を読み、おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ねずみ役の子どもたちが、それぞれの役になりきり、力を合わせて「かぶ」を引っ張っていました。引っ張る人数が増えるにつれて「うんとこしょ、どっこいしょ。」のかけ声もどんどん大きくなり、かぶが抜けると、みんなで喜んでいました。

  

  

  

 役割演技が終わると、子どもたちは、それぞれの役の気持ちを発表していましたが、子どもたちの「みんなで絶対抜いてやるぞ!」という意気込みが演技に表れていることを感じさせられました。

授業風景~2年生活科・3年理科~

 22日(木)に、2年生は生活科の時間に、紙粘土に磁石を付けて、色や形を工夫しながら「くっつきマスコット」を作りました。花や猫、寿司や西瓜、ドーナツなどカラフルな作品ばかりで、寿司はネタとシャリが磁石でくっついており、離すことができるように工夫されていました。中には恐竜もあり、今にも動き出しそうなくらい躍動感のある作品もありました。

  

  

  

 また、3年生は、理科の時間に、ゴムの長さによって車の移動距離がどのように変化するのか予想して、班で協力しながら実際に距離を測って確かめていました。前回は、風の強さによる違いについて学習していましたが、子どもたちは、実験を通して、楽しみながらどんどん知識を身に付けています。

  

  

  

本と友だちになろう ~6・7月の学習目標~

 今月と7月の学習目標は、「本と友だちになろう」です。

 21日(水)の昼休み時間、図書室には、多くの子どもたちが本を借りに来ていました。子どもたちは、本1冊を借りるごとに読書貯金通帳にスタンプを1個押してもらえます。そして通帳にスタンプ8個が貯まったら紫陽花の装飾花を1枚もらえます。現在、貸出総数が7,500冊を越えて、図書室のホワイトボードには鮮やかな紫陽花が咲いています。

  

 

  また、図書室では、2学期の図書イベントに向けて、図書委員やボランティアの子どもたちが、イベント参加者にプレゼントするキーホルダーを作ってくれていて、たくさんの参加が期待されます。

  

 さらに、今月は、保護者の方に御協力いただき、ふれあい読書週間(家読)にも取り組んでいます。子どもたちには、様々な機会を通して、本と友だちになってほしいと願っています。

主体的に学び合う ~4年国語科・算数科研究授業~

 4年生では、19日(月)に初期研修者の研究授業(国語科)が行われました。初期研修の先生にとっては、初めての研究授業で多くの先生方が参観して緊張するのではと心配しましたが、とても落ち着いた様子で子どもたちに語りかけ、子どもたちも読んだり、書いたり、話し合ったりと先生の指示に応えようと一生懸命取り組み、とてもテンポよい授業でした。授業の様子を見て、子どもたちは日頃から授業の流れを理解し、発表や聞き方などもしっかりと定着していることが感じられ、素晴らしいと思いました。

  

  

 また、20日(火)には、同じく4年生で算数科メンター班の研究授業が行われました。子どもたちは、四角形を「平行」という視点で分類し、班で分けた理由までしっかりと説明し合っていました。班によっては、2種類、3種類と分け方が違い、どちらがよいのか意見交換しながら、班としての考えをしっかりとまとめていて、どんな意見でも受け止める温かい雰囲気が感じられました。また、分類する際、タブレットを使いましたが、説明に活用したり、友だちの分け方を見たりしてICTを有効に活用していました。

  

  

 明日は、5年生で初期研修者の研究授業が行われます。子どもたちには、主体的に学ぶことを通して、学力を身に付けてほしいと願っています。そのために先生方は学力向上には授業が基本であることを肝に銘じつつ、日々、授業力を高めるために主体的に学び合っています。

プールでの学習を前に

 来週26日(月)は、子どもたちが楽しみにしているプール開きです。それを前に19日(月)に1年生は、「プールサイドでは走らない」「プールに飛び込まない」などプールでの学習において絶対に守るべきことや更衣の仕方などについて、学年主任の先生から話がありました。1年生にとっては、初めてのプールでの授業となるため、安全に学習できることを目的に行いました。命に関わる学習であったことから、子どもたちは、しっかり先生を見て真剣に話を聞いていました。その後、教室に帰って実際に着替える練習もしました。

  

  

 また、16日(金)には、職員は救急救命法について研修しました。毎年、講習を受けていますが、万が一の場合でも冷静かつ迅速に行動できるように、対応や連携について再度確認しました。お忙しい中、ご指導いただきました都城市消防局の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

交通安全教室 ~3年生・6年生~

 12日(月)の1・2・4・5年生に引き続き、16日(金)の5・6校時に3年生と6年生は、交通安全教室を行いました。

 今回は運動場で、実際に自転車を使いながら正しい乗り方などを教えていただいたり、巻き込みや飛び出しによる事故の怖さなどについて、ダミー人形を使った模擬実験を行っていただいたりして、交通安全への意識を高めることができました。暑い中でしたが、子どもたちは命に関する学習であることを意識して、しっかりと話を聞いていました。

   

  

  

 ご指導いただきましたナカムラ自動車学校、交通安全協会の皆様、ありがとうございました。

参観日~五小っ子は力を合わせて頑張っています~

 15日(木)の午後は、参観日でした。1学期最後の参観日でしたが、平日にもかかわらず多くの保護者の皆様に参加していただきました。子どもたちは、緊張するのではないかと思いましたが、普段どおり発表したり、活動したりして頑張っていました。

  

  

 2年生の学級活動ではメディアに関する家庭内でのルールについて、5年生の家庭科ではソーイング(玉結びと玉止め)の動画を見ながら、子どもたちと保護者が一緒になって取り組む参観日ならではの姿が見られました。

  

  

プール清掃 ~6年生~

 13日(火)の午後に6年生はプール清掃を行いました。

 6月26日(月)からのプールでの授業開始に向けて、先週は職員で落ち葉や泥など1年分の汚れを取り除き、6年生が仕上げとして一生懸命に磨いてくれました。6年生がよく頑張ってくれたおかげで、とてもきれいになり、予定した時間より早く終わることができました。1年生から5年生には、6年生に感謝しながらプールでの授業を楽しんでほしいと思います。

  

  

  

授業風景 ~2・4・5年生~

 13日(火)に2年生は、体育館でフラフープやマット運動、ボール投げなど体づくり運動をしました。クラスごとで3つの運動に順序よく取り組んでいましたが、みんな元気に楽しそうに活動していました。

 4年生は、国語で手紙を書く授業で、誰に書くのか自分で考えて友だちにその理由まで説明したり、遠足でお世話になった施設の方に手紙を書くのにタブレットで季節のあいさつを調べたり、熱心に取り組んでいました。

 5年生は、算数で小数のわり算の練習として、AIドリルを使って黙々と問題に取り組んでいました。湿度が高く蒸し暑い日でしたが、子どもたちは暑さに負けず一生懸命学習に取り組んでいます。

  

  

  

交通安全教室を行いました。

 12(月)の1~4校時は、学年ごと(1・2・4・5年)に体育館で交通安全教室を行いました。

 交通安全協会の方々に御協力いただき、低学年の子どもたちは、道路に潜む危険から止まって確認することの大切さを再確認したり、横断歩道の歩き方を練習したりしました。また、4・5年生は、自転車の正しい乗り方などについて学習しました。どの学年も交通安全協会の方の話をしっかり聞いて、質問にもはっきり答えるなど真剣に取り組み、交通安全への意識を高めることができました。

  

  

  

  

 是非、ご家庭でも交通事故に遭わないように通学路で注意すべきところや自転車の乗り方などについて話題にしてみてください。また、自転車に乗る際は、大切な命を守るためにヘルメット着用をお願いいたします。

田植えを頑張りました(5年生)

 9日(金)に5年生は、田植えをしました。子どもたちの日頃の行いのおかげなのか、昨日までの天気と打って変わって、絶好の田植え日和となりました。

  

 子どもたちは、地域の方から苗の植え方について教えていただき、いざ、田んぼの中に入ると「うわー」「ぎゃー」「足が抜けない」など声をあげてはしゃいでいました。いよいよ、田植えがスタート。子どもたちは、最初はなかなか上手くいかずに何度もやり直す場面が見られましたが、回数を重ねるうちにコツをつかみ、どんどんペースアップしていきました。中には、腰までどっぷり田んぼの中につかる子どももいて、楽しんでいるようでした。

   

  

  

  

  

 今回の田植えでは、地域の皆様や保護者の皆様など多くの方々の御協力をいただきました。皆様のおかげで子どもたちは貴重な体験ができ、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

五十市小学校オリジナルの「しおり」を寄贈していただきました

 7日(水)に障害者支援施設「ハッピーヒル」様より、五十市小学校に「しおり」を寄贈していただきました。下の写真がその「しおり」と「贈呈式」の様子です。

  

 ハッピーヒル様では、障がいのある方の自立支援や使用されず廃棄される紙パックの再利用を目的に、紙パックの表面シートを剥がして細断し、紙すきなどをされながら「しおり」や「コースター」、「名刺」などを一つ一つ手作業で作製されているそうです。

 子どもたちは、SDGsについて学習していますが、ハッピーヒル様の取組は、まさにSDGs活動であり、子どもたちにとって身近な教材として授業でも紹介させていただきたいと思いました。

 今回、校名や目指す学校像が印刷された3種類のしおりを300枚寄贈していただきました。この「しおり」は、本校の図書イベントで活用させていただく予定です。この「しおり」を手にしたときの子どもたちの様子が楽しみです。ハッピーヒルの皆様、本当にありがとうございました。 

【寄贈にあたって】

 ハッピーヒル様では、これまでも様々な団体等へ寄贈する社会貢献活動に取り組まれており、今回は代表の方が、本校の保護者であったことから、本校へ寄贈していただきました。

授業風景~3年図工・5年算数~

 7日(水)、3年生は図工で、写真立てを作りました。紙粘土を使ってフレームに飾り付けをしていましたが、子どもから「何をイメージして作ったと思いますか?」と聞かれたため「海」と自信をもって答えたところ、正解は「沖縄」でした。よく見ると確かにハイビスカスがありました。

  

 5年生は、算数で小数のわり算の計算方法を考えていました。子どもたちが苦手としやすい単元ですが、自分たちで考えた2種類の方法で実際に計算し、答えが合っているかどうか確かめ、計算方法をしっかりと言葉で発表して、まとめていました。子どもたちは、問題を解決する学習の流れがしっかりと身に付いており、意欲的に取り組んでいました。

  

 子どもたちの思考力や表現力の素晴らしさを感じさせられる時間でした。

授業風景~1年音楽・6年書写~

 6日(火)の5校時に1年生は、音楽の時間に「リズム遊び」をしました。子どもたちは、音楽に合わせて思いっきりジャンプしたり、両手でたたいたりしてリズムを表現していて、とても賑やかで楽しそうに活動していました。

  

 打って変わって、6年生は書写でした。誰一人声を発することなく静寂な雰囲気の中、集中して一筆一筆気持ちを込めながら「旅行」と書いていました。流石、最上級生。その姿を見ながら、もしかしたら11月の修学旅行を思い浮かべながら書いているのかなと感じたところでした。

  

授業風景~歯と歯ぐきの健康を守るために~

 今月の保健の目標は、「丁寧に歯を磨こう」となっています。

 6年生は、学級活動の時間に保健室の先生が講師となり、「歯と歯ぐきの健康を守る方法」について学習しました。授業では、まず、歯のつくりや歯を守るための日本とスウェーデンの取組の違いについて学びました。その後、むし歯になる原因について考え、意見を発表していましたが、先生の補足が必要ないくらい詳しい説明をしてくれる子どもがいて、知識の豊富さや関心の高さに驚かされました。

  

 最後にむし歯や歯周病の予防方法について学び、実際に鏡を見ながら正しい歯磨きの仕方を確認しました。

  

  

 今日の学びを生かして、これからも自分の歯を大切にしてくれることと思います。

 

 

授業風景(4年図工・6年総合)

 4年生は、図画工作で自分のお気に入りの木を描き、色塗りをしていました。青色の絵の具に水を少しずつ何度も加えて、納得いくまで薄めながら、上手に背景の空の色を表現していて、子どもたちの豊かな感性が感じられます。

  

 6年生は、総合的な学習の時間で日本や海外の発電に関する歴史や事情について、タブレットを使って黙々と調べ、班の友だちと熱心に意見交換しています。どんな違いがあるのか、SDGsの視点からのまとめが楽しみです。

  

五小職員の輝き ~授業研究を通して学び合い~

 31日(水)の3校時に4年生で国語科の模擬授業が行われました。 

 授業では、子どもたちは解決すべき課題を「めあて」として、しっかりと意識しながら、一生懸命に取り組んでいました。話し合う場面では、自分の考えを班の友だちと伝え合いながら班の考えとしてまとめたり、自分の班の考えを他の班の友だちと伝え合った後、自分の班に持ち帰って考えを練り上げたりしていました。最後は、自分たちで気付いたことや分ったことを自分の言葉でまとめて発表するなど、見事に子どもたちが自分たちで課題を解決することができ、達成感を味わっている様子がうかがえました。

   

  

   

  

   

 この模擬授業とは、新規採用の先生が研究授業を行うにあたり、ベテランの先生が授業を事前に行ってみせるものです。本校の校内研究では、模擬授業や研究授業など年間を通して全職員で授業研究に取り組み、学び合う中で、それぞれが授業力を高めることを目的に取り組んでおり、組織力の向上にもつながっています(メンター方式と言います)。

 五小職員は、子どもたちの学力向上、そして自信と誇りをもった五小っ子の育成をめざして、チーム五十市として日々頑張っています。